今回は、チワワのオスの去勢手術にテーマを当てて、記事紹介します。
去勢手術をすることで、各種のメリットデメリットが生じます。
しかし、去勢手術をした後で、飼い主さんが最も多く語る問題点が、可愛い愛犬がおデブになってしまったという悩みです。
なので対策として、チワワを去勢手術した後での、ご飯の上げ方の注意点に的を絞りながらも、去勢手術についてのいろんな情報を紹介していきます。
去勢手術
俗に言われるオスの去勢手術とは、ワンちゃんが子供を作ることができないように、繁精巣を摘出してしまうことです。
ワンちゃんの成長は早く、チワワの場合通常ケースでは、成犬になるのに8~10ヶ月程度しかかかりません。
だから、こないだまで子犬だと思っていた愛犬が、この時期になれば、既に立派な繁殖能力を持っているのです。
繁殖能力を身に付けたオスは、マウンティングという相手に飛びかかって優位性を示したり、マーキングという縄張りをアピールするような、オスらしい行動が目立ち始めます。
チワワのオスの繁殖能力は、生後7ヶ月頃から身に付き出します。
ワンちゃんの発情期は、昔は春と秋だとよく言われていました。
これは、気候や気温との関係に依存されているからだとの説が一般的でしたが、現在のように一年中安定した室内環境の中で飼われていると、だんだんその季節による影響がなくなってきているようです。
ワンちゃんの場合、発情期のサイクルは、大型犬より小型犬、また、若い犬の方が短いとされています。
なお、オスにはメスのような発情期のサイクルはありません。
人間のようにいつでもOKなのでしょうかね?
実はオスのワンちゃんの発情は、発情期のメスに近づくことで自然に生じるのです。
理にかなっていますね。
確かに、メスの発情期以外でいくら交配しても、赤ちゃんはできませんからね。
野生の自然界においては、交配は無防備状態であり、敵に襲われれば回避しにくい状態でしょう。
だから無闇矢鱈と行わず、能率よく行うべきであるのです。
ちなみに、発情期のメスが出すフェロモンは、オスが2km四方にいれば届くそうです。
そしてそのフェロモンの匂いを嗅いだオスが、発情するわけです。
このため犬の飼い主さんは、マナーとして、発情期のメスをトラブル防止のためにも、ドッグランなどには参加させないべきだと認識しておいてください。
・マーキングをする
・イライラして吠える
・落ち着きがなくなる
・噛む
・メスに近づくために脱走しようとする
・食欲が落ちる
オスが発情すると、このような問題行動が多くなります。
一方、チワワのメスに目をむけると、最初の発情期は生後約6~10ヶ月頃に生じます。
発情期のペースは、およそ半年に1度です。
発情期は約10日間。
出血が続くから簡単に分かります。
だからこの期間に、交配を行えば、妊娠するわけです。
ちなみに、犬の飼い主さんたちは、よく「ヒートが来た」という表現を使用しますが、ヒートとはこの時の出血のことです。
なお、発情期のメスの特徴の一つに、とてもオシッコの回数が多くなることがあります。
この期間中にする尿には、大量のフェロモンが含まれており、オスを呼び寄せているわけです。
なお、排卵後に起こるのが人間の生理出血の特徴ですが、ワンちゃんの場合、排卵の前に起こるという違いがあります。
交配の様子など、なかなか目にする機会は無いでしょうが、メスは本能的にオスが近寄ってきたり、陰部に触れられると、受け入れ態勢を整え、尻尾を片方に寄せるような行動をとります。
そしてメスがオスを相手にしなくなり、拒否する態度が現われれば、発情期はもはや終了したのです。
チワワの去勢手術に適した時期は、生後7~10ヶ月ごろです。
多少の個体差は生じますが、この時期が標準的なチワワの性成熟期を迎える時期とみなされています。
なので、去勢手術を考えている飼い主のみなさんは、このタイミングを逃さないように注意しましょう。
去勢手術のタイミングは、とても大切です。
術後の回復を考えたケースでは、体力がある若い時期が適しています。
去勢手術の時期が遅れると、オス特有の病気が起こったり、体力低下で麻酔へのリスクが上がってしまいます。
かといって早すぎるのも厳禁、骨や関節に問題が生じてしまうケースがあります。
また、去勢手術を行ってしまうと、精巣から性ホルモンが分泌されなくなるので、性格が十分形成されて
いない時期だと、憶病になってしまったり、その結果自衛に走り攻撃的になったりすることもあるそうです。
去勢手術費用は、動物病院によって差が生まれます。
また、犬種でも値段差が生じ、小型犬よりも大型犬の方が通常高額となります。
さらに、日帰りになるか入院になるかで大きく違ってきます。
オスの去勢手術は、メスの避妊手術と比較した場合、簡単で切開部も小さいため、日帰りで手術できる病院も多くなっています。
チワワの場合、超小型犬のため、病院が設定している最小金額で手術を受けることができます。
気になる去勢手術金額は、15,000円~30,000円が相場といえるでしょう。
先ほど言った、日帰りできるかどうかが金額のポイントになります。
なお、術前検査費などが別枠請求されるケースがありますので、必ず全体金額を確認しておくのがおすすめです。
手術時間は、20分~30分程度の手術ですが、全身麻酔となることを知っておきましょう。
・患部を舐めさせない。
・抜糸が終わるまでは、シャンプーなど激しい運動をさせない。
・ストレスに注意。
ワンちゃんが、傷口を舐めてしまうと、「感染症」や「化膿」などのリスクが高まります。
傷口が開いてしまうことのないように、激しい運動をさせないように注意しましょう。
術後は、傷口を舐めさせないために、エリザベスカラーを付けます。
俗にいうエリマキトカゲ状態です。
このため、動きにくく、ご飯も食べにくい。
また、傷口の痛みが生じることもあります。
このような原因から、神経質なチワワはストレスを感じやすくなります。
十分注意を払ってあげてください。
コツは飼い主が心配しすぎないこと。
敏感なチワワは飼い主の気配を素早く感じとってしまうので、普段と同様に接して声かけを多めにしてあげましょう。
「問題行動が抑えられる」
精巣を撤去することで、男性ホルモンの分泌が抑えられ、問題行動が減ります。
特にマーキングやマウンティングという、オスを象徴する行動があまり見られなくなります。
また、攻撃性が下がり、特にオス同士でのケンカがなくなります。
共飼いをしているケースでは、嬉しいですね。
「生殖器の病気の防止」
オス犬特有の病気である、生殖器の病気リスクが低減できます。
・精巣腫瘍
・前立腺肥大
・肛門周囲腺腫
・会陰ヘルニア
上記が主な生殖器の病気ですが、チワワは高齢になると「停留精巣(睾丸)」にかかりやすい犬種といわれています。
原因は、遺伝的なものです。
停留精巣とは、正常な位置まで精巣が下りてこない病気であり、腫瘍になりやすく治療には手術が必要です。
「全身麻酔が怖い」
人間でも全身麻酔はリスクがあり要注意。
当然ワンちゃんにとっても同様です。
稀に麻酔によって死に至るケースもあり得ると知っておきましょう。
そのため通常、麻酔リスク同意書にサインを求められます。
特に高齢であると、体力低下でリスクが高まります。
リスクは次の通り。
・呼吸不全
・心不全
「肥満になりやすい」
男性ホルモンの分泌がなくなる影響で、基礎代謝が低下してしまいます。
そのためどうしても、体脂肪が増えてしまいます。
その結果、今までと同じドッグフードを食べていても、太りやすくなってしまいます。
つまり、新しいドッグフードへの変更が生じやすいということです。
また、こんな問題もあります。
よく聞くのが、去勢手術後に食欲が増したという話です。
「ダイエット用・去勢用ドッグフード」
デメリットで紹介したように、去勢手術後は基礎代謝が低下してしまいます。
このため、今までと同じドッグフードを食べていても、太ってしまうケースが多いのです。
つまり、ダイエットに特化したようなフードを選ぶ必要があるのです。
実はドッグフードには、ダイエット目的の専用ドッグフードがちゃんといろいろあります。
少し調べてみれば、「ダイエット用」「去勢用」「体重維持用」などの種類が存在することが分かります。
ならば去勢用を選べばいいだろうと思いますよね。
確かにこのようなタイトルのドッグフードは、脂肪分やカロリーをカットしています。
また、去勢後には食欲が増すという報告もあり、その対策として、食物繊維(セルロース)を配合し、食事の満足感を与えて、食べ過ぎないよにする工夫がされていたりします。
ダイエット用のドッグフードの基本は、高タンパク&低カロリーなのです。
しかしダイエット用のドッグフードの中には、つい低カロリーにのみ重点が置かれており、高タンパクがないがしろにしているようなフードも多いので、注意が必要です。
値段を抑えて低カロリーとする一番簡単な方法が、米や小麦、トウモロコシといった穀物をメインとして利用することです。
ワンちゃんは穀類が苦手で、上手く消化できません。
このため、健康を害してしまう危険リスクが高いのです。
実はこのように、ダイエットドッグフードを選ぶことは結構難しいものなのです。
「間違いなしのおすすめご飯がこれ」
去勢手術後のおすすめベストご飯がプレミアムドッグフード『モグワン』
下手なダイエットドッグフードを選ぶより、安全で栄養価も高いのに体重管理もバッチグーです。
少し口コミ情報を調べてみただけで、「去勢後も“モグワン”のおかげでおデブにならずにすみました」なんて声がすぐ聞こえてきます。
ヒューマングレード&グレインフリーだから、まず高品質で安全なドッグフードとして保証済。
さらにダイエット効果もてんこ盛りです。
・低GI値食品のサツマイモやエンドウ豆で、炭水化物源を確保。
・油にこだわり、サーモンオイルやココナッツオイルなどの脂肪になりにくい油を使用。
・バランス良い肉・野菜・果物の使用。
ダイエット効果を感じながらも、健康で元気で長生きなワンちゃんを目指すには、最高のオススメドッグフードが「モグワン」なのです。
詳しいモグワンの魅力や実際の生の声が聞きたい飼い主さんは、次の「体験レビュー」や「モグワン感想&解説」からチェックしてみましょう。