2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にワンモアセブンを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ワンモアセブン」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にワンモアセブンを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ワンモアセブンドッグフードは、肉や魚などの動物性タンパク質が一切含まれていません。
穀物がメインで、無理やり動物性油脂とビーフエキスを混ぜてお茶を濁したようなフードで、到底魅力あるドッグフードとは思えません。
唯一のパフォーマンスは、値段の安さというところでしょうかね。
確かに健康を害するような添加物は含まれていませんが、栄養不足が心配です。
全年齢対応となっていますが、実際はAAFCOの栄養基準を下回っており、特に子犬にあげれば、栄養不足による成長不良などの不具合が生じる可能性が心配となります。
ワンモアセブンは、ペットフード全般を製造するフィード・ワンという会社が製造元ですが、さほどドッグフードに力を注いでいる感じがしませんね。
なお、日本配合飼料のワンモアセブンとフィード・ワンのワンモアセブンは、2015年10月に合併して、フィード・ワン㈱になっているので、多分中身は同じだと思います。
原産国 日本
メイン食材 とうもろこし、小麦粉、脱脂大豆
価格 3.0㎏:1,430円
8.0㎏:3,190円
製造元 フィード・ワン株式会社
住所 神奈川県横浜市神奈川区鶴屋町二丁目23番地2
電話番号 045-311-2300
成分 含有量
粗タンパク質 22.00%以上
粗脂肪 8.00%以上
粗繊維 3.00%以下
粗灰分 8.00%以下
水分 10.00%以下
カルシウム 1.00%以上
リン 0.80%以上
塩化ナトリウム 1.00%以上
リノール酸 1.00%以上
ビタミンA 5,000U/㎏以上
ビタミンB 1 1.0㎎/㎏以上
ビタミンB2 2.2㎎/㎏以上
ビオチン 0.09㎎/㎏以上
カロリー 344kcal/100g
ワンモアセブンは、香料を使っていますが、合成保存料、着色料、防腐剤などの人工添加物は使っておらず、特に健康を害するような添加物は無使用です。
ワンモアセブンは、3.0㎏で1,430円であり、1kgに換算すれば476円と低価格です。
もちろんこれは、値が張る肉類を一切使用せず、安価な穀物主体のフードとなっているためです。
このため、単独使用では栄養不足が懸念されますが、他のフードに混ぜたり、肉類をトッピングするなどの工夫を行えば、値段の安さが魅力を発揮します。
ワンモアセブンドッグフードには、高アレルゲンとされ3大穀物と称される大豆・小麦・トウモロコシの3つともが使用されており気になります。
確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこし、大豆などのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。
肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。
また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
ワンモアセブンには、動物性タンパク源となる肉・魚の使用がまったくありません。
中にはベジタリアンフードなども存在しますが、肉食であるワンちゃんには肉や魚の動物性タンパク質の摂取が健康維持には必須であり、栄養不足が心配です。
ワンモアセブンにはフードの表面によく吹き付ける動物性油脂が配合されています。
通常動物性油脂というと、一般的によくない原材料とされ危険視されています。
このため、何の動物の油脂を使用しているのかが明記されていないと問題といえます。
ドッグフードに使用される動物性油脂は通常、食肉使用した後の動物の廃棄物から脂肪を搾り取るレンダリングにより製造されます。
このため使用される動物や家畜がはっきりしないと、病気や屍肉であったり、抗生物質やホルモン剤、殺虫剤などが含まれた肉かも知れません。
動物性油脂のような世間のイメージが悪い食材を使用する場合、少しでも信頼を高めるためには、最低でもどのような種類の動物を使用しているかを明確に記載する必要があります。
コーングルテンとは、とうもろこしからデンプンを取り除いたものを刺し、安価なドッグフードによく用いられています。
コーングルテンは、アレルゲンになりやすく、消化も悪く、遺伝子組み換え作物が用いられている可能性もあり、犬に適した食材とは言えません。
また、糖質が多めなため、肥満の原因になる可能性が危惧されます
ワンモアセブンドッグフードは、塩化ナトリウム(食塩)を使用しています。
正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。
犬の塩分摂取量は、人間の3割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。
塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。
ワンモアセブンに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。
ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。
当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。
フードは毎日摂取するご飯であり長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。
塩を入れる多くのケースでの理由は、食いつきをよくするためです。
この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。
そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。
犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。
そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。
AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。
この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。
値段の安さにひかれて与えてみましたが、食付きが悪いです。
やはり肉食のワンちゃんにとって、肉も魚も入っていないと物足りないのでしょうかね。
ワンモアセブンにしてから軟便になり、毛がパサついてきた感じがします。
やはり穀物メインではダメかなと感じています。
柴犬2匹の多頭飼いで、ワンモアセブンの価格は魅力です。
ロイヤルカナンから変更してみましたが、お腹の調子が良くなりました。
安さが目に留まって購入してみました。
ローテの一つとして家計を助けています。
3~4つのフードでローテしていますが、安いフードも必要だと思っています。
値段の安さで割り切って使用する人が目立ちます。
オールステージフードとはなっていますが、成長期の子犬への使用は避けたほうがいいフードだと思いますね。
穀物メインのフードであり、アレルギーと消化不良は心配です。
胃腸が弱いワンちゃんは避けるべきでしょう。
口コミ数は少なめですが、その多くで軟便や下痢の症状を訴えていますね。