2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にアニモンダ「グランカルノ」を与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「アニモンダグランカルノ」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にアニモンダ「グランカルノ」を愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
アニモンダ「グランカルノ」は、「犬と子どもはドイツ人に育てさせろ」と言われるペット先進国のドイツの大手ドッグフードメーカーであり、肉製品専門メーカーのheristoグループに属するアニモンダ社の製品です。
獣医師および栄養士が、ドイツをはじめとしたヨーロッパの主要大学の専門家と協力して、愛犬の丈夫な体作りをサポートするために、口臭の改善や毛並みの改善に効果的なフードとして開発したヒューマングレードなドッグフードです。
ヒューマングレードなドッグフードにしては、コスパが良くリーナブルな価格が評判です。
大変優秀なフードですが、個人的に残念な点が原料に消化にも悪く食物アレルギーを起こしやすい食材とされる「コーン」が含まれていることです。
今回は、アニモンダ「グランカルノ」のドライフードのラインナップの中から、「グランカルノ ドライフード アダルト」をメインとして取り上げ紹介します。
原産国 ドイツ
メイン食材 鳥肉粉
価格 1,512円(1kg)
12,420円(12.5kg)
カロリー 370 kcal / 100g
賞味期限 未開封なら1.5年、開封後は1か月
販売会社 ジャーマンペット株式会社
住所 東京都中央区銀座7-3-6
電話番号 03-3571-4744
公式サイト https://animonda.co.jp/
成分 含有量
タンパク質 25 %
脂肪 14 %
粗繊維 4 %
粗灰分 5.5 %
水分 8 %
カルシウム 1%
リン 0.8 %
カロリー 370 kcal / 100g
アニモンダの原材料は、ヒューマングレードな人間の食用と同等レベルの食用に適した健康に問題のない動物の肉のみを使用しています。
人工添加物はもちろん、「羽毛、皮、角、毛、くちばし、爪 」のような副産物、中国産原料、大豆、遺伝子組み換え食品なども一切使われていません。
そのため、非常に安心してワンちゃんに食べさせられるドッグフードと言えます。
アニモンダは、ヒューマングレードフードですが、1kg あたり1,512円とかなりお得なリーナブルな価格といえます。
これは経済的にも継続可能な、手を伸ばしやすい価格だと評価できます。
アニモンダグランカルノは、充実した豊富なラインナップをそろえています。
年齢別に分けられており、ドライフードに加えてウェットフードもあり、特にアニモンダのウェットフード(缶詰)は、人気的にはドライフードをしのいでいます。
愛犬に合ったフードを選んであげることができます。
アニモンダは、ヒューマングレードの良質な原材料から構成されているドッグフードですが、気になる原材料がいくつか含まれています。
順番にあげていきましょう。
アニモンダに含まれるコーンは、ひげ・皮・芯の部分が使われていないため、比較的安心できますが、やはりどんなに質が高くても「コーンはコーン」だという評価となります。
コーンはグルテンを含みアレルギーゲンになりやすく、消化もしにくい穀物のため、ワンちゃんの身体には多少なりとも負担がかかるといえます。
また愛犬の体質や体調にもよりますが、下痢・軟便になりやすい可能性があります。
確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
それでもコーンのようなアレルゲン性の高い穀物は、使用を避けるのが望ましいといえます。
犬が穀物にアレルギー引き起こしやすいのは事実であり、必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには特に注意が必要です。
コーングルテンとは、とうもろこしからデンプンを取り除いたものを刺し、安価なドッグフードによく用いられています。
アニモンダはヒューマングレードのフードのため安全ですが、コーングルテンは、アレルゲンになりやすく、消化も悪く、遺伝子組み換え作物が用いられている可能性もあり、犬に適した食材とは言えません。
また、糖質が多めなため、肥満の原因になる可能性が危惧されます。
ビートバルプとは、サトウダイコンの搾りカスのことであり、食物繊維を豊富に含み決して有害ではありませんが、犬のような肉食動物には必ずしも必要とはいえません。
安価なフードに使われるビートパルプのイメージは、硫酸等の薬品を用いてサトウダイコンから砂糖を抽出するため、その薬品が残留しワンちゃんへの健康に悪影響を及ぼす可能性が心配となります。
アニモンダは、薬品を使用していないと記載されているので安心できます。
圧力をかけることで浸出してくる様々な構成成分を分離し、そして最後に出てくる繊維分を抽出した物をビートパルプとして使用しています。
このためアニモンダで使用される「ビートパルプ」は心配無用ですが、一般常識としてビートパルプは危険とのイメージが出来上がっており、原料に含まれている段階で不安を感じてしまう方が見えるかも知れませんね。
グレープシード粉とは、ぶどうの種を粉状にしたものです。
ぶどうは犬には天敵で、急性腎不全で死亡例が生じているように、決して与えるべきではない食べ物として知られています。
そのため、グレープシード粉も犬に何らかのよくない影響を与える可能性が大だと考えられます。
公式Q&Aにおいては回答として、ブドウ抽出物はポリフェノールを含んでおり、抗酸化作用があり活性酸素が体にダメージを与えるのを防ぐ効果があり、猫や犬に何も害は与えませんとしています。
確かに害がなく、また当然健康を害さない程度に量が調整されているわけかもしれませんが、何故わざわざQ&Aで回答を出さなくてはならないような、危険に感じられるブドウ抽出物をフードに入れるのか理由がわかりません。
多くのみなさんが、グレープシード粉が入っているだけで不安に感じているはずです。
アニモンダドッグフードは、塩化ナトリウム(塩)使用しています。
正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。
犬の塩分摂取量は、人間の3割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。
塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。
アニモンダに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。
ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。
当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。
フードは毎日摂取するご飯であり長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。
塩を入れる多くのケースでの理由は、食いつきをよくするためです。
この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。
そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。
犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。
そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。
AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。
この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。
アニモンダドッグフードは、サイズが1㎏と12.5㎏の2種類しかなく、使い勝手が悪いです。
以前は2.5kgのサイズがあったのですが、何故かなくなってしまいました。
やはり、3kgや5kg、8kgといった中間のサイズ入れてもらいたいと思います。
絶対需要はあるはずだと思えます。
あとチャックがついていないのも残念です。
酸化が心配なので、チャックをつけないのであれば、袋分けするとかして欲しいところです。
粒がとても大きくて食べにくそうです。
一度喉に詰まらしそうになり大慌てしました。
それでも食いつきはまずまずですが、うんちのニオイが強くなって気になっています。
サイズが1㎏と12.5㎏の2種類しかなく不便です。
さすがに1㎏ではすぐなくなるし割高だから12.5㎏を買っていますが、ジッパーも付いていないし、酸化が心配で使い勝手も悪いです。
せっかく優秀なフードだけに残念です。
軟便になりお腹を壊しました。
うんちの量が増え、匂いも気になります。
やはり消化を考えるとコーンは気になってしまいますね。
アニモンダを食べて嘔吐しました。
それ以来食いつきも悪くなり、与えるのを止めました。
一粒が大きいため食べにくそうですが、一生懸命に噛んで食べています。
気になっていた涙やけが改善されてきたので、顔が可愛くなりました。
毛質も良くなり、栄養がいいのだなと感じています。
粒が大きく食べやすそうです。
値段も気にならないので、大型犬には有り難いです。
我が家はウェットフードも購入しており、時々トッピングしたりして活用しています。
まさしく、アニモンダ三昧の食事を安心して堪能しています。
もともと偏食で、歳もとってますます食いつきが悪くなってきていたのですが、アニモンダは食いつきがよく完食してくれます。
歳を考慮してアニモンダのウェットフードも少し混ぜてあげているので、一層美味しいみたいです。
アニモンダはドライフードもですが、それ以上にウェットフードに人気があることを感じます。
食いつきとてもがいい、ドイツ製だから安心、涙やけが治ったなどの声の評判がいいですね。
値段も高くなく大型犬でも気にせず食べさせられるという声も多かったです。
マイナスの声は、粒が大きくて小型犬には不向き、サイズが1㎏と12.5㎏の2種類しかなく不便というあたりです。
一番気になるのはコーンが含まれていることですね。
リニューアルでコーンを無くしてくれれば、一層評価が高まるのですけどね。
・ヒューマングレードにこだわる
・グレインフリーにこだわらない
・大型犬を飼っている
・ラインナップの充実を期待する
・ウェットフードに興味がある
アニモンダグランカルノは、消化吸収に優れたドライフードで、以下のように年齢別にわけられたラインナップがあります。
子犬用(1歳まで)のドライフード
タンパク質30 %、脂肪20 %、カロリー399kcal / 100g
成犬用(1歳~7歳まで)のドライフード
タンパク質25 %、脂肪14 %、カロリー370 kcal / 100g
シニア犬用(7歳から)のドライフード
タンパク質24 %、脂肪14 %、カロリー379 kcal / 100g
ウェットフードは、年齢別と食材により、以下のような豊富なラインナップがあります。
牛肉(肉、レバー、肺、心臓、腎臓、乳房)、七面鳥の心臓)
牛肉(肺、肉、レバー、腎臓、心臓、乳房)、鶏肉(肉、胃、レバー、ネック)
七面鳥(心臓、肝臓、肉、首)
子羊(胃、心臓、肝臓、肺)
鶏(胃、心臓、肝臓、首)
牛肉(肺、肉、レバー、腎臓、乳房、心臓)、鶏肉(心臓、ネック、胃)、七面鳥の心臓、鹿肉
牛肉(肉、肺、レバー、乳房、腎臓)、牛心臓
牛肉(肺、レバー、肉、心臓、腎臓、乳房)、鶏肉(肉、心臓、胃、レバー、ネック)
牛肉(心臓、肉、レバー、腎臓、乳房)、子羊肉(肺、第一胃、レバー)
牛肉(肺、肉、腎臓、心臓、乳房)、七面鳥(レバー、心臓、胃、ネック)
牛肉(心臓、肉、肺、レバー、乳房、腎臓)
牛肉(肺、レバー、肉、心臓、腎臓、乳房)、鹿肉
牛肉(肉、レバー、心臓、腎臓、乳房)、鴨の心臓
牛肉(肉、肺、レバー、乳房、腎臓、心臓)、鹿肉、リンゴ
牛肉(心臓、肺、レバー、肉、乳房)、魚類(サーモン)、野菜(ホウレンソウ)
牛肉(肺、心臓、レバー、肉、乳房)、魚類(燻製アナゴ)、野菜(ポテト)
牛肉(肺、肉、心臓、レバー、腎臓)、鶏肉(肉、胃、ネック)、ウサギ、パセリ
牛肉(肺、肉、心臓、乳房、腎臓)、子羊肉(レバー、第一胃)
牛肉(肺、心臓、レバー、肉、乳房、腎臓)、七面鳥の心臓