ボクのことをリアスはよく「犬じゃないみたい」って言うんだ。
それはボクが後ろ足2本で立つのが得意だからさ。
そして、「そんな恰好ばっかしてると腰を痛めるぞ」と注意するんだ。
ビビ姉には内緒なんだけど、ボクは犬の姿をしているけど、このチアプーっていうのは仮の姿で、本当はリアスと同じ人間なのさ。
だからこんなに上手に2本足で立てるのさ。
したがって、腰を痛める心配も無用さ。
いつ魔法がとけて、人間の姿に戻るのか楽しみなんだ。
それにしてもリアスはさすがさ、ボクが犬じゃないこと見抜いているんだからな。
何か凄い妄想を抱いているモコ君ですが、実際に自分を大好きな飼い主さんと同じ人間だと思っているワンちゃんは多いみたいです。
姿形は違っても、心は立派な人間なのでしょうね。
飼い主さんと、1対1で過ごしていると、その傾向が強いみたいですね。
確かにモコは2本足で立つのが大得意。
マジで腰を心配しているのは事実です。
犬が後ろ足で立っているときの心境について少し紹介すると。
1.喜び
2.何かを期待や要求している
3.不安・緊張・警戒
4.上にある物が気になる
こんな感じの気持ちの時、ワンちゃんは2本足で立ち上がります。
モコの場合はまさしく「喜び」ですね。
私が帰宅すれば、吹っ飛んで来て、嬉しさのあまり後ろ足で立ち上がって、前足で足をカリカリしてきます。
ビビもこの時ばかりは、同様にこの喜びの儀式を行ってくれますね。
モコはとにかくよく2本足でたちます。
エサを与えるときだって、2本足で立ち上がり、早く頂戴とアピールです。
こんなモコの様子を見ていると、喜びや期待・要求で、後ろ足で立ち上がることはよく理解できます。
またテーブルで食事していると、上にある物が気になって立ち上がるから、これも納得。
ダメだと言ってもおとんが時々こっそり、食べ物を与える時があるから、うちの子たちは、食事しだすと物欲しそうになり、上にある物が気になって立ち上がったりするわけ。
うちの子たちからはあまり見られないのですが、不安・緊張・警戒という状態でも、ワンちゃんは2本足で立ち上がります。
一番分かりやすい例が、散歩時に知らない人や大きな犬に出会ったときなどでしょう。
こんなときには、怖がってしまい不安を感じるため、後ろ足で立ち上がって飼い主さんに抱っこを要求してきますね。
このような体験をした飼い主さんは多いはずです。
さてあなたならば、そのような時にはどのように対処しますか?
オススメは、愛犬を素早く抱っこして安心させてあげて、そしてその場からさっさと立ち去ることです。
愛犬が後ろ足で立って、飼い主さんに助けを求める仕草を見せる場面では、かなり不安を感じている証拠です。
ここで注意したいのが、愛犬に散歩で怖い思いをさせてしまわないことにつきます。
変なトラウマを与えてしまうと、愛犬が散歩嫌いになってしまう可能性もあり要注意。
ワンちゃんは頭が良いため、一度体験学習したことはしっかり覚えていますよ。
もし愛犬が、散歩コースで行くのを嫌がる場所があれば、過去に怖い思いをした場所かもしれませんよ。
なんだそんな情けないワンコがいるのか。
あたいなんて、出会う奴みんなデカイけど、怯えたりしないぜ。
あたいらチワワ族は勇敢だからな。
でもリアスはそんな時、あたいを抱っこして、「ビビあんたはチビなんだから勝てないよ」いって、さっさと逃げちゃんだ。
これは決してあたいが負けたわけじゃないわけだからな。
リアスの余計なお節介さ。
でもあたいだって負けないけど、まともに勝負を挑めばヤバイことも承知しているよ。
だから、リアスの優しさも分かっているのさ。
そうだ思い出したけど、家にもいたな、散歩すら出来ない情けないワンコが。
うるさいなボクだってお庭でなら、大分平気で遊べるようになってきたんだからな
内弁慶のモコは、本当にコマッタちゃん。
いつになったら散歩が出来ることやら。
モコに散歩での進歩が見られたならば、すぐお知らせしますからね。
みなさんもモコ君を応援してあげて!