２．飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
３．愛犬にDrケアワンを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ソリッドゴールド」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にソリッドゴールドを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ソリッドゴールドドッグフードは、アーテミス「アガリクスI/S」ドッグフード同様に、米国の犬の専門雑誌「ホールドッグジャーナル」によって称賛されているアメリカ産のヒューマングレードなドッグフードです。
ソリッドゴールドにはこだわりがあります。
それは創設者であるSissy Harrington-McGill（シシー・ハリントン・マギル）が、愛犬のグレートデンが亡くなったのが、濡れて膨張する大豆を主原料にしたフードと考え、大豆不使用、濡れても膨張しないドッグフードの開発を掲げて完成したフードがソリッドゴールドなのです。
したがって原料にはこだわっており、危険な中国産原料・肉副産物・コーン・小麦・大豆や、合成保存料、防腐剤、酸化防止剤といった人工添加物を使用せず、添加物についても合成ビタミンと合成ミネラル以外は不使用で、実際に原料を確認しても天然香料以外に気になる原材料は含まれていません。
しかし、過去にリコール歴があることや、工場の情報がない点で安全性が気にかかります。
また、「玄米」や「大麦」、「オートミール」などが使用されており、グレインフリーではありません。
なお、1kgあたり1,500円程度であり、コストパフォーマンスは高いと感じられます。
ただし、成分的には全体的に低タンパク・低脂質・低カロリーといった印象で、成長期の子犬や活発な運動量の多いワンちゃん向きではありません。
今回は、ソリッドゴールドのラインナップの中から「フントフラッケン」をメインに取り上げ紹介します。
原産国 アメリカ
メイン食材 ラム
価格 2,872円（1.8kg）税込
8,208円（6.8kg）税込
13,986円（12.9kg）税込
対応年齢 全年齢対応
賞味期限 未開封で15～18か月、開封後は1か月
輸入代理店 株式会社KMT（ケイエムティ）
住所 大阪府泉大津市東港町15-11
電話番号 0725-92-6456
公式サイト https://kmt-dogfood.com/
成分 含有量
粗タンパク質 22.0％以上
粗脂肪 10.0％以上
粗繊維 4.0％以下
粗灰分 7.0以下
水分 10.0％以下
オメガ6脂肪酸 1.75％以上
オメガ3脂肪酸 0.75％以上
代謝カロリー 3,440kcal/kg
カルシウム 1.10％
リン 0.90％
ナトリウム 0.23％
マグネシウム 0.16％
体重（kg） 給餌量（g）
2.2～6.8 53～133
6.8～13.6 133～212
13.6～20.4 212～292
20.4～27.2 292～371
27.2～34.0 371～424
34.0～45.3 424～531
ソリッドゴールドは、企業から広告費を受け取らないため、公平な立場でドッグフードを評価するとされるアメリカの権威ある犬の専門誌「WDJ（ホールドッグジャーナル）」で、最高品質の評価を受けて推薦されているドッグフードのため信頼がおけます。
ソリッドゴールドは、2,872円（1.8kg）（税込）であり、1kgあたり1,595円となり、これはヒューマングレードなプレミアムドッグドッグフードとすれば、かなり低価格でありコスパが良好と言えます。
口コミでも高品質で価格が安いとの声が多く、ソリッドゴールド人気の秘密の一つの大きなポイントといえます。
ソリッドゴールドは、人間が食べられる基準の原材料を使ったヒューマングレードのドッグフードです。
人工添加物を使用せず、添加物についても合成ビタミンと合成ミネラル以外は不使用であり、原料は危険な中国産原料は避けていますが、その他は世界のあらゆる国に目を向け、良いとされる原料を仕入れています。
例えば、ラム肉はニュージーランド、鹿肉はオーストラリア、チキンはトルコといった具合です。
ソリッドゴールドには、玄米、大麦などの穀物が含まれており、グレインフリーではありません。
小麦やとうもろこし、大豆などのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用しているため、穀物に敏感な犬でなければ影響は低いと思えます。
確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
しかし肉食であるワンちゃんは、穀物の消化が本来苦手であり、便の量や回数が増えたり消化不良を起こしやすくなってしまいます。
また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
ドッグフードの原料には、天然風味料が含まれています。
使用している食材が不明なことが気になります。
天然原料のため問題ないはずなので、一言何を使っているのか明記してもらいたかったです。
天然風味料は、通常食品に香りを付ける目的で使用されます。
自然界に存在する植物や動物、魚介類などから得られる天然の物質となりますが、やはりどのような動物種や植物種などを使っているか判断できないと、食物アレルギーの問題もあり注意が必要となります。
ただし、当然どのような物をしようしていても、ヒューマングレードの食物が原料となっており、また、愛犬の体に影響を及ぼさない範囲と思える少量に抑えられているので、愛犬への健康に悪影響を与えるリスクは非常に低いと判断できます。
ソリッドゴールドには、塩が含まれています。
正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。
犬の塩分摂取量は、人間の３割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。
塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。
ソリッドゴールドに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。
ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。
犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。
そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。
AAFCO（米国飼料検査官協会）の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。
この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。
そのためできれば、当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。
フードは毎日摂取するご飯のため、長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。
塩の使用目的として、「嗜好性を高めるために塩を使用している」などとよく言われています。
確かにこれも理由の一つとなるでしょう。
この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。
そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。
そのため、塩などで直接塩分をとる形のフードには、少し改善を望みたいと思います。
（オス）
食べてくれません。
口の中に入れても吐き出したりします。
どうも食べにくいみたいで、合わない感じです。
（オス）
食いつきが悪くあまり食べません。
粒も大きくて食べにくそうです。
時々下痢もしており、相性が悪いです。
（メス）
皮膚が荒れ痒みが出てしまいました。
ウンチも柔らくなって、途中で与えるのを止めました。
（メス）
美味しそうに食べてくれるのですが、目やにが増え、涙やけが悪化しました。
今前のフードに戻して様子を見ています。
残念ですが、このまま止めようと思います。
（メス）
湿疹が出て痒みがあったのですが、大分症状が改善されました。
1ヶ月で結構症状が良くなったので、期待してしばらく続けてみようと思います。
（オス）
美味しそうによく食べてくれます。
お腹が弱い子なのですが、うんちの調子がとてもいいです。
毛並みも良くなってきた感じです。
（オス）
うちは2匹のオスの柴犬を多頭飼いしています。
良く食べますが、コスパが良いので助かります。
ヒューマングレードでこの値段のフードは、なかなかないと思います。
（メス）
ソリッドゴールドに変えたら体臭が弱くなりました。
食いつきもよく完食してくれます。
今までのフードの中でもかなり食いつきがいいですね。
コスパが良いとの声がとても多いです。
特に大型犬や多頭飼いの飼い主さんには評判がよく、みなさんヒューマングレードの高品質フードにしては、値段が安いと評価しているようです。
マイナスの評価としては、下痢や涙やけになったなどの声が割と多く、穀物が含まれている点が気になります。
粒が大きいとの声がありますが、「ウィービット」や「マイティミニ」などの種類のフードは小粒タイプになってしまいます。
個人的には、低タンパク・低脂質・低カロリーが気になるフードであり、フードのベースとして利用し、トッピングを加えてあげるとよいと感じますね。
・グレインフリーにこだわらない
・豊富な野菜や果物を含むフードを探している
・中国産原料や肉副産物などを含まないヒューマングレードフードを望んでいる。
フントフラッケンは、ラム肉や玄米がメイン食材で、成犬、老犬用。
粗タンパク質22.0％以上、粗脂肪10.0％以上、カロリー3,440kcal/kg。
ホリスティックブレンドはオートミールがメイン食材で、タンパク質、脂肪、カロリーが低く、老犬や肥満犬にもおすすめです。
粗タンパク質18.0％以上、粗脂肪6.0％以上、カロリー3,330kcal/kg。
ウィービットはバイソンの肉がメイン食材。
小型犬の全年齢用のドッグフードで超小粒。
粗タンパク質28.0％以上、粗脂肪18.0％以上、カロリー3745kcal/kg。
廃盤
ミレニアは牛肉と魚がメイン食材で成犬、活動犬・競技犬など、運動量の多い犬にもオススメです。
粗タンパク質22.0％以上、粗脂肪12.0％以上、カロリー3,500kcal/kg。
廃盤
マイティミニは、ラムがメイン食材で活発な小型犬や小食な犬におすすめ。
粗タンパク質30.0%以上、粗脂肪18.0%以上、カロリー3740kcal/kg。
ラム＆大麦缶はラム肉と大麦がメイン食材。
粗タンパク質8.5％以上、粗脂肪8.5％以上、カロリー545kcal/缶。
ターキー＆フィッシュ缶は七面鳥肉と魚がメイン食材。
粗タンパク質9.5%以上、粗脂肪5.0%以上、カロリー453kcal/缶。
チキン＆レバー缶は鶏肉とレバーがメイン食材。
粗タンパク質9.0％以上、粗脂肪6.0％以上、カロリー469kcal/缶。