ブッチドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

ブッチドッグフードの感想評価&商品解説

「記事の内容構想」
1.ブッチドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。

2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。

3.愛犬にブッチを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ブッチ」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にブッチを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

ブッチは、ニュージーランド産のチルドタイプの「ミートロール」と呼ばれるドッグフード。

それでいて総合栄養食の位置付けとされるのが大きな特徴。

ドライタイプ以外での総合栄養食は珍しく貴重な存在です。

ドライタイプに食いつきが悪い愛犬には救世主となり得ますね。

まず最初に基本情報をチェックしてみましょう。

ブッチドッグフードの基本情報

原産国 ニュージーランド
メイン食材 ブラックレーベル:ビーフ(生)33%、ラム(生)25%、チキン(生)18.5%

ホワイトレーベル:チキン(生)80%

ブルーレーベル:チキン(生)67%、フィッシュ(ムロアジ等)25%

ドッグフードの形状 半生タイプ(チルド・ミートロール)
賞味期限 未開封:6ヶ月程度。(開封後:冷蔵保存で10日以内)※冷凍保存時は6ヶ月が目安
価格 通常購入:1,404円(800g) 2,808円(2kg)

定期購入:1,263円(800g) 2,527円(2kg)

特別トライアルセット:3,000円(特別お試し価格)

コスパ(1kgあたり) 1,755円 1,578円
対応年齢 オールステージ(全年齢対応)
ヒューマングレード
人工着色料・人工添加物
グレインフリー △(玄米・トウモロコシ種皮を含む)
※トウモロコシはグルテン除去
販売元 株式会社ブッチ・ジャパン・インク

ブッチ ドッグフード

初回限定の「特別トライアルセット」がオススメ

ブッチでは、初回限定の「特別トライアルセット」を用意してくれています。

これがかなりの太っ腹で超オススメ!

3種類のブッチ(各800g)が入っており、通常価格4,374円(税込)が、特別お試し価格の3,000円(税込)で購入できます。

セット内容は次の通りの3種類。

「ブラック・レーベル(BLACK LABEL)」

ブッチのベストセラー商品。
主原料:牛赤身肉33%、ラム肉25%、鶏肉18.5%(総量の76.5%)

「ブラック・レーベル原材料」
ビーフ(生)33%、ラム(生)25%、チキン(生)18.5%、大豆 8.5%、野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)7.7%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)2.5%、玄米(破砕・ゆで)2.3%、魚油(オメガ3脂肪酸)1.3%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)0.1%、ケルプ(海藻)0.1%
「ブラック・レーベル成分分析値」
成分 含有量
粗タンパク質 10.5%以上
粗脂肪 8.0%以上
粗繊維 1.0%以下
粗灰分 3.1%
カルシウム 0.67%
リン 0.53%
水分 70%以下
塩分 0.3%以下
カロリー 121.4kcal/100g

「ホワイト・レーベル(WHITE LABEL)」

肉類は鶏肉80%のみ(総量の80%)
赤身肉が苦手なワンちゃん向き。

「ホワイト・レーベル原材料」
チキン(生)80%、野菜類(ニンジン、コーン、エンドウ豆)7.5%、大豆 4%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)4%、玄米(破砕・ゆで)2%、魚油(オメガ3脂肪酸)1.3%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、カルシウム、リン、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)0.1%、ケルプ(海藻)0.1%
「ホワイト・レーベル成分分析値」
成分 含有量
粗タンパク質 10.5%以上
粗脂肪 8.0%以上
粗繊維 1.0%以下
粗灰分 3.1%
水分 70%

「ブルー・レーベル(BLUE LABEL)」

主原料:鶏肉67%、魚肉25%(ムロアジ等)(総量の92%)
肉と魚をバランスよく配合。
実はニャンコも食べられるフードです。

「ブルー・レーベル原材料」
チキン(生)67%、フィッシュ(全体/ムロアジ等)25%、玄米(破砕・ゆで)3.5%、穀類(トウモロコシ種皮/グルテン除去・繊維源)2%、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)1%、魚油(オメガ3脂肪酸)1%、パセリ 0.2%、ケルプ(海藻)0.1%、ビタミン・ミネラル類(ビタミンA、ビタミンB1[チアミン]、ビタミンB2、ビタミンB3[ナイアシン]、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、葉酸、パントテン酸カルシウム、タウリン、カルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウム、塩化コリン、鉄、亜鉛、銅、マンガン、ヨウ素、セレン)0.1%、ユッカ 0.1%
「ブルー・レーベル成分分析値」
成分 含有量
粗タンパク質 11.0%以上
粗脂肪 8.0%以上
粗繊維 1.0%以下
粗灰分 3.4%
水分 70%

「総合栄養食への疑問」

ブッチの一番の特徴は、ドライとウェットの中間ぐらいに位置するタイプの「ミートロール・チルドタイプ」でありながら、総合栄養食であること。

ブッチに含まれる水分量は約70%、そのためブッチの食感はハムやソーセージと同じ。

だから非常に風味が良く、喉越しだって最高なわけです。

したがって嗜好性が高く食いつきがめちゃ凄いときゃいます。

ドライフードが苦手で食いつきが悪い愛犬でも、ブッチならまず問題なく食べてもらえます。

ウェットタイプならよく食べてもらええるというのと同様なわけです。

そして嬉しいのが、ブッチがドライフードと同じ栄養価を含む、総合栄養食であることです。

でも実際には、成分分析値を見て首をかしげる飼い主さんがいるのではないでしょうか。

その理由は、粗タンパク質が10.5%以上の表記であることでしょう。

AAFCO(全米飼料検査官協会)が定める粗タンパク質の基準は次の通り。

「AAFCOが定める粗タンパク質の基準」
子犬:22.5%以上
成犬:18%以上

このため、ブッチの粗タンパク質10.5%以上の数値はあまりにお粗末なわけです。

こんな値では総合栄養食とは認められないわけであり、当然これには理由が存在します。

ブッチには水分量が70%も含まれているため、通常のドライタイプとはパーセンテージを求める計算方法が異なるのです。

水分量が多いケースでの計算式は以下の通りとなります。

粗タンパク質の値 ÷(100-水分量)

上の式を当てはめ計算し直せばこのような数値になります。

ブッチの粗タンパク質=10.5÷(100-70)=0.35%

つまり、ブッチの粗タンパク質は、「35%以上」で表記できるのです。

これなら文句なしですね。

「ヒューマングレード」

ブッチは原材料にこだわりヒューマングレード(人間が食べられる基準の原材料)。

もちろん人工添加物も一切使用していません。

新鮮な肉の含有量が、最大約90%含んでおり魅力一杯。

初回1,374円割引でお得!公式サイト限定


ブッチドッグフードの3つのこだわりポイント

ポイント1高品質&安全性

ブッチの原材料はすべて、環境規制が世界一厳しいといわれるニュージーランド産。

第一次産業省(日本の農林水産省)による厳格な検査をクリアした生産農家から供給される新鮮な原材料のみを使用し、その日のうちに工場で製品化します。

また、トレーサビリティがバッチリ。

使用している肉の誕生から出荷までの情報が追跡可能。

だから、誰がどこで作り納品したかまですべて分かります。

高品質&安全性がキープできるわけです。

さらに、人工添加物は当然一切未使用でグルテンフリー。

ポイント2高い食いつきの秘訣

当然素材が最高ですが、高い食いつきをキープするための秘訣がしっかり製法にも隠れています。

ブッチは、一般的なドライフードのような高温加熱処理法ではなく、100℃未満の低温で15分以内に全体を加熱後、すぐにパッケージ包装することにこだわっています。

これで、肉本来の栄養素や風味がしっかり保存され、ワンちゃんの食いつきに違いがでるのです。

3本とも見事に味と特徴が異なりお見事。

どんなワンちゃんでも、3本のうちのどれかは食いつきがいいはずです。

食欲モリモリのワンちゃんにはブラックがおすすめ。

赤身肉が苦手ならホワイトを選んで。

また、皮膚疾患やアレルギーが気になる子にもホワイトがおすすめです。

ブルーならニュンコと一緒に食べれますよ。

魚好きワンちゃんにはもってこい。

ポイント3理想の水分量

ブッチに含まれる水分量は約70%。

このイメージはまさしく生肉。

当然食感は最高で風味も残り、ワンちゃんにとってはとても食べやすいフードです。

噛む力が弱くなり、胃腸も弱いシニア犬には向いています。

また水分を多く含むから水分補給や便秘対策にも効果があります。

さらに嬉しいのが、口内環境が良い状態に保たれること。

これはブッチに水分が多いことが理由なのです。

つまり柔らかいから、歯の間に挟まったりしないのです。

そのためワンちゃんの悩みの一つである歯垢が、溜まりにくいとういメリットが働きます。

ブッチのデメリットは?

「保存期間が短い」

ブッチは水分が多いチルドタイプのドッグフードなので、開封後は長持ちしません。

開封後は、冷蔵庫保存で10日以内に食べきるのが絶対条件。

ドッグフードのイメージは捨てましょう。

普段扱う「食品」と同じだと思えば間違いありません。

保存方法は、ラップを断面に巻いて輪ゴム止めがオススメ。

なお、特別トライアルセットを購入すれば特典で専用のキャップがついてくるので利用すればとても便利。

キャップは、通常なら162円で購入可能です。

見事にピタっと密着してくれて使い勝手が最高。

下側に使用すればブッチを立てることもできちゃいます。

また、冷凍保存も可能です。

6ヶ月程度は持ちます。

冷凍する場合の注意ポイントは、先にカットしておくこと。

このひと手間をさぼってしまうと後が大変。

必ず先にカットして小分けにする。

それからラップで包んで、更にジップロックに入れるのがおすすめです。

なお、解凍する場合は、レンジでチンはあまりおすすめできません。

結構ムラになったりしてしまいます。

ちなみに、レンジでチンについて追加で情報を入れておきます。

ブッチを買うと付いてくるパンフレットには、レンジで30~40秒程度温めると与えやすくなると書いてあります。

しかし小さく分割しすぎると、チンするとドロっと溶けてしまいます。

そのためカットする大きさと、チンの時間を確認しながら適したバランスを見つけ出す必要があります。

おすすめは、時間を短めに設定してチェックしながら、チン時間を追加していくことですね。

さて、おすすめは前日に冷蔵庫に移しておくこと、このひと手間さえかければOK、何にも問題はありません。

「軟便になりやすい」

口コミを見ていても、ブッチを最初食べて軟便や下痢になるワンちゃんが多いようです。

これは、ブッチの70%という高い水分量が影響しています。

それまでの10%しか水分量がなかったドライフードと比較すれば、だんちの差となります。

内臓が慣れるまでは、軟便にどうしてもなりやすいものです。

またビートパルプが入っていないことも原因の一つと考えられます。

これはブッチのみならず、余分な添加物が一切入っていないプレミアムフードに変えた場合にしばしば起こる現象です。

ビートパルプには、強くうんちを固める作用があるのです。

その作用が働かなくなったため、軟便に一時的になってしまいやすいのです。

新しいフードに変更した際には、ウンチに影響がよく生じるものです。

ワンちゃんの体が慣れるまでは、元のドッグフードと混ぜるなどの工夫を行い、新しいフードの量を少しずつ増やして、正しい給餌量まで慣らしていくのがおすすめです。

「グレインフリーでない」

ブッチの評価が当サイトでSでなくAとなった最大の原因が、グレインフリーでないことと値段が少し高いためです。

しかし食いつきがよいチルドタイプのドッグフードにこだわった場合、間違いなくナンバーワン評価がブッチとなります。

総合栄養食にまでなれる品質及び栄養価を満たすチルドタイプのフードは他にまずありませんね。

さて問題のグレインフリー問題に目を向けてみます。

ブッチの原材料には、トウモロコシ種皮が入っています。

実際にブラック・レーベルを切ってみると、大豆やトウモロコシが丸ごとゴロっと入っており、ビックリした経験をお持ちの飼い主さんも多いはずです。

しかししっかりトウモロコシはグルテン除去が施されており、大豆も万全の処理がされています。

しっかりグルテンフリーとなっており、アレルギーがあるワンちゃんも安心です。

しかし口コミを見ていると、大豆やトウモロコシが消化されずにウンチと一緒に出てきたなんていう声もあり、消化の悪い食材であることは間違いのない事実といえます。

また、玄米はゆでて破壊処理が施されているそうですが、完全なグレインフリーにこだわる方には気になるところでしょう。

なお、玄米にはビタミン・ミネラルがたっぷり。

だから当然ですが、よくある「カサ増し」目的ではなく、「栄養」にこだわり穀類を消化しやすく処理して使用しています。

3本あるので1つくらいは、完全なグルテンフリーのレーベルにして欲しかったです。

これからに期待です。

「凝固剤が必要」

このタイプのフードには凝固剤は必須の宿命。

当然ブッチにも、次の4つの凝固剤が入っています。

・カラギーナン
・ローカストビーンガム
・カシアガム
・グアーガム

気になるところですが、お菓子などにもよく使われる安全性の高いものを厳選使用していますね。

現在は「発がん性はない」と報告されており、必要以上に神経質になる必要はありません。

口コミ情報によるメリット・デメリット

「ブッチの悪い口コミ」

シーズー(メス)

どうしても価格が高く気になります。
トッピングするとか工夫はしていますが辛い。
送料無料になる金額も高い。

マルチーズ(メス)

食いつきはよく感じたのですが、何故か量が食べられません。
適量のはずが残してしまいます。

ミニチュアダックスフンド
メス)

下痢になりました。
量が多かったかと控えていますが、与えると軟便になります。
もう少し様子を見てみます。

ロングコートチワワ(オス)

トウモロコシが消化されずに、そのままウンチと一緒に出てきました。
やはり穀物は消化しにくいから、問題じゃないかと感じました。

「ブッチの良い口コミ」

柴犬(オス)

とにかく食いつきが違う。
食べ終わっても皿を舐めまくっています。
臭いを嗅いだだけでも、間違いなく美味しいと感じますね。

トイプードル(メス)

毎年夏バテするとめっきり食欲が落ちるのが悩みの種でした。
ところがブッチは、暑い夏場でもしっかり食べてくれます。
一つ悩みが解決です。

フレンチブルドッグ(メス)

毛並みと口臭が改善されました。
値段の問題もあり、ドライフードに混ぜて与えています。
温めても良いニオイのままですね。

チワワ(メス)

好き嫌いが激しく、ドライフードはなかなか食べてくれません。
ブッチをトッピングするようになってから、フードも残さず食べてくれるようになりました。
気になっていた涙やけが良くなってきました。

ミニチュアシュナウザー(メス)

シニア犬で食も細くなってきたのでブッチを購入しました。
栄養価も高いし、柔らかいから向いていると思って食べさせたところ、ガツガツたべてくれてビックリ。
食が落ちてきていた心配が、吹っ飛びました。

「口コミ感想まとめ」

ブッチを食べて軟便になる愛犬は多いですね。

理由は前述した通り。

慣れれば大概おさまっていきますよ。

値段はチルドタイプだから高くなるのは宿命。

小量でも栄養が高いし、食いつきアップを狙い、ドライフードとトッピングしてあげるのがおすすめです。

トッピングの自由度が高い「モグワン」とトッピングするのが一番のおすすめです。

大豆やトウモロコシはどうしても消化吸収が悪いもの。

シビアにそのまま原型で出てきてしまったりしています。

これはさすがに対応はなく、完全グレインフリーを期待するのみ。

一番の特徴が食いつきのよさ。

夏バテのワンちゃんでも食べられたと言ってましたね。

シニア犬にもおすすめです。

涙やけや毛並みの改善効果も期待できます。

こんな人たちにブッチはオススメ!

・ウエットタイプでの総合栄養食を探している。
・食いつきを良くしたい。
・消化がよく柔らかいフードを求めている。
・生肉をトッピングしたい。
・今までと異なる食感を求めている。

株式会社ブッチジャパンインク

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