2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にルポナチュラルを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ルポナチュラル」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にルポナチュラルを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ルポナチュラルは、ドイツ老舗メーカーが製造するドッグフードで、特徴が50℃以下で過熱調理する「コールドプレス製法」を採用しており、素材を活かし風味やビタミン、酵素を壊さず調理することです。
経営のコンセプトは、「自然との調和」であり、これに従って、天然素材を使用し、動物実験を行わない事、GM(遺伝子組み換え)作物や人口添加物を使用しない事をポリシーとしています。
また、品質にはこだわりすべて自社工場で加工され、原材料も厳しい自社基準を設けています。
なお原料に「玄米」を使用しており、グレインフリーではありませんが他は気になる材料の使用はありません。
原産国 ドイツ
メイン食材 チキン
価格 1,000円(300g)
5,940円(1.5㎏)
16,200円(5.0㎏)
正規輸入元 株式会社スリーイレブン
住所 兵庫県神戸市西区見津が丘3丁目10番2号
電話番号 078-939-2355
成分 含有量
タンパク質 24.00%
脂肪 9.60%
灰分 7.80%
繊維 5.70%
水分 11.00%
カルシウム 1.25%
リン 0.88%
ナトリウム 0.39%
マグネシウム 0.12%
カリウム 0.75%
代謝エネルギー 364kcal/100g
一般のドッグフードは、150℃から200℃の高温で加熱され、熱で壊れてしまうビタミンなどを人工的に添加しています。
また、熱でタンパク質が変性して、ワンちゃんの消化器にダメージを与えるケースもあります。
その点ルポナチュラルは、製造過程で加える熱を50℃以下に抑える「コールドプレス製法」を採用することで、熱による栄養素の破壊やタンパク質の変性を最小限にしています
ただしその反面、高熱を加えないということは、殺菌作用が弱く衛生上の問題が気になる点であり、開封後の品質劣化が早いことに繋がります。
したがってルポナチュラルは、開封後はできるだけ早く使用することがおすすめです。
ルポナチュラルのメイン食材は、スイスでのびのびと育てたストレスのないチキンです。
農場とも専属契約を行い、育て方までしっかりチェックしており安心できます。
チキンはアミノ酸バランスの良いタンパク質であり、必須アミノ酸のひとつであるメチオニンを豊富に含み、肝機能向上などに期待が持てます。
また、非常に消化吸収にすぐれており、老犬や病中病後や妊娠中のワンちゃんなどに適し、体力回復に役立ちます。
ルポナチュラルは、複数のハーブを使用し、愛犬の健康維持に役立ちます。
ハーブは昔から医薬品の代替品として使用され、健康維持に有効な働きが期待できます。
ルポナチュラルには、穀物である玄米が含まれており、グレインフリーではありません。
小麦やとうもろこし、大豆などのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用しているため、穀物に敏感な犬でなければ影響は低いと思えます。
確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
しかし肉食であるワンちゃんは、穀物の消化が本来苦手であり、便の量や回数が増えたり消化不良を起こしやすくなってしまいます。
また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
ルポナチュラルは1,000円(300g)であり、1kgに換算すれば3,333円となり、決して安いフードではありません。
大型犬や多頭飼いしている家庭では、常食として継続するのは結構困難な金額ともいえそうです。
このため、他のドッグフードとミックスさせたり、ローテーションの一つとして使うなどの工夫が必要かも知れません。
ドッグフードには、ある程度の範囲の適正価格があると思えます。
つまり、安くても高くても困ってしまうのです。
安いに越したことがないと思うかも知れませんが、さすがに1kgで1,000円以下の安すぎるフードは問題となるケースが多いです。
添加物が大量に含まれ、粗悪な原材料を疑ってしまいます。
良質な原材料を使用すれば、価格が上がりますが、あまりにも高いケースでは、適正価格かどうか疑念が湧いてしまいます。
ルポナチュラルは、原材料の明記の仕方が「フィッシュ」・「ビタミン」というのみの明記のため、実際にどのような種類の魚なのか、ビタミンもどのような種類で配合量はどの程度なのかまったく分かりません。
ワンちゃんは魚アレルギーのケースもあるため、含まれている魚の種類が分からなければ怖くて購入できません。
また、ビタミンも種類が豊富であり、望む栄養成分なのか判断ができないため、内訳を記入してもらいたいですね。
もっと安くなって欲しいですね。
大型犬を飼っていれば常食では辛いでしょう。
うちの子も結構よく食べるので、有難いことですが参っています。
ルポナチュラルに変えたら少し太ってしまいました。
確かにカロリーは少し高めですかね。
食いつきは良かったです。
老犬だし、粒が少し大きいのでふやかして与えていますが、口内にくっついて食べにくそうです。
こんな調子で喉にくっついて詰まれば危険だと思います。
食いつきがあまりよくありませんね。
便も少し柔らくなっています。
チキン以外にも種類があれば嬉しいですね。
値段もちょっと高いしリピはなしです。
ルポナチュラルに変えてからうんちの調子が良くなりました。
フードを食べるとすぐに形の良いうんちをして、量も増えた感じです。
もともとすぐ軟便気味になるワンちゃんだっただけに、喜んでいます。
毛艶がよくなりました。
触った感じが違います。
ローテーションしていますが、ルポナチュラルを食べている時に必ず毛質がよくなります。
気に入ったらしくバリバリ食べてくれます。
老犬になり歯が弱ってきているのですが、粒の硬さが弱く食べやすい感じです。
歯の弱い子には合ったフードだと思います。
ルポナチュラルのギブル(粒)は、直径が12mm~25mmと大きさがバラバラでかなり大きめであり、このため小型犬には大きすぎますが、それほど食べにくいとの声はありません。
これは指でも簡単に折れる程度の硬さのため、さほど困ることはないらしく、むしろ歯の弱い老犬でも食べやすいとの口コミがあります。
なお、このように不揃いの形状にしているには、歯のクリーニングや咀嚼を助ける狙いがあるそうです。
ただし問題はふやかしたケースです。
ふやかすと口内にくっつき食べにくいとする声がちょこちょこあり、実際に喉に張り付き窒息しそうになったとの問題発言もあり、ふやかすには注意が必要といえます。
また便が良くなったという声がとても多いのが特徴といえそうです。
チキンアレルギーでは食べられないので、ラインナップを増やして欲しいとの声もあがっています。
悪い口コミは値段が高いという声が多いです。
太ってしまったとの声もあり、「ポテト」が2番目に記載されていることから、使用量が多いため炭水化物の割合が高くなり、タンパク質の割には太り易いドッグフードなのかもしれません。
・グレインフリーにこだわらず、玄米使用が気にならない
・チキンアレルギーではない
・高タンパク・高脂質なフードが合わない
・ハーブを多く含むフードを探している