2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にベルカンドを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ベルカンド」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にベルカンドを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ベルカンドは、ヒューマングレードのドイツ産の無添加ドッグフードです。
ベルカンドのウリは、小麦や大豆、乳製品が入っていないことと、タンパク源の7割が動物性であることです。
ところが厳密には、「アダルト マルチクロック」には小麦が使用されています。
なお、小麦が配合されているのは、この商品のみです。
ただし、アレル―ギーで言えば、小麦と同等のコーンが入っており気になります。
また、この他にも、塩やビートパルプ、ブドウ種子など、特に必要に感じない気になる成分も入っています。
7割の動物性タンパク質は大きな魅力ですが、タンパク質は23%とやや低めであり、原材料を見る限りそれほど多くの割合を占めない感じがしてしまいますね。
実際は7割占めているのでしょうが、家禽肉などの曖昧表記が目立つためです。
ベルカンドで面白いと感じた点が、パスタのような麺らしきものが入っているところです。
面白いと感じましたが、評価的には炭水化物の割合が高くならないかなと気になりましたね。
ベルカンドのラインナップは、幼犬用・成犬用・老犬用と分かれており、あなたの愛犬のライフステージに合ったフードが選べます。
今回はベルカンドのラインナップの中から、「アダルト マルチクロック」をメインに取り上げて紹介します。
原産国 ドイツ
メイン食材 トウモロコシ
価格 1.0㎏(1,464円)
5.0㎏(5,050円)
15.0㎏(11,615円)
販売会社 有限会社オキナワペットフード
住所 沖縄県 那覇市 天久 2-30-25
電話番号 098-863-6811
成分 含有量
粗タンパク質 24.0%
粗脂肪 11.0%
粗灰分 7.5%
粗繊維 3.0%
水分 10.0 %
カルシウム 1.4%
リン 1.0%
ナトリウム 0.35%
カリウム 0.5%
マグネシウム 0.1%
代謝エネルギー 415.5kcal/100g
ベルカンドドッグフードの1日の給餌量は、上記表の愛犬の体重を目安にして、運動量なども考えながら体重の増減チェックを行いながら与えるようにしましょう。
また愛犬にエサを与える場合、体重と同時にライフステージに合った与え方も大事となります。
子犬の成長は早く、それこそ毎日成長する勢いです。
このため単純に月齢だけで判断せずに、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にすることが大切となります。
このような注意を図らないようにしないと、栄養過多や栄養不足のリスクが生じます。
上記給与量の2倍を上限に調整します。
餌の回数は、子犬は1度にたくさんの量が食べられないため、分量を少量にして与える回数を増やしてください。
目安は、生後10週までは1日分の量を4回に分けて与えます。
生後3ヶ月が過ぎた頃から、1日3回に分けて与えてあげましょう。
生後5~6ヶ月頃で、その犬種の体重の50%近くになったあたりで、エサの回数を1日2回程度にしていきます。
成犬は、上記給与量を目安に調整して、エサの回数は1日2回でOKです。
給与量は、ワンちゃんの運動量によっても大幅に変わってきます。
このため、体重と照らし合わせて調整することが大切です。
上記給与量の8~9割を目安に調整します。
老犬になると消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎてしまうと内臓や消化器官に負担を与えることとなります。
このため、成犬より量を減らすとともに、3回程度に分けてエサを与えることで1回分の量を減らし、消化器への負担を軽くしてあげましょう。
ベルカンドはヒューマングレードフードであり、人間が食べられる基準の原材料を使用しており安心できます。
市販の安価なドッグフードでは、4Dと呼ばれる病気や死んだりした動物の肉で、人間が食べられない規格の肉が入っていたりします。
犬の健康を考えれば、人間が食べられない低品質な原料のフードを愛犬に与えるなんて不安ですよね。
この意味からもヒューマングレードは、重要視すべき条件といえます。
ベルカンドは、合成保存料、香料、着色料、防腐剤といった人工添加物を一切使用していません。
白黒の世界である犬には着色料などは全く無意味であり、単に飼い主の嗜好性を刺激しているだけです。
唯一含まれている添加物は、栄養強化目的で使用される合成ミネラルと合成ビタミンだけです。
また、フードの酸化を防ぐために、ビタミンEなどの天然成分が酸化防止剤として使われています。
このため、安心して愛犬に食べさせられるフードとなっています。
犬は本体肉食のため、健康維持のために多くの動物性タンパクを摂取する必要があります。
ベルカンドアダルトマルチクロックであれば、35%がビーフ、30%が家禽肉(鶏肉)、5%が魚となっており、動物性タンパク質が70%を占めるわけです。
このようにベルカンドは、動物性タンパク豊富に含んだ犬向きのフードとなっています。
ベルカンドは、幼犬用・成犬用・老犬用と種類が分かれており、ライフステージに合った子犬用からシニア用までのラインナップが豊富に揃っています。
子犬用を例にとれば、「パピー グレイビー」・「ジュニア ラム&ライス」・「ジュニア マキシム」という具合に豊富に用意しています。
また、穀物を多く使ったフードですが、グレインフリーフードも揃えています。
ベルカンドの原料明記で、家禽肉と曖昧表記しているのが気になります。
説明書きで鶏肉と書いているので、鶏肉使用なのでしょうが、それであれば最初から鶏肉と書けば問題ないはずです。
何か家禽肉とわざわざ書いている理由がありそうに思えてしまいます。
その後に、家禽肉レバーや家禽肉脂肪が記載されており、こちらに際しては、何の肉なのかの明記はありません。
鶏肉以外も含まれていそうでグレーな感じです。
原料にフィッシュミール海洋魚という記載があり、ベルカンドはヒューマングレードであり、副産物は使用されていないはずですが、どのような魚が使用されているのかが不明で分かりません。
犬は特定の魚にアレルギーがあって食べられないケースがあります。
特に青魚(サバ、アジ、イワシなど)をアレルゲンとするワンちゃんは多いです。
このため、きちんとどの種類の魚を使用しているのか記載して欲しいものです。
この記載がなければ、魚にアレルギーがある場合、そのフードを選んでもらえないことにも繋がってしまいます。
先ほど家禽肉との表記でも述べたように、ベルカンドはせっかくヒューマングレードフードであり、良い素材を使ったフードだけに残念です。
このあたりを、注意した良心的なフードにするだけで、大きく評価が異なってしまいます。
ベルカンドは、穀物を多く含むフードです。
特にアレルゲン性の高い小麦やとうもろこしが使用されているのが気になります。
多くのドッグフードでは、近年の動物栄養学での良質な穀類は腸活に良いという考えも影響し、穀物が使用されるケースも多くなっていますが、それでも小麦やとうもろこしなどのグルテンを
含むアレルギーの危険が高い穀物は避け、アレルゲン性が低いものを使用しているのが普通です。
もともと肉食であるワンちゃんは、穀物の消化が本来苦手であり、消化不良を起こしやすくなり、便の回数や量が増えたり、軟便や下痢になるなど身体には多少なりとも負担がかかる可能性があります。
また、穀物にアレルギーを引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
特に小麦やとうもろこしを含むベルカンドは要注意であり、最初に与える時は少量とし、アレルギー反応が起こらないか確認するようにしてあげましょう。
また、穀物が気になる方には、グレインフリーフードがベルカンドにはあります。
ベルカンドは、動物性タンパク質が70%以上をウリにしていますが、その割には各フードがタンパク質25%を下回っています。
タンパク質の理想は、成犬で25%以上、子犬では30%以上は欲しいところです。
このため少し物足りなく感じてしまいます。
ベルカンドには加水分解肉が使われています。
加水分解肉とは、タンパク質をアミノ酸のレベルにまで分解した肉のことです。
このように分解することで消化がしやすくなり、さらにアレルギー反応が起こりにくいという効果が期待できます。
ただし、一般的に加水分解の方法としては、塩酸を用いるため心配が生じます。
分解が終わった後の塩酸は、通常アルカリで中和することで食塩のかたちで除去しますが、
塩酸などによる酸分解によって製造されているケースでは、発がん性物質が含まれる危険性が指摘されています。
このため、ドッグフードのように毎日長期的に摂取する場合は危険性が高まり、また、腸内細菌のバランスを崩してしまう可能性もあります。
ベルカンドドッグフードは、塩化ナトリウム(塩)使用しています。
正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。
犬の塩分摂取量は、人間の3割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。
塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。
ベルカンドに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。
ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。
当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。
フードは毎日摂取するご飯であり長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。
塩を入れる多くのケースでの理由は、食いつきをよくするためです。
この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。
そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。
犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。
そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。
AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。
この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。
ベルカンドには、サトウダイコンの搾りかすであるビートパルプが入っており気になります。
世間で言うようにビートパルプ=危険ということではありません。
よく硫酸系の薬剤使用が取り沙汰されていますが、犬の食べ物であるドッグフードにそのようなビートパルプを使用することはできません。
ただし糖分をしっかり削除していないと、糖尿病のワンちゃんには影響します。
ビートパルプは、ウンチを固めてくれる作用が働きます。
このため、軟便や下痢が治った錯覚を飼い主さんに与えてしまいますが、便を無理やり固める作用が働くだけであり、根本的に腸の環境が整って良くなったわけではなく、消化器官に負担を与えるケースもあります。
また、反対に愛犬が便秘になってしまうケースもあります。
このため出来ればビートパルプ無しで、便の状態が整うのが理想です。
ビートパルプで無理やり軟便が抑えられているケースでは、返って下痢を起こすことで気づける病気を見逃す危険性すらあります。
このような理由から、ビートパルプはあまりおすすめできません。
ブドウは犬が食べてしまうと中毒を起こしてしまう危険な食べ物として有名です。
ベルカンドのアダルトディナーには、ブドウ種子の粉末が2.5%入っています。
特に事故例などはありませんが、危険なブドウのため、入っているだけで不安を感じる人も多いはずです。
わざわざリスクのある原材を使用する理由はありませんので、カットを望みたいです。
食いつきが悪くあまり食べません。
粒の大きさもチワワには大きすぎですね。
値段も少し高いように感じます。
前からチェックしていたフードですが、値段がネックでなかなか購入出来なかったのですが、遂に買ってみました。
食いつきはよく美味しそうに食べてくれました。
毛艶が凄くよくなりました。
ベルカンドにしてお腹の調子が整いウンチが良くなりました。
おかげで下痢しなくなりました。
食いつきはいいですが、少し粒が大きくて食べにくそうです。
効果があったのがお腹の調子です。
すぐよく下痢をする子が、ほとんどしなくなって、ウンチもよい硬さで出ます。
お腹が弱いので試してみたら効果があり、ウンチの状態がよくなりました。
毛並み同時に良くなり、いいフードだと感じています。
リーズナブルなのも助かります。
ベルカンドで圧倒的に多いのが、お腹の調子がよくなった、軟便が治った、ウンチが良い硬さになったなどの声です。
ありがたいことですが、ベルカンドにはビートパルプが含まれているので、その影響ではないかという点が少し気になります。
ビートパルプは薬でないため、根本からお腹の調子を治しているわけではなく、強制的に便を固めている可能性があるためです。
本来であれば下痢により、お腹の不調を訴えているかもしれないのに、それを無理やり抑えることで病気が見逃されてしまう心配もあります。
もちろんベルカンドが効いている可能性もありますが、ビートパルプが含まれているフードにはこのようなリスクもあると認識しておきましょう。
1.0㎏で1,464円という価格は、ヒューマングレードの無添加ドッグフードとしては、リーズナブルな値段だと思います。
ただし高いと感じている方もいるみたいです。
このような方は、市販の安価な1.0㎏で1,000円以下のようなフードを使用していると思えます。
フードには適正価格が存在し、安ければよいというものではありません。
価格が安いということは、かさ増し目的で穀物が使用されていたり、4Dと呼ばれる病気や死んだりした動物の肉で、人間が食べられない規格の肉などの副産物が使用される危険が高まると認識しておきましょう。
食いつき評判はよいフードと感じましたが、粒が大きく小型犬には食べにくいかも知れません。
ラインナップが豊富で以下の通り商品の種類でいろんな形の粒があります。
・リーズナブルでヒューマングレードな無添加ドッグフードを望む。
・粒が大きいフードを探している。
・パピー グレイビー(チキンがメイン)
・ジュニア ラム&ライス(ラムがメイン)
・ジュニア マキシム(チキンがメイン)
・ジュニア GF ポートリー
・ジュニア グレインフリー
・グレインフリー オーシャン(サーモンがメイン)
・シニア センシティブ(チキンがメイン)
・ファイネスト ライト(チキンがメイン)
・ファイネスト・クロック(チキンがメイン)
・アダルト アクティブ(チキンがメイン)
・アダルト パワー(チキンがメイン)
・アダルト アクティブ(米がメイン)
・アダルト ラム&ライス(ラムがメイン)
・アダルト マルチクロック(トウモロコシと米がメイン)
・アダルト ディナー(チキンがメイン)
・アダルト ライト(チキンがメイン)