最近生肉が話題でワンちゃんにいいとよく聞きます。
チワワは本来、オオカミを先祖に持つ肉食動物です。
だから、生肉をチワワに食べさせてあげることで、様々なメリットが期待できます。
生肉は鮮度が一番の命で問題です。
だから注意を払って保存すべきであり、何点かチワワに生肉を与える際の注意点があります。
今回はチワワに生肉を与える際の注意点と、必要な理由について紹介します。
ワンちゃんに生肉を与えるというと、必ず与えても大丈夫なのという声が聞こえてきます。
もちろんチワワに生肉を与えて大丈夫です。
いやそれどころかはっきり言って、愛犬のために生肉は、是非食べさせてあげて欲しい適したご飯なのです。
今でこそワンちゃんたちは、人間と共同生活を送っていますが、少し前までは小動物を自分でハントして暮らしていたのです。
当然ワンちゃんたちのエサは、その自分で捕獲した小動物の生肉だったのです。
つまり、チワワたち愛犬たちの本来のご飯は、野生の動物そのものを食べることであり、生肉・生骨・生内臓をすべて食べていたのです。
愛犬に向いているドッグフードは、穀物を使用しないグレインフリーがいいと言われています。
それはチワワが、穀物の消化を苦手とするからです。
ワンちゃんのタンパク質の消化吸収率は、動物性の場合約90%、植物性の場合約75%となります。
このように消化吸収率に差が生じます。
これは、腸の長さが影響しています。
草食動物である牛の腸の長さが約40m、雑食の人間で約8m、そしてワンちゃんに至っては。約3mしかないのです。
だからワンちゃんは、腸が極端に短いために炭水化物の消化には不向きであり、野菜から栄養を取るのが苦手なのです。
つまり、肉類を素早く吸収して、その上肉類の消化副産物などをすぐさま排出するために、短い腸となっているのです。
愛犬を目で見て分かりやすい特徴が歯の形です。
チワワの歯をチェックしてみれば、肉を裂く尖った切歯、犬歯が発達していることが分かります。
穀物をすり潰すのに適した臼歯は発達していません。
未だにこのような、生肉を噛み切って食べるのに適した歯の形をしていること自体が、ワンちゃんが生肉を食べることに適している証拠の一つと言えるでしょう。
また、消化酵素に目を向けてみても、チワワは脂肪やタンパク質対応の消化酵素が主体であり、穀物(澱粉)を消化するためのアミラーゼを持っていません。
このようにワンちゃんの体の造りを確認すれば、チワワが生肉向きであることが一目瞭然となるのです。
チワワが何故生肉に向いているかが分かりました。
しかし、動物タンパク質が消化吸収しやすくワンちゃんに適しているのであれば、普通に焼いたお肉でもよさそうに思えます。
しかし、生肉にこだわるべき理由がちゃんとあるのです。
生肉が特にいいとされる理由は、酵素や乳酸菌などを壊すことなく自然に含んでいるからです。
ドッグフードの弱点が、高熱処理をするために酵素や乳酸菌などが壊れてしまうことです。
つまり酵素は熱に弱い性質を持つため、肉を焼いたり煮たりしてしまうとその効果が期待できなくなるのです。
人間やワンちゃんなどの動物は、生れながらに体内に潜在酵素を持っています。
しかし、潜在酵素の量は決まっており自ら増やすことはできません。
だから酵素を外から取り込むためにも、生肉をチワワが食べることはとても大切なのです。
潜在酵素は2つの酵素に大別されます。
消化酵素:ご飯を消化するための酵素。
代謝酵素:細胞を作ったり、修復する生命活動維持のための酵素。
体内で作られる優先順位は消化酵素の方が高いのですが、動物が元気で長生きするためには、代謝酵素が大切となります。
そのため、消化が悪い植物タンパク質などを多く食べると、ますます優先して消化酵素が作られ、代謝酵素が減ってしまいます。
その意味からも酵素を含み、なおかつ消化吸収がよい生肉は、チワワにとって非常に適したご飯なのです。
酵素・乳酸菌を補えるのが一番のメリットと言えるでしょう。
チワワがメインで食べるドッグフードの弱点が、酵素が含まれていないことです。
だから、貴重な酵素や乳酸菌を補うことが可能となる生肉は、是非チワワに与えてあげたいご飯なのです。
「食品添加物の心配無用」
ドッグフードを食べさせる上において最も安全面で心配なのが添加物です。
しかし生肉であれば、フードなどのように加工して作られないから、添加物の心配が一切いりません。
さらにフードのようにいろんな栄養素も含まれませんから、アレルギーの心配も少なくてすみます。
さらに、乳酸菌は大きな魅力となります。
善玉菌を増やして腸をキレイにして、腸内環境を整えてくれます。
その結果、体の免疫力が高まり、アレルギー症状を抑える効果が期待できます。
最近は、全体の4割程度のワンちゃんが何らかのアレルギ反応を持つとされており、生肉は愛犬たちを助ける救世主となってくれます。
「毛艶や毛並み肌質がよくなる」
チワワが生肉を食べることで、毛艶などがよくなります。
生肉を食べることで、良質な動物タンパク質を摂取できます。
さらに、乳酸菌の効果でアレルギーの改善も可能となり、毛質も良好になるわけです。
乳酸菌は本当に効果大です。
新陳代謝を高めてくれるし、老廃物を排出する働きもあります。
そのため毛並みのみならず、皮膚も綺麗になり、さらに腸内環境が整うから口臭改善にも効果を発揮してくれます。
「体重管理にも役立つ」
生肉は一見すると消化吸収がよいため、かえって太ってしまうように感じる飼い主さんもいるかもしれませんね。
でもよく考えれば、少量で十分必要なエネルギーを摂取できるということなのです。
だから上手く飼い主さんがカロリー調整を行えば、愛犬の体重管理が出来てしまうのです。
肥満が気になる愛犬には、メインのドライフードをまずは2割減らして、ドライフード:生肉=8:2の割合でトッピングすることで、ちょっとしたプチ手づくで上手くカロリー調整をしてあげましょう。
「食糞の予防の効果」
実は生肉を食べさせると、食糞の予防の効果も期待できます。
ワンちゃんが食糞する理由はいくつかありますが、その一つとされる多い原因が、フードが未消化の状態となって、炭水化物がウンチに混ざっていることです。
そのため、ニオイにもつられて興味を示し、栄養摂取の理由からワンちゃんは食糞してしまうのです。
生肉はとても消化に優れた食材のため、未消化の形でウンチが出ることが少なくなり、食糞しなくなるのです。
愛犬がウンチを食べているシーンを見れば、ビックリしちゃって頭を悩ます飼い主さんは多いもの。
でもワンちゃんにとって食糞は、本能による自然な行動だったりするのです。
食糞でお悩みの飼い主さんは、次の記事をチェックしてみましょう。
ワンちゃんが食糞する原因を紹介して、食糞を止めさせる対策を紹介しています。
実は、愛犬の食糞防止に効果的なサプリメントがあります。
食糞対策におすすめの専用サプリメントを紹介しています。
「シニア犬にオススメ」
生肉は食が細くなり弱り出したシニア犬に向いています。
主な理由は次の通り。
・ワンちゃんの嗜好性が高く、食いつきが良くなります。
・栄養価が高く、少量でも十分な栄養が摂取できます。
・消化吸収がよく、胃腸が弱りだした老犬向き。
・柔らかく、歯が弱りだした老犬向き。
・疲労回復力が期待できる。
「コスト面の問題」
新鮮な生肉においては、どうしてもそれなりの気になる値段となってしまいます。
チワワのような小型犬ならまだしも、多頭飼いしていたり、大型犬だとかなり負担でしょう。
でも、生肉の場合、メインとして単独で食べさせるわけではありません。
愛犬への与え方のスタイルは、あくまで副食であり補助です。
メインのドッグフードにトッピングしてあげるわけです。
だから思ったよりは少量ですみます。
さらに、少量でも十分エネルギーが得られるから、上手く調整してやれば金額面の負担が減ります。
「保存が困難」
生肉だから保存が利きません。
冷蔵庫保存して、3~4日で使い切る必要があります。
なお、冷凍保存をすれば長期保存が可能となります。
その際は、ブロック状などの塊で凍らせてしまうと、使う分だけの解凍が面倒です。
小分けした形の物を使うのがおすすめです。
このように、保存や使いやすさを考えた場合、ドライフードの方が使い勝手はいいです。
「総合栄養食ではない」
生肉はチワワにとって理想食ですが、ドッグフードのような総合栄養食ではありません。
当然メインで生肉だけを食べさせていては、栄養に偏りが生じてしまいます。
あくまで副食であり、ドライフードにミックスして食べさせるべきだと認識しましょう。
昔ワンちゃんたちが、動物を食べるだけで栄養が満たされていたのには理由があります。
それは草食動物の内臓を食べることで、そこに含まれる野菜の栄養を吸収していたのです。
だから、生肉だけでは、栄養不足となるわけです。
「下痢に注意」
生肉は食いつきが良いため、与えればワンちゃんはどんどん食べしまいます。
しかし初めて与える時には、油断してたくさんの生肉を一度にあげてしまうと、ワンちゃんはお腹を壊してしまうケースがあり得ます。
だからそれこそ最初は、スプーン一杯の量をドライフードに加えていくイメージから始めていきましょう。
一番のおすすめは馬肉です。
馬刺しってご存知のように、唯一人間が安心して食べることができるお肉です。
このように馬肉は、生肉として一番適しているのです。
馬肉は、牛肉や豚肉、鶏肉などと比較して非常に栄養価が高い肉なのです。
さらに低アレルゲン食品のため、アレルギー反応が出にくいメリットがあります。
ちなみに、一番アレルギー反応が多く起こる肉は牛肉です。
生肉というと寄生虫が心配になります。
馬は牛や豚、鶏などの他の動物と比較して、体温が約 5~6 度も高い動物なのです。
そのため、食中毒の原因となる寄生虫(トキソプラズマ・カンピロバクターなど)が付きにくいという特性があります。
このように簡単に説明しただけでも、馬肉にはメリット満載です。
さらに詳しく馬肉のメリットを知りたい飼い主さんは、次の記事をチェックしてみてください。
馬肉の効果や魅力を紹介しています。
馬肉がおすすめのワンちゃんの特徴を紹介。
おすすめの生馬肉や、馬肉メインのドッグフードを紹介。
生肉が非常に評判がいいので、ドッグフードにトッピングして愛犬に食べさせてあげたいものです。
あなたの愛犬がシニア期に突入して高齢犬になったケースでは、特におすすめです。
生肉の購入は専門店がオススメですが、地方ではそうした店がなかなかないケースが多いものです。
しかし今の時代、手軽にネットショップから購入可能です。
おすすめナンバーワンが「馬肉パラパラミンチ」です。
何と言っても一番の魅力が人間用の馬刺しを食べさす、熊本の馬刺し専門店が販売していることで、ちょっと他の商品とは格が違います。
その証拠が、累計販売数が100万食を突破している大人気商品である実績。
この売れ筋を紹介すれば、もうそれ以上言う必要もないでしょう。
間違いなしの自信で語れる一押し馬肉商品が「馬肉パラパラミンチ」です。
あなたは馬刺し食べたことがありますか?
やっぱ文句無しに生肉は上手い!
ユッケ食べれば不思議と活力でますよね?
あなたも生肉食べればお感じでしょうが、焼いてフレークした肉と生肉では味ももらえるパワーも違います。
あなたならドッグフードと生肉どっちいいか聞くまでもないでしょう。