ウチのチワワのビビは、冬場になると器用に毛布に潜り込んで寝ています。
猫はよく寝る子でネコというなどといいますが、負けずにワンちゃんもよく寝ますよ。
そんな寝坊助のウチのチワワですが、私がリビングのテーブルで食事を始めると、その気配を敏感に感じ取って飛び起きて、必ずそばに寄り添い物欲しげな視線で眺め出します。
たまに人間の食べ物をついあげちゃったことがあるから、味を占めているのです。
でも決して吠えたりせずに、健気に大きな瞳をいつものうるうる攻撃で気を引こうとするのみ。
99%もらえないと分かっていても、残りの1%にひたすら願いを込めているわけです。
一度私が誤ってから揚げを落とした時は見ものでしたね。
まあその食いつきの素早いこと。
しかし残念ながら、チワワ特有の小さな口と歯と弱い噛む力のため、あっさり取り上げられましたけどね。
まあこんな例を紹介した通り、ワンちゃんの一番の楽しみはご飯なのです。
高齢犬になってもいつまでも元気で好きなご飯が食べられるように、虫歯予防をしてあげたいと思っています。
あなたのチワワは虫歯は大丈夫ですか。
チワワはただでさえ口や歯が小さく、噛む力も弱い犬種です。
虫歯になってしまえば、ますます上手く食べられなくなるので要注意です。
実はワンちゃんが、歯磨きする必要があることを知らない飼い主も多いそうです。
また、必要と認識していても、愛犬に歯磨きするのって、結構難しいです。
そして、ワンちゃんが嫌がるケースも多い。
まずはあなたの愛犬が、虫歯や歯の病気になっていないかを、簡単にチェックしてみましょう。
下記チェック項目に当てはまるケースでは、虫歯、歯周病、口腔内腫瘍などの病気の疑いがあります。
歯のチェック
色をチェックしてみよう。
犬の健康な歯の色は白色です。
・黒い色
・茶色
・黄色
こんな色に変色していたらNG。
状態をチェックしてみよう。
・触ったらぐらついたりしませんか。
・折れたり、欠けてませんか。
・歯垢や歯石がついていませんか。
・乳歯が残っていませんか。(7ヶ月が目安)
歯茎の色をチェックしてみよう。
犬の健康な歯茎の色はピンクです。
・赤みがかっていないか。
・紫っぽい色になっていないか。
歯茎の状態をチェックしてみよう。
・血がにじんで出血していたりしないか。
・歯茎が腫れていないか。
・膿が出ていないか。
口臭チェック
ワンちゃんは無臭です。
・気になるニオイがすれば要注意です。
・なかなか食べ始めない。
・食べるスピードが遅くなった。
・ご飯をよくこぼす。
・顔を傾けて食べる。
・片方の歯だけで食べる。
・食事中に鳴き声を上げる。
・顔や口を触られるのを嫌がる。
・前足で口をよく触る。
・攻撃的な感じになった。
甘い物や歯に詰まりやすい物を食べていると虫歯になりやすいです。
・ウェットフード。
・甘いおやつ。
基本的にワンちゃんは、虫歯にはなりにくく、多くは歯石が溜まって起こる歯周病がほとんどです。
歯磨きを怠ると虫歯になります。
定期的に歯磨きをしてあげないと、歯垢が蓄積されていきます。
ワンちゃんの虫歯の原因を見れば、おのずと対策が分かってきますね。
つまり、虫歯になるようなご飯を与えないことと、歯磨きをきちんと行ってあげることにつきます。
ワンちゃんに歯磨きするときに焦ってはいけません。
いきなり歯磨きするのはNGです。
慣れていない状態で、無理にワンちゃんに歯磨きすれば嫌がり、歯磨き嫌いになってしまいます。
第一段階は、口の周りを触って慣れさせます。
嫌がる場合、おやつを理由するのが有効です。
おやつを見せながら、口の周りをさすって見ましょう
いい子でおとなくしていれば、おやつを与えましょう。
これを続けて、口の周りを触ることに慣れさせていきましょう。
第二段階は、歯にタッチです。
上唇を軽くめくり、指のはらでタッチ。
抱っこしたり、背後からしたりいろいろ工夫して、あまり嫌がらない形を探しましょう。
おすすめは背後からですね。
上手くおやつを活用しましょう。
まず最初はガーゼ歯磨きがおすすめです。
コツは無理強いしないことです。
嫌がればすぐに止めること。
焦らず何回もこまめに行うことで平気になっていきます。
この時もおやつを利用しましょう。
ペット用歯磨きガーゼとペット用歯磨きペーストを使います。
最初は歯磨きしなくてOKです。
最初はペーストの匂いを嗅がせて慣れさせるところから開始です。
舐めれば褒めてあげましょう。
次にガーゼに歯磨きペーストをつけて、とにかく口の中に入れて、ガーゼとペーストに慣れさせます。
この時長く入れてはいけません。
最初は2~3秒触れさせれば、十分です。
これをくり返しましょう。
慣れてきたなら、次は歯をかるくこすってみましょう。
当然、無理強いは厳禁。
焦らず何回も繰り返せば自然に慣れてくれます。
当然個体差があり、割と平気なワンちゃんから、苦手で嫌がるワンちゃんなどいろいろ。
でも繰り返して行えば、だんだん慣れてくれます。
やはりここでも、おやつを上手く使うと有効です。
チワワは特に口や歯が小さいので大変です。
優しく根気で頑張りましょう。
ガーゼ歯磨きに慣れたら、いよいよ歯ブラシでの歯磨にチャレンジ。
ガーゼ歯磨きに慣れていれば、結構スムーズにいくものです。
コツは一度に全部の歯を磨こうとしないこと。
毎日少しずつ行えばよいのです。
おすすめは、3日くらいの周期で全部の歯を磨くことです。
歯垢が歯石になるのに、3~5日かかるといいます。
だから、3日周期で問題ないのです。
最初は歯ブラシにペーストをつけて慣れさせます。
ガーゼ歯磨きで、ペーストに慣れているはずなので抵抗はないはずです。
大切な磨くべき箇所を知ろう。
食べかすが溜まりやすい箇所を磨いてあげましょう。
そこが歯石の付きやすい場所になるわけです。
・奥歯
・前歯や犬歯
歯の裏側も磨いてあげましょう。
なお、犬用の歯磨き粉を必ず使うようにしてください。
間違っても、人間用の歯磨き粉を使わないように注意してください。
キシリトールが入っていれば大変です。
キシリトールは、ワンちゃんにとって有害物質であり、最悪死に至るケースもあるのです。
ワンちゃんには、このキシリトールのように、食べれば中毒を引き起こす危険な食べ物があるのです。
愛犬にとって危険な食べ物を詳しく知りたい人は、「チワワに与えてはダメなご飯!中毒を引き起こす危険な食べ物」の記事を参照してみましょう。
あなたのチワワは歯磨きを嫌がりませんか。
愛犬によっては、どうしても歯磨きが苦手というワンちゃんだっています。
何度か歯磨きにチャレンジしたけど、どうしても歯磨きを嫌がる愛犬には、歯磨き効果のあるガムなどのおやつを上手く活用してみましょう。
人気の歯磨き効果のおやつを紹介します。
「和の究み 歯みがきガム」
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獣医師によって開発された歯みがきガム。
ガムを噛むことで、歯垢や歯石の付着を取り除く効果があります。
一粒の大きさを小さくして、小型犬にも食べやすく工夫しているのでチワワにおすすめです。
「ホワイデントスティックS」
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特徴は、口臭予防と歯磨き効果。
ご飯の後で与えてあげるのが効果的です。
歯磨き嫌いのワンちゃんに与えてあげましょう。
「グリニーズプラスカロリーケア」
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全世界で有名なグリニーズシリーズの歯磨き専用ガム。
驚きの日本のワンちゃん用に作ったという商品です。
効果
・歯垢を落とす。
・口臭予防。
口が小さく噛む力が弱いチワワにおすすめです。
理由は体重別で、小さい犬種から大きい犬種まで合うように工夫されて作られているからです。
虫歯になりにくのは、歯にくっつきにくいドライフードです。
毎日食べるドッグフードの見直しは、虫歯予防にとても大切です。
ワンちゃんの食いつきが良く人気のモグワンですが、無添加でグレインフリーなため、虫歯予防に対しても最適なドッグフードです。
口臭や体臭対策も万全で、虫歯にもなりづらい嬉しい配慮が施されています。
詳しいモグワンの魅力や実際の生の声が聞きたい飼い主さんは、次の「体験レビュー」や「モグワン感想&解説」からチェックしてみましょう。
カナガンは獣医が奨励する安心・安全なドッグフードで、無添加でグレインフリーなため虫歯予防にも有効です。