ドライとウエットのそれぞれのドッグフードの正しい保存方法!

最近は飼い主さんのドッグフードへの関心も高まり、一生懸命に無添加フードやグレインフリーフードなどの、愛犬の健康に留意した良質なフードを求めるようになってきています。

しかし、ドッグフードは開封した瞬間から酸化が始まってしまいます。

必死になって、せっかく大枚をはたいて良質なプレミアドッグフードなどを選びながら残念なことに、意外にドッグフードの保存方法には無頓着だったりするケースが多いといえます。

ワンちゃんは、嗅覚が発達しているためニオイには特に敏感で、フードを酸化させてしまうと、みるみる食いつきが悪くなってしまいます。

このため、ドッグフードの正しい保存方法を知っておくことが大切となります。

少しでも愛犬に新鮮な美味しい状態でご飯を与えたいものです。

それにはちょっとしたコツを知っておくだけで、まったく違ってきますよ。

今回は、ドライとウエットのそれぞれのドッグフードについて、適した保存方法や注意点を紹介します。

ドライフードの正しい保存方法と注意点

ドライフードは水分量が少ないため、基本的には長持ちが可能であり、通常開封後1ヶ月くらいは持ちます。

まずは賞味期間を確認しましょう。

意外にフードによって賞味期間に差があることに気づくはずです。

これは単純に酸化防止剤の違いが大きく影響します。

合成保存料の場合、効果が強く賞味期間が長くなりますが、その反面愛犬の体にはよくありません。

このため、賞味期間が短くなっても、できる限り天然由来の身体に優しい成分を選ぶのがおすすめです。

今回紹介する、正しい保存方法を実践していただければ、十分補えますよ。

「空気との接触を減らす」

酸化の原因は空気に触れることです。

したがって、とにかくフードを空気と触れさせない工夫をすることが一番の対策となります。

まずはパッケージが、ジッパー付きの袋かどうかの確認を行ってください。

有名メーカーのフードでも、意外にジッパー付きでないことも多いのです。

ジッパー付きであれば、とりあえずひと安心ですね。

ここでの簡単な留意事項が、袋の空気をしっかり出してからチャックをすることです。

そのままチャックをしてしまえば、空気がたくさん袋の中に残ってしまって意味がありません。

このようなちょっとした注意点とも言えるコツを知っておきことで、大きな差が生じてきます。

さて、ジッパーが付いていない袋の場合、お手数ですがジップロックなどのチャック付きの小分け袋に入れ替えてください。

これで酸化スピードを防いで鮮度を保つことが可能となります。

また、このように完全保存対応することで、虫の大量発生を防ぐことが可能となります。

お米にはよく虫がわきますよね。

同様にドッグフードにも、安易に開封したまま長期間保存をしていると、小さなウジ虫がいたり、羽虫が発生します。

特に虫がわきやすい夏場が要注意です。

昔友達の家に遊びに行った時に、ドッグフードの袋を輪ゴムでとめている奴がいたんだけど、さすがにこれはまずいです。

あなたもこんな横着していませんか?

少しくらい手間がかかっても愛する愛犬のために、先ほど述べた通り、ジップロックなどのチャック付きの小分け袋に入れ替えてくださいよ。

「直射日光を避ける」

開封していないケースでも、保存場所は重要です。

NGの保存が、直射日光が当たる場所にフードを置くことです。

未開封だからと油断は禁物、直射日光が当たってしまうと、フードの温度がどんどん上がり傷みが早まります

したがって、冷暗所で保存するのがベストです。

特に気温が高い夏場は注意が必要であり、愛犬の食べが悪いケースでもお皿に出しっぱなしにするようなことがないように注意しましょう。

「香り移りに注意!」

ドッグフードに臭いが移ってしまわないように注意しましょう。

香りの強い芳香剤や柔軟剤などとうっかり一緒に保管するのはNGです。

ワンちゃんは匂いにとにかく敏感だとお忘れなく。

嫌いな苦手な匂いがフードに移れば、もはやなかなか食べてくれませんよ。

「冷蔵保存はNGと認識して」

みなさん保存といえば、とにかく冷蔵庫に入れさえすればOKだとのイメージがありますよね。

じつはこの安易な発想こそが大問題であり、ドライフードの冷蔵保存はNGであり、最大のみなさんがやってしまう失敗といえます。

どうですか、あなたはドライフードを冷蔵保存していませんか?

NG理由はズバリ結露です。

ドライフードはカリカリだと感じますが、それでも10%程度の水分を含んでいるのです。

したがって、冷蔵庫からの出し入れや、トビラの開け閉めで生じる温度の上下変化で結露が起こるのです。

その結果、ドライフードがふやけたり、最悪カビの発生が生じてしまいます。

ドライフードの冷蔵保存はNGだとしっかり認識してください。

ウエットフードの正しい保存方法と注意点

ウェットフードは、まずは長持ちしないと強く認識してください。

「その日の内に食べきる」

ウェットフードは、開封前であれば長期間の保存が可能ですが、一旦開封すれば一気に質が変化するので細心の注意が必要となります。

ウェットフードの場合、基本として目指してもらいたいのが、その日の内に食べきることです。

ワンちゃんの場合、1日に2回ご飯を与えるケースが多いはずです。

このため、1回で食べる分を取り出した残りは、必ずタッパーなどに移し替えして冷蔵保存します。

そして残りをできる限りその日の内に食べ終えてしまうようにしてください。

「必ず冷蔵保存」

ドライフードの冷蔵保存はNGでしたが、ウェットフードの冷蔵保存は必須だと認識してください。

ウェットフードは水分が多く、イメージは生ものです。

あなたは刺身などの生ものを、決して出しっぱなしになどにしておかないでしょう。

あっという間に傷んでしまうから、直ぐに冷蔵庫に入れるはずです。

つまりウェットフードも同じということです。

出来ればラップなどにより、空気に触れないように保存するのがおすすめです。

これで香りが飛んでしまうことが防げます。

冷蔵保存したケースでも、2日が限度だと思っておきましょう。

神経質なワンコであれば、2日目になると途端に食いつきが悪くなったりしますよ。

「冷凍保存も活用」

何らかの理由で長期保存したいケースもあるでしょう。

その場合、冷凍保存も可能です。

しかしそれでも、限度は1週間だと認識しておきましょう。

タッパーやジップロック、ラップなどを活用して、できるだけ空気に触れさせない形で冷凍保存してください。

また、冷凍焼けでどうしても味や風味が飛んでしまいやすいと覚悟しておきましょう。

解凍する場合も注意が必要です。

安易にレンジでチンせずに、自然解凍するように気をつけましょう。

「おすすめウエットフード」

もうあなたはウエットフードもバッチリ保存可能ですね。

老犬やドライフードが苦手なワンちゃんに、是非利用したいのがウエットフードです。

よく良いウエットフードがないかとの声を聞くので、一つ私のオススメのウエットフードを紹介します。

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人気のカナガンドッグフードのウエットタイプがおすすめです。

説明する必要もない、有名な人気フードカナガンのウエットタイプだから文句無し。

・全犬種全ライフステージ対応

・お肉たっぷり

・グレインフリー

3つのタイプが揃っています。

ドライフードをあまり食べてくれない。

時には味気ないドライフードでなくご馳走をあげたい

なんて時には是非活用してみましょう。

ドライフードを食べてくれない愛犬へ【カナガンドッグフード ウェットタイプ】

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「フードストッカー」

ドッグフードを保存するなら、フードストッカーは購入しておきたいです。

最近のフードストッカーは、簡単に真空保存できるものもありおすすめです。

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「シリカゲル」

ドライフードを湿気から防ぐためにも、シリカゲルを保存容器の中に入れておくことがおすすめです。

カビの予防やフニャフニャになってしまうのを防止できます。

1,000円も出せば100個くらい買えてしまうので、是非常備して活用したいものです。

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「真空パックアイテム」

自宅で簡単に真空パックにできるアイテムが重宝です。

手動や機械を使って真空保存が簡単に出来てしまいます。

安価に購入するために、大袋で大量購入したケースなどは、半分くらい真空パック保存するのも有効です。

愛犬のドライフードのみならず、他の食品も簡単に真空保存可能なので、一台常備しておくのもおすすめです。


まとめ

今回は、ドライフードとウエットフードの保存方法について紹介しました。

最後に要点をまとめておきます。

「ドライフードの保存&注意点」
・賞味期限をしっかり確認

・開封後は空気に触れさせない

・袋の空気をしっかり出してからチャックをする

・ジップロックなどのチャック付きの小分け袋に入れ替える

・高温多湿

・直射日光を避けて保存する

・冷蔵保存はNG

・臭いの強い芳香剤や柔軟剤などと一緒に保存しない

「ウエットフードの保存&注意点」
・開封後は、その日のうちに食べ切る

・保存する場合は、必ず容器を移し替えて冷蔵庫で保存

・冷凍保存も可能だが、1週間が限度

・電子レンジを使わず自然解凍する

riasu