2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にソルビダを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ソルビダ」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にソルビダを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ソルビダ(SOLVIDA)の特徴は、原材料の70%がオーガニック食材という贅沢なアメリカ産のドッグフードです。
オーガニックとは、過去3年間に渡って農薬や化学薬品などを使用せずに育てた植物のことであり、肉類の場合は、オーガニックの飼料で飼育された動物が該当します。
このため、人工添加物や粗悪な原料などを一切含まない良好なオーガニック食材を使ったドッグフードで安心、安全であり、口コミでは涙やけに対しての効果の声が多かったです。
また、小麦やトウモロコシなどのアレルゲンの高い穀物を用いていない点は評価できますが、代わってオーツ麦・大麦・豆類・玄米といった穀物の割合が高いのが気になります。
このため、植物性タンパク質の量がやや多く感じられ、全体のタンパク質がやや少なく、繊維が少し多くなっています。
したがってソルビダは、栄養価が全体的に低めとなっており、運動量が少ない室内犬向きフードですが、運動量の多いエネルギー消費量の多い活動犬には物足りない内容といえます。
また、ソルビダの嬉しいサービスは、返金保証や無料サンプルなどがあるところです。
今回はソルビダのラインナップの中から、「室内飼育成犬用(インドアアダルト)」をメインに取り上げ紹介します。
原産国 アメリカ
メイン食材 オーガニックチキン生肉
価格 2,000円(900g)
3,500円(1.8kg)
6,500円(3.6kg)
9,500円(5.8kg)
対応年齢 全年齢対応
賞味期限 未開封の場合12か月
販売会社 株式会社ライトハウス
住所 大阪府茨木市双葉町10番1号 茨木東阪急ビル4F
電話番号 072-630-5290
公式サイト http://www.solvida.jp/
成分 含有量
タンパク質 22%以上
脂質 12%以上
粗繊維 5.5%以下
粗灰分 7.5%以下
水分 10%以下
セレニウム酵母 0.1mg/kg以上
ビタミンA 18KIU/kg以上
ビタミンE 165IU/kg以上
オメガ6脂肪酸 1.7%以上
オメガ3脂肪酸 0.3%以上
アスコルビン酸(ビタミンC) 100mg/kg以上
エネルギー 340kcal/100g
ソルビダは、原材料の70%以上がオーガニックです。
このようにオーガニック食材にこだわり、アメリカの農務省が認定するオーガニック認証機関により認定された食材を使用しています。
オーガニックとは、過去3年間に渡って農薬や化学薬品などを使用せずに育てた植物のことであり、肉類の場合は、オーガニックの飼料で飼育された動物が該当するため、安心安全な原材料となります。
ただし、これだけ原材料にこだわるフードであるのに、サイトをチェックしていても「ヒューマングレード」という言葉が見当たらない点は気になるところです。
ソルビダには、腸内で善玉菌として働くプロバイオティクスと、腸内で善玉菌のエサとなるプレバイオティクスが含まれており、腸内環境を整える効果が期待できます。
プロバイオティクス微生物としては、イースト菌、乳酸菌、麹菌、糸状菌、枯草菌などが含まれています。
プレバイオティクスには、オリゴ糖が含まれています。
ソルビダのラインナップには、室内飼育の子犬用・成犬用・7歳以上用と成犬用及び肥満犬用が用意されています。
室内飼育成犬用と成犬用がありますが、この2つのフードは原材料や成分は同様、違いは粒のサイズであり、室内飼育成犬用の粒の大きさは直径約8mmで、超小型・小型犬用であり、成犬用の
粒の大きさは直径約12mmで、中・大型犬用となっています。
室内で飼育される運動量の少ないワンちゃんに焦点を当てることで、カロリーと栄養面をあえて抑えたドッグフードになっており、肥満を防ぐことが可能となっています。
このようにソルビダは特徴を打ち出し成果をあげていますが、その反面運動量の多いエネルギー消費量の多い活動犬には物足りない内容といえます。
ソルビダは、2,000円(900g)と、オーガニックの原材料にこだわるフードとしては、まずまずのコスパかなと思えます。
また、返金保証や無料サンプルも用意されており、ソルビダは価格に対しては良心的な配慮を行っているフードとの印象が持てます。
なお、成犬用中粒のサンプル配布は終了したみたいなので、注意してください。
ソルビダには、オーツ麦・大麦・玄米といった穀物が含まれておりグレインフリーではありません。
小麦、トウモロコシなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用しているため、穀物に敏感な犬でなければ影響は低いと思えます。
確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
しかし肉食であるワンちゃんは、穀物の消化が本来苦手であり、消化不良を起こしやすくなってしまいます。
また、穀物がアレルギーを引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
ソルビダには、食塩(食)が含まれています。
正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。
犬の塩分摂取量は、人間の3割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。
塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。
ソルビダに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。
ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。
犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。
そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。
AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。
この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。
そのためできれば、当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。
フードは毎日摂取するご飯のため、長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。
塩の使用目的として、「嗜好性を高めるために塩を使用している」などとよく言われています。
確かにこれも理由の一つとなるでしょう。
この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。
ただしそのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。
そのため、塩などで直接塩分をとる形のフードには、少し改善を望みたいと思います。
ソルビダには、ガーリックパウダー(にんにく)が含まれています。
ガーリックは、玉ねぎと同じユリ科の植物のため要注意であり、赤血球を溶かし中毒を起こす可能性があります。
ガーリックは、犬用のサプリメントなどにも含まれており、適量ならば問題ないとも言われています。
しかし犬にも個体差があるわけであり、適した原料でないことに変わりはありません。
わざわざ危険が伴う可能性がある食材を使用しなくてもいいと考えられます。
愛犬がガーリックを食べても大丈夫なのか気になる方は、次の記事を参照してみましょう。
関連記事:「チワワはにんにくを食べても大丈夫?注意点や中毒の症状は」
ソルビダには天然フレーバーが含まれています。
天然フレーバーが「何か」という説明が書かれていません。
天然フレーバーと言われても、よく分からない飼い主さんもみえるでしょうが、嗜好性を高めるために必要なものだと推測でき、恐らく天然の香味料のことだと思います。
通常のケースではドッグフードに香りをつけ、ワンちゃんの食いつきをよくするのを目的として使用されます。
天然フレーバーという表記では曖昧であり、何が含まれているのかわかりません。
そのため、粗悪な原材料が使用されている可能性だってありえます。
どのような動物種や植物種などを使っているか判断できないと、食物アレルギーの問題もあり注意が必要となり気になります。
このため、使用した原材料を明記して欲しいところです。
なお、このような天然香料を加えているということは、香料を加えないと嗜好性が今一物足りない可能性が高まります。
そのように考えた場合、天然フレーバーなどが含まれていないフードの方が良いと判断できます。
ソルビダにはオーガニック乾燥豆類が含まれていますが、「豆類」と書かれているだけのため、具体に何の豆が使われているのか判断できません。
ソルビダのラインナップの原料を調べてみると、「室内飼育子犬用(インドアパピー)」に大豆が使用されており、大豆を中心に何種類かの豆が使われているのだろうと推測できます。
大豆アレルギーの犬は非常に多いため注意が必要といえます。
具体の種類が分からないと、アレルギーを持つワンちゃんの飼い主は、フードを購入して良いかの判断が出来ず、どうしても見送ってしまいがちとなります。
ソルビダのように、豆類とか、例えば魚としか書いてないフードの場合、困ってしまいます。
ソルビダは、せっかくオーガニック原料にこだわった良好なドッグフードだけに、このようなちょっとした点に注意を払い、細かい情報を提供してくれれば良いのにと感じました。
ソルビダは、オーガニック原料にこだわった良好なドッグフードです。
当然ヒューマングレードと期待していたのですが、サイトをチェックする限り、ヒューマングレードとの明記がなく、ヒューマングレードとの判断が出来ずにとても残念に感じました。
オーガニックフードのアーガイルディッシュを与えていたのですが、同じオーガニックフードでソルビダの方が値段がやすく、うちの子は運動量も少なめなのでいいかなと思って変えてみました。
味だけは好みでしょうが、見事に拒否され食べてくれません。
何とかトッピングしたりして必死で食べさせていたのですが、うんちが柔らかくなってきました。
同じオーガニックでも違いは生じるものですね。
みなさんの涙やけの評判が良かったので期待して購入しました。
そう急には涙やけは治らないと感じていましたが、効果が出だす前にうんちが軟便になり出し、だんだん柔らかくなっていき、ついにティッシュでつかめなくなってきました。
もう2週間近くこんな状態であり、リピはあきらめました。
突然の千円近い値上げには、目ん玉が飛び出しそうな驚きでした。
特に材料が変わったようには思えないのですが、どうしたんでしょうね。
オーガニックで値段が安いのが最高のメリットに感じていただけに残念です。
大型犬を飼っていると、つい値段にはシビアになってしまいます。
これだけ値上がりしてやっと、他の同品質フードと比較しても同程度の価格になったように感じます。
さすがに今までの値段に無理があったのでしょうかね。
新しいフードを開封して与えたところ、急に食いつきが落ちました。
同じソルビダなのにどうしてなのでしょうか?
開封したてだから新鮮なはずと思うのですが、オーガニックだと品質にバラつきが生じやすいのでしょうか?
少し不安に感じていますが、ひょっとして味に飽きてきたのでしょうか?
前のフードで食糞が目立ち、ソルビダに変えました。
実は続けて2つのフードで食糞が起こっていたのですが、ソルビダでおさまったのでそれだけでもう有難い心境です。
食いつきも良いですよ。
お腹をよく壊しやすいワンコだったのですが、下痢もしなくなりました。
ソルビダにして涙やけが改善され、目のクマのような茶色の縁取りが薄くなってきました。
まさかこんなに早く、効果が出だすとは思いませんでした。
このまま継続してみます。
うちの子の便臭が随分気にならなくなりました。
便も安定しだし、お腹に良いフードだと思います。
美味しそうに食べてくれます。
毛並みも見違えてきました。
抱っこした時の感触が今までと違います。
市販の安価なものを与えていたのを反省し、やはりフードは大事だと感じています。
ソルビダのみなさんの一番の評価点は、オーガニックの原料を70%も豊富使っているところです。
具体的な評価としては、うんちや涙やけの状態が良くなったという声が多く聞こえました。
意外に面白いのが食糞がおさまったという声がチラホラあったことです。
食糞はフードを十分消化し切れずに、美味しそうな匂いがしているとよく起こります。
ソルビダはしっかり消化吸収できているのかも知れませんね。
マイナス評価は、結構いろんな声が聞こえています。
一番多かったのが「食いつきが悪い」という口コミです。
オーガニックフードは結構ありがちであり、慣れるまで食いつきが下がることもあるようです。
大型犬がオーガニックとコスパにつられて購入しているような声もありましたが、ソルビダは、室内犬向きの運動量の少ない犬に適しており、全体的に栄養は低めなだけに、運動量が多い大型
犬に与えてしまうのは少し気になるところです。
肥満対策目的で購入したり、ローテーションするなど工夫を考えるべきでしょう。
・運動量が少ない犬を飼っている
・涙やけを治したい
・返金保証や無料サンプルなどを望む
・グレインフリーにこだわらない
成長期の子犬、妊娠中・産後・授乳中の母犬用。
タンパク質26%以上、脂質18%以上、代謝エネルギー370kcal/100g
超小型・小型犬用。
カロリーを低めにした、運動不足な室内飼育犬向きのフード。
消化を高め、栄養吸収をサポートします。
タンパク質22%以上、脂質12%以上、代謝エネルギー340kcal/100g
中・大型犬用。
原材料や成分、機能は室内飼育成犬用と同様。
タンパク質22%以上、脂質10%以上、代謝エネルギー340kcal/100g
7歳以上のシニア犬用。
成犬用よりもさらにカロリー、脂質を低くして、シニア犬の健康維持に向いたフード。
タンパク質23%以上、脂質10%以上、代謝エネルギー330kcal/100g
肥満対策フードで、カロリーと脂質がもっとも低い。
おいしく食べて体重コントローを行う。
タンパク質19%以上、脂質9%以上、代謝エネルギー320kcal/100g