2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にペディグリーを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ペディグリー」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にペディグリーを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ペディグリーは、日本で1985年に発売された当時にとても話題になったドッグフードとして有名です。
その理由は、ドッグブリーダーをCMに使い、たびたびテレビコマーシャルに流すことで、「ブリーダーが推奨する良質なドッグフード」というブランドイメージを作り上げたためです。
このため、ペディグリーは、知名度はトップクラスのドッグフードといえます。
ホームセンターやドラッグストアなどでもよく見かける身近なフードであり、値段もリーズナブルなため人気もあります。
最も注目すべきは、ペットケアとペット栄養学や福祉を追求する、世界的権威と位置づけられる「ウォルサム研究所」の監修の元に製造されたドッグフードである点です。
ウォルサム研究所は、獣医学者、栄養学者、生化学者、動物学者、繁殖学者など、様々な分野を専門とする1,000人以上のスタッフの元、犬のライフステージに合わせて栄養素について、消化率、嗜好性の向上などあらゆる角度から研究を行い、ワンちゃんの健康に適したドッグフードを開発しています。
このように聞けば、ペディグリーもどんな素晴らしいフードだろうと期待に胸が躍ってしまいます。
しかし、残念ながら期待外れというしかなく、最も1kg300円代の値段のフードであれば、高品質の原材料を使用できるはずもありません。
メインが値段の安い穀類であるのも想定通りですが、肉類がチキン等と、意味不明の「等」が付いているのも気になります。
原材料が粗悪であるのは価格から当然としても信じられない点が、天下のウォルサム研究所の監修としながら、何故犬の健康に害をなすような、着色料(青2、赤102、黄4、青5、二酸化チタン)、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(BHA、BHT)といった具合に、危険な人工添加物を目白押しに使用しているかということです。
これでは、長期的な常食はもちろん、短期でも愛犬に与えるのを避けたくなってしまうフードだと感じてしまいます。
それこそアレルギーや涙やけの悪化が心配になってしまいます。
今回は、子犬用チキン&緑黄色野菜入りをメインとして紹介していきます。
原産国 タイ
メイン食材 穀類
価格 1.3kg:891円
賞味期限 開封前:製造から18ヶ月 開封後:1ヶ月
販売会社 マースジャパンリミテッド
住所 東京都港区港南1-21-70品川シーズンテラス7F
電話番号 0120-164412
成分 含有量
タンパク質 21.0%以上
脂質 12.0%以上
粗繊維 5.0%以下
灰分 8.0%以下
水分 10.5%以下
カロリー 370kcal
ペディグリーは、1kg685円とかなり安価なフードです。
もちろんこれだけ安価な値段であれば、原料の品質に期待はできませんが、安ければ経済的に助かるのは事実です。
大型犬や多頭飼いしている家庭では助かりそうですね。
ペディグリーは、普通によくスーパーやホームセンターでも見かけるフードです。
またAmazonや楽天市場などのネット通販でも販売されています。
このため、手軽に手に入れやすい利便性に優れたフードといえます。
ペディグリーは子犬用は、1.8kgと少量サイズとなり、大型犬用には10kgの大袋が揃えられています。
また、成犬用には2.2kg、5.5kg、10kgのパッケージサイズが用意されており、使い勝手がよいように考慮されています。
ペディグリーは、安価なフードでは珍しく、人工的なビタミン類のみならず、野菜類が原材料に配合されています。
含有量は不明であり、決して種類も豊富ではありませんが、実際に野菜でビタミン類を摂取できるフードであることは魅力です。
例えば、成犬用の「ビーフ&緑黄色野菜&魚入り」であれば、野菜類としてトマト、ほうれん草、にんじんが入っています。
実際にそれぞれの野菜が、ワンちゃんにとって有効であるか知りたい人は、次の記事を参照してみましょう。
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ペディグリーは、年齢別とチキン・ビーフ・ささみ・緑黄色野菜・魚といった原料別に細かく分かれており、ラインアップが豊富です。
きっとあなたの愛犬に合ったフードを選んであげることができますよ。
ペディグリーは、ワンちゃんが苦手な穀類がメインで使われおり、高アレルゲンの小麦、とうもろこし、大豆がそろい踏みです。近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。
しかしペディグリーは、とうもろこしや小麦などの注意すべき穀物を大量に含んでおり心配です。
肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。
また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
肉類では、チキン等、ビーフ等の曖昧記載が気になります。
これでは他にどのような肉が入っているのか不明ですし、ひょっとすればミール類のような粗悪な原料が使用されている疑いも生じます。
また等という以上、例えばチキンのどの部分なのかが分かりません。
トサカやくちばし、羽、爪なんていう粗悪な部分が混じっている可能性も否定できません。
犬は特定の肉にアレルギーがあって食べられないケースがあります。
このため、きちんとどの種類の肉を使用しているのか記載して欲しいものです。
この記載がなければ、肉にアレルギーがある場合、そのフードを選んでもらえないことにも繋がってしまいます。
ペディグリーの脂質源として使用される油は、パーム油や大豆油などです。
特にパーム油は要注意です。
パーム油の特徴として、とても臭いが強いため、そのまま食用としては使用できません。
そのため通常、化学物質のヘキサンを使って精製しています。
このため、化学物質が溶け込む可能性があって危険な油とされているのです。
また、大豆油はアレルゲンの危険性が高く、酸化も早いという問題点があります。
ペディグリーには、着色料として、赤色102号、青色2号、黄色4号、黄色5号、二酸化チタンなどが使われています。
赤102号は、食用タール色素の一種であり、日本では洋菓子やソーセージなどにまだ使用が認められていますが、ベルギー、カナダ、アメリカなどの海外では、発がん性の危険性があるとして食用には禁止されています。
黄色4号の特徴は、熱・光・塩基などに強いことです。
日本ではゼリーやシロップなどに利用されていますが、アレルギー症状が出やすく、ノルウェーやスウェーデンなどの海外では食用に使用することが禁止されています。
二酸化チタンは、白色の着色料であり、ガン、アルツハイマー、不妊・妊娠合併症などを引き起こす恐れのある成分だとされています。
本来ドッグフードに着色料は必要ありません。
それは犬が色を識別できないからです。
このためわざわざフードに色を付けて見栄えが良くしている理由は、購入者である飼い主さんにアピールしているためであり、ワンちゃんには何のメリットもありません。
ソルビン酸Kは、発ガン性物質を発生させる恐れのある成分とされ危険視されています。
とくにハムやソーセージなどの、亜硫酸塩を含む食べ物と一緒に摂取すると危険であり、化学反応を起こして強力な発ガン性物質をつくり出すと指摘されています。
合成酸化防止剤である「BHA」は、発がん性などの危険もある人工合成の化学物質であり、危険なドッグフードの象徴です。
BHAを含むフードを食べることで、愛犬にがんが発生したり、歩行障害や呼吸困難、肝臓障害や消化器官からの出血などの恐れが生じます。
速攻で酸化防止剤は天然由来のものだけに変更してもらいたいところです。
BHTは、1940年ごろから石油・ガソリンの酸化防止剤、抗酸化剤として利用されるようになり、1954年に食品用の添加物として認可されました。
しかしその後、発がん性が指摘されたために、人間の食品には厳しい基準がもうけられました。
ところがドッグフードに関しては、150μg/gであればBHTの使用が認められています。
人間には基準が厳しく、犬が食べるドッグフードならば基準が低いなんて矛盾していますよね。
本来、体の小さなワンちゃんは、人間よりはるかに少ない量でも受ける影響は大きくなるはずです。
犬がBHTを含んだフードを食べることで、膀胱がんや甲状腺がんになる恐れが高まります。
ペディグリーには、サトウダイコンの搾りかすであるビートパルプが入っており気になります。
ビートパルプのイメージは、硫酸等の薬品を用いて抽出されるため、その薬品が残留し、ワンちゃんへの健康に悪影響を及ぼす可能性が心配となります。
安価なペットフードの多くは薬品を使用していますが、良質なフードの場合は薬品を使用しません。
圧力をかけることで浸出してくる様々な構成成分を分離し、そして最後に出てくる繊維分を抽出した物をビートパルプとして使用するのが優秀なフードです。
ビートパルプそのものは、食物繊維を豊富に含み、決して有害ではないので、きちんとした調理法を行えば安心できます。
このため世間で言うようにビートパルプ=危険ということではありません。
ビートパルプは、ウンチを固めてくれる作用が働きます。
このため、軟便や下痢が治った錯覚を飼い主さんに与えてしまいますが、便を無理やり固める作用が働くだけであり、根本的に腸の環境が整って良くなったわけではなく、消化器官に負担を与えるケースもあります。
また、反対に愛犬が便秘になってしまうケースもあります。
このため出来ればビートパルプ無しで、便の状態が整うのが理想です。
ビートパルプで無理やり軟便が抑えられているケースでは、返って下痢を起こすことで気づける病気を見逃す危険性すらあります。
このような理由から、ビートパルプはあまりおすすめできません。
なお、ダイエット用のドッグフードに多めに使用される傾向があり、一般常識としてビートパルプは危険とのイメージが出来上がっており、原料に含まれている段階で不安を感じてしまう方が見えるかも知れませんね
ペディグリーのタンパク質は、子犬用でも21.0%以上しかなく低めです。
タンパク質は子犬期であれば30%以上、成犬期であれば25%以上は欲しいものです。
ちなみに、AAFCO(米国飼料検査官協会)によるタンパク質の最低基準は、子犬で22.5%以上、成犬で18.0%以上となります。
このため、成長期の子犬や、運動量の多い活発なワンちゃんには不向きといえます。
テレビCMでも馴染みのフードであったので、安心して買ったところ一発で下痢になり止まりません。
やはりしっかり原料チェックしないとダメですね。
ペディグリーを食べさせたら、軟便になりました。
動物病院に連れて行ったところ、「あまりオススメはできない内容のフードですね」と言われました。
色合いを見ていると、鮮やかすぎてかえって怖くなってきます。
着色料使いすぎだろうと思います。
そのためか、うちの子は食べて直ぐに吐きました。
見事な水の下痢うんちになりました。
オシッコの臭いもなんかとても強力になった気がします。
食いつきよく美味しそうにたべてくれます。
安くて手軽にお店で買えて便利です。
食べっぷりがいいです。
知名度が高く有名なフードだし、安くて助かります。
発売当初はCM効果でかなりの人気を高めたフードです。
そのため、名前を知っている方も多く、知名度の高さとリーズナブルな価格で購入する方が多いようです。
当時はプレミアムフードなんていう概念もなく、ヒューマングレードの材料などの認識もなかったため、とにかく安くて、知名度があり、手軽に近所のスーパーで入手できればよく売れた模様です。
最近は品質を気にする飼い主さんも増え、原材料を随分気にする時代になってきています。
悪い口コミでは、かなりひどい下痢に愛犬が襲われてしまっている傾向が感じとれます。
胃腸が弱いワンちゃんには、天敵といえるフードかもしれませんね。
メインの穀類は当然ながら、あまりにも危険な人工添加物が大量に配合されており、アレルギーが心配になってしまうレベルのフードといえそうです。
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