グリーンプラスドッグフードを徹底評価！口コミ評判と原材料＆安全性

グリーンプラスドッグフードの感想評価＆商品解説

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「グリーンプラス」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にグリーンプラスを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

グリーンプラスは、長年親しまれた「グリーングレイン」をリニューアルした製品で、ミンシアという日本の会社が販売している国産のドッグフードです。

ウリは、自然素材の使用と米ぬかの配合にこだわったフードであり、毛艶が良くなると評判です。

野菜や穀物は契約した国内の農家・牧場から無農薬・減農薬のものを仕入れているというこだわりがあり、ヒューマングレイドな無添加フードであり安心できます。

ただしグリーンプラスは一般食なので、タンパク質や脂質がかなり低く、単独での常食はおすすめできません。

あと原料をチェックすると穀物の使用数がとても多く、特に高アレルギーゲンである小麦粉、トウモロコシ、大豆がそろい踏みで含まれており、アレルギー体質やお腹が弱く消化不良を起こしやすい犬に食べさせる際は、注意が必要で向いていません。

グリーンプラスには、お試しパックがあるため食いつき判断が可能で、定期購入もできるので、サービスは悪くないフードといえます。

今回は、グリーンプラスのラインナップの中から、「チキン」をメインに取り上げて紹介します。

グリーンプラスチキンの基本情報

原産国　　　　　日本
メイン食材　　　鶏肉
価格　　　　　　お試しセット：500円（税別）
通常価格：1kg／1,509円（税別）
定期購入：1kg／1,358円（税別） 10%OFF
対応年齢　　　　全年齢対応
賞味期限　　　　未開封なら1年、開封後は30日
販売会社　　　　株式会社ミンシア
住所　　　　　　石川県金沢市三馬2-252
電話番号　　　　0120-916-593
公式サイト https://www.inunekosyokuken.com/

グリーンプラスドッグフードの品質

「グリーンプラスチキン成分分析値」

成分　　　　　　　　　　　　　含有量
粗タンパク質　　　　　　　　　19.9%以上
粗脂肪　　　　　　　　　　　　2.9%以上
粗繊維　　　　　　　　　　　　2.3%以下
粗灰分　　　　　　　　　　　　1.2%以下
水分　　　　　　　　　　　　　7.0%以下
カロリー　　　　　　　　　　　373kcal/100g

グリーンプラスドッグフードおすすめポイント

「ノンオイルコーティング製法」

グリーンプラスはノンオイルコーティングであり、よく嗜好性向上のために行う動物性油脂を吹きかける粒へのオイルコーティングを行なっていません。

その証拠は、グリーンプラスを実際に手で触って見れば一目瞭然であり、手が油っぽくなりません。

オイルコーティングされたドッグフードは水に溶けません。

これに対してグリーンプラスは、ノンオイルコーティングのため水に溶けやすいです。

オイルコーティングすることで、確かにフードの嗜好性が向上されますが、素材本来の風味が消えてしまい、オイルの酸化による嫌なニオイが反対に生じてしまいやすくなります。

また、オイルコーティングに使用される動物性油脂には、粗悪な原材料が使用されている可能性が否定できず、犬のアレルギー症状の原因となる場合もあります。

「無添加＆ヒューマングレード」

グリーンプラスは、合成保存料、香料、着色料、防腐剤といった人工添加物を使用していません

栄養のための合成のミネラルとビタミンしか含まれておらず、原料は人間が食べられる基準の国産食材を使ったヒューマングレードフードで安心できます。

「お試しセット＆返品制度」

グリーンプラス チキン・ポーク(全犬用) 50gは、送料は無料で463円(税抜)のお試しセットが用意されています。

どんなに優秀なフードであっても、味の好みだけは千差万別であり、食いつきに差がでます。

このため、お試しセットが用意されているととても助かります。

また、グリーンプラスでは返品も可能となっています。

これは次の条件を満たす必要があります。

商品を未開封であり、かつ購入から8日以内に連絡した場合となります。

特に商品状態に問題がなければ返品OKとなり、全額返金してもらえます。

「価格」

グリーンプラスは、同社の製品の「マザープラス」の品質を崩さずもっと低価格なリーズナブル価格にできないかとの考えから生まれています。

このため、無添加、ヒューマングレードの品質を壊さず低価格を目指しています。

このため、肉の量が減り、栄養価が下がり一般食となっています。

しかしグリーンプラスの価格は、1kgで1,509円とマザープラスの1kgで2,500 円よりは、約1,000円も下がっています。

グリーンプラスドッグフードの気になる点

「アレルゲンが高い穀物」

グリーンプラスは、アレルゲンが高い穀物である小麦粉やとうもろこし、大豆を含み、さらに雑穀として大麦・玄米・はと麦・もちあわ・もちきび・玄ソバという具合に穀物のオンパレードで多く含まれており気になります。

確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。

このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。

しかしグリーンプラスは、注意すべき穀物である小麦粉やとうもろこしなどを含んでおり心配です。

肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。

また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。

必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。

「一般食」

グリーンプラスは総合栄養食ではなく一般食です。

そのため、単品で与えていると栄養面で不安が生じてしまいます。

グリーンプラスチキンのタンパク質は19.9%で、粗脂肪は2.9%と低いです。

AAFCO（米国飼料検査官協会）の最低基準であるタンパク質は、子犬が22.5%以上で成犬が18.0%以上、粗脂肪は子犬が8.5%以上で成犬が5.5%以上です。

理想とすれば、タンパク質は子犬が30%以上、成犬が25%以上、粗脂肪は10%は欲しいところです。

このため成長期の子犬や運動量が多い活動犬には物足りませんし、脂肪はエネルギー源なので足りないと元気が出ないし、2.9％しかないと長期的に脂質が足りなくなる可能性があり心配になります。

このため、肉や魚、サプリメントをプラスしたり、他のフードに加えるなどの工夫が必要となります。

口コミ情報によるメリット・デメリット

「グリーンプラスの悪い口コミ」

「グリーンプラスの良い口コミ」

「口コミ感想まとめ」

口コミは豊富ですね。

食付きが良い、毛艶がよくなった、値段がリーズナブルなどが良い口コミで多い声ですね。

悪い声では、吐いた、下痢になったなどの声が多く、穀物が多く、小麦粉、とうもろこし、大豆という高アレルゲン食材が配合されているだけに、アレルギー体質やお腹が弱く消化不良を起こしやすい子には向きませんね。

あとネックなのが、一般食である栄養面ですね。

品質的にはノンオイルフードで、国産の無添加なヒューマングレードで安心できます。

穀物にアレルギーを示さない子には、ローテの一つとして与えてあげても良いかもしれませんね。

グリーンプラスドッグフードの種類

「チキン」

国産の鶏肉を使用しており、牛肉や豚肉が合わない犬にはおすすめです。

「ポーク」

国産の豚肉を使用しており、ビタミンBが豊富。
粗タンパク質20.1%以上、粗脂肪4.9%以上、粗繊維2.3%以下、粗灰分1.3%以下、水分7.0%以下、カロリー382kcal/100g

「ビーフ」

国産の牛肉を使用。
粗タンパク質19.5%以上、粗脂肪6.8%以上、粗繊維2.3%以下、粗灰分1.1%以下、水分7.0%以下、カロリー393kcal/100g

「ホース」

カナダ産の馬肉を使用。
粗タンパク質18.7%以上、粗脂肪2.7%以上、粗繊維2.4%以下、粗灰分1.2%以下、水分7.0%以下、カロリー371kcal/100g

「マトン」

オーストラリア産の羊肉を使用しており、低コレステロール。
粗タンパク質18.7%以上、粗脂肪2.7%以上、粗繊維2.4%以下、粗灰分0.8%以下、水分.0%以下、カロリー373kcal/100g

「ライト」

メインに鱈を使用してカロリーが低い低脂質設計。
粗タンパク質19.1%以上、粗脂肪2.0%以上、粗繊維3.1%以下、粗灰分2.2%以下、水分7.0%以下、カロリー316kcal/100g