プリモドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

プリモドッグフードの感想評価&商品解説

「記事の内容構想」
1.プリモドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。

2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。

3.愛犬にプリモを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「プリモ」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にプリモを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

プリモ(PRIMO)は、犬の先祖がハンターとして小動物を獲物として捕まえ、生で食べていたことにこだわりを持ち、「生食に最も近いドッグフード」というキャッチコピーを掲げ、生食に

限りなく近い食事を提供してくれる国産のドッグフードです。

このため、生肉が全体の50%を占めています。

その結果、ワンちゃんが必要とする動物性タンパク質をしっかり補充できる良質なフードとなっており、カロリーも100gあたり400kcalと高めです。

これらの特徴から、運動量の多いワンちゃんや成長期の子犬には適したフ―ドといえます。

また、これだけの新鮮な生肉を使用した品質を誇る無添加フードですが、1kg あたり1,657円とリーズナブルなフードとなっており評価できます。

気になるのは原料に食物アレルギーを起こしやすい「コーングルテン」と「大豆」が含まれていることですね。


プリモドッグフードの基本情報

原産国       日本
メイン食材 牛肉、鶏肉、馬肉、レバー肉、魚肉、豚肉
価格        950円(500g)
                           1,657円(1kg)
                           4,850円(3kg)
                           8,546円(6kg)
カロリー      400kcal/100g
対応年齢      全年齢対応
賞味期限                  冷暗所で未開封6ヶ月、開封後1ヶ月
販売会社      株式会社PRIMO
公式サイト http://www.primofood.jp/

プリモドッグフードの品質

「プリモベーシックの原材料」
生ミンチ肉(牛肉、鶏肉、馬肉、レバー肉、魚肉、豚肉)玄米粉、押 し麦、雑節、サツマイモ、ジャガイモ、ココナッツ種皮、煎りゴマ、ひまわり 油、グレインソルガム、コーングルテン、ビール酵母、ホエイタンパク、発酵 大豆(納豆菌)、オートミール、海藻粉末、カルシウム粉末(卵殻カルシウム 、牛骨カルシウム)、L-リジン、脱脂粉乳、イソマルトオリゴ糖、DL-メチオ ニン、乳酸菌群

「プリモドッグフードベーシック成分分析値」

成分             含有量
粗タンパク質         30%以上
粗脂肪            10%以上
粗繊維            4%以下
粗灰分            5%以下
水分             10%以下
カロリー           400kcal/100g



プリモドッグフードおすすめポイント

「生肉50%以上配合」

プリモは「生食に最も近いドッグフード」というキャッチコピーにこだわり、生肉を50%以上配合しているのが大きな特徴のフードです。

ワンちゃんはもともと肉食のため、生肉が豊富に使用されているドッグフードとは相性が良くなります。

またこれだけの分量の新鮮な生肉を使いながら、1kg あたり1,657円とリーズナブルなフードとなっており、コスパ評価できます。

「お試しパック」

プリモには、500gのお試しパックが用意されており、送料込みで1,080円でお得にプリモを試すことができます。

どんな優秀なフードでも、ワンちゃんの食いつきは個体差があるものです。

このため、お試しパックがあり事前に愛犬の食い付きチェックが行えるのは、安心できてとても有り難いことです。

なお、さらに「鹿チップ」のサンプルが付いてくるようで、プリモ販売のおやつまで試せるようですよ。

「パッケージにこだわり」

プリモはパッケージにもこだわりを持って工夫を行っています。

アルミ製の厚手のパッケージを使用することで、光を遮り、さらに外気からドッグフードを守る力も強くなっています。

中身は空気を抜いて真空パックに近い状態にしており、内部には脱酸素剤まで封入しており、湿気の多い時期にも安心できます。

このような工夫によりプリモは、冷暗所で未開封なら6か月持つようになっています。

「低温低圧無発泡製法」

通常の多くのドッグフードは、高温高圧で調理されており、1度に大量に製造することが可能となり低コスト化を図っていますが、この調理法にはデメリットも伴いタンパク質が変性してしまうため、ビタミンや酵素などの熱に弱い栄養が失われてしまいます。

それに反してプリモは、低温低圧で調理するため、時間とコストがかかってしまいますが、タンパク質の変性が起こる心配がなく、栄養も失われにくいため栄養強化のために後で栄養添加物を使用する必要もありません。

プリモにはさらにもう一つのこだわり製法があります。

それは無発泡製造です。

多くのドッグフードの製造法は、発泡して作っています。

これはとても便利ですが、ドッグフードが消化しやすくなるデメリットが生じ、このようなドッグフードを愛犬が食べ続けてしまうと胃腸の力が弱まってしまいます。

そのためプリモはあえて無発泡でのフード製造にこだわりを持つことで、犬の胃腸に適度の負荷を与え、健康な胃腸を維持できるドッグフードを作っています。

プリモドッグフードの気になる点

「コーングルテン」

プリモのコーングルテンは、巷の安価なドッグフードのようにかさ増し用に使われているわけではありません。

ワンちゃんの腸内細菌を効率的に増やす目的のために含まれた、良質なコーングルテンミールで安心できます。

しかしやはりコーンはコーンであり、アレルギー反応が出やすいのは事実です。

出来ればリニューアルを行った際には、コーングルテンは使用しないでもらいたい原料といえます。

「グレインフリー(穀類不使用)ではない」

プリモドッグフードには、穀物の「コーングルテン・玄米粉」などが含まれており、グレインフリーではありません。

ワンちゃんは穀物の消化が苦手なため、身体には多少なりとも負担がかかる可能性があり得ます。

先ほども述べたようによくあるかさ増し目的ではなく、あくまで必要な栄養源として位置付け、食物繊維での整腸作用・ビタミンやミネラルの摂取を期待しています。

しかしそうは言っても、愛犬の体質や体調にもよりますが、下痢・軟便になりやすい可能性があります。

そのため、最初は必ず少量ずつ与えて愛犬の体調の変化がないか、確認してあげるのがおすすめです。

「肥満に注意」

プリモドッグフードは生肉が全体の50%を占めており、動物性タンパク質をしっかり補えるフードですが、そのためカロリーも100gあたり400kcalと高めであり、油断すると愛犬の肥満に繋がってしまいます。

また、粗炭水化物の割合も約40%と高めなため、太り易いドッグフードと言えます。

あまり運動をしない活動量が少ないワンちゃんは注意を払う必要があります。

「大豆」

大豆には植物性タンパク質をはじめ、必須アミノ酸、リノール酸、イソフラボンなどの成分が豊富に含まれています。

しかしその反面、大豆はアレルゲンになりやすい食材であり注意が必要です。

また消化もあまりよくないため、食べ過ぎれば消化不良の原因にもなってしまいます。

このため、メリットよりデメリットの方が気になる原料であり、含まれている場合、マイナスイメージが強まります。

「食物アレルギーが心配」

プリモドッグフードは、コーングルテンと大豆というアレルゲンになりやすい食材を含んだ上に、メインには様々なミンチ肉(牛肉、鶏肉、馬肉、レバー肉、魚肉、豚肉)が使用されています。

このため、こちらのメイン食材からも種類が豊富な分、食物アレルギーを起こしやすく、起こしたケースでも、犯人が特定しにくいデメリットがあります。



口コミ情報によるメリット・デメリット

「プリモドッグフードの悪い口コミ」

ポメラニアン

(オス)

お試しパックで購入して与えてみたのですが、食いつきが悪くて食べてくれません。
カツオ節の香りがほんのりと漂い、美味しそうに感じたのですけどね。
食べてもらえず残念でしたが、このようなケースに備えたお試しパックは改めて便利だと感じました。

チワワ

(メス)

食いつきは普通ですね。
生肉が多いのでもう少し食いつきを期待したのですが、いつもうちの子は少食でまずぱくつきません。
それより何度か喉にひっかからせてむせており心配になりました。
細長いタイプで粒の形は全部バラバラで、長いタイプだと2㎝近くもあります。
硬さは手でも簡単に砕けるため、短く折って与えていますが面倒であり、チワワのような小型犬には注意が必要と感じました。

コーギー

(メス)

ウンチが軟便になり、お腹の調子が崩れました。
ウンチの量が増えた感じがします。
穀物が入っている影響かもしれませんね。

柴犬

(オス)

肉の量が多いと美味しいみたいでガツガツ食べてくれます。
食いつきが良いのは良かったのですが、太ってしまいました。
かなりカロリーが高いフードのため、注意して与えるべきだと感じました。
なかなか増えた体重が戻らず、困っています。

ミニチュアダックスフンド

(メス)

フードにオレンジっぽい糸クズが付着しており気になりました。
フードにめり込んで入っており、製造過程でついたと思われます。
気に入っていたフードだけにショックで残念です。

「プリモドッグフードの良い口コミ」

ミニチュアシュナウザー

(オス)

去勢手術をしてから太りぎみで困ったため、プリモドッグのダイエット用を購入しました。
おかげで少し体重が減りました。
しかし、お腹がすぐ空いてしまう感じですね。
対策として、少し野菜をトッピングしています。
最近はいろんな野菜をトッピングしてあげるのが楽しくなっています。

シーズー

(メス)

パクパク美味しそうに食べて完食してくれます。
毛が滑らかになって、抱いた感じが変わりました。
ペットサロンでも毛並みが良くなったと誉められましたよ。

ビーグル

(オス)

お腹が弱くよく下痢を起こしたり吐いたりする子ですが、プリモに変えてからお腹の調子が良くなりました。
お肉もたっぷり入っているので、美味しそうに食べてくれています。

秋田犬

(メス)

大食いなので、フードの価格が真っ先に気になります。
これだけ肉が大量に入っていて、キロ当たり1,500円程度のフードはなかなかないのではないかな。
野菜なども一緒にトッピングして与えています。
カロリーがかなり高めで気になりましたが、うちの子は運動量も多く大丈夫みたいです。

トイプードル

(オス)

親戚からこのフードいいよ試してみてといただき、原料を確認したところ結構穀物が多く気になりました。
実はうちの子は、小麦アレルギーなのです。
少し不安を感じながらもせっかくなので与えてみましたが、大丈夫でした。
それが、肉が多いせいかとても食いつきが良いのです。
前のフードに混ぜながら使っているのですが、なくなったら購入してみようかなと考えています。

「口コミ感想まとめ」

全体的には圧倒的に良い口コミの数が多かったですね。

お肉パワーで評価がよく、食いつきの良さが目立ちます。

毛艶が良くなったとの声も結構多かったですね。

価格は原料を考えればコスパが良いという声から、反対に高いという意見もあがっていました。

個人的には無添加の良質の肉が50%も含まれている点を考慮すれば、コスパは良いと思えます。

野菜をトッピングするのが楽しみとの声もありましたが、当サイトでは70種類以上の野菜のワンちゃんとの相性を紹介していますので、野菜のトッピングをする際にはぜひ参考にしてもらいたいですね。

関連記事「チワワたち犬が食べてよい野菜&悪い野菜の70種類以上の野菜一覧」

プリモの粒のサイズは不揃いで大きくて、小型犬には少し不向きかもしれませんね。

実際の不揃いとされる粒サイズは、下の写真のような感じとなります。

フードに糸くずのようなものが付いている件に関しては、公式サイトでは原料によるものと説明があります。

気になる方は公式サイトを確認してみましょう。

異物混入に際しては衛生面に関して不安が残ってしまう方もいそうですが、実は同様のフードに対して時々このような声があがっています。

私も色々なフードを試してきていますが、時々糸くずらしきものが含まれているケースがあるのも事実です。

問い合わせたり、いろんな情報を調べているとどうも「お肉の筋」のようですね。

こんな人たちにプリモはオススメ!
・お肉がたっぷり含まれるフードを探している

・食いつきがいいフードを望む

・お試し商品を期待する

・ダイエットフードを探している

・良質でコスパが良いフードを望む

・グレインフリーにこだわらない

・カロリーが高いフードを望んでいる

プリモドッグフードの種類

「ベーシック」


生肉をミンチにし穀物に練り込み、時間をかけ低温で発泡させないで製造したプリモのドッグフードで、自然派総合栄養食です。

「ダイエット・シニア」


ダイエット・シニアは、通常よくある穀物メインのダイエットフードではなく、タンパク質の量を保ちながら、脂肪を減らすことでダイエットできるように設計されています。

このため、通常のドッグフードと同じ量をたべても摂取カロリーを減へらすことができ、ワンちゃんが満足感を感じながらダイエットができます。

避妊、去勢手術などでどうしても体重管理が難しいワンちゃんや、太り過ぎでダイエットが必要な肥満犬、また高齢化により消化能力が落ちてきたシニア犬などにおすすすめのドッグフードです。



riasu