人間は高齢になれば食べ物の好みが変わってきます。
量も若い時ほどは食べられないし、脂っこい物なども苦手になってきます。
これは体が自然と受付けなくなっていくからです。
チワワだって老犬になれば同じです。
人間のように口に出して文句はいえませんが、食も細くなるし、運動量も減るから、カロリーが高いフードでは肥満になってしまいます。
だからワンちゃんも、シニア期になればドッグフードを切り替えることも必要です。
ずっと好みの食べ慣れたフードが理想に思えますが、加齢にともなって人間だって好みが変わるように、愛犬も今までのフードでは不満を感じ出している可能性は高いわけです。
今回は、チワワが老犬になったらご飯を切り替える理由と、おすすめのドッグフードなどを紹介します。
ワンちゃんは人間より寿命が短いため、早く歳をとっていきます。
また、大型犬と小型犬でもシニア期が異なってきます。
チワワなどの超小型犬&小型犬・中型犬ならば、9歳ごろからシニア期といわれています。
人間の年齢に置き換えれば、50代に当たります。
また、成長の早い大型犬だと7歳からシニア期となります。
このため、ドッグフードの切り替えは、大型犬なら7歳以上、小型犬・中型犬ならば、9歳以上になったらそろそろ考え始めるべきでしょう。
チワワが老犬になれば以下のような特徴が生じてきます。
・食が細くなる。
・胃腸が弱る。
・歯が弱り噛む力も低下する。
・運動量が減る。
・足腰が弱り、関節が痛む。
上記のような特徴を考えてみると、望むべきご飯のイメージが伝わってきます。
チワワの食がますます細くなるから、少量でも高タンパク質が必要だな。
胃腸が弱れば、消化吸収が良くないとダメだ。
歯が弱れば、柔らかい食べ物がいいな。
運動量が減るから、低カロリーにしないと太ってしまう。
足腰や関節が弱るから、補える栄養素が欲しいな。
まあこんな具合に、大まかなイメージが湧くわけです。
それでは具体に、シニア犬の健康をサポートするためのご飯のポイントを紹介しましょう。
ポイント1:高タンパク質
老犬になれば食が細くなります。
当然食べられる量が減少するため、その少ない量で栄養をとるためには高タンパク質なご飯が必要になります。
また、筋力も低下していきます。
したがって、低タンパク質なご飯であれば、ますます筋力の低下を促進させてしまいます。
ポイント2:低脂肪・低カロリー
チワワがシニア期になれば、運動量が減少します。
当然、1日に必要なエネルギー量も減少します。
通常、成犬と老犬を比較したケースでは、老犬は10~15%程度1日のエネルギー量を減少すべきだと言われています。
このため、低脂肪・低カロリーの食事とするべきなのです。
このような注意を払わないと、運動量が減った高齢犬は肥満しやすくなってしまいます。
ポイント3:消化の良い食材とする
シニア犬用ドッグフードがいろいろ販売されています。
しかし残念ながら市販の多くの安価なドッグフードは、添加物が大量に含まれており、メイン食材がかさ増し目的のワンちゃんにとって消化しずらい苦手な穀物だったり、4Dミート(病気や
死んだりした動物の肉で、人間が食べられない規格の肉)の粗悪な低品質の原材料が使われています。
ワンちゃんは本来肉食のため、肉や魚などの動物タンパク質が消化しやすいのですが、穀物などの植物性の原料中心では、老犬の弱った内臓ではますます消化不良を起こして腸内環境が悪化してしまいます。
原材料も国産などの現産地が分かれば安心できます。
ポイント4:骨を生成したり関節に良い成分
老犬になれば足腰が弱り、関節などが痛んできます。
そのため、関節に良い成分が含まれているドッグフードが必須条件となります。
チェックしたい代表的成分は以下の2つです。
・グルコサミン:軟骨を再生してくれます。
・コンドロイチン:軟骨の柔軟性を保ちます。
愛犬のチワワがシニア期に突入して、弱り始めたケースで食べさせたいご飯を紹介します。
シニア犬用とされるドッグフードには、チワワが老犬になった際に、必要な栄養素が考えて含まれているためおすすめです。
また、肉では老犬には馬肉がおすすめです。
最近、馬肉は老犬に良いと評判を集めています。
そしてさらに生肉が良いと言われています。
・馬肉が疲労回復に適している。
・生肉は肉食のワンちゃんと相性が良く、消化吸収が良い。
・生肉は嗜好性が高く、食いつき良い。
このような理由から馬肉のしかも生肉は、チワワがシニア期に入って弱り始めた際に、食が細くなって少ししか食べれなくても、高い栄養が得られる上に疲労回復に優れて消化吸収が良いのです。
チワワがシニア犬になったケースでは、馬肉のしかも生肉がとてもおすすめです。
そこでおすすめしたい商品が「馬肉パラパラミンチ
関連記事:「老犬に絶大人気の馬肉パラパラミンチ!特徴と効果と与え方」
写真のようなイメージで、ドライフードや茹でた野菜とトッピングして、老犬に食べさせてあげるのがおすすめとなります。
「シニア犬のオススのドッグフード」
メインとなるシニア犬に食べさせたいおすすめのドッグフードが2つあります。
一つ目がおすすめの馬肉に注目した、メイン食材に馬肉を使用した「馬肉自然づくり」ドッグフードです。
馬肉が老犬に適した魅力を最大限に生かしたドッグフードです。
馬肉自然づくりが老犬に効果的でオススメな理由を次の記事でチェックしてみましょう。
関連記事:「馬肉自然づくりドッグフードの評価!魅力や成分と口コミ評価」
「シニア犬のためのグレインフリードッグフード『ピッコロ』
2つ目は、シニア犬専用に作られたドッグフードである「ピッコロ」ドッグフードです。
ピッコロはシニア犬向けのドッグフードのため、シニア向けのみのラインナップにこだわって作られており、老犬には最もオススメしたいドッグフードです。
動物性タンパク質は、主原料となるチキンとサーモンの配合が70%と驚異的な高さを誇り、よくある実際は乾燥肉ばかりなんてフードではなく、しっかり生の素材を利用しており、まさに老犬には理想的でしょう。
粗タンパク質も34%とかなり高めで、老犬にとって文句無しです。
当然、保存料、香料、着色料、防腐剤、酸化防止剤といった人工添加物も100%一切使用していません。
また、穀物の使用は一切行っておらず、こだわりのグレインフリーとすることで、老犬の消化の負担を完全に取り除いています。
ピッコロがシニア犬専用としての最大のこだわりを持つ魅力の一つが、関節サポート成分を使用していることです。
・グルコサミン
・コンドロイチン
上記成分を使用することで、老犬に生じる関節炎にも対策バッチリの心使いです。
本当にシニア犬向きに徹底した栄養価にこだわり、子犬にはちょっと向いていないほど
であり、ここまで徹底したラインナップを組むフードは他になかなか見つからないほどです。
それだけにシニア期に入ったならば、是非試してもらいたいドッグフードです。