ロイヤルカナンドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

ロイヤルカナンドッグフードの感想評価&商品解説

「記事の内容構想」
1.ロイヤルカナンドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。

2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。

3.愛犬にロイヤルカナンを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ロイヤルカナン」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にロイヤルカナンを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

ロイヤルカナンは、ドッグフード大手のロイヤルカナンが発売する商品であり、世界90ヶ国以上で販売されるほど、各国で人気を誇るドッグフードです。

したがってその種類もものすごく豊富であり、犬種別や療法食などまでそろっており、正直どれを買ったらいいか迷ってしまうほどでしょう。

ロイヤルカナンは、スーパーやホームセンター、ドラッグストアなどにも常備されることが多く、あなたも見かけたことがあるはすです。

通常これらの場所で売られている安価なドッグフードよりは、品質は良いといえます。

しかし、ロイヤルカナンに関しては、良くも悪くもいろんな評価を耳にすることが多いと思います。

有名なドッグフードですが、悪い評価が多い理由は、成分については問題ないのですが、穀物やよくない原材料も多く含まれているからです。

ロイヤルカナンに含まれる特に危険な添加物は、次の3つです。

・ソルビン酸カリウム

・BHA

・没食子酸プロピル

ロイヤルカナンの公式サイトでは、これらの危険とされる添加物の量調整を行い、仮にワンちゃんが一生ロイヤルカナン食べても害が無い量に調整しており、心配がないと説明しています。

ただし、これらの量を判断しているのはあくまでマウス実験であり、人間や犬に対して行っているわけではありません。

また例えばBHAなどは、発がん性の危険を指摘されている保存料であり、体に害をなすと分かっている以上、たとえどのような微量であろうと摂取しない方が良いに決まっています。

ロイヤルカナンは、多くの獣医師が推薦する定番のドッグフードであり、そのため愛犬に与えている飼い主さんも多いはずです。

多くの獣医師さんが、ロイヤルカナン犬用をおすすめする理由は、療法食の種類が多いためだといえます。

療法食としてのドッグフードはまだまだ種類が少なく、ロイヤルカナンは療法食の種類が多いため、病気に合わせたドッグフードとして紹介しやすいためです。

なお、ロイヤルカナンに関しては、現在新たな不安が生まれています。

それは、ロイヤルカナンの韓国工場が作られたことです。

このため、これから日本に入ってくる商品は、韓国産のフードとなる公算が高まります。

問題は、輸送コストなどの問題を考えた場合、原材料は韓国近辺の物の使用がされるはずであり、国土の小さい韓国で全ての原材料が補えるはずがないため、危険度が高い中国産の原料が含まれ出す可能性があるということです。

今回は豊富なラインナップの中から、ミニインドアアダルト(旧インドアライフ アダルト)をメインとして紹介していきます。

ロイヤルカナンミニインドアアダルトの基本情報

原産国    フランス/韓国 ※すでに一部の商品は韓国産に切り替わっています。

メイン食材  米

価格     800g:1,544円

2kg:3,186円

4kg:5,670円

8kg:9,914円

対応年齢   全年齢対応

販売会社   ロイヤルカナンドッグフード ジャポン合同会社

住所     東京都港区港南1-2-70 品川シーズンテラス 7階

電話番号   0120-125-850(総合栄養食に関する問い合わせ)

0120-618-505(食事療法食に関する問い合わせ)

ロイヤルカナンドッグフードの品質

「ロイヤルカナンミニインドアアダルトの原材料」
米、肉類(鶏、七面鳥)、とうもろこし、動物性脂肪、植物性分離タンパク*、加水分解タンパク(鶏、七面鳥)、ビートパルプ、大豆油、植物性繊維、酵母および酵母エキス、魚油(EPA/DHA源)、フラクトオリゴ糖、アミノ酸類(L-チロシン、L-リジン、DL-メチオニン、L-アルギニン、タウリン、L-カルニチン)、ゼオライト、乳化剤(グリセリン脂肪酸エステル)、ポリリン酸ナトリウム、ミネラル類(Cl、Ca、Na、Mg、K、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se)、ビタミン類(A、コリン、D3、E、C、パントテン酸カルシウム、B6、ナイアシン、葉酸、B1、B2、ビオチン、B12)、保存料(ソルビン酸カリウム)、酸化防止剤(BHA、没食子酸プロピル)

「ロイヤルカナンミニインドアアダルト成分分析値」

成分             含有量

タンパク質          19.0%

脂質             12.0%

粗繊維            2.9%

灰分               6.7%

水分                               10.5%

カロリー                                 378kcal/100g



ロイヤルカナンドッグフードおすすめポイント

「豊富なラインナップ」

ロイヤルカナンの魅力の一つが豊富なラインナップです。

犬種別フードは、22犬種にも分かれます。

他のフードでも犬種別フードは存在しますが、ここまでの多くの犬種に対応したフードは類を見ません。

この他にも特別なケア用や室内小型犬用のフードがライフステージ別、さらにサイズ別&年齢別フードが揃っています。

「徹底した品質検査の導入」

ロイヤルカナンの製造工場では、製造工程の間に第三者機関による監査も実施され、実に120もの品質検査を行っています。

このため、安心して愛犬に与えることができます。

「専門家との協力開発」

ロイヤルカナンは、獣医師やブリーダーなど、多くの専門家が一緒になって協力して開発が行われています。

そのため、信頼できる商品となっています。

ロイヤルカナンの気になる点

「BHT」

BHTは、1940年ごろから石油・ガソリンの酸化防止剤、抗酸化剤として利用されるようになり、1954年に食品用の添加物として認可されました。

しかしその後、発がん性が指摘されたために、人間の食品には厳しい基準がもうけられました。

ところがドッグフードに関しては、150μg/gであればBHTの使用が認められています。

人間には基準が厳しく、犬が食べるドッグフードならば基準が低いなんて矛盾していますよね。

本来、体の小さなワンちゃんは、人間よりはるかに少ない量でも受ける影響は大きくなるはずです。

犬がBHTを含んだフードを食べることで、膀胱がんや甲状腺がんになる恐れが高ります。

「BHA」

合成酸化防止剤である「BHA」は、発がん性などの危険もある人工合成の化学物質であり、危険なドッグフードの象徴です。

BHAを含むフードを食べることで、愛犬にがんが発生したり、歩行障害や呼吸困難、肝臓障害や消化器官からの出血などの恐れが生じます。

速攻で酸化防止剤は天然由来のものだけに変更してもらいたいところです。

「ソルビン酸カリウム」

ソルビン酸カリウムは、発ガン性物質の発生を促す恐れがある成分だとされているため要注意です。

ハムやソーセージなどのような、亜硫酸塩を含む食べ物と一緒に食べることで、化学反応して発ガン性物質が生じるとされています。

「没食子酸プロピル」

没食子酸プロピルは、化学的に合成された酸化防止剤であり、発がん性が認められています。

人間でも200g~300gが致死量とされているほどです。

安価なドッグフードの酸化防止剤として使われているころがあり、日本ではバターなどの油脂類に用いられることがあります。

「ポリリン酸ナトリウム」

ポリリン酸ナトリウムは食品添加物であり、継続摂取すると腎臓への負担が危惧されます。

「小麦・とうもろこし」

小麦やとうもろこしは、犬がアレルギーを引き起こしやすい穀物です。

含まれるグルテンは消化がしにくく、消化不良を起こしやすくなります。

ロイヤルカナンには、品質が明記されていないため、とうもろこしの「ひげ・皮・芯」などの部分まで使われている可能性を否定できません。

確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。

このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。

しかしロイヤルカナンは、注意すべき穀物である小麦やとうもろこしを大量に含んでおり心配です。

肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。

また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。

必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。

「コーングルテン」

コーングルテンとは、とうもろこしからデンプンを取り除いたものを刺し、安価なドッグフードによく用いられています。

コーングルテンは、アレルゲンになりやすく、消化も悪く、遺伝子組み換え作物が用いられている可能性もあり、犬に適した食材とは言えません。

また、糖質が多めなため、肥満の原因になる可能性が危惧されます

「動物性油脂」

ロイヤルカナンにはフードの表面に吹き付ける動物性油脂が配合されています。

通常動物性油脂というと、一般的によくない原材料とされ危険視されています。

このため、何の動物の油脂を使用しているのかが明記されていないと問題といえます。

ドッグフードに使用される動物性油脂は通常、食肉使用した後の動物の廃棄物から脂肪を搾り取るレンダリングにより製造されます。

このため使用される動物や家畜がはっきりしないと、病気や屍肉であったり、抗生物質やホルモン剤、殺虫剤などが含まれた肉かも知れません。

「加水分解タンパク」

加水分解タンパクとは、タンパク質をアミノ酸のレベルにまで分解した肉のことです。

このように分解することで消化がしやすくなり、さらにアレルギー反応が起こりにくいという効果が期待できます。

ただし、一般的に加水分解の方法としては、塩酸を用いるため心配が生じます。

分解が終わった後の塩酸は、通常アルカリで中和することで食塩のかたちで除去しますが、

塩酸などによる酸分解によって製造されているケースでは、発がん性物質が含まれる危険性が指摘されています。

このため、ドッグフードのように毎日長期的に摂取する場合は危険性が高まり、また、腸内細菌のバランスを崩してしまう可能性もあります。

「ビートパルプ」

ロイヤルカナンには、サトウダイコンの搾りかすであるビートパルプが入っており気になります。

ビートパルプのイメージは、硫酸等の薬品を用いて抽出されるため、その薬品が残留し、ワンちゃんへの健康に悪影響を及ぼす可能性が心配となります。

安価なペットフードの多くは薬品を使用していますが、良質なフードの場合は薬品を使用しません。

圧力をかけることで浸出してくる様々な構成成分を分離し、そして最後に出てくる繊維分を抽出した物をビートパルプとして使用するのが優秀なフードです。

ビートパルプそのものは、食物繊維を豊富に含み、決して有害ではないので、きちんとした調理法を行えば安心できます。

このため世間で言うようにビートパルプ=危険ということではありません。

ビートパルプは、ウンチを固めてくれる作用が働きます。

このため、軟便や下痢が治った錯覚を飼い主さんに与えてしまいますが、便を無理やり固める作用が働くだけであり、根本的に腸の環境が整って良くなったわけではなく、消化器官に負担を与えるケースもあります。

また、反対に愛犬が便秘になってしまうケースもあります。

このため出来ればビートパルプ無しで、便の状態が整うのが理想です。

ビートパルプで無理やり軟便が抑えられているケースでは、返って下痢を起こすことで気づける病気を見逃す危険性すらあります。

このような理由から、ビートパルプはあまりおすすめできません。

なお、ダイエット用のドッグフードに多めに使用される傾向があり、一般常識としてビートパルプは危険とのイメージが出来上がっており、原料に含まれている段階で不安を感じてしまう方が見えるかも知れませんね

「タンパク質が低い」

ロイヤルカナンのミニインドアアダルトのタンパク質は、19%しかありません。

タンパク質は子犬期であれば30%以上、成犬期であれば25%以上は欲しいものです。

ちなみに、AAFCO(米国飼料検査官協会)によるタンパク質の最低基準は、子犬で22.5%以上、成犬で18.0%以上となります。

このため、成長期の子犬や、運動量の多い活発なワンちゃんには不向きといえます。



口コミ情報によるメリット・デメリット

「ロイヤルカナンの悪い口コミ」

トイ・プードル

(オス)

ウンチの量が増え、同時に下痢もよくするようになりました。

値段は魅力ですが、健康が気になります。

柴犬

(メス)

ロイヤルカナンを与えるようになって、下痢をするようになりました。

それまでほとんど下痢などしなかっただけにビックリ。

速攻で止めました。

フレンチ・ブルドッグ

(オス)

ロイヤルカナンは手で触ると油がべったり付いてきます。

これを見ているだけでもマズイなと感じてしまいます。

案の定アレルギーが出て、皮膚が荒れてしまいました。

ゴールデン・レトリバー

(メス)

凄くウンチのニオイが臭くなりました。

また、何度も下痢になってしまいました。

ポメラニアン

(メス)

病院で勧められたのでロイヤルカナンを与えていましたが、良くない評判が多く不安でした。

凄く油っぽいため、お湯でふやかして油を取って与えています。

それでも体重が増えて、すぐ軟便になってしまいます。

「ロイヤルカナンの良い口コミ」

ミニチュアダックスフンド

(メス)

獣医師からロイカナのpHコントロールをすすめられて飲んでいます。

おかげで血尿も収まり調子が良いです。

パグ

(オス)

ミニインドアで体重管理を行っています。

食いつきもよくリーズナブルで助かりますね。

柴犬

(メス)

犬種別フードを与えていると安心できますね。

よく食べてくれて元気一杯です。

値段も安くスーパーで手軽に買えるので助かります。

「口コミ感想まとめ」

人気フードだけに口コミの数も多いですが、下痢、便臭がきつくなった、涙やけやアレルギーが悪化など、いろんな問題症状が起こっています。

値段も安く、ホームセンターなどで手軽に手に入るので、使用する人も多いフードですが、当サイトとしては、ソルビン酸カリウム・BHA・没食子酸プロピルという危険な添加物が入っている段階でおすすめはできませんね。

成分はしっかりしているので、獣医師がワンちゃんの病状に合わせて、療法食として推薦したケースでは使用ありかもしれませんが、それでも下痢などを起こさないか十分注意してもらいたいですね。



ロイヤルカナンドッグフードの種類

「犬種別用」

・プードル用(子犬用・成犬用・中高齢用)

・ダックスフンド用(子犬用・成犬用・中高齢用)

・チワワ用(子犬用・成犬用・中高齢用)

・柴犬用(子犬用・成犬~高齢用)

・ヨークシャーテリア用(子犬用・成犬~高齢用)

・マルチーズ用(成犬~高齢用)

・シーズー用(子犬用・成犬~高齢用)

・ミニチュアシュナウザー用(子犬用・成犬~高齢用)

・パグ用(子犬用・成犬~高齢用)

・キャバリアキングチャールズ用(成犬~高齢用)

・フレンチブルドック用(子犬用・成犬~高齢用)

・ラブラドールレトリバー用(子犬用・成犬~高齢用)

・ゴールデンレトリバー用(成犬~高齢用)

・ジャーマンシェパード用(成犬~高齢用)

・ブルドッグ用(成犬~高齢用)

・ボクサー用(成犬~高齢用)

・ロットワイラー用(成犬~高齢用)

・グレートデーン用(成犬~高齢用)

・アメリカンコッカースパニエル・イングリッシュコッカースパニエル用(成犬~高齢用)

・ジャックラッセルテリア用(成犬~高齢用)

・ビーグル用(成犬~高齢用)

「特別なケア用」

肥満対策

・ミニ・ミディアム・マキシライトライトウエイトケア(減量したい犬用:小型犬用・中型犬用・大型犬用・成犬~高齢犬用)

・アダルトライト(カロリー調整が必要な小型犬用ウエットフード成犬用)

避妊・去勢用

・エキストラスモール・ミニ・ミディアムス・マキシステアライズド(避妊・去勢犬用:超小型犬用・小型犬用・中型犬用・大型犬用・成犬~高齢犬用)

・ラブラドールレトリバー専用フードステアライズド:成犬~高齢犬用

皮膚対応用

・ミニ・ミディアム・マキシダーマコンフォート(皮膚の健康を維持したい犬用:小型犬用・小型犬用・中型犬用・大型犬用・成犬~高齢犬用)

・アダルトビューティ(健康で美しい皮膚・被毛を保ちたい小型犬専用ウエットフード成犬用)

食欲対応用

・ミニエクシジェント(食事に好き嫌いがある犬用:小型犬用・成犬~高齢犬用)

お腹ケア用

・ミニダイジェスティブケア(お腹の健康を維持したい犬用:小型犬用・成犬~高齢犬用)

歯垢・歯石ケア

・ミニデンタルケア(歯垢・歯石が気になる犬用:小型犬用・成犬~高齢犬用)

尿路結石

・ミニユリナリーケア(健康な尿を維持したい犬用:小型犬用・成犬~高齢犬用)

「室内小型犬用」

・ミニインドアパピー・アダルト・シニア(室内で生活する小型犬用:子犬用・成犬用・中・高齢犬用)

「サイズ&年齢用」

・超小型犬用(子犬用・成犬用・中高齢用・高齢用)

・小型犬用(子犬用・成犬用・中高齢用・高齢用)

・中型犬用(子犬用・成犬用・中高齢用・高齢用)

・大型犬用(子犬用・成犬用・中高齢用・高齢用)



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