山椒は小粒でピリリと辛いって知ってるかい。
あたいらチワワは正にそれで、身体は小さくても度胸は満点で、決して大きな体のワンコたちにも負けないよ。
うちでもモコの奴はあたいの子分さ。
でもアイツは体がデカイから、まともにいったら吹っ飛ばされるけど、気が弱いから大丈夫さ。
もっと肝っ玉を大きく磨かないとな。
こないだも、散歩で出会った柴犬があたいに生意気にも吠えてきたんだな。
そうだよ、身体は相手のワンコの方が一回り以上も大きいよ。
ガウガウ吠える奴こそ実は憶病者さ。
あたいよりずっとデカイ体してさ、みっともないたらありゃしないよ。
売られたケンカは逃げない主義だから、そんな奴には倍返ししてやるのさ。
身体が小さい分、なめられたら終わりだからな。
鋭くにらんで、唸って吠えれば相手はビビるんだよ。
あたいがカッコイイとこ見せているのに、リアスはすいません何て言って、あたいを抱いてささっと逃げちゃんだから困ったものさ。
それでいて、説教してくるんだな、くどくどと。
決まって比較するのが先代のミニチュアシュナウザーのキャンディ姉さんの話さ。
ビビはまだまだ人間(犬)が出来ていない。
キャンディは大したものだったよ。
相手がいくらギャンギャン吠えても、素知らぬ顔でカエルの面にションベンって感じで平気で無視。
やはりこうならかきゃな、ビビもいい年だしな。
フンそんな説教、馬の耳に念仏でしらないね。
リアスもちゃんとチワワの性格をもっと勉強すべきだな。
あたいがチワワの性格抗議を開いてあげるよ。
チワワは体が小さくて愛らしい見た目から、弱弱しい印象を受けがちですが、実はとっても勇敢なワンちゃんなのです。
このため、あの小さな体でも、決して負けずに大きなワンちゃんにも全く動ぜず、向かって行って吠えて威嚇します。
だから、番犬にも持ってこいの頼もしい奴なんだ。
これは、縄張り意識が強くてまた警戒心も強いためです。
どうだい、あたいが大きなワンコにも負けてない理由が理解できたかな。
その他にも、とても飼い主さんに対して忠実で献身的なんだ。
また、憶病な面もあって、ちょっとした物音でも跳びはねて驚いてしまうほど。
こんな風にチワワがビックリした状態で抱き上げると、心臓が大きくバクバクしていたりしますよ。
さらにチワワは、「自分だけに目一杯注目してほしい!」と思うことが多い、贅沢な甘えん坊の性格でもあるんだよ。
どうだい、ためになっただろう。
まあ簡単に説明したけど、あたいらチワワの性格はざっとこんなものさ。
より詳しく知りたい方は、次の記事を参照してみましょう。