ビビ姉、ボクテレビで凄いこと見て知っちゃったよ。
これでボクの悩みが一つ解決さ。
少し散歩の自信も沸いてきたのさ。
おっ凄いじゃん。
モコの口から苦手な散歩の自信ぽい発言が飛び出すなんてな。
あたいの大嫌いな雷でも鳴り出さないといいけどな。
ねえビビ姉は、もちろん「犬笛(いぬぶえ)」って知っているよね。
テレビで特集やってたんだけど、驚きだよ!
犬笛の音って、リアスたち人間の耳には聞こえないんだ。
だけどボクたちワンコには聞こえるんだって。
何か高周波の超音波とかいう音が出るらしくって、そんな音が出るホイッスルなのさ。
最近はボクたちワンコのしつけにも使っているらしいけど、主な使用目的は、猟犬の呼び戻しなんだってさ。
だからリアスが犬笛を使ってくれたら、ボクが万一迷子になっても、無事に戻ってくることができるんだ。
ボクは散歩で外に出るのが怖い理由の一つが、迷子になっちゃうことだったから、これで一つ問題解決さ。
あたいも犬笛の話は聞きかじっているけど、実際にその音を聞いたことはないよ。
本当にそんな効果があるのかな?
それにいきなりリアスが上手く吹いたりできるもの?
それに、モコがちゃんと戻れるには、訓練とか必要なんじゃない。
ドジなモコが上手くできるのかも疑問だな。
ねえビビ姉。
あんまり意地悪言わないでよ。
ボクとっても不安になってきちゃったよ。
せっかくハッピーだった気分が、ブルーになってきちゃったよ。
へえ、まさかモコが犬笛に興味を持つなんてビックリ。
もちろんさすがに、私も残念ながら犬笛なんて今まで使ったことはないな。
でも興味を持って、犬笛で犬を操ってみたいと思ったことはあるのさ。
そのきっかけが、西村寿行氏の「犬笛」という小説さ。
この作品は映画にまでなったんだぜ。
西村寿行氏の作品には、よく動物が登場するから、結構好きなんだ。
犬好きの私としては、ゴロが活躍する「黄金の犬」なんか面白かったな。
仙石文蔵が大活躍する、鯱シリーズなんかも人気だったよ。
さて犬笛に話を戻すけど、今の時代、本物の犬笛を使わなくても、犬笛アプリを無料で簡単にダウンロードすることができるんだ。
だから、犬笛に興味がある飼い主さんは、手軽に試してみることができますよ。
さて犬笛とはどんなものなんでしょうね。
犬笛が「ゴールトン・ホイッスル」とも呼ばれているのは、英国の学者であるフランシス・ゴルトン(Sir Francis Galton)氏が発明したため。
実はフランシス・ゴルトン氏は、進化論で有名なチャールズ・ダーウィン氏の親戚なんだって、やはり頭のいい人たちなんだよね。
犬笛の特徴は、犬にだけ聞こえる人間では聞き取れない高周波の高い音を出すホイッスルで、そのため周りの人たちに迷惑かけることなく、ワンちゃんだけを呼び寄せたりするなどの指示をだせるということさ。
「犬笛アプリ」は無料だから、最初手軽に試してみるには持ってこいだけど、やはり実物の犬笛と比べてしまえば性能が劣りますね。
じつは犬笛って、そんなに高くはありませんよ。
安ければ数百円からだって選べるし、高くても数千円くらいの価格で選り取り見取りです。
だから、本気で愛犬を仕込みたいなら、本物の犬笛を使用するのがおすすめです。
犬笛の使い方ですが、もちろん、単に吹けばよいというような単純なレベルではありませんよ。
大事な先ず最初に必ず行うべきポイントがあります。
これは飼い主さんと愛犬の共同作業。
ズバリ、あなたと愛犬だけに分かる音を見つけること。
ええ何。
ボクも協力しないとダメなんだ。
何か不安になってきたよ。
思ったより、犬笛難しそうじゃない。(//>ω<)アチャ
大丈夫さ。
リーダーの私が付いているじゃないか。
大船に乗った気でどーんと安心してればモコはいいのさ。
ふふふ、モコだけじゃ泥船になりそうだもんな。
あたいが最初に犬笛練習して、モコに教えてあげようか?
嫌だよ。
ボクが最初に犬笛を見つけたんだからな。
犬笛の指示にボクが見事にしたがって、大活躍するところをビビ姉に見せてあげるよ。
なんかモコ凄いな。
珍しくやる気満々のモコ君です。
みなさん、犬笛の使い方やワンちゃんの訓練方法なんて分かりませんよね。
一緒に見ていきたいところですが、なかなかしっかりそれなりの訓練とかが必要になりますよ。
といっても、そんなに滅茶苦茶難しくはありませんけどね。
犬笛に興味を持ち、使い方や愛犬の訓練方法が知りたい方は、こちらの記事で詳しく紹介しているので参照して見てください。