2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にスマックエースを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「スマックエース」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にスマックエースを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
スマックエースは、スマックという会社が販売する国産のロングセラーフードです。
一番のウリが、1kg254円という値段の安さです。
このため、7kgという大容量のパッケージで販売しており、大型犬や多頭飼いの家庭をターゲットにしているフードと言えます。
パッケージの写真を見ても、小型犬は写っていないため、中型犬以上がターゲットと考えて間違いなさそうです。
その証拠に粒のサイズも大きく、小型犬には大きすぎると思えます。
徹底した戦略なのでしょうが、多頭飼い家庭もターゲットとするならば、小粒サイズがあってもいいように思えますね。
安価な価格のため、原材料はまったくお粗末であり、犬のためではなく利益優先となっています。
メインはワンちゃんが苦手な穀類で、高アレルゲンのとうもろこし中心です。
肉類は、粗悪なミール類が使われ、油は危険な動物油脂です。
着色料も使われているし、あと不安なのが保存料と酸化防止剤の記載がないことです。
普通に考えれば、入っていないことはないと思えるだけに気になりますね。
原産国 日本
メイン食材 トウモロコシ
価格 7kg:1,780円
販売会社 株式会社スマック
住所 愛知県東海市名和町天王前20番地
電話番号 052-603-2732
成分 含有量
粗タンパク質 18.0%以上
粗脂肪 7.0%以上
粗繊維 4.0%以下
粗灰分 11.0%以下
水分 10.0%以下、
カロリー 310kal/100g
愛犬元気は、1kg254円とかなり安価なフードです。
もちろんこれだけ安価な値段であれば、原料の品質に期待はできませんが、安ければ経済的に助かるのは事実です。
また7kg一択ですが、大容量なので、大型犬や多頭飼いしている家庭では助かりそうですね。
スマックエースは、ワンちゃんが苦手な穀類がメインで使われおり、特に高アレルゲンのとうもろこし、コーングルテンが中心配合されています。
近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。
しかしスマックエースは、特にとうもろこしを大量に含んでおり心配です。
肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しています。
このため、穀物の消化が本来苦手であり、消化不良を起こすことが多くなり便の量が増えたり、下痢や嘔吐をしたりしてしまいやすくなります。
また、穀物にアレルギー反応を起こしやすいものです。
必ず穀物に敏感な子もいるため、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
スマックエースには、コーングルテンが配合されています。
コーングルテンとは、とうもろこしからデンプンを取り除いたものを刺し、安価なドッグフードによく用いられています。
コーングルテンは、アレルゲンになりやすく、消化も悪く、遺伝子組み換え作物が用いられている可能性もあり、犬に適した食材とは言えません。
また、糖質が多めなため、肥満の原因になる可能性が危惧されます。
スマックエースは、ミール類を多く含んでいます。
ミールは危険な副産物とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた肉類(副産物)を含んだ、粗悪なくず肉や骨などが使用されがちです。
ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。
このため、フードにミールが含まれているケースでは、副産物のような危険なものか、それとも粗悪な肉類でないかを確認することが大切となります。
ミールと言っても補助的に使用するなど、安全な乾燥された肉を粉末状にしたものもあるわけです。
世間では、ミールが粗悪な副産物のイメージが強いため、原材料にこだわる良質なフードであれば、安全性に対しての説明がされているはずです。
このため、ミールが使用されているにも関わらず、サイトに何も安全性の明記がないようなフードは、副産物でないとは否定できません。
動物性油脂使用で大容量なフードのため、どう考えても保存料も酸化防止剤も使っていそうなのだが、公式サイトをチェックしても記載がありません。
フードは開封すれば、その直後から酸化が始まり、スマックエースは7kg一択の大容量フードで売っているため、どう考えても酸化防止剤なしでは成り立ちません。
余程危険な添加物を配合しているために、保存料や酸化防止剤の記載が無いのかと疑ってしまいます。
絶対使用していると思えるので、明記願いたいですね。
スマックエースには、動物性油脂が使用されています。
通常動物性油脂は、一般的に危険視されています。
このため、具体な動物の使用油脂を明記していないと問題といえます。
ドッグフードに使用される動物性油脂は通常、動物肉の廃棄物から脂肪を搾るレンダリングにより製造されます。
このため使用される動物や家畜がはっきりしないと、病気や屍肉であったり、抗生物質やホルモン剤などが含まれる可能性があります。
動物性油脂のような危険な食材を使用するケースでは、信頼の回復を図るために、具体に使用した動物名を明確に明記すべきです。
大豆には植物性タンパク質をはじめ、必須アミノ酸、リノール酸、イソフラボンなどの成分が豊富に含まれています。
しかしその反面、大豆はアレルゲンになりやすい食材であり注意が必要です。
また消化もあまりよくないため、食べ過ぎれば消化不良の原因にもなってしまいます。
このため、メリットよりデメリットの方が気になる原料であり、含まれている場合、マイナスイメージが強まります。
スマックエースには、着色料として、赤色102号、黄色4号、などが使われています。
赤102号は、食用タール色素の一種であり、日本では洋菓子やソーセージなどにまだ使用が認められていますが、ベルギー、カナダ、アメリカなどの海外では、発がん性の危険性があるとして食用には禁止されています。
黄色4号の特徴は、熱・光・塩基などに強いことです。
日本ではゼリーやシロップなどに利用されていますが、アレルギー症状が出やすく、ノルウェーやスウェーデンなどの海外では食用に使用することが禁止されています。
本来ドッグフードに着色料は必要ありません。
それは犬が色を識別できないからです。
このためわざわざフードに色を付けて見栄えが良くしている理由は、購入者である飼い主さんにアピールしているためであり、ワンちゃんには何のメリットもありません。
スマックエースのタンパク質は、18.0%以上です。
タンパク質は子犬期であれば30%以上、成犬期であれば25%以上は欲しいものです。
ちなみに、AAFCO(米国飼料検査官協会)によるタンパク質の最低基準は、子犬で22.5%以上、成犬で18.0%以上となります。
このため、成長期の子犬や、運動量の多い活発なワンちゃんには不向きといえます。
粒が大きくて食べにくそうです。
完全に大型犬対象ですね。
うんちの量が増えました。
少し硬めのコロコロうんちがたくさんでます。
臭いが強くなった感じで気になります。
ストレートに言って値段が魅力です。
食いつきもいいですよ。
値段が安く、大型犬向きに粒が大きいので食べやすそうです。
小型犬用に粒のサイズが小さいフードが多いので貴重です。
みなさんリーズナブルな価格目当てですね。
大型犬を飼っている人は、粒のサイズも大きくて食べやすいとの評価もあがっています。
ビートパルプは配合されていないようなのですが、ウンチが固くなるという声があり少し気になります。
まあこの成分を考えれば、いろんな症状は出て当たり前でしょうね。
安さ割り切りで購入しているみなさんも、常食として続けず、他のもう少し安心なフードとローテさすなどの工夫はして欲しいと思います。