最近「馬肉」が注目を集めているみたいです。
人気の一番の理由は、高タンパク質＆低カロリーでその上低脂肪であること。
さらに、カルシム、鉄分、α-リノレン酸などの含有量が、牛肉、豚肉、鶏肉などより圧倒的に多いからです。
馬肉をアスリートが好んで食べるなんていう噂が起こっているのも、人気の理由の一つみたいです。
アスリートには余分な肉は敵なので、高タンパク質で低カロリー、低脂肪のヘルシーな馬肉は魅力的みたいです。
ドッグフードで馬肉を使うのは、食物アレルギー対策なケースも多いようです。
また、食が細くなった高齢犬にも少量でも栄養が取れるし、消化吸収が良いのでシニア犬向きと評判がよいみたいです。
最近、馬肉を生肉として愛犬に与える飼い主さんも増えているそうです。
私も個人的には、犬用の生肉としては「馬肉」が一番適していると思っています。
その証拠の一因として、ペットショップやネット通販で購入する犬用の生肉を少しチェックしてみてください。
すぐに圧倒的に馬肉が多い事実に気づくはずです。
参考記事：「チワワは生肉を食べてもいい？おすすめナンバーワンは馬肉だ」
馬刺しなんて言葉があるように、人間が唯一安心して生肉で食べれるのが馬肉。
この事実からも、馬肉が生肉に向いていることが感じとれます。
でもちゃんとした理由も存在するのです。
馬は体温が、牛や豚、鶏などと比較した場合、約 5～6 度も高い動物なのです。
そのため、食中毒の原因となる寄生虫（トキソプラズマ・カンピロバクターなど）が付きにくいのです。
しかし安心しきってはダメです。
馬にも危険性があり、特殊な菌とされる「サルコシスティス・フェアリー」が付着している可能性があります。
いくら安全度の高い馬肉といえども、 100 ％安全なわけではありません。
ドッグフードには粗悪フードも星の数ほどあり、4Dミート（病気や死んだりした動物の肉で、人間が食べれない規格の肉）を使用したようなフードもあります。
また、肉類とか○○ミールなどといった表記の副産物がよく使用されており、問題となっています。
ところが、馬肉をメインとしたドッグフードの原料表記を見ていても、「ホースミール」などの表記はまず見かけません。
その意味するところは、しっかり馬を生肉として使用しているからに違いありません。
今回も、12の馬肉を原料とするドッグフードをチェックしていて感じたのですが、みんな原料が凄く優秀なのです。
高価なお肉である馬肉は多分もったいなくて、ミールなどの副産物として使ったりしないということなのでしょう。
この事実だけでも、馬肉メインのドッグフードは信頼性が高く、原材料が優秀であるとすることができるメリットがあります。
実際に冒頭でも述べたように馬肉は、他の肉と比較して非常に栄養価が高いメリットがあります。
そのため馬肉ドッグフードには、次のような効果が期待できます。
・皮膚トラブルや毛並みの質の改善。
・消化吸収が良いのでシニア犬向きで、便通が良くなる。
・鉄分が多く貧血予防によい。
・嗜好性が高くワンちゃんの食いつきがよい。
馬肉の魅力を感じてもらえたと思いますが、実際に馬肉がメイン原材料のおすすめドッグフードには、どのようなものがあるのか続いて紹介していきましょう。
１．馬肉がメイン原料であること
ドッグフードのメイン原料を調べてみると、なかなかメイン動物タンパク質に馬肉を使用したドッグフードは見当たりません。
馬肉に興味を持ってフードを探すとすれば、ちょこっと脇役で使われていては意味がありません。
しっかり馬肉が、第一主原料として使用されているドッグフードを選ぶことがまずは第一条件となります。
２．無添加であること
これは全てのドッグフード選びの原点です。
食べ物である以上、安全が第一。
危険な成分が添加されていては問題外です。
３．ヒューマングレード・グレインフリー
あなたが食べれないドッグフードを、愛犬のチワワに与えたりできないでしょう。
チワワに馬肉を食べさせたいとお考えならば、人が食べても安全な馬肉を含むドッグフードを選びましょう。
また、チワワが消化不良を起こして体調を崩す可能性のある、穀物を含まないグレインフリーのドッグフードを選びましょう。
上記3つの項目を踏まえて、人気馬肉ドッグフードを紹介。
| 商品名 | メインの肉 | 無添加安全性 | ヒューマングレイド |
| 馬肉自然まつり | 馬肉・鶏肉 | ○ | ○ |
| ナチュロル | 牛・鶏・馬・魚55% | ○ | ○ |
| プリモ | 牛、鶏、馬、レバー、魚、豚 50% | ○ | ○ |
| ドッグフード工房 | 馬肉 | ○ | ○ |
| A-WAN | 馬肉60% | ○ | ○ |
| Terra（テラ） | 馬肉・すなぎも | ○ | ○ |
| ジェフドッグ | 牛、鶏、魚 | ○ | ○ |
| PERORI | 馬肉・すなぎも | ○ | ○ |
| 無添加ドッグフード安心 | 牛、豚、鶏、馬、魚肉、牛レバー | ○ | ○ |
| フレッシュファクトリー | 馬、白身魚肉、青背魚肉、アナゴ | ○ | △ |
| みちのくファーム | 馬肉 | ○ | △ |
馬肉仕様のドッグフードを12商品ピックアップしました。
今回ピックアップした12商品の特徴は、必ず食材として馬肉を使用していることです。
全商品とも化学合成物質などの添加物は使用しておらず、優良なドッグフードです。
原材料もかなりのこだわりを持ったフードばかりであり、軒並み馬肉ドッグフードは、プレミアムフードが多く、ヒューマングレードの品質だと感じました。
さらに今回、馬肉をメインに使用している点を第一の選定理由とし、安全面と原料のヒューマングレイドを評価し、おすすめできると認めた馬肉ドッグフード5選を12商品から選び出したのでランキング紹介します。
また、馬肉をメインとしたドッグフードにこだわって選出しているため、さらなる厳選選出を実施し、馬肉を含む2種類までとし、多種の肉が使用されているドッグフードは選出から除外しました。
そのため、例えばナチュロルなどは、当サイトでは最高評価のドッグフードの一つですが、そのような選定理由から、今回は除外しました。
なおとても優秀なドッグフード5選ですが、グレインフリーではありません。
選出した馬肉ドッグフードは、何かしらの穀物を含んでいました。
また、なかなか馬肉をメイン食材としたドッグフードでは、完全グレインフリーというフードはないみたいでが、それを補う魅力が食材の馬肉にはあります。
そのような中でも「馬肉自然づくり」は、グルテンフリーの域には達しています。
＜馬肉を使ったおすすめドッグフードランキング＞
１位「【馬肉自然づくり】」
ナンバーワンのおすすめ馬肉ドッグフードは「馬肉自然づくり」です。
商品名を見ているだけでも、馬肉の安全にこだわった感じが伝わってきませんか。
そんならしいこだわりのネーミングを行っているのも、メイン原材料の馬肉元が、熊本県の馬刺し専門店だからです。
これだけでも「馬肉自然づくり」の馬肉の質の良さが分かります。
人間が食べる馬刺しと同じ鮮度の馬肉を使用するわけですから、間違いありませんね。
馬刺しは必ず、注文を受けた後にさばいたものを使用するこだわりようです。
なお、食べやすい小粒サイズなのでチワワも安心です。
馬肉プラス鶏肉で、粗たんぱく質も 27 ％以上と高タンパク質を誇ります。
また、粗脂肪はわずか 11.1 ％と低脂肪を実現しており、馬肉の期待にたがわぬ本領を発揮しています。
さらに、不飽和脂肪酸が63%も含まれた馬油が使われており文句なしです。
ただし気になる点は、原材料として、玄米、大麦、ハト麦が使用されている点です。
いわゆるグルテンフリーというものですが、私は、玄米はまあいいかなあと思いますが、やはり大麦とハト麦は少し気になります。
とりあえず穀類の中では、消化の良い低アレルゲンのものだとは思います。
2位「ドッグフード工房」
ドッグフード工房の馬肉の特徴は、人間用の放牧馬肉を使用していること。
馬肉にこだわる理由の一つが、食物アレルギーに対するこだわりです。
そのため、アレルゲンになりにくいといわれる馬肉を原材料に使用しているのです。
タンパク質が20%とかなり低めなのが特徴。
低タンパク食を必要とする愛犬には必須。
生肉などをトッピングしたいケースの飼い主さんにもおすすめです。
少し気になる点が、第2主原料が小麦なことです。
その他は文句ありません。
３位「A-WAN」
60%も馬肉を使用しているのは凄い。
馬肉は国産もの。
コーングルテンが使われているのがA-WANの特徴。
コーングルテンには、腸内の乳酸菌を増やす働きがあります。
愛犬にコーングルテンによるアレルギーさえなければ問題なし。
４位「PERORI」
馬肉は国内でなく南米産。
当然ですが、食品衛生検査工程済です。
メイン素材は馬肉と鶏肉。
穀類が使用されているので、小麦アレルギーがあるワンちゃん要注意。
通常価格1,814円→初回価格1,458円(800g)の割引有。
５位「Terra（テラ）」
Terra（テラ）は、「ann.」のオリジナル馬肉ドッグフード。
馬肉は、ニュージーランド産及びメキシコ産を使用。
乳酸菌入りであるのが特徴の一つ。
腸内環境に優しいのが魅力。
穀類が使用されているので、小麦アレルギーがあるワンちゃん要注意。