2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にプレイアーデンを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「プレイアーデン」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にプレイアーデンを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
プレイアーデンは、ドイツで300年以上の歴史をもつミュールドルファー社の商品で、100%Bioの有機でヒューマングレードなドッグフードです。
日本ではメモリー株式会社が製造販売しています。
給餌法には、ドイツでは主流とも言える「ミックスフィーディング」を採用して、自然界での食餌により近づける形としています。
プレイアーデンの最大の魅力は、オーガニックの良質な原材料使用ですが、「コーン」や「コメ」など消化が悪く太り易い食材が多く使われている点は気になります。
また、栄養価も全体的に少し低く感じられるフードです。
実はAAFCOの栄養基準は取り入れていないそうです。
50gのトラベルセットがあり、また、未開封で購入から8日以内なら返品可能となっており、Amazonや楽天などの通販サイトから購入ができ利便性は高いフードといえます。
今回はプレイアーデンのラインナップの中から「ロイヤルバランス」をメインに取り上げて紹介します。
原産国 ドイツ
メイン食材 チキン
価格 50g(194円)
1.0㎏(2,592円)
3.0㎏(6,642円)
8.0㎏(14,904円)
対応年齢 全年齢対応
販売元 メモリー
成分 含有量
粗タンパク質 23.00%以上
粗脂肪 13.00%以上
粗繊維 2.50%以下
粗灰分 5.50%以下
水分 10.00%以下
ビタミンA 20,000IU
ビタミンD 3 2,000IU
ビタミンE 250IU
ビタミンC 150IU
ビタミンB1 10mg
ビタミンB2 16mg
ビタミンB6 7.5mg
ビタミンB12 200μg
パントテン酸(ビタミンB5) 45mg
コリン 1,000mg
葉酸 7mg
ビオチン(ビタミンB7) 400μg
ナイアシン(ビタミンB3) 50mg
タウリン 100mg
L-カルニチン 300mg
カルシウム 1.2%
リン 0.8%
ナトリウム 0.35%
ヨウ素 1.5mg
コバルト 0.5mg
マンガン 35mg
鉄 50mg
銅 5mg
亜鉛 65mg
フラクトオリゴ糖 2.5g
イヌリン 2.5g
代謝エネルギー 361kcal/100g
プレイアーデンは、オーガニックフードです。
Bio認証マークを獲得するには、次のような厳しい審査基準を守る必要があります。
ちなみにBioとは、」日本でいうところの「有機JASマーク」のようなものです。
・農薬や化学肥料等を使用しない
・3年間基準を満たした土で栽培している
・家畜は狭い檻にいれずに、自然に近い状態で飼育する
・ホルモン強化剤・肥育用補助剤・予防的抗生物質等の人工的な注入物を使用しない
・餌は農薬・化学肥料等を使わずに栽培し、有機栽培によって生産されたものとする
・BIOの環境で育てられた農畜産物・素材を使用
・合成添加物・化学薬品・加工助剤など使用せずに加工する
・保存料や着色料も使用しない
このような厳しい基準を守るため、使用される原料は安全で安心となります。
プレイアーデンの主原料は、新鮮なチキン、鹿肉、ラムなどの動物性食材を使っています。
そのため、本来肉食である犬に適した動物性タンパク質を摂取できます。
プレイアーデンの給餌法は、ドイツで主流といわれる「ミックスフィーディング」を進めています。
・穀物が含まれるドライフード
・タンパク質が豊富なウエットフード
・多くの種類のタンパク源と野菜やフルーツなど
これらをミックスしてワンちゃんに与えることで、自然界での食餌により近づけるようにしています。
プレイアーデンはヒューマングレードフードであり、人間が食べられる基準の原材料を使用しており安心できます。
市販の安価なドッグフードでは、4Dと呼ばれる病気や死んだりした動物の肉で、人間が食べられない規格の肉が入っていたりします。
犬の健康を考えれば、人間が食べられない低品質な原料のフードを愛犬に与えるなんて不安ですよね。
この意味からもヒューマングレードは、重要視すべき条件といえます。
プレイアーデンは、合成保存料、香料、着色料、防腐剤、酸化防止剤といった人工添加物を一切使用していません。
白黒の世界である犬には着色料などは全く無意味であり、単に飼い主の嗜好性を刺激しているだけです。
唯一含まれている添加物は、栄養強化目的で使用される合成ミネラルと合成ビタミンだけです。
このため、安心して愛犬に食べさせられルフードとなっています。
プレイアーデンは、穀物が含まれており、グレインフリーフードではありません。
特にロイヤルバランスなどのラインナップには、アレルゲン性の高いコーンが使用されているのが気になります。
多くのドッグフードでは、近年の動物栄養学での良質な穀類は腸活に良いという考えも影響し、穀物が使用されるケースも多くなっていますが、それでも小麦やとうもろこし(コーン)などの
グルテンを含むアレルギーの危険が高い穀物は避け、アレルゲン性が低いものを使用しているのが普通です。
もともと肉食であるワンちゃんは、穀物の消化が本来苦手であり、消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数や量が増えたり、軟便になったり下痢になったりします。
また、穀物にアレルギーを引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
特にコーンを含むプレイアーデンは要注意であり、最初に与える時は少量とし、アレルギー反応が起こらないか確認するようにしてあげましょう。
プレイアーデンはシンプル設計のため、使用される食材の種類が少ないという特徴があります。
そのため、食材からビタミンやミネラルなどの栄養素を自然摂取するのが難しくなっています。
その結果、栄養素を補う手段として、人工的な栄養添加が多くなっており気になります。
原材料に魚介類と記載されているだけのため、どのような魚が使用されているのかが不明で分かりません。
犬は特定の魚にアレルギーがあって食べられないケースがあります。
特に青魚(サバ、アジ、イワシなど)をアレルゲンとするワンちゃんは多いです。
このため、きちんとどの種類の魚を使用しているのか記載して欲しいものです。
この記載がなければ、魚にアレルギーがある場合、そのフードを選んでもらえないことにも繋がってしまいます。
魚介「類」という以上、数種類の魚が含まれているはずです。
オーガニックフードの宿命といえますが、滅多にありませんが虫が混在している可能性があるようです。
化学薬品や合成添加物を一切使用していない証拠ともいえますが、虫嫌いな方もみえるため、気になってしまいます。
最近では、インセクトドッグのような虫を主原料とするフードもありますが、形が残っていては虫嫌いな方は身震いしてしまいますね。
もちろん虫が混入していた場合は取り替えてくれます。
プレイアーデンには、サトウダイコンの搾りかすであるビート繊維が入っており気になります。
世間で言うようにビート繊維=危険ということではありません。
よく硫酸系の薬剤使用が取り沙汰されていますが、犬の食べ物であるドッグフードにそのようなビート繊維を使用することはできません。
ただし糖分をしっかり削除していないと、糖尿病のワンちゃんには影響します。
ビート繊維は、ウンチを固めてくれる作用が働きます。
このため、軟便や下痢が治った錯覚を飼い主さんに与えてしまいますが、便を無理やり固める作用が働くだけであり、根本的に腸の環境が整って良くなったわけではなく、消化器官に負担を与えるケースもあります。
また、反対に愛犬が便秘になってしまうケースもあります。
このため出来ればビート繊維無しで、便の状態が整うのが理想です。
ビート繊維で無理やり軟便が抑えられているケースでは、返って下痢を起こすことで気づける病気を見逃す危険性すらあります。
このような理由から、ビート繊維はあまりおすすめできません。
2匹のトイプードルを飼っていますが、どちらもプレイアーデンを食べません。
完全無視で参っています。
最初は食べたけど飽きてきたのかだんだん食いつきが悪くなってきました。
値段も少し高くて気になります。
ミニチュアダックスフンド(メス)
うんちが柔らかくなっています。
穀類が多いのが気になります。
ドライフードは苦手で残しがちでしたが、プレイアーデンは気に入ったらしく完食してくれます。
このため、プレイアーデンは貴重なフードとなって助かっています。
食べてくれる間は続けていきます。
モリモリ食べて大好物です。
便の状態がとても良くなりました。
少々高価ですが、良いものを食べさたいです。
小粒なので小型犬には食べやすいサイズです。
封を開けると良い香りが漂い、喜んで走ってきます。
食いつきもよくしっかり食べてくれます。
獣医師さんに骨格を褒められるのは、プレイアーデンのおかげと思います。
毛艶もよくなりましたよ。
もう少し安いとありがたいんですけどね。
全体的にはまだ口コミは少なめです。
食いつきがよいとの声と、ウンチが良くなったとの声が多く聞こえます。
穀物が多めで気になるとの声もあります。
特にアレルゲンが高いコーンの使用は気になるところです。
最近の流れから穀物使用のフードも多いですが、配合量は注意して欲しいところです。
プレイアーデンは少し穀物量が高く感じます。
値段が高いとの声もちょくちょくありますが、1.0㎏で2,592円はプレミアドッグフードであれば標準価格といえます。
ただし、オーガニックにこだわる分、少し値段に反映している感があります。
オーガニックでももっとリーズナブルな商品もあります。
・便を整えたい
・ドライフードだけでなくウェットフードも含めた豊富なラインナップを期待する
チキンメインの全年齢対応フード
大粒タイプと小粒タイプ
粗タンパク質 23%以上、粗油脂 13%以上、カロリー361kcal/100g
鹿肉メインのアレルギー対応全年齢用フード
大粒タイプと小粒タイプ
粗タンパク質18.5%以上、粗油脂10%以上、粗繊維3.5%以下、粗灰分8%以下、水分10%以下
ラム肉メインの全年齢対応フード
大粒タイプと小粒タイプ
粗タンパク質23.0%、粗油脂10.0%、粗繊維2.5%、粗灰分6.5%、水分8.0%、カロリー約329.6kcal/100g
チキンメインの子犬用フード
粗タンパク質 29%以上、粗油脂 18.5%以上、粗繊維 3%以下、粗灰分 6.5%以下、水分 10%以下、カロリー372kcal/100g
・100%有機 ドイツ牛
・100%有機 チキン
・100%有機 七面鳥
・100%有機 ドイツ豚
・100%有機 ラム
・100%有機 ドイツ鴨
・100%有機 サーモン
・ドイツ馬
・ドイツ鱒
・贅沢ジビエ 野鹿
・贅沢ジビエ 野うさぎ