ビタミンCが豊富なみかんは、コタツに入りながら食べるイメージがあるように、冬の果物の代表です。

みかんにはたくさんの品種がありますが、温州みかん、紀州みかん、有田みかん、愛媛みかんのように、地域の名前をブランド名として販売することが多いのも特徴といえます。

紀州みかんなどは、江戸時代の豪商である「紀伊国屋文左衛門」のエピソードとしても有名なみかんです。

ミカンの選び方(見分け方)

ミカンの選び方(見分け方)
・果実が扁平形であり重量感があるもの

・張りがある

・果皮の色づきがよいこと

・皮が薄いもの

・ツブツブが小さくきめが細かいもの

・へたの切り口が小さいもの

・サイズが小さめのほうが甘味が強い傾向にある

・お尻がでこぼこしたもの

・日焼けしたものはよくない

・箱買いする場合は、底側のもみかんもチェックする

今回は、愛犬にみかんを与えて大丈夫か、またメリットと与え方や注意点などについて紹介します。

チワワにみかんを食べさせて大丈夫?

答えはYESです。

ワンちゃんはみかんを食べても大丈夫です。

みかん好きの犬は多いですが、食べ過ぎると下痢を起こす可能性があるため、1日に与える目安は、10~15g程度までにしておきましょう。

みかんに含まれる成分

実際にどのような成分がみかんに含まれているのか紹介します。

みかんの成分(100gあたり)

成分            含有量

エネルギー         46kcal

水分            86.9g

タンパク質         0.7g

脂質            0.1 g

炭水化物          12.0 g

ナトリウム         1 mg

カリウム          150 mg

カルシウム         21mg

マグネシウム        11mg

リン            12mg

鉄             0.2 mg

亜鉛            0.1 mg

ビタミンB2         0.03mg

ビタミンB6         0.06mg

ビタミンC                     32 mg

葉酸            22μg

食物繊維                       1.0 g

参照:食品成分データベース(文部科学省)

みかんの主な栄養素

「ビタミンC」

みかんには、ビタミンCがたっぷり含まれており、100gで32mgです。

ビタミンCには、抗酸化作用が働き、また皮膚や粘膜の健康維持にも効果があり、毛並みが良くなります。

紫外線による肌ダメージの回復などにも役立ちます。

しかし、水に溶けやすく熱に弱いという特徴があるため、加熱してしまうと減少してしまい思ったより摂取しにくい成分です。

ただしビタミンCは、ワンちゃんの体内で生成される非必須ビタミンです。

「β-クリプトキサンチン」

みかんには、β-クリプトキサンチンが豊富に含まれています。

聞きなれない言葉で、初めて聞いたという方も多いかもしれませんが、カロテノイドの一種です。

みかんのβクリプトキサンチンの含有量は、果物の中でトップクラスです。

体内への蓄積期間が長く、体の隅々まで広がり、健康効果も高いとされています。

体内でビタミンAとして働き、消化器官や視力の健康を維持してくれます。

その他にも、免疫力を高めて発がん抑制作用や老化抑制、さらにダイエット効果や骨粗しょう症の予防などの効果も期待できます。

みかんを食べすぎるとよく手が黄色くなるはずですが、この症状はβクリプトキサンチンの影響らしいです。

もちろん副作用とかのような怖い問題ではないので大丈夫です。

「ヘスペリジン」

みかんの袋や白いスジには、フラボノイドの一種である「ヘスペリジン」が多く含まれています。

血管を強化したり、血流を改善する働きがあるため、高血圧や動脈硬化を予防する効果があります。

また、むくみや冷え性を防いだり、細胞の新陳代謝が活発になります。

「食物繊維」

みかんは食物繊維を100gあたり1g含んでいます。

腸の働きを刺激することで、腸内環境を整える効果があり、便秘の予防や改善にも効果的です。

また、コレステロール値や血糖値の急激な上昇を抑える効果、さらに満腹感が得られるなどの働きがあります。

しかしワンちゃんは、食物繊維が消化吸収できないので注意が必要です。

「水分」

みかんは86.9gと水分を多く含む果物のため、あまり水を飲まないワンちゃんには、水分たっぷりで甘味があり美味しいみかんはもってこいです。

「クエン酸」

みかんにはクエン酸が多く含まれています。

クエン酸は、みかんの「酸っぱさのもと」となる栄養素であり、エネルギー代謝を促す働きがあるため、疲労回復が期待できます。

また、ワンちゃんがよく起こす「シュウ酸カルシウム結石」という病気の治療にも役立ちます。

チワワにみかんを与える時の注意点

「与え過ぎない」

みかんは水分が多く、食物繊維も含むため、与え過ぎると下痢や軟便になったり、体が冷えてしまうことがあります。

また、カリウムも多く含むため、水分が多いことと相まって、摂取しすぎると愛犬のオシッコの回数が多くなったり、中にはおもらししてしまうケースもあります。

「袋を取り除く」

みかんの外の皮を剥くのは当然ですが、面倒でもひと手間かけて中の袋(薄皮)と白い筋を取り除き、中の実だけを与えてあげてください。

犬はあまりよく噛まずに飲み込むことが多く、袋は消化が悪いため、消化不良を引き起こして愛犬が、下痢や嘔吐する原因になってしまいます。

外の皮は固くて消化が悪いのはもちろんですが、ワックスなどがついていたり、中毒性のある「ソラレン」という物質が含まれているため要注意、うっかり愛犬の手が届くところに置いておいて丸かじりされないように注意してください。

なおソラレンは、みかんを始めとして柑橘系全般の外皮には含まれています。

過剰摂取してしまうと、嘔吐や下痢などの症状を引き起こしてしまいます。

「種を取り除く」

みかんにはたまに種が入っていることがあります。

この意味からも袋ごとあげずに中身を取り出し、種を取り除く必要があります。

種は消化が悪い上に、外皮に含まれているソラレンが同様に含まれており、必ず取り除いてあげる必要があります。

「加工品に注意」

オレンジジュースや缶詰など、みかんの加工品には大量の砂糖を含んでいることがほとんどです。

このため、糖分過多や胃腸に負担をかけてしまうこととなるため、みかんの加工品は与えないように注意してください。

「アレルギーに注意」

ワンちゃんは初めて食べるのもであれば、何でもアレルギーが出る可能性があります。

このため、初めてチワワにみかんを与える際には極少量として、よく注意して与えましょう。

与えてから、数時間はチワワから目を離さず様子を観察してください。

口や目のまわりを痒がる素振りが見えたり、元気がなくなるなど普段と少しでも違った様子が見られたケースでは、アレルギーの可能性が高いです。

皮膚が赤くなり、湿疹、じんましんが出たり、目の充血や嘔吐や下痢の症状があれば、すぐに動物病院を受診してください。

チワワにみかんを与えるときの目安量

はたしてみかんは、チワワに与える適量はどの程度なのでしょうか。

もちろん適量は、チワワの健康状態や年齢、犬種、運動量など様々な要因で異なってきます。

よく手作りご飯や、ドッグフードのにトッピングしてあげるときの目安として言われるのが、野菜類は食事量の10%以下に抑えようということです。

これが果物場合も一つの目安となります。

カロリーで表したケースでも言われる目安が、総カロリーの10%未満です。

チワワのような小型犬の場合は、本当に一口で十分でしょう。

具体的に、ワンちゃんの体重別で、みかん1日の摂取目安量を紹介しましょう。

ワンちゃんの体重        1日のみかんの摂取目安量

1kg                                      みかん7g

3kg                                      みかん17g

5kg                                      みかん25g

10kg                                      みかん41g

15kg                                      みかん56g

20kg                                      みかん69g

30kg                                                    みかん94g

40kg                                                   みかん17g

上記量はあくまで目安となります。

ワンちゃんに食べさせる量は、紹介量を限度に留めておくのがおすすめです。

特に初めてみかんをワンちゃんに与えるケースでは、食物アレルギーはどのような食材からでも出るため、上記目安量の1/3程度から試してみましょう。

riasu