チワワは超小型犬のため胃も小さくどうしても少食気味の犬種です。
そのため飼い主さんは、食いつきのよいフード探しに四苦八苦です。
食いつきナンバーワンとの評判が高いモグワンを選ぶ理由もそこにあります。
ところがせっかく期待したモグワンに、愛犬のチワワがちっとも食いついてくれないとします。
はたして考えられる理由は、どのようなことがあるのでしょうか?
今回はチワワがモグワンを食べてくれない原因探求と、食べさせるためのコツについて紹介します。
「好き嫌いの相性」
単純に好き嫌いの相性ということもあり得ます。
考えてください。
肉が好きな人。
魚が好きな人。
野菜が好きな人。
さらにカレーライスが好きな人。嫌いな人。
ラーメンが好きな人。
更に細かく分ければ、塩味が好き。味噌味が好き。豚骨が好き。
これらの好き嫌いの理由をあげられますか?
好きなものは好きだし、どうしても合わない苦手な味もあるでしょう。
これは食べ物との相性であり、どうにもなりません。
人間にもあるように、当然ワンちゃんにもあることでしょう。
しかしそう単純にも言い切れないので、もう少し詳しく考えてみましょう。
確かにチワワにとっても、理由なしにどうにも好きくない味という好みも存在することでしょう。
モグワンのメイン食材を見れば、チキンとサーモン。
どちらかが苦手だというワンちゃんもいるでしょうが、肉も魚も両方というケースは少なさそうです。
ここであなたの愛犬が、モグワンの前に食べていたドッグフードのメイン食材をチェックしてみてください。
仮に、チキンだとすれば、今回食べない可能性が、相性の問題の可能性はぐっと減少します。
このようなケースでは、他に問題があるかも知れませんね。
しかし実際に、愛犬がモグワンをたべてくれないのは、相性の問題も考えられると知っておきましょう。
「初めての味への・恐怖感や不安」
よくドッグフードの切り替えが、なかなか困難との話を耳にします。
これはチワワが初めて見たり、初めてのニオイだったり、初めて食べる味のため、おニュウのドッグフードを警戒しているのです。
確かに美味しそうなニオイがするなと感じながらも、なかなか食べることができないわけですね。
このケースでは、焦らず徐々にモグワンの味に慣れさす必要があります。
「偏食気味でワガママになっている」
これはあなたが甘やかしたため、チワワがワガママになり、偏食気味になっているケースです。
普段の状態を思い出して見てください。
何も食べてくれないような状態でしたか。
それとも、おやつなどであればパクパク食べる。
また、あなたが食べる食べ物をねだり、与えればガツガツ食べる。
そんな状態に陥っていませんか?
思い当たれば完全な偏食になってしまっており、それが美味しいモグワンでも食べない理由です。
子供だってご飯より甘いお菓子のおやつの方が好きですね。
それはチワワだって同じです。
しっかり躾なおさないと、何にもドッグフードを食べてくれませんよ。
「モグワンの劣化」
開封してからしばらくの間は食べていたのに、だんだん食べなくなってしまったというケースでは、モグワンの劣化も考えられます。
ドッグフードは、開封して空気に振れた瞬間から酸化が始まります。
そのため、適切な保存をしておかないと、酸化、カビ、湿り、虫の発生、ニオイ移り、賞味期限切れなどあらゆる理由で劣化が生じます。
いくら食いつきがよく美味しく作られたモグワンでも、フードを劣化させてしまえば、風味も味も、さらに感触まで損なってしまい、さすがにワンちゃんそんな状態のモグワンでは食べてくれません。
また臭いに敏感なワンちゃんは、香りの強い芳香剤などと一緒に保存して、ニオイが移ってしまうと、苦手なニオイだったりすれば、モグワンを食べなくなるので注意しましょう。
モグワンは酸化防止剤などの人工添加物を一切使用していませんから、市販のドッグフードと比較して長持ちしません。
直射日光が当たるような場所に保存していても傷みやすくなるので注意しましょう。
「病気」
チワワの体調不良のケースであれば、モグワンでも食べてもらえません。
まずは病気を疑ってみることが肝心です。
下痢、嘔吐、鼻水、咳などすぐ分かる明白な症状であればすぐに気づけますが、食欲不振でご飯(モグワン)を食べない場合、何か体に病気が潜んでいる可能性もあります。
モグワンを食べてくれない原因を見てきました。
改善方法を紹介します。
よく言われる方法ですが、以前の食べ慣れたドッグフードが残っていれば、混ぜてあげるのがおすすめです。
最初は前のドッグフードの割合を多くして、食べ具合を観察しながらモグワンの割合を増やしていきましょう。
新しい食べたことのないニオイや味がするモグワンに慣らすためには、最初食べ慣れた味のフードと混ぜて、モグワンへの恐怖や不安を取り払い、大丈夫であることを教えてあげる必要があります。
その最初の怯えた恐怖感さえとり除いてあげれば、本来味は間違いのないモグワンです。
すぐにがつがつ食べてくれる可能性が高いです。
また前のドッグフードが残っていないケースであれば、モグワンに成れるまでササミなど好物を入れてトッピングしてあげるのがおすすめです。
他の有効手段は、飼い主さんが一粒ずつ手でモグワンを与えて愛犬に食べさせてあげることです。
チワワはリーダーである飼い主さんを信頼しています。
だから、信頼関係がしっかり成り立っていれば、チワワにとって、リーダーである飼い主さんが、与えてくれるご飯であれば絶対安心だと信じて食べてくれます。
本来、モグワンはチワワにとって味も美味しく、サイズも小粒で食べやすいわけです。
飼い主自らが手渡しで食べさせてあげれば、安心して食いつきよく食べられるはずです。
慣れてくれは、手渡しでなくお皿から食べてくれるようになります。
「わがままで偏食気味」が理由のときは、躾をし直す必要があります。
体調が悪いわけでなく偏食で贅沢になってしまっているわけなので、モグワンを与え食べなければ、下げる時間を例えば15分とか決めて、食べなければさっさとお皿を片付けてしまいます。
水はしっかり飲める状態にしておき、次の時間のご飯まで食べ物は一切与えてはいけません。
1日程度であれば、水さえしっかり飲んでいれば食べなくても心配いりません。
元来、健康な状態であるわけなので食欲はありお腹が空きます。
したがって、モグワンしかもらえないと分かれば、シブシブながらもモグワンを食べ始めます。
頑固なワンちゃんで、1日経っても食べてくれないようだとさすがに心配になってきますね。
そのようなケースでは、モグワンをふやけさせて与えてみましょう。
ドライフードは水分を加えてふやかすことで、香りが多く発散されます。
モグワンの美味しいニオイが広がることで、ニオイに敏感なワンちゃんは食いつきがよくなるからです。
なおモグワンのふやかし方にはいくつかコツがあります。
一番大切なことは、熱湯をかけないことです。
理由はモグワンに含まれるタンパク質やビタミンが壊れてしまうからです。
適切なふやかし方が知りたい飼い主さんは次の記事をチェックしてみてください。
関連記事:「チワワにふやかしたドッグフードを与えるタイミング!メリットは?」
さらにそれでも、食べないケースでは少しだけ好物をトッピングしてあげましょう。
なお、このお預け法で注意願いたいのが子犬や高齢犬の場合です。
腸が未発達ですぐ消化してしまう子犬や、消化機能がおとろえた高齢犬の場合、ご飯を抜くのは体への負担が大きいのでおすすめできません。
紹介した、フードをふやかす方法やトッピングなどで対処してあげましょう。
なお、子犬や高齢犬には、柔らかくなり、かみ砕きやすくなったり、飲み込みやすくなるので、ふやかす方法は思った以上に有効です。
モグワンが痛んで劣化していなければ、チワワはしっかり食べてくれるはずなので、紹介する方法に注意してモグワンの劣化を防止しましょう。
「酸化させない」
酸化させないように、ジップロックなどのチャック付きの小分け袋で分けて保存します。
なお、モグワンの袋にはジッパーが付いているので空気を追い出し、しっかり閉めれば大丈夫でしょう。
後、乾燥材のシリカゲルを入れておくと一層安心できます。
「カビやふやけさせない」
モグワンなどのドライフードを冷蔵庫に入れるのはNGだと知っておきましょう。
取り出す際などの温度変化で、結露が生じてふやけたり、カビがはえたりしてしまいます。
「保存場所に注意」
直射日光が当たるような高温多湿な場所での保存は避けましょう。
フードが痛みやすくなります。
また、ニオイが強い物の近くに置くと、ニオイが移ってしまう場合があるので避けましょう。
美味しくて食いつきの良いモグワンでも紹介したような理由で、愛犬がなかなか食べてくれないケースもあり得ます。
しかし、ほとんどのケースでモグワンは食いつきがよい優秀なドッグフードです。
我が家でも愛犬のチワワのビビに、モグワンを与えています。
モグワンを与えるまでは、チワワ特有の食いつきの悪さが悩みの種でした。
極端に悪いとまでは思いませんが、平気で1日くらい食べないケースもしばしばありました。
ウチのビビはモグワンに対しては、相性抜群の反応を示してくれました。
何とモグワンの袋を開けた途端に近寄ってきたのです。
確かにササミが大好物で、おやつにあげる時などは走り寄ってきます。
メイン素材の一つであるいいササミの風味が臭ったのでしょうかね。
おかげでその後も、がつがつ食べてくれています。
このように本来であればモグワンはとても食いつきがよいフードなわけです。
モグワンのおかげでいろいろな効果が得られているビビですが、実際にモグワンを食べたことで生じた効果などの生の声の情報や更なるモグワンの魅力が知りたい飼い主さんは、こちらの「体験レビュー」や「モグワン感想&解説」をチェックしてみましょう。