2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にRAWZ(ラウズ)を与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「RAWZ(ラウズ)」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にRAWZ(ラウズ)を愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
RAWZ(ラウズ)の魅力は、レンダリング原料不使用のドッグフードであり、新鮮なお肉だけを使用しているこだわりの点であり、愛犬に安心して与えることができます。
RAWZナチュラルドッグフードというアメリカの会社が製造販売しています。
多くのドッグフードでは、クオリティーが落ちるリスクを冒して乾燥肉を使用しており、コスト面では経済的となりますが、安全面が心配となってしまいます。
その点RAWZ(ラウズ)は、安全性が保障された高品質のディハイドレイテッドチキンをメイン食材として使用しています。
なお、レンダリングとは、人間用には使用できないような低品質な家畜肉を集めて、脂肪を絞り出したり、その残りカスを使用してペットフード用の原材料として取り出すことです。
RAWZ(ラウズ)には、ディハイドレイテッドチキンターキー&チキンレシピとサーモンディハイドレイテッドチキン&ホワイトフィッシュレシピの2つの商品があります。
原産国 アメリカ
メイン食材 ディハイドレイテッドチキンターキー&チキンレシピ:チキン
サーモンディハイドレイテッドチキン&ホワイトフィッシュレシピ:サーモン
価格 チキン:1.5kg(6,160円)
サーモン:1.5kg(6,380円)
対応年齢 全年齢対応
賞味期限 未開封の場合14~15か月、開封後は1か月
販売元 RAWZナチュラルドッグフード
犬の体重 1日に与える量
2.2~4.5kg 37~84g
4,5~9kg 84~141g
9~15kg 141~197g
15~22kg 197~254g
22~45kg 254~423g
45kg以上 423g+28g
RAWZ(ラウズ)の1日の給餌量は、上記表の愛犬の体重を目安に従って運動量なども考慮して体重の増減をチェックしながら与えるようにしましょう。
また愛犬にエサを与える場合、体重と同時にライフステージに合った与え方も大事となります。
子犬の成長は早く、それこそ毎日成長する勢いです。
このため単純に月齢だけで判断せずに、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にすることが大切となります。
このような注意を図らないようにしないと、栄養過多や栄養不足のリスクが生じます。
上記給与量の2倍を上限に調整します。
餌の回数は、子犬は1度にたくさんの量が食べられないため、分量を少量にして与える回数を増やしてください。
目安は、生後10週までは1日分の量を4回に分けて与えます。
生後3ヶ月が過ぎた頃から、1日3回に分けて与えてあげましょう。
生後5~6ヶ月頃で、その犬種の体重の50%近くになったあたりで、エサの回数を1日2回程度にしていきます。
成犬は、上記給与量を目安に調整して、エサの回数は1日2回でOKです。
給与量は、ワンちゃんの運動量によっても大幅に変わってきます。
このため、体重と照らし合わせて調整することが大切です。
上記給与量の8~9割を目安に調整します。
老犬になると消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎてしまうと内臓や消化器官に負担を与えることとなります。
このため、成犬より量を減らすとともに、3回程度に分けてエサを与えることで1回分の量を減らし、消化器への負担を軽くしてあげましょう。
一般的なドッグフードの多くは、価格を抑えてタンパク質の量を増やすために低品質な乾燥肉などをよく使用しています。
また、生肉は使用していても、タンパク質の量が少なくなっているドッグフードも多くあります。
その点RAWZ(ラウズ)は、良質で新鮮な生肉の使用のみにこだわり、その結果タンパク質の量も多くなっています。
RAWZ(ラウズ)は、コンテンツとして新鮮な生肉のみの使用を掲げ、レンダリングで作るチキンミールやラムミールなどのような、低コスト低品質なミール系原材料は一切使用していません。
安全性が保障されたディハイドレイテッド製法によるチキンをメイン食材として使用しています。
ディハイドレイテッドチキンとは、ディハイドレイテッド製法により、鶏肉からゆっくりと水分を抜いていって脱水させて乾燥させたものです。
この製法により、鶏肉は栄養を失うことなく、消化吸収のよい上質なタンパク源となります。
また、鉄分やビタミンも豊富であり、高タンパク・低脂質を求めるワンちゃんにはぴったりの食材と言えます。
RAWZ(ラウズ)は、全ての原材料に対して原産国まで記載されており、生産者のプライドに基づき安心と信用を伝えています。
まずここまで徹底したこだわりを持つフードは中々ありません。
これにより危険な中国産の原料がないことも一目で確認できます。
肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。
また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
この点、RAWZ(ラウズ)は、穀物を使用しないグレインフリーのドッグフードのため安心です。
RAWZ(ラウズ)は、食塩を使用しています。
正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。
犬の塩分摂取量は、人間の3割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。
塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。
ラウズに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。
ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。
当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。
フードは毎日摂取するご飯であり長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。
塩を入れる多くのケースでの理由は、食いつきをよくするためです。
この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。
そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。
犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。
そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。
AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。
この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。
RAWZ(ラウズ)の価格は、1kgで4,000円を少し超える程度とかなりの高級品です。
レンダリング原料不使用を宣言し、新鮮で良質な肉にこだわる点と、ディハイドレイテッド製法でコストがかかることなどが価格に反映している結果だと思われます。
さすがに、1kgで4,000円もしてしまうと、常備フードとして継続するのは困難だと思えます。
いくら素晴らしい品質を誇るフードであっても、ドッグフードには、ある程度の範囲の適正価格があると言えます。
つまり高いのはもちろん安すぎても問題があるのです。
安いに越したことがないと思うかも知れませんが、さすがに1kgで1,000円以下の安すぎるフードは問題となるケースが多いのです。
利益をあげなくては成り立たない以上値段は正直であり、安くするためには安い粗悪な原材料を使う必要があります。
このため添加物が大量に含まれたり、安価な穀物をかさ増し目的で使用したり、4Dミートと呼ばれる病気や死んだりした動物の肉で、人間が食べられない規格の肉の粗悪な原材料の使用を疑ってしまいます。
RAWZ(ラウズ)の場合は、ローテーションの一つとしたり、他の安いフードとトピングするなどの工夫をしないと、なかなか継続購入は困難でしょう。
RAWZ(ラウズ)は、口コミ情報をまとめるだけの量がまだありません。
簡単に上がっていた情報を紹介しておきます。
・値段が高すぎる
・食いつきが悪い&食いつきがいい(味だけは好みのため、どうしても両方の声があがってきます)
・毛並みがよくなった
・グレインフリーで安心
・お腹の調子が良くなった
口コミの数が少なかったので、私の個人的感想を述べておきます。
ラウズは、感想肉やミールを使わない素晴らしいフードだと思えますが、良い食材を使えば値段が高くなるという問題点を抱えています。
しかし、グレインフリーで、良質な生肉を使った素晴らしいドッグフードであるとこは間違いないところでしょう。
全ての原材料に対して原産国まですべて記載するなど、プライドを持って良いフードを作っていることが感じられるフードでもあります。
まだまだ口コミ情報が少なく、具体の効果がよく分からないのが残念です。
値段が高いため、値段の安いお試し商品を設定するなどの工夫が必要だと感じます。
開封後は1ヶ月とあまり長持ちしませんが、多頭飼いや大型犬を飼っている家庭であれば、他のフードと混ぜたりして使用してみてもいいかもしれませんね。