2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にメディコートアレルゲンカットを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「メディコートアレルゲンカット」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にメディコートアレルゲンカットを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
今回は、メディコートのアレルゲンカットについて紹介します。
メディコートは、昭和47年に創業したペットフードのパイオニア的企業の一つであり、「愛情を品質に」をモットーとしたペットラインが販売する国産ドッグフードです。
アレルゲンカットの名称の通り、特徴はアレルギーに配慮したフードであり、タンパク質を限定して、アレルゲンとなりやすい食材をカットしています。
アレルゲンとなる食材を摂取しないことでアレルギーを抑えるという対応方法であり、当然ですがアレルギーの治療をするわけではありません。
このため、愛犬にとって何がアレルゲンかはっきりしている場合には、メディコートアレルゲンカットはとても有効です。
近年はアレルギーのワンちゃんが急増しており、そのため低アレルゲンのドッグフードが人気を誇り、販売数が増加している傾向があります。
メディコートは、合成保存料、香料、着色料、防腐剤、人口の酸化防止剤は不使用であり、4Dミートについては、サイトの「よくある質問コーナー」に内容が補足説明されており、品質的には安心できます。
ただし原材料は、犬が苦手とする穀物が第一主原料となっており、その他にもフィッシュミール、フィッシュエキス、動物性油脂、ブドウ種子エキスなど気になる原材料が多く含まれています。
原産国 日本
メイン食材 米
価格 500g 700円
1.25kg 1,400円
3kg 2,600円
6kg 4,000円
8kg 5,000円
賞味期限 開封前:製造から1年半 開封後:1ヶ月
販売元 ペットライン株式会社
住所 岐阜県多治見市大針町657-1
電話番号 0570-29-2011
公式サイト http://www.petline.co.jp/
成分 含有量
タンパク質 20.0%以上
脂質 10.0%以上
粗繊維 3.0%以下
粗灰分 9.00%以下
水分 10.0%以下
カルシウム 1.10以上
リン 0.90%以上
ナトリウム 0.30g以上
代謝エネルギー 335kcal/100g
犬の体重 1日に与える量
1kg 40g
2kg 70g
3kg 100g
4kg 150g
5kg 205g
6kg 250g
8kg 300g
10kg 330g
15kg 365g
20kg 400g
30kg 610g
40kg 730g
メディコートドッグフードの1日の給餌量は、上記表の愛犬の体重を目安に従って運動量なども考慮して体重の増減をチェックしながら与えるようにしましょう。
また愛犬にエサを与える場合、体重と同時にライフステージに合った与え方も大事となります。
子犬の成長は早く、それこそ毎日成長する勢いです。
このため単純に月齢だけで判断せずに、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にすることが大切となります。
このような注意を図らないようにしないと、栄養過多や栄養不足のリスクが生じます。
上記給与量の2倍を上限に調整します。
餌の回数は、子犬は1度にたくさんの量が食べられないため、分量を少量にして与える回数を増やしてください。
目安は、生後10週までは1日分の量を4回に分けて与えます。
生後3ヶ月が過ぎた頃から、1日3回に分けて与えてあげましょう。
生後5~6ヶ月頃で、その犬種の体重の50%近くになったあたりで、エサの回数を1日2回程度にしていきます。
成犬は、上記給与量を目安に調整して、エサの回数は1日2回でOKです。
給与量は、ワンちゃんの運動量によっても大幅に変わってきます。
このため、体重と照らし合わせて調整することが大切です。
上記給与量の8~9割を目安に調整します。
老犬になると消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎてしまうと内臓や消化器官に負担を与えることとなります。
このため、成犬より量を減らすとともに、3回程度に分けてエサを与えることで1回分の量を減らし、消化器への負担を軽くしてあげましょう。
ワンちゃんの約4割が、「食物アレルギー」もしくはその可能性があるとされています。
そこでメディコートアレルゲンカット魚&米は、タンパク源を上の表で分かるように、アレルゲンになりにくい「魚」と「お米」の2つに限定し、その他のタンパク源は徹底カットしています。
メディコートにはオリゴ糖が配合されています。
オリゴ糖はプレバイオティクスであり、乳酸菌などのエサとなって善玉菌を増やすことで、腸内環境を整える効果が期待できます。
メディコートアレルゲンカットには、ラインナップが豊富に揃っています。
年齢や体型などに合わせた形で豊富なラインナップがあり、あなたの愛犬に適したドッグフードを見つけてあげることが可能です。
メディコートには、オリゴ糖をはじめとして、コラーゲンや抗酸化成分であるゴマ粉末、亜鉛アミノ酸複合体、DHA、EPAなど健康維持をサポートする成分が多く配合されています。
メディコートアレルゲンカットは、犬が苦手とする米、米粉 、米ぬかなどの穀物が第一主原料として多く含まれています。
確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあり、穀物が配合されるフードも多くなっています。
ただし、メディコートは、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用しています。
それでも肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。
また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
メディコートには動物性油脂が配合されています。
通常動物性油脂というと、一般的によくない原材料とされ危険視されています。
このため、何の動物の油脂を使用しているのかが明記されていないと問題といえます。
ドッグフードに使用される動物性油脂は通常、食肉使用した後の動物の廃棄物から脂肪を搾り取るレンダリングにより製造されます。
このため使用される動物や家畜がはっきりしないと、病気や屍肉であったり、抗生物質やホルモン剤、殺虫剤などが含まれた肉かも知れません。
動物性油脂のような世間のイメージが悪い食材を使用する場合、少しでも信頼を高めるためには、どのような動物を使用しているかを明確に記載する必要がありますが、メディコートには記載がなく気になります。
メディコートにはブドウ種子エキスが含まれています。
ぶどうは犬には天敵で、急性腎不全で死亡例が生じているように、決して与えるべきではない食べ物として知られています。
そのため、ブドウ種子エキスも犬に何らかのよくない影響を与える可能性が大だと考えられます。
確かに害がなく、また当然健康を害さない程度に量が調整されているわけかもしれませんが、何故わざわざ危険に感じられるブドウ種子エキスをフードに入れるのか理由がわかりません。
多くのみなさんが、ブドウ種子エキスが入っているだけで不安に感じているはずです。
メディコートは、フィッシュミールを含んでいます。
「ミール=副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた魚肉類(副産物)を含んだ、一般的に粗悪なえらやうろこ、骨などの原材料が使用されているとされています。
実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスです。
ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。
このため、フードにミールが含まれているケースでは、副産物のような危険なものか、それとも粗悪な魚肉類でないかを確認することが大切となります。
ミールと言っても補助的に使用するなど、安全な乾燥された魚や肉を粉末状にしたものもあるわけです。
世間では、ミール=副産物のイメージが強いため、原材料にこだわる良質なフードであれば、必ず公式サイトでミールの安全性に対して記載しているはずです。
なお、ミール使用でサイトに安全性の記載がないようなフードは信用がおけないため、副産物の可能性が高いと判断すべきです。
原料にフィッシュエキスとしか明記されていないため、まったくどのような種類の魚が使用されているのか分かりません。
犬は特定の魚にアレルギーがあって食べられないケースがあります。
特に青魚(サバ、アジ、イワシなど)をアレルゲンとするワンちゃんは多いです。
このため、きちんとどの種類の魚を使用しているのか記載して欲しいものです。
この記載がなければ、魚にアレルギーがある場合、そのフードを選んでもらえないことにも繋がってしまいます。
また、フィッシュエキスやフィッシュミールなどに含まれている油は酸化しやすく注意が必要です。
日本では使用が認められていない危険な添加物である、エトキシキンが使用されている可能性もあります。
タンパク質が20%しかなく低めです。
タンパク質は子犬期であれば30%以上、成犬期であれば25%以上は欲しいものです。
ちなみに、AAFCO(米国飼料検査官協会)によるタンパク質の最低基準は、子犬で22.5%以上、成犬で18.0%以上となります。
このため、成長期の子犬や、運動量の多い活発なワンちゃんには物足りないとえます。
エンドウ豆と魚を与えていますが、便が固めでパサパサした感じになりました。
時々嘔吐することもあり、どうもあまり合わないようです。
魚は結構好きなはずなのですが、食いつきが悪くて見向きもせず、ぜんぜん食べてくれません。
生臭いニオイが強く感じます。
お腹を壊し下痢になりました。
その後も軟便が続いたので与えるのを中止しました。
アレルギー改善を期待したのですが変化なしです。
何度か吐き、だんだん食いつきも悪くなってきました。
小粒で食べやすそうで、食いつきもまずまずです。
毛艶がよくなりました。
肉にアレルギーがある子には良いフードだと思います。
掻きすぎて耳を真っ赤にしていたのが、掻く頻度が低下して大分よくなりました。
値段も安いし、いいフードに出会えました。
安価で小分けになっているので使いやすいです。
近所のスーパーにはなかったけど、ネットで簡単に購入できますね。
美味しそうに食べてくれるので有難いです。
肉アレルギーなので重宝しています。
皮膚のカイカイ病が少し収まり、アレルギーが改善されてきたみたいです。
安いし、食いつきも良いので、しばらくリピしてみます。
一番よく聞こえる評価の声が、安くて助かるという点ですが、当然安い分気になる原材料も多く含んでいます。
また、かさ増し目的とまではいいませんが、穀物が第一主原料となっています。
このため、完全アレルゲンカットではなく、タンパク源は限定してカットしていますが、アレルゲンとなりやすい穀物は含まれています。
したがって、アレルゲンカットという言葉に安易に期待しすぎてはダメであり、アレルギーが改善する場合もしない場合もあるため、しっかりあなたの愛犬に適しているか見分けてください。
悪い声として、嘔吐や下痢が目立つのも、穀物の影響と思われます。
肉類がアレルゲンだと判明しているワンちゃんには有効ですが、そうでない場合は意味がないと知っておきましょう。
・アレルギーに悩み、安価なフードを探している
・魚好きなワンちゃんである
・国産フードで、使いやすい分割パックを期待する
メディコートのラインナップには、アレルゲンカット、pHサポート、満足感ダイエット、腸内フローラケアがあります。
・500g(250g×2)700円・3kg(500g×6)2,600円
タンパク質20.5%以上、脂質11.0%以上、粗繊維3.0%以下、灰分10.0%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約345kcal/100g
・500g(250g×2)700円・1.25kg(250g×5)1,400円・3kg(500g×6)2,600円・6kg(500g×12)4,000円・8kg5,000円
タンパク質17.5%以上、脂質9.0%以上、粗繊維4.0%以下、灰分8.5%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約325kcal/100g
・500g(250g×2)700円・1.25kg(250g×5)1,400円・3kg(500g×6)2,600円・6kg(500g×12)4,000円・8kg5,000円
タンパク質17.0%以上、脂質9.5%以上、粗繊維4.0%以下、灰分8.5%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約330kcal/100g
・450g(225g×2)700円・2.7kg(450g×6)2,600円・5.4kg(450g×12)4,000円
タンパク質18.5%以上、脂質8.0%以上、粗繊維6.0%以下、灰分10.0%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約310kcal/100g
・450g(225g×2)700円・2.7kg(450g×6)2,600円・5.4kg(450g×12)4,000円
タンパク質17.0%以上、脂質7.5%以上、粗繊維7.0%以下、灰分9.5%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約300kcal/100g
・3kg(500g×6)2,600円・6kg(500g×12)4,000円・8kg5,000円
タンパク質20.0%以上、脂質10.0%以上、粗繊維3.0%以下、灰分10.0%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約335kcal/100g
・3kg(500g×6)2,600円・6kg(500g×12)4,000円・8kg5,000円
タンパク質17.5%以上、脂質9.0%以上、粗繊維4.0%以下、灰分8.5%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約325kcal/100g
・500g(250g×2)900円・3kg(500g×6)3,200円・6kg(500g×12)5,000円
タンパク質21.0%以上、脂質7.5%以上、粗繊維9.5%以下、灰分9.0%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約325kcal/100g
・500g(250g×2)900円・3kg(500g×6)3,200円・6kg(500g×12)5,000円
タンパク質20.0%以上、脂質6.5%以上、粗繊維9.5%以下、灰分9.0%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約315kcal/100g
・500g(250g×2)700円・3kg(500g×6)2,600円・6kg(500g×12)4,000円
タンパク質26.5%以上、脂質11.0%以上、粗繊維4.5%以下、灰分8.5%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約370kcal/100g
・500g(250g×2)700円・3kg(500g×6)2,600円・6kg(500g×12)4,000円
タンパク質26.0%以上、脂質10.5%以上、粗繊維5.5%以下、灰分8.0%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約365kcal/100g
・500g(250g×2)700円・3kg(500g×6)2,600円・6kg(500g×12)4,000円
タンパク質26.0%以上、脂質10.5%以上、粗繊維5.5%以下、灰分7.5%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約365kcal/100g
・500g(250g×2)700円・3kg(500g×6)2,600円
タンパク質25.5%以上、脂質5.5%以上、粗繊維10.5%以下、灰分9.5%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約290kcal/100g
・500g(250g×2)700円・3kg(500g×6)2,600円
タンパク質23.0%以上、脂質5.5%以上、粗繊維10.5%以下、灰分9.0%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約290kcal/100g
・500g(250g×2)700円・3kg(500g×6)2,600円
タンパク質27.5%以上、脂質12.0%以上、粗繊維4.0%以下、灰分9.0%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約365kcal/100g
・500g(250g×2)700円・3kg(500g×6)2,600円
タンパク質27.0%以上、脂質11.0%以上、粗繊維4.5%以下、灰分8.0%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約355kcal/100g
・500g(250g×2)700円・3kg(500g×6)2,600円
タンパク質25.0%以上、脂質9.0%以上、粗繊維6.0%以下、灰分7.0%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約340kcal/100g
・500g(250g×2)700円・3kg(500g×6)2,600円
タンパク質24.0%以上、脂質11.0%以上、粗繊維8.0%以下、灰分7.0%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約350kcal/100g
・500g(250g×2)700円・3kg(500g×6)2,600円
タンパク質27.0%以上、脂質8.5%以上、粗繊維6.0%以下、灰分10.0%以下、水分10.0%以下、代謝エネルギー約320kcal/100g