チワワは超小型犬で体が小さいから、それに伴う注意がいろいろ必要となります。
特に口や歯や胃が小さく、少食だし、噛む力も弱い。
ワンちゃんは基本食べ方は丸のみなので、チワワのように喉なども細いと詰まらせないか心配になります。
フードは当然小粒サイズを選んであげましょう。
注意したいのはトッピングをするときです。
野菜なども刻んで、細かくする工夫が必要です。
食べ方を見ていると、本当に平気で丸のみするので、思わず「大丈夫?」と思ってしまうことがあります。
でも、それがワンちゃんの基本の食べ方なので、こちらの心配を尻目にケロッとしていますね。
ワンちゃんの歯を見ればその丸のみ理由が分かります。
人間のようにご飯を噛まないのは、愛犬の歯を少し見てもらえれば分かりますが、尖った歯ばかりで、磨り潰す役割をする臼歯がないのです。
だから犬は、飲み込めると思って判断したものはどんどん飲み込んでしまうのです。
したがって、消化の良いご飯を飼い主さんは、愛犬のために考えてあげることが大切になります。
体調管理を行い、胃腸が弱っていると感じた時には、ドッグフードをふやかして柔らくしてあげるなどの、細かな工夫をすることが大事です。
ドッグフードをふやかした詳しいメリットや、活用タイミング、正しいふやかし方などを知りたい方は次の記事を参考にしてみましょう。
参考記事:「チワワにふやかしたドッグフードを与えるタイミング!メリットは?」
さらに野菜などをトッピングするケースでは、必ず湯通しして柔らかくするなどの工夫が大切です。
生野菜をそのまま与えてしまうと、お腹を壊す子も多いです。
愛犬のご飯を消化の良いものとしてあげる工夫はとても大切です。
その結果、消化時間を短くすることが出来て、いかに栄養を十分に吸収できるかというポイントに繋がっていきます。
これが、可愛い愛犬を元気で長生きさせる、ワンちゃんの健康維持に影響することになります。
それには常にワンちゃんの健康管理に留意する必要があります。
ポイントはお腹の状態に注意してあげることです。
そのために重要なことが、ワンちゃんの排泄物のチェックです。
愛犬のウンチの状態を見れば一発で、ご飯をしっかり消化できているかどうかが判断できてしまいます。
だからウンチの観察はとても大切です。
状態によってフードをふやかすなど、各種の工夫をしてあげるべきなのです。
また、ワンちゃんの消化時間を知ることも大切です。
そのようなことを知れば、愛犬への食べ物の選び方や与え方を見直すきっかけになります。
どうですか?
今愛犬に与えているフードは大丈夫ですか?
今回の記事を機に、愛犬に消化の良いフードの見直をしてあげましょう。
ワンちゃんと人間を比較した場合、消化時間が早いのはワンちゃん。
その原因が、犬の祖先の狼にあるとされます。
弱肉強食の世界の野生では、生き残っていくためには、食事後の栄養をすぐさま体内に取り込まなければダメだったのです。
ワンちゃんの消化時間は12時間ほどといわれます。
もちろん個体差が生じますが、消化の良いものであれば、3~4時間程度で消化可能となります。
当然ですが、消化に時間のかかる食べ物は胃腸に負担がかかるわけです。
消化器官が衰えた高齢犬や胃腸が弱った状態の愛犬には、胃腸への負担を軽減するご飯を考えてあげる必要があります。
例えばフードをふやかす、小さくカットしたり、すり潰すなどの工夫が必要となります。
・ワンちゃんは肉食なので、動物性タンパク質が豊富な生肉など。
・柔らく煮た野菜など。
・消化酵素が豊富な果物。
このような消化時間が短いご飯であれば、5時間程度で消化できます。
当然ながら、胃に優しいご飯となります。
・食物繊維が多い穀物や野菜。
このようなご飯がワンちゃんは苦手で、消化不良を起こしてしまいます。
理由は穀物を消化する酵素を持っていないからです。
栄養を消化吸収することが難しいため、消化時間も長くなり、胃腸に負担がかかりやすくなります。
子犬はまだ消化器官が十分に発達しておらず未熟です。
そのため一度に大量にご飯を食べられないため、1日の食事回数を3~4回に分けてあげましょう。
また、フードも「子犬用」を与えてあげるのが、愛犬の胃腸への負担を考慮するとおすすめです。
子犬の特徴は、消化時間が早いことです。
その結果、消化不良をおこしたり、空腹で吐いたりします。
対策
消化不良:ドッグフードをお湯でふやかして柔らくしてあげましょう。
空腹:ご飯の回数を小分けにすることで、空腹時間を短くしてあげることができます。
加齢によって消化器官の働きが衰えます。
対策
・「老犬用」フードに切り替える。
・食事量を少なくして、小分けにして回数を増やします。
・ドライフードはふやかして柔らくしたり、細かく砕いたりしてあげる。
ワンちゃんは、子犬や高齢犬になればご飯の回数を増やす必要がありますが、成犬であれば1日2回としましょう。
胃腸は食べ物が入れば消化を行い負担が生じます。
だから胃腸が空になる休息時間を作ってあげる必要があります。
ワンちゃんは消化に体内エネルギーの60%を消費すると言われています。
これはかなりの負担を強いられている状態です。
愛犬の体調不良時には、よく絶食させることが良いと言われますが、胃腸を休ませることにプラスして、食事で消費するエネルギーを自然回復治癒力にエネルギーを回す狙いもあったのです。
このように食事には莫大なエネルギーを必要とすることを認識しておきましょう。
つまり、消化しやすいご飯を食べて、消化時間を短縮することは体の負担を抑え、健康維持にとても大切な要因だったのです。
「脂肪分を抑えたお肉」
ワンちゃんは肉の消化は得意ですが、脂肪はあまり望ましくありません。
肥満や下痢の原因になりやすく、オススメは鶏のササミのような肪分の少ないお肉を与えると、消化も一層よくなります。
「キャベツ」
消化を助ける栄養素が含まれており、お腹の調子を整えてくれます。
ただし、食物繊維が消化を妨げるのを防ぐためのコツがあります。
それは、細かく刻んであげることです。
なお、量が多いとトラブルが生じることもあるので、あげ過ぎないように注意しましょう。
「山芋」
山芋は胃腸の調子を整えてくれる作用があり、さらに消化機能を高めてくれます。
「りんご」
整腸作用があり、善玉菌を活性化させるペクチンを含みます。
消化不良や下痢の時に有効です。
甘くて食べやすく、食欲が落ちているときでも食べやすいメリットがあります。
胃腸が弱っているときには、消化しやすいようにすりおろしてあげるのがおすすめです。
なお、消化しずらい皮はむいてあげましょう。
ただし胃腸が調子良い時には、皮のまますりおろしてあげるのがおすすめです。
理由は、皮の部分に抗酸化作用を持つポリフェノールが含まれるからです。
「豆腐」
腸内環境を整えてくれる作用があるためおすすめです。
「さつまいも」
愛犬の食欲不振や胃の調子が悪い時に有効です。
ビタミンや食物繊維も豊富で整腸剤の効果があります。
なお、カロリーと糖分が多いので少量に抑えましょう。
「納豆」
細かく刻んで与えましょう。
便秘や便秘予防に効果を発揮してくれます。
タンパク質と脂質やビタミンやミネラル分も豊富です。
ワンちゃんの消化不良や胃腸の異常を見抜くには、ウンチの状態をチェックするのが一番です。
「適切な状態」
ティッシュでつかめる硬さが必要です。
少し湿り気が残る程度であるのが望ましいです。
色は食べるフードで色に変化が生じますが、基本は黄土色や茶褐色です。
「便秘の疑い」
カチカチにかたまった硬いウンチ。
小さくポロポロしたウンチ。
なかなかウンチが出なくて体内に長時間とどまっているため、水分が少なくなり硬くなってしまいます。
「下痢の疑い」
・ユルユル状態の柔らかいウンチで軟便。
ティッシュでつかむことができずに崩れてしまう。
色は、薄い茶褐色及び黄色。
・水っぽい状態のウンチ
形がもはや存在せず、水状の完全な下痢。
ワンちゃんが、消化不良を起こしている状態。
「白いウンチ」
白いウンチが出た場合は要注意です。
すぐに獣医師に受診してもらうように心がけましょう。
胆汁関係の病気となります。
「血便」
血便の状態を細かくチェックして観察しましょう。
ウンチに血液が混じっているケースでは、腸の傷や炎症です。
ウンチの周りに血液が付着している場合は、色に注目します。
赤い鮮血であれば、肛門に近い部位からの出血です。
黒く変色していれば、消化管からの出血です。
「虫がいないか」
ウンチに虫がついていれば、犬の体内に寄生する虫がいる証拠です。
すぐに動物病院に行って駆除してもらいましょう。
愛犬を元気で長生きさせるためには、お腹の状態を毎日のウンチによりチェックして、調子が悪い時には、胃腸に優しい消化の良いご飯を食べさせてあげることです。
ワンちゃんはご飯の消化にエネルギーの60%も使い、とても体力を消費します。
だから体調不良で弱っているときには、少しでも早く特に消化の良いご飯を食べさせ消化時間を短くして、自然回復治癒力にエネルギーを回せるようにしてあげるのが望ましいのです。
そのためには、ドッグフードをふやけさせて柔らかくしたり、トッピングに消化の良い食材を加えるなどの工夫がおすすめです。
最後に、チワワの胃腸に優しい消化の良いご飯を紹介します。
お腹に優しいご飯で、愛犬の消化時間を短くして、ワンちゃんの健康を食で守ってあげましょう。
おすすめのドッグフードはプレミアムドッグフード『モグワン』です。
モグワンは、グレインフリー(穀物不使用)&ヒューマングレード(人間が食べれる基準の原材料)で、高タンパク質で消化に良いフードです。
また、添加物は一切使用しておらず安心・安全です。
フードの消化が良くお腹に優しいので、便秘や下痢の改善に効果を発揮します。
特徴が、食いつきの良さと自由なトッピングができることです。
自由なトッピングが、最大のウリの一つのため、お腹に優しい食材を加えて、簡単にチワワのためのお腹に優しい消化の良いご飯を食べさてあげられます。
体調不良で食欲が低下しているときでも、モグワンは食いつきが良いフードなので、食べやすいのも大きな魅力です。
愛犬が体調不良時には、フードをふやけさせてあげるのがおすすめとなりますが、トッピング自由のモグワンであれば、ふやけさせた状態で美味しいフードをいろいろ食べさせてあげることができます。
参考に一つ紹介しましょう。
モグワンでのフードをふやけさせて、お腹に優しいご飯にするレシピを参考にしたい飼い主さんは、「チワワをご飯に食いつかす方法!オススメフードとトッピングレシピ」の記事をみてみましょう。
ここに、「身体あったか根菜のぽかぽかスープ」のレシピが記してあるのでチェックしてみてください。
詳しいモグワンの魅力や実際の生の声が聞きたい飼い主さんは、次の「体験レビュー」や「モグワン感想&解説」からチェックしてみましょう。