私は結構ドライフードをふやかして、水分を吸わせて柔らくして、チワワに与えるケースがあるのですが、愛犬の飼い主のみなさんはどうでしょうか?
ふやかしたドッグフードを活用したりしてますか?
上手く目的別に使い分けて利用すると、思った以上に使い勝手が良く重宝しますよ。
意外に活用タイミングを考慮すれば、ふやかしたドッグフードって利用価値が高いものです。
実際に、思った以上に様々なメリットがあるものなのです。
ふやかしたドッグフードには、大きくわけて3つのメリットがあります。
① 固いドライフードを柔らかくできる。
② 水分をほとんど含まないドライフードに水分を含ませられる。
③ 身体を温めるのに利用できる。
このような3つのメリットを頭に入れながら、ふやかしたドッグフードを実際に活用する場面を想像してみましょう。
・子犬
・高齢犬
・虚弱犬
・便秘時
・寒いとき
・トッピングとして
上記がふやかしたドッグフードを利用して行う、主な活用タイミングです。
3つのメリットに従い、活用シーンを紹介します。
子犬のケースのメリットは、主に①に当たります。
子犬は噛む力が弱い。
また、まだ胃腸の発達が未熟であり、消化や吸収の力が低い。
そのため、固いドライフードを水でふやかして柔らかくする狙いがあったのです。
高齢犬のケースのメリットも、主に①に当たります。
高齢犬は歯が抜けたり、弱ってぐらつくなどの症状が起こることで、噛む力が弱まっています。
また、加齢により、胃腸が弱っているため、柔らかいドライフードがおすすめとなります。
そのため、子犬と同様に、固いドライフードを水でふやかして柔らかくする狙いがあったのです。
病気などの症状を持つ、虚弱犬のケースのメリットも、主に①に当たります。
虚弱犬の場合も、子犬や高齢犬のケースと同様で、噛む力が弱かったり、胃腸が虚弱なため、固いドライフードを水でふやかして柔らかくする狙いがあったのです。
ワンちゃんが、便秘時のケースのメリットは、②に当たります。
便秘の原因は水分不足です。
そのため、少しでも水分が少ないドライフードを水でふやかして、水分を吸収させようとの狙いがあったのです。
チワワは基本的に寒さに弱く、とっても寒がり屋さんです。
だから身体をぽかぽか温めてあげたいときに、ドッグフードをふやかすというより、ぽかぽかスープのイメージで、お湯を入れてあげます。
なので狙いのメリットは、③に当たります。
トッピングとして利用するケースの狙いは、①②③以外で、食いつきの良さに当たります。
人間だとお茶漬けが食べたくなったりしますよね。
イメージはそんな感じで、食いつきの良さを狙っています。
でもこのケースでは、私はお湯を入れるだけでなく、根菜なども一緒に入れてトッピングするようにしています。
だからイメージはお茶漬けというより、スープに近くなります。
なお、「寒いとき」に作るお湯を入れるケースでも、ぽかぽかスープをイメージして、飲みやすいように、根菜などを入れるので、「寒いとき」と「トッピング」は、当初の狙いの目的は異なりますが、出来上がりの形のトッピングしたドッグフードは、同じものになります。
このように私は、結構ドライフードにお湯を入れてふやかして活用しています。
ドライフードをふやかして柔らかくするケースでは、水ではなかなか上手くふやけてくれません。
だからお湯を使うのがおすすめです。
温度は、人肌のイメージで、40℃くらいで10~15分程度がおすすめです。
なお、ここで絶対守るべき注意するポイントとが2つあります。
1つめは、それは熱いお湯を使用しないことです。
理由は、熱湯だとドッグフードに含まれる、タンパク質やビタミンが壊れてしまうからです。
2つめは、水が出たときには捨てずに、一緒にワンちゃんに与えることです。
水溶性のビタミンなどは、栄養分が水に溶けだしています。
だから捨てるのはNGです。
実際に水でふやかそうとしたケースでは、フ-ドが水を全て吸収することが困難なケースが多く、水が残ってしまいがちです。
栄養分を無駄にすることが無いように十分注意しましょう。
一番のコツは冷たい水を使わずにお湯(40℃)を使用することです。
そしてそのまま放置すると10~15分と、結構時間がかかってしまいます。
そこで時間短縮をさせたい場合、蓋をします。
これが思った以上に効果があります。
おすすめは、蒸気が漏れないように、しっかりサランラップで密閉することです。
後、奥の手は、フードを細かく砕くこと。
こうすれば早くふやけます。
カレーのルウをイメージすれば分かりますね。
当然ですが細かく砕いた方が、早く溶けます。
でもただでさえ、ふやけさせて柔らかくしているのに、さらに砕いたりまでしてしまうと、本当に感触がなくなってしまいます。
だから余程お急ぎの、時間が無いようなケース以外では、フード砕くことはしないのがおすすめです
理由は、こんな柔らか過ぎるものばかり食べさせていれば、ワンちゃんの噛む力が衰えてしまうからです。
赤ちゃんにいつまでもお粥のような、離乳食ばかり食べさせていたのでは、噛む力が生まれてこないのと同様です。
ドライフードの保存期間が長い理由が、10%以下と水分が少ないことです。
通常13%を超えるとカビが生えだします。
このため、水でふやかし水分を含んだドッグフードは、長持ちしません。
すぐ酸化して傷んで腐ってしまいます。
だから作り置きはしないこと。
また、ワンちゃんが食べ残したケースでは、必ず破棄してください。
毎回作るのは少し手間がかかりますが、可愛い愛犬の顔を思い浮かべれば、そんな手間は気にならないはずです。
ワンちゃんの健康問題なので、厳禁です。
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