こないだリアスにおやつにもらったいちご、あれはとっても美味しくって最高だったよね。
ボクそれまで果物だとりんごがナンバーワンだったんだけど、逆転かな。
ねえ、ビビ姉は、フルーツでは何が一番好きなの?
確かにモコが言うように、いちごやりんごも上手いけど、あたいは果物好きだから、桃もいいし、スイカも捨てがたいし、梨だってあるしな。
迷ってしまって、なかなか一番が決められないかな。
ちょっと待って、桃って何なの。
ボクまだ食べたことないや、ずるいよビビ。
またそんな美味しいフルーツを、ボクに内緒に食べてたんだね。
果物は甘いし、水分も多くて食べやすく、ワンちゃんも好物ですね。
夏場やあまり水を飲まないワンちゃんには、果物は水分補給にも役立ってくれます。
ただし注意は必要。
特にぶどうなどは、うっかり犬が食べてしまえば、中毒を起こしてしまう食べてはいけない危険なフルーツ。
またワンちゃんは、初めて食べるものであれば、何でもアレルギーを起こす危険が潜みます。
だから初めて果物をビビやモコなど愛犬に与える時には、細心の注意を払い、極微量与えるようにしてください。
そして数時間は愛犬から目を離さず様子を観察してくださいね。
なお、次のようなアレルギー症状が見られたならば、すぐに動物病院に連れて行ってあげましょう。
・目の充血
・体を痒がる
・湿疹、じんましん、
・嘔吐、下痢
・元気がなくなる
また果物でも、食べても良いものやダメなものもあるため、次の記事を参考にして主な果物はチェックしておきましょう。
・チワワたち犬はぶどうを食べてはダメ!中毒症状や致死量と対処法
ねえリアス、この前いちごをボクおやつに食べたけど、旬っていつ頃なの?
また早く食べたいんだ。
さてみなさん。
モコが一躍好物になった感じのいちごですが、イメージ的には旬は寒い時期ですね。
確かに、クリスマス前あたりからスーパー等でよく見かけるようになるし、また、クリスマスケーキ用のいちごショートなどが、強烈なイメージを与えているためでしょう。
でもこれは、ビニールハウスなどの温室育ちであって、本来の「露地栽培」では、いちごは5~6月が旬の時期なのです。
いちごを思う存分楽しみたい場合、何と言っても一番のオススメがいちご狩り。
真っ赤に色づいたいちごを、好きなだけ自由に取って食べる。
やはりこの醍醐味が最高。
いちご狩りをする場合、対象は「ハウス栽培」。
そのため、いちご狩りシーズンは、12月~3月頃が盛りとなります。
地域差がありますが、いちご好きの皆さんが、待ちに待ったいちご狩りが、12月頃からスタート。
早速お出かけしたい気分でしょうが、この時期あまりオススメとは言えません。
まあもう我慢できないという方は仕方ありませんが、実はスタートしたてなのですが、残念ながら多くのいちご狩り農園で、この時期は肝心のいちごが少なめ。
理由は明白で、犯人は12月にあるクリスマス。
つまり多くのいちごをクリスマスケーキ用として発注してしまうため。
この影響を受けて、12月~1月の中旬位までの時期は、いちごが農園に少ないんだな。
寒い時期のため、どうしても再度いちごの成長に時間を要し、量が整うのが1月下旬から2月になるわけ。
つまりこの時期こそが、いちご狩りの最もオススメのベストシーズン。
また、3月もとてもオススメ。
その理由は甘さが増してくるから。
ただし問題もありますよ。
ひらめいたね。
あたいは一発で問題点が分かってしまった。
あたいはいよいよコナン君を超えたね。
問題は春休みだねリアス。
ボクだってそのくらいお見通しさ。
混雑しちゃうわけだろ。
人出が増えてみんなに食べられてしまえば、食べごろのいちごだって、時間帯によっては減りそうだしね。
この問題は簡単すぎたか。
そして4月~5月になると、いよいよいちご狩りのシーズンも終了さ。
この時期になれば、いちごもだんだん水っぽくなってくるしな。
でもまだまだ量はあるから、モコにはオススメかな。
自称は食通気取りだけど、食いしん坊で、何でも美味しいと平らげちゃうからな。
少しくらい水っぽくても平気だろうし、何と言ってもこの時期は、最後の客集めに味の低下に従い、いちご狩りの料金を下げる農園も増えてくるのさ。
ねえリアス、美味しいいちご選びのコツとかあるのかな?
ボク少しでも美味しいいちごが食べたいんだ。
言うことだけはいっちょ前だけど、モコ何てあたいと違って、目の前にあるいちごからむしゃぶりつくに違いないよな。
あたいらチワワは少食だから、じっくり甘い美味しいいちごを吟味して食べるけどね。
だからあたいこそ、しっかり美味しいいちご選びのコツを学んでおくよ。
それじゃ、ビビもモコもよく聞いてくれよ。
たくさんの選り取り見取りのいちごの中から、いち早く真っ赤に熟した完熟いちごを見つける方法を伝授するよ。
完熟いちごを他の人たちより素早く簡単に見つけるコツはとても簡単。
ハウスの奥まで最初に行って、そこから探し出せばいいのさ。
通常みんな順番に手前から多くの方は回るため、みなさん奥にたどり着く前に、ほぼお腹が満腹状態になってしまい、このため奥には、完熟いちごが残っている可能性が高いわけ。
一度でもいちご狩りに行った方は、実感で分かっているけど、みなさん一杯食べまくるぞと張り切っているけど、意外にそんなになかなか食べれないものなのさ。
ただし注意も必要。
それは農園によっては、区画ごとに区切られており、前から順番に回るのがマナーだったりするからさ。
さて次に、肝心の美味しいいちごの見分け方を紹介しよう。
・へたの近くまで赤く色づいた色つやの良いもの。根元が青く緑がかっているいちごは、まだ完全に熟していませんよ。
・実が葉から離れているもの。
・ツヤがあって、ツブツブがはっきりしているものは甘いんだ。
・種を覆うように実が盛り上がっているもの。
・表面に光沢があり、種がしっかりしていて、根元まで果肉が真っ赤なもの。
・ヘタのすぐ下が細いもの。それを「首なし」と呼ぶのさ。
・ヘタの下の果肉がひび割れていると完熟の証拠。
・実が詰まって、ずっしりしたもの。
さてこれで、ビビもモコもバッチリだな。
特にモコは焦って食べたりしちゃダメだぜ。
食べ放題が魅力だけど十分な量があるから、焦らず落ち着き必ず完熟した美味しいいちごを選ぶのが絶対条件。
ハウスの奥から、美味しい完熟いちごの呼び声が聞こえるはずさ。
人数も少ないハウスの奥に行って焦ることなく、悠然と葉の裏側や陰に隠れていたりする甘い完熟いちごを探せばいいのさ。
当然平日が人が少なくオススメ、さらに平日でも、木曜日や金曜日などという週末がおすすめなんだ。
これにもちゃんと理由があって、土日にどうじても多くのお客が訪れるため、週明けにはいちごの数が減ってしまうわけ。
また、1日単位で見た場合、当然人が入っていない、午前中の開園のタイミングが最もオススメとなるのは明白。
モコたちワンコは、直ぐ丸呑みしちゃうけど、美味しい食べ方があるんだよ。
まず最初は何にもつけないこと。
自然の甘味を味わうことさ。
もちろんビビやモコなどワンちゃんは、シロップなどいちごに味を付けるのは厳禁。
さて「いちごは縦に食べろ」とよく言われるけど、あなたは知ってましたか?
この格言を知っていればかなりの通で、何の説明もいりませんね。
いちごは、場所によって甘味に変化があると認識しておきましょう。
いちごの甘みの特徴は、先端の方が「糖度」が高くて甘いのです。
このためオススメの食べ方は、最も甘い先端を最後にとっておくことで、最後まで甘みを堪能できるとされています。
最初に甘い部分から食べてしまえば、食べたいちごの味の印象は、酸っぱい味となって残ってしまいます。
このため、「ヘタ近く→真ん中→先端」の順序で食べるのがおすすめとなり、これで「酸っぱい→甘い」となるため、そのいちごの味の印象は甘いとなるわけ。
ちょっと周りを見渡して見て、面倒でもわざわざヘタを取って、ヘタ側から縦に食べている人がいれば、その人はいちごの食べ方を熟知した通ですよ。
普通ならばみなさん、ヘタを持って先端からかぶりつくものですね。
さて最初にいちごの自然な甘みを十分堪能すれば、だんだん同じ味に物足りなくなってくるもの。
いちご狩りで、量を食べようとした場合、味を変えることが必須。
そこで一番のオススメが「練乳」。
間違いなく子供にも、練乳が一番人気といえますね。
その他には、メープルシロップやチョコソース、生クリームなども、いちごの酸味と相性バッチリ。
このあたりが、いちごの味を変えるための必須アイテムといえます。
これでまた、グーンといちごを食べる量を増やせますね。
特に子供が頑張って食べれば、絶対にしたくなるのがオシッコ。
これはいちごの水分量が90%近くあるため当然起こる現象。
このため、必ず子供連れの場合には、事前のトイレは、決して忘れてはいけないお決まり儀式だよ。
ビビ・モコ間違ってもその変にオシッコしちゃダメだぞ。