2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にニュートロナチュラルチョイスを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ニュートロナチュラルチョイス」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にニュートロナチュラルチョイスを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ナチュラルチョイスは、アメリカの大手ペットフードメーカー「ニュートロ」が製造販売をするドッグフードです。
ニュートロ製品としては、「シュプレモ」「ワイルドレシピ」なども有名です。
ニュートロナチュラルチョイスのおすすめポイントは、豊富なラインナップと厳しく管理した生産者からの安全原材料をこだわって使っているのに、消費者サイド寄りで価格がリーズナブルなところです。
ニュートロナチュラルチョイスは、穀物が多めに含まれており、そのような人にはグレインフリーフードがおすすめだったのですが、どうも穀物フリーのドッグフードは無くなくなってしまうらしく残念です。
今回は、プレミアムチキンシリーズの「小型犬用 成犬用 チキン&玄米」をメインに取り上げ紹介します。
原産国 アメリカ
メイン食材 チキン
価格 1,520円(1kg)
3,480円(3kg)
5,580円(6kg)
対応年齢 全年齢対応
販売会社 ニュートロジャパン合同会社
住所 東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 7階
電話番号 03-5782-2800
公式サイト http://nutro.jp
成分 含有量
タンパク質 24.0% 以上
脂質 15.0% 以上
粗繊維 4.0% 以下
灰分 10.0% 以下
水分 10.0% 以下
ビタミンE 400IU/kg 以上
ビタミンC 100mg/kg 以上
オメガ6脂肪酸 2.0% 以上
オメガ3脂肪酸 0.2% 以上
タウリン 0.2%以上
代謝エネルギー 365kcal/100g
ナチュラルチョイスドッグフードの特徴としてのこだわりが、20種類以上に及ぶ商品数の多さです。
事細かにフード目的の内容が、犬のサイズ、年齢、状態(肥満・避妊・去勢)などの用途から選択可能であり、あなたの愛犬に適した商品を見つけることができます。
なおすべての商品に玄米が配合されているため、玄米を含む穀物アレルギーがあるワンちゃんには対応できなくなるのが残念です。
ナチュラルチョイスドッグフードは、第一主原料に生肉を使用したフードも多く、良質な無添加の原材料を使っていますが、プレミアムチキンなどは値段が1kg あたり1,520円となりとてもリーズナブルでお得感があります。
ドッグフードにはある程度目安となる適正価格があり、どうしても原材料の質と値段は比例します。
プレミアドッグフードの場合、1,500~2,000円当たりのフードはかなりお得感があり、理想的と感じられ、多頭飼いや大型犬を飼育している家庭では、狙い目となり安心して与えてあげられます。
2,000円を超え出すと、こだわりの原材料が加えられていたり、動物タンパク質の配分量が増加したりします。
さすがに1,000円を切るような安価なフードの場合、不安の方が高まります。
かさ増し目的で穀物が使用されていたり、4Dと言われる粗悪な原料だったり、添加物が山盛りとなってくるリスクが高まり、愛犬の健康を害するフードの可能性があります。
「ミール=副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた肉類(副産物)を含んだ、一般的に粗悪なくず肉や骨などの原材料が使用されているとされています。
実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスです。
ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。
このため、フードにミールが含まれているケースでは、副産物のような危険なものか、それとも粗悪な肉類でないかを確認することが大切となります。
ミールと言っても補助的に使用するなど、安全な乾燥された肉を粉末状にしたものもあるわけです。
世間では、ミール=副産物のイメージが強いため、原材料にこだわる良質なフードであれば、必ず公式サイトでミールの安全性に対して記載しているはずです。
なお、ミール使用でサイトに安全性の記載がないようなフードは信用がおけないため、副産物の可能性が高いと判断すべきです。
ちなみに、ナチュラルチョイスで使われているミール類は、安全性が高く粗悪な肉類ではありません。
ナチュラルチョイスには、サトウダイコンの搾りかすであるビートパルプが入っており気になります。
世間で言うようにビートパルプ=危険ということではありません。
よく硫酸系の薬剤使用が取り沙汰されていますが、犬の食べ物であるドッグフードにそのようなビートパルプを使用することはできません。
ビートパルプは、ウンチを固めてくれる作用が働きます。
このため、軟便や下痢が治った錯覚を飼い主さんに与えてしまいますが、便を無理やり固める作用が働くだけであり、根本的に腸の環境が整って良くなったわけではなく、消化器官に負担を与えるケースもあります。
また、反対に愛犬が便秘になってしまうケースもあります。
このため出来ればビートパルプ無しで、便の状態が整うのが理想です。
ビートパルプで無理やり軟便が抑えられているケースでは、返って下痢を起こすことで気づける病気を見逃す危険性すらあります。
このような理由から、ビートパルプはあまりおすすめできません。
「玄米」と「粗びき米」を分けて表示しているのが少し気になりました。
安価なフードでは、かさ増しで入れた穀物などをこのように表現を変えてよく分けて明記するのが常套手段なのです。
原材料の量は、含まれている量の多い順に表示されます。
そのためこれは見た目の第一原料が、動物タンパク質となるために行われる悪徳手段です。
例えば今回気になった「玄米」と「粗びき米」を例に説明すると、この両方を米としてまとめて表記すると、合計割合がメイン食材としているチキンの割合を抜いてしまう可能性があり、米が一番最初に明記され、チキンが第一主原料でなくなってしまうわけです。
これは分割(Splitting)手法と呼ばれるものであり、穀物でよく使われるため要注意です。
例えば、全トウモロコシと挽き割りコーンなんて表示が混じっていたりします。
これは表示が異なるだけで、原料はどちらもトウモロコシです。
ニュートロ社の場合、そんな悪さをする会社とは思えませんが、分割手法を用いてラベルに記載しているようなメーカーのドックフードは信用できません。
このような悪徳ペットフード業社も多くあるため、いろんな問題手法が知りたい方は次の記事をチェックしてみましょう。
関連記事「チワワのご飯に要注意!問題はペットフード業社にあった」
フードを吐き出し食べてくれません。
そんなに嫌な味だったのでしょうか。
ナチュラルチョイスは合わないみたいです。
「チキンと玄米」を与えているけど食いつきがよくありません。
便の回数が増えて気になります。
凄く食いつきが悪い。
匂いを嗅ぐだけでほとんど食べません。
値段が高いフードでも食べてくれないことは当然あるのでしょうが、今までのフードより奮発して期待していただけに残念。
去勢後少し太りだし、どうしようか悩んでいたところ、ナチュラルチョイスに避妊・去勢犬用のフードがあるのを知り購入しました。
運動もさせつつ継続中です。
目的に合った専用フードがあると安心できます。
種類が多く目的別に選べるのでいいなあと感じています。
皮膚病で痒がり、フケもよく出ていたのですが、ナチュラルチョイスに変えて症状が良くなりました。
良いフードに出会えてよかったです。
すぐ軟便になってしまうことが多かったのですが、ナチュラルチョイスにしてから便が落ち着き、コロコロした良い便になりました。
食いつきもまあまあです。
太り気味なので減量用を購入して与えています。
ダイエット目的の購入だったのですが、涙やけが良くなってきました。
思わぬ効果にビックリで、喜んでいます。
ナチュラルチョイスは種類が多いのが魅力だと思います。
皮膚アレルギーでの痒みの症状が改善されてきました。
かき過ぎてよくかさぶたなど作っていたので助かります。
ナチュラルチョイスは口コミ数も多く、全体的には好評な口コミが多いです。
その中でもみなさんの評価が高いのが、種類が多いことと値段がリーズナブルな点です。
確かに20種類以上もの種類を誇るフードはそうはありませんね。
また、このフードの価格は結構販売店でばらつきがあるので、しっかり調べて購入するのがおすすめです。
マイナス評価では、「食いつきが悪い」との声がかなり多い。
味だけは個体差が生じる相性のため、どのようなフードでも生じる問題ですが、ナチュラルチョイスに関しては少し数が多く気になります。
最初は少ない量を購入して食いつきを見てみる方が良いかもしれませんね。
・豊富なラインナップ希望。
・体重管理すべきワンちゃんを飼っている。
ナチュラルチョイスには、全部で3つのシリーズがあります。
高品質チキンを主原料に使い、犬のサイズとライフステージでチョイスできます。
・超小型犬~中型犬用子犬用 チキン&玄米(タンパク質28.0% 以上、脂質18.0% 以上、代謝エネルギー380kcal/100g)
・超小型犬用(4kg以下用)成犬用 チキン&玄米(タンパク質25.0% 以上、脂質16.0% 以上、代謝エネルギー370kcal/100g)
・超小型犬用(4kg以下用)エイジングケア チキン&玄米(タンパク質26.0% 以上 、脂質
14.0% 以上、代謝エネルギー360kcal/100g)
・小型犬用成犬用 チキン&玄米(タンパク質24.0% 以上、脂質15.0% 以上、代謝エネルギー365kcal/100g)
・小型犬用エイジングケア チキン&玄米(タンパク質25.0% 以上、脂質13.0% 以上、代謝エネルギー355kcal/100g)
・大型犬用子犬用 チキン&玄米(タンパク質26.0% 以上、脂質15.0% 以上、代謝エネルギー375kcal/100g)
・中型犬~大型犬用成犬用 チキン&玄米(タンパク質21.0% 以上、脂質13.0% 以上、代謝エネルギー355kcal/100g)
・中型犬~大型犬用エイジングケア チキン&玄米(タンパク質23.0% 以上、脂質12.0% 以上、代謝エネルギー350kcal/100g)
タンパク源にラム、鹿肉、フィッシュの3つを揃えたシリーズ。
ラムシリーズは、犬のサイズとライフステージでチョイスできます。
・ラム子犬用 全犬種用 ラム&玄米(タンパク質27.0% 以上、脂質16.0% 以上、代謝エネルギー365kcal/100g)
・ラム成犬用 超小型犬~小型犬用 ラム&玄米(タンパク質22.0% 以上、脂質14.0% 以上、代謝エネルギー355kcal/100g)
・ラムエイジングケア 超小型犬~小型犬用 ラム&玄米(タンパク質23.0% 以上、脂質13.0% 以上、代謝エネルギー365kcal/100g)
・ラム成犬用 中型犬~大型犬用 ラム&玄米(タンパク質22.0% 以上、脂質14.0% 以上、代謝エネルギー355kcal/100g)
・ラムエイジングケア 中型犬~大型犬用 ラム&玄米(タンパク質23.0% 以上、脂質13.0% 以上、代謝エネルギー355kcal/100g)
・鹿肉超小型犬~小型犬用 成犬用 鹿肉&玄米(タンパク質22.0% 以上、脂質14.0% 以上、代謝エネルギー380kcal/100g)
・フィッシュ全犬種用 成犬用 フィッシュ&玄米(タンパク質22.0% 以上、脂質14.0% 以上、代謝エネルギー370kcal/100g)
ニーズの多い「避妊・去勢犬用」と「減量用」があり、犬の問題や目的に合わせたシリーズ。
低脂肪・低カロリーフードとなっており、アミノ酸が調整されています。
・避妊・去勢犬用成犬用 超小型犬~小型犬用 チキン&玄米(タンパク質25.0% 以上 、
脂質12.0% 以上、代謝エネルギー350kcal/100g)
・避妊・去勢犬用エイジングケア 超小型犬~小型犬用 チキン&玄米(タンパク質27.0% 以上 、脂質10.0% 以上、代謝エネルギー345kcal/100g)
・減量用成犬用 全犬種用 ラム&玄米(タンパク質23.0% 以上、脂質7.0% 以上/10.0% 以下、代謝エネルギー300kcal/100g)
・減量用成犬用 超小型犬~小型犬用 チキン&玄米(タンパク質25.0% 以上、脂質7.0% 以上/10.0% 以下、代謝エネルギー295kcal/100g)