チワワの飼い主さんは、食いつきの悪い犬種であることもあり、必死で苦労してドッグフードを探しています。
最近はドッグフードへの関心も高まり、無添加のグレインフリーな高タンパク質の安全なフードを求める飼い主が増えて、私も安堵しています。
しかし、せっかくそのようなプレミアドッグフードを購入するようなフードに関心が高い飼い主さんでさえ、意外にドッグフードの保存方法には無頓着だったりするのです。
現在のドッグフード界の現状は、購入したフードのパッケージを開けた瞬間に感じとることができます。
驚くことに、多くの商品で「袋にジッパーが付いてない!」と、これが現実なのです。
しかも結構巷では有名な人気商品がそのような状態で、驚かされることがあります。
私はドッグフードの袋にジッパーを付けるだけでも、かなり他のフ-ドに対して優位性が保てると思いますね。
私が友人の家に遊びに行った時、ドッグフードの袋を輪ゴムでとめている奴がいて、さすがにこれはまずい、タッパーなどの別な容器に移し代えてあげてとお願いしたことがあります。
それこそ輪ゴムでとめておくくらいなら、自宅にあるペットボトルにでも入れておく方がよっぽどましです。
適当な容器がなければ、ペットボトルで代用しても構わないのです。
ただし問題は、入っていた飲み物の匂いがきつい場合ですね。
ドッグフードにその匂いが移る場合があり注意が必要。
ワンちゃんは匂いには敏感ですからね、苦手な匂いだったりすれば大変、最悪食べてくれなくなる可能性だってあります。
あなたはドッグフードの保存方法に自信が持てますか?
フードの間違った保存方法はとても危険です。
確かにドッグフード(ドライフード)に関しては、水分がほぼ10%以下となっているので、開封後1ヵ月くらいは持ちます。
さらに、多くのペットフードには、大量の保存料や酸化防止剤などが使用されています。
このため、簡単にカビが生えることもなく、フードを長持ちさせてくれます。
しかし添加物は、体に害となるのは周知の事実です。
できれば人工添加物は使用していないドッグフードを選んで欲しいです。
添加物の安心・安全をうたい文句にしているドッグフードでは、酸化防止剤の変わりにビタミンEなどやあるいはハーブなども利用したりして、独自の工夫で保存延長を目指しています。
さすがに、酸化防止剤と比べると開封後の劣化は早いのは事実です。
それでも高温多湿・直射日光を避けて、さらなる正しい保存方法を実践すれば、2ヶ月は持ちます。
酸化防止剤入りのフードでも、適切な保存方法を守らなければ、長持ちしません。
それだけに適切な保存方法が大切となるのです。
なお、値段は正直者であり、1キログラムあたりコスパが1,000円以下のようなフードでは、単価を下げるためにどうしても粗悪な原材料や添加物が入っています。
その当たりを参考にして、愛犬には安心・安全なドッグフードを選んであげましょう
間違った保存方法をしてしまえば、すぐに酸化やカビ、湿気でフニャフニャになるなどの症状が出てしまうことを認識しておいてください。
そしてそのような状態のフードは、栄養バランスが著しく低下したり、味も残念ながら美味しくなくなったりしてしまいます。
それどころか、カビや雑菌が繁殖していれば、可愛い愛犬の健康をすら損ねかねない危険を含むのです。
特にチワワであれば、本当に少しのご飯の量でも、てき面に体に跳ね返ってくるので要注意です。
ドッグフードの一番の天敵が酸化。
酸化は袋を開封した瞬間からスタートします。
酸化を防ぐおすすめ方法は、ジップロックなどのチャック付きの小分け袋で分けて保存することです。
コツは中の空気をしっかり出すことに尽きます。
それからきちんとチャックをして保存です。
また、乾燥材シリカゲルを入れておくのがおすすめです。
ドッグフードを正しく保存するには、チャック付きの袋は必需品となります。
ワンちゃんは嗅覚が鋭いから、ドッグフードの酸化にはとにかく敏感なんですよ。
神経質な子であれば、勝負は開封後の1週間。
これがリミットで嫌になってしまったりします。
本当に酸化すると、風味が落ちておいしくなくなってしまいます。
ただでさえ食いつきが悪いチワワは要注意です。
酸化でさらに要注意なのが、必須脂肪酸が酸化して過酸化脂質に変わってしまうことです。
こいつはワンちゃんには難敵、身体に悪影響を及ぼします。
酸化したドッグフードはとても注意が必要。
嘔吐下痢、発疹などの体調不良を招きます。
さらに、酸化はアレルギーを引き起こす原因にもなりやすいです。
チワワのような小型犬は、体力が少ないので怖いです。
マジで重篤化すると危険だと認識しておきましょう。
NGの保存が、直射日光が当たる場所にフードを置くこと。
未開封だからと油断は禁物、直射日光が当たってしまうと、フードの温度が上がり傷みが早まります
冷暗所で保存するのがベストで当然です。
特に気温が高い夏場は注意が必要です。
うっかり食べ残しを、お皿に出しっぱなしにするのもNGだよ。
後、室内犬はともかく、庭飼いのワンちゃんはさらに要注意です。
必ず守りたいポイントを一つ紹介します。
夏場のご飯は、庭飼いのワンちゃんには、小屋の中であげましょう。
安易に開封したまま、長期間保存をしているとビックリなことが生じます。
それは、虫が大量発生すること。
お米にもよく虫がわきますよね。
フードも同様に、小さなウジ虫がいたり、羽虫が発生します。
こうなるとそのフードはちょっと食べられませんね。
しっかり密封した容器などに入れておくなどの対処が肝心となります。
夏場は特に要注意。虫がわきやすいです。
保存といえば冷蔵庫のイメージがありますよね。
ところが、ドライフードの冷蔵保存はNGだと知っておきましょう。
原因は結露です。
冷蔵庫からの出し入れや、トビラの開け閉めで生じる温度の上下変化で結露が起こるのです。
ドライフードは固くおもえますが、10%程度の水分が含まれているからなのです。
その結果、ドライフードがふやけてしまいます。
さらにひどいケースでは、カビの発生を招く場合もあります。
ドッグフードに臭いが移ってしまわないように注意しましょう。
香りの強い芳香剤や柔軟剤などとうっかり一緒に保管するのはNGです。
ワンちゃんは匂いにとにかく敏感だとお忘れなく。
嫌いな苦手な匂いがフードに移れば、もはやなかなか食べてくれませんよ。
・酸化、カビ、湿り、虫の発生などに注意する。
・開封後は、ジップロックなどのチャック付きの小分け袋で分けて保存する。
・日光が当たらない冷暗所で保存する。
・乾燥材シリカゲルを入れるのがおすすめ。
・ドライフードは、冷蔵庫に入れて保存しない。
・匂い移りに要注意。
ドッグフードには、ドライフード、セミモイスト、ウェットフードなどの種類があります。
それぞれのフードの違いや、特徴を知りたい場合、次の記事どうぞ。
関連記事:「チワワにおすすめしたい賢いドッグフードの選び方」
ドライフード(10%の水分)、セミモイスト(25~35%)、ウェットフード(75%)の違いは、フードに含まれている水分量です。
当然ながらフードは水分量が多い方が腐りやすくなるわけです。
従って、一番の要注意人物がウェットフードとなります。
ウェットフードは保存する場合は、密封容器に入れ代えて冷蔵庫で保存してください。
ここで注意する点が、ドライフードは冷蔵庫での保存はNGですが、ウェットフードは必ず冷蔵庫で保存することです。
ウェットフードは、特に取り扱い注意です。
開封前であれば長期間保存が可能ですが、一旦開封すれば細心の注意が必要。
まず、できる限りその日のうちに食べてしまいましょう。
保存する場合でも、開封後は一気に質が変化するので、冷蔵庫で保存し1~2日が限度と知りましょう。
また、香りが飛んでしまうと途端に食いつきが悪くなります。
さらに、必ず清潔な密封容器に入れ替えることが肝心です。
ワンちゃん用の容器を購入して、人が使うものと区別しておくのがおすすめです。
手間だと感じても、食べ残しは雑菌が繁殖し易いので、ひと手間頑張ってあげましょう。
1週間くらい保存したい場合は、冷凍保存も可能です。
限度は1週間ですね、冷凍焼けでどうしても味や風味が飛んでしまいます。
冷凍保存に際しての一番の注意点は、できるだけ空気に触れさせないことです。
タッパーやジップロック、ラップなどを活用しましょう。
なお、解凍する場合は自然解凍するように気をつけて、レンジは使わないようにしましょう。
ドライフ-ドは前述しましたが、開封後にすぐに小分けに密閉してしまうことです。
ドッグフードの問題点は、空気に触れるたびに酸化がどんどん進んでいくこと。
だから小分けにしておけば、愛犬にフードを与えるたびに空気に触れてしまうという最悪状態を回避できるわけです。
このように、とにかくフードが空気に触れる機会を減らすことが大切です。
また、ドッグフードを入れておくときに、空気を抜いて袋の中を真空状態にしておくのが、一番の酸化対策となります。
そのためには、便利な商品が必要です。
紹介していきましょう。
【大容量】ジップロック イージージッパー L 32枚入
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ジッパー付きの保存袋は使い勝手が良く、おすすめです。
他に使用用途も多く常備しておくととても便利です。
OXO 保存容器 密閉 プラスチック 2.3L ポップコンテナ ビッグスクエア ショート
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ドッグフードを保存するなら、フードストッカーは購入しておきたいです。
使い勝手の良い、人気商品を紹介していますが、いくらでも種類はあるので自由に選んでみましょう。