チワワのご飯に注意して、元気で長生きしてもらうために、ドッグフードの警鐘記事を紹介しましたが、世の中にそのような危険なドッグフードが出回っている理由は、悪徳ペットフード業社が存在するからです。
もしも、あなたがそんな悪徳ペットフード業社の経営者であったなら、どんな戦術をたてますか?
もちろん、可愛いペットのことは無視して、お金儲けにひたすら走るわけです。
そこで考えられる商法は、次の通りです。
1 原材料の価格低下
・とにかく、原材料の価格低下を狙います。
・そのためには、4Dミートのような、タダ当然のクズ肉を使用します。
4Dミートについて知りたい場合は、「チワワが元気で長生きするために粗悪ドッグフードは買うな」の記事を参照してみましょう。
2 在庫リスクの防止
・在庫リスクを防ぎます。
・そのためには、大量の合成保存料を使用して、長期間の保存が可能となるようにします。
3 売るために美味しく見せる
・美味しく感じように、色やにおいをつける。
・つまり、香料や着色料などの添加物の使用です。
4 宣伝します。
雑誌やテレビにCMを流します。
5 パッケージを高級なもので包み、店頭販売します。
こんなところが王道でしょうか。
これってまさしく、ディスカウントストアなどで、安くたたき売られているような商品ですね。
こんなドッグフードを作ることができるのは、とにかく利益主義に走り、ワンちゃんのことなど何も考えないからですね。
でもどうして、こんなひどい会社がまかり通ってしまうのでしょうか?
それはズバリこの業界に、自浄作用がないからです。
間違ってもこんな商品は、人間が食べる場合、売れないでしょう。
理由は、すぐにクレームが生じて、社会問題にまで発展する可能性が大だからです。
では、どうしてドッグフードであれば、問題が生じないのでしょうか?
それはワンちゃんが、人間の言葉が喋れないのが最大理由です。
人間が粗悪な商品を食べて、体調を崩したようなケースが生じた場合であれば、速攻で苦情がそのメーカーに入るのが普通です。
そしてニュースなどで、取り上げられれば、もはやその会社のダメージは大きく、なかなか立ち直れません。
そのようにして、悪徳業社は自然淘汰されていくはずなのです。
それでも飼い主から苦情が生まれるようにも思えますね。
しかし通常、ワンちゃんへの愛情溢れる飼い主は、そのような粗悪なドッグフードを買いません。
世の中には、粗悪なドッグフードが星の数ほどありますが、同時にグレインフリーやヒューマングレードなどにこだわった、安心できる優秀なドッグフードもたくさんあるのです。
だからこれらの優秀なドッグフードを購入しているような、飼い主からは苦情は生じません。
問題は、粗悪なドッグフードを購入している飼い主です。
はっきり言って、そのような粗悪なドッグフードを購入している時点で、愛情不足であったり、知識不足なのです。
実際の直接の消費者はワンちゃんですが、当然ですが自分でドッグフードを選んで買うことはできません。
購入の決定権を持つのは、飼い主なわけです。
自分で実際に食べないから、そのドッグフードが美味しいかどうかなどの味もわかりません。
見た目の宣伝などに、まんまと騙されてしまうケースも多いことでしょう。
もしかすれば、食いつきが悪いなど、ワンちゃんも抵抗を試み、必死で飼い主にこのドッグフードはダメだと伝えようとしているのかも知れません。
しかし、少しくらい不味くても、お腹が減れば当然食べてしまいます。
基本的には、大好きな飼い主から与えられたご飯なわけです。
ワンちゃんたちは、みんな飼い主に従順です。
体に悪いなんて分かりません。
当然、目の前に差し出されたドッグフードを、たとえ劣悪だとしても食べてしまいます。
そしてワンちゃんたちから、文句の言葉が聞こえくることは決してありません。
だって、人間の言葉が喋れないからです。
だから飼い主からも、ほとんど苦情は生じないのです。
味が不味ければ、せめてニオイでワンちゃんを釣って、食いつきをよくしているかもしれませんね。
人間だって美味しいニオイがすれば食欲増進です。
ウナギのかば焼きなんて、ニオイで食べるなんて言うほどです。
まあこれは、素材がよくていいニオイがしていれば問題なしです。
でも美味しそうなニオイの香料などを使って、無理矢理ニオイを付けていたりすれば問題ですね。
まあとりあえず、ニオイはよいとしましょう。
でも、絶対に見逃せないのが色なのです。
中には色鮮やかな配色で目を引くドッグフードがあります。
サーモンを原料でつかっての、サーモンピンクの鮮やかさなんて具合であれば良いのですが、無理やり着色料で色付けしているようなドッグフードは、ある面要注意です。
このようなケースでは、劣悪ドッグフードの可能性が高いと疑う知識をつけておきましょう。
これは、あきらかに購入者である飼い主の目を意識しての商法です。
ワンちゃんのことを最優先に考えて、優秀なドッグフードを作っているペットフードメーカーであれば、着色料なんて使用しません。
その理由は、ワンちゃんの世界は白黒だからです。
実は、ワンちゃんは色を識別することができないのです。
だから、ドッグフードに着色しても、意味をなさないのです。
だからわざわざ、身体に悪い着色料を使っているのは、完全なる飼い主狙い。
ドッグフードのパッケージをチェックしていて、無添加という言葉が明記されていたり、CMで宣伝していれば安心してしまいますよね。
でも迂闊に信用してはいけません。
いろいろな逃げ道があるのです。
ドッグフードメーカーが競って行う逃げ道が、キャリーオーバーです。
キャリーオーバーとは、原材料自体に添加物が含まれた材料を使用することです。
こうすれば、製造の段階で添加物を使用することはありません。
だから実際には、添加物を含んでいても、法律上は無添加と表示可能なのです。
したがってドッグフードメーカーは、これ見よがしにどんどん平気な顔で「安全・安心を謳って、添加物は一切使用しておりません」と宣伝するわけ、まさに詐欺ですよね。
このような現状を察して、無添加と表記されたドッグフードで、エトキシキンやBHAなどの有害な酸化防止剤が含まれていないかの検査が、何度か健康関係の雑誌などで行われています。
その結果は、約50%は有害な酸化防止剤が含まれていたそうです。
だから無添加と表記されたドッグフードでも、半分は危険なわけです。
ただし、巷で評判になっているようなドッグフードでは、決してそんなことはないのも事実です。
それこそそんな事実が判明してしまえば大変です。
優秀なドッグフード商品では、社命をかけて安心・安全にこだわって作っていますからねえ。
AAFCOの記載にも要注意なんです。
無添加にも抜け道があったのと同様なわけです。
AAFCOとは、米国飼料検査官協会のことであり、ペットフードの栄養基準や給与方法基準のスタンダードな基準として有名です。
世界中で採用されている安心な基準なのです。
こんな有名な基準でも、注意しておかないとダメなカラクリがあります。
市販のドッグフードを、一度チェックしてみてください。AAFCO承認とか認定なんていう表示が結構なされているはずです。
実はこれは、業者の勝手な判断で基準を満たしたと、自分勝手に表記しているだけなのです。
ここで知っておいてもらいたい事実は、AAFCOは、特定のフードを承認や認定などすることはないということです。
あくまでも、評価基準を提示するだけなのです。
だから表記するのであれば、評価基準と比較して、成犬用給与基準をクリアなどの表記にすべきなわけです。
だからこのような紛らわしい表記をして、消費者を惑わすようなドッグフードは危険だと考えたほうが無難です。
反対に優秀なドッグフード商品であれば、このような表示は行いません。
分割(Splitting)手法にも注意が必要です。
簡単にどのようなものか説明しておきます。
ドッグフードのラベルに記載さている原材料は、含まれている量の多い順に表示されていることを知っている人も多いことでしょう。
だから一番目にたとえば、チキンと明記されていれば、しっかり肉の材料を一番多く使用したドッグフードだと思い安心してしまいますよね。
ところがここでもまた、そんなに単純にはいきません。
またもやトリックがあるのです。
つまり同じ商品を名前の表示を変えて明記していたりするのです。
全トウモロコシや全小麦などの表示は普通に行われています。
これに加えて、挽き割りコーンなんて表示が混じっていたりします。
これは表示が異なるだけで、原料はどちらもトウモロコシです。
もしかすれば、その二つの量を足せば、一番最初に明記したチキンの量を上回るかも知れません。
チキンの量の方が多いと思わせるために、このようなことがよく行われ、これを分割(Splitting)手法と呼ぶのです。
分割手法を用いてラベルに記載しているようなメーカーのドックフードは信用できませんね。
今回の記事を読むと、どのドッグフードを見ても、疑いの眼を持ってしまい疑心暗鬼になりそうですね。
でも大丈夫です。
安心できるドックフードもたくさんあるのです。
心配であるなら、間違いなくおすすめできるドックフードを紹介します。
我が家のチワワのビビも大のお気に入りのドッグフードであり、特にチワワには、絶対のおススメのドックフードであるのがモグワンです。
実は私は、ドッグフードを選ぶ時の最低基準に、グレインフリーとヒューマングレードを掲げています。
当然ですが、モグワンは、この2つの条件をクリアして満たしています。
ワンちゃんは、穀物が苦手で上手く消化できません。
だから穀物を使用しないグレインフリーがお勧めなのです。
また、ヒューマングレードは、原材料が人間も食べられる基準を満たしており、安心・安全なのです。
あなたは愛犬に与えているドッグフードを食べることができますか?
もし食べれないと言うなら、そんなドッグフードを与えていることは、問題だと思いませんか?
このように考えれば、何故ヒューマングレードのドッグフードを選ぶべきなのかが、理解できたはずです。
詳しいモグワンの魅力や実際の生の声が聞きたい飼い主さんは、次の「体験レビュー」や「モグワン感想&解説」からチェックしてみましょう。