２．飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
３．愛犬にミンチスペシャルを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ミンチスペシャル」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にミンチスペシャルを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ミンチスペシャルの一番の特徴は、半生タイプのドッグフードであることであり、株式会社マルカンから販売されている国産フードです。
ミンチスペシャルはスーパーを始めとして、コンビニなどまでで販売されているほど身近なフードです。
ウリは手軽にお店で手に入れやすい点と、安価な値段です。
この安価な値段にしては、第一主原料として「新鮮生チキン」を使用している点は高評価です。
ただし、安価な値段の通り原材料は粗悪で、犬の苦手な穀類を始め、糖類や塩、香料、発色剤、着色料と気になる成分を多く含み、犬の健康を考慮していません。
また、ミンチスペシャルは半生タイプで水分が多いため、グリセリンやプロピレングリコールなど様々な添加物がどうしても使用されます。
今回は、小型犬 緑黄色野菜入をメインとして紹介していきます。
原産国 日本
メイン食材 チキン・ビーフ
価格 1.2kg：656円
販売会社 株式会社マルカンサンライズ事業部
住所 大阪府大阪市淀川区西中島7-1-26オリエンタル新大阪ビル12F
電話番号 0120-64-7181
成分 含有量
タンパク質 13.5%
粗脂肪 4.5%
粗繊維 4.0%
粗灰分 9.0%
水分 36.0％
カロリー 255kcal/100g
ミンチスペシャルは、1kg546円とかなり安価なフードです。
もちろんこれだけ安価な値段であれば、原料の品質に期待はできませんが、安ければ経済的に助かるのは事実です。
大型犬や多頭飼いしている家庭では助かりそうですね。
メインとしてチキン、ビーフが使用され、チキンは国産の生肉と明記されています。
これだけ安価なフードでは、通常メインは穀類となることが多く、第一主原料が生肉なのは高評価です。
ミンチスペシャルの一番の特徴が半生タイプのフードであることです。
このため、柔らかくて食べやすいため、ドライフードが苦手なワンちゃんや、噛む力が弱くなったシニア犬向きです。
また、あまり水を飲まないワンちゃんにもおすすめです。
ミンチスペシャルは、半生タイプで水分量が多く、保存が効きにくいため小分けパックになっています。
このため、品質が低下する前の新鮮な状態で食べ切れます。
また、持ち歩きにも便利で、旅行の際などには重宝します。
全犬種、超小型、小型と分かれ、さらに成犬用、7歳・11歳・13歳以上と年齢別に分かれます。
また、ダイエット用もあります。
この要に細かく分かれ、ミンチスペシャルは豊富なラインナップを誇っています。
ミンチスペシャルは、安価なフードでは珍しく、人工的なビタミン類のみならず、野菜類が原材料に配合されています。
含有量は不明で種類も多くはありませんが、実際ににんじん、かぼちゃ、ほうれん草が入っており、野菜でビタミン類を摂取できるフードであることは魅力です。
実際にこれらの野菜がワンちゃんにとって有効であるか知りたい人は、次の記事を参照してみましょう。
関連記事
当サイトでは、70種類以上の野菜の犬との相性がバッチリ分かる野菜一覧表として、「犬が食べてよい野菜＆悪い野菜」を紹介していますので、興味がある方は是非一度チェックしてみてください。
ミンチスペシャルは、第一主原料として肉類を使用しており、特にチキンは国産の生肉と明記されているほどです。
このため、これが高評価なのですが、実際問題として一番価格がかさむのが肉類です。
また量は分かりませんが、数種類の野菜まで入っています。
ミンチスペシャルが、1kg546円という安価なフードである点を考えた場合、どうしても「ちゃんとした肉が入っているのか」という疑問が生じてしまいます。
いくら頑張ってみたところで、利益を上げるという大前提を前にした場合、値段ほど正直者はありません。
安く抑えれば、その分品質が低下することだけは避けようがありません。
ミンチスペシャルには、小麦やコーンスターチなどの高アレルゲンの犬が苦手とする穀類が含まれています。
また、穀類、でん粉類という曖昧な記載をしながらそれぞれ小麦とコーンスターチしか明記していないため、他にも穀物が含まれている可能性が否定できません。
さらに、豆類として脱脂大豆も使われています。
大豆アレルギーの犬も多い上に、脱脂大豆とは豆腐や納豆などを作った際に生じる残りカスであり、栄養分は皆無です。
安全性にも疑問が残り、まさしくかさ増し目的の使用といえます。
ミンチスペシャルが半生タイプということもあり、半生の宿命ともいえる保存料や乳化剤、増粘安定剤、PH調整剤などが入っています。
さらに、本来ドッグフードには不要といえる香料、着色料、発色剤などまでもが含まれており、あまりにもミンチスペシャルには多量の人工添加物が配合されすぎです。
糖類として砂糖と水あめが、第二原料として多量に含まれています。
嗜好性を上げる目的かと思いますが、ドッグフードに糖類はまったく不要です。
肥満をもたらし犬の病気のリスクを上げるだけであり、さらにこのような味に慣らせてしまえば、他のフードなども食べなくなってしまう可能性大です。
ミンチスペシャルドッグフードは、塩化ナトリウム（塩）使用しています。
正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。
犬の塩分摂取量は、人間の３割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。
塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。
ミンチスペシャルに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。
ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。
当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。
フードは毎日摂取するご飯であり長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。
塩を入れる多くのケースでの理由は、食いつきをよくするためです。
この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。
そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。
犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。
そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。
AAFCO（米国飼料検査官協会）の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。
この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。
（オス）
ミンチスペシャルに変えてから太ってしまいました。
カロリーは高いフードでないため、糖類が問題だったかなと思っています。
（メス）
粒が小さくてかなり食べにくそうです。
大きなワンコには向かないと思います。
（オス）
老犬なので、半ナマタイプで食べやすいと思ったのですが、あまり食べてくれません。
残念ながら好みに合わないようです。
（オス）
安くて美味しそうな色に感じる。
とても食いつきがよくガツガツ食べてくれます。
（メス）
ドライフードが苦手な子ですが、ミンチスペシャルを混ぜることで残さず食べてくれます。
値段がやすいので助かります。
このように上手くドライと混ぜて活用しています。
（メス）
小袋タイプなので使い勝手が良くて便利です。
老犬なので柔らかいミンチスペシャルは食べやすそうです。
この値段であれば、安心して継続できます。
（メス）
この値段でメインがお肉とは嬉しすぎです。
国産で安心もできます。
美味しそうに食べてくれますよ。
まずはみなさん値段の安さを評価していますね。
またこの価格でメインに生肉が使用されているところが、やはり高評価となっています。
さらに食いつき評判も悪くありませんが、ミンチスペシャルには糖類が含まれ、味付けが砂糖や塩で行われており気になります。
本来ドッグフードには糖類は不要であり、このような味にワンちゃんが慣れてしまえば、他の無添加な原材料の味を生かすドッグフードを食べてくれなくなってしまいます。
老犬になり、半生タイプを選んでいる方も多くいます。
ただし半生タイプの宿命として、どうしても添加物が多くなるため、長く続ける常食とはしない方がよいといえます。
ドライと混ぜたり、ローテとするなどの工夫をしましょう。
具体な症状の悪い口コミがあまりみあたらなかったのですが、添加物てんこ盛りフードのいため、いろんな気になる症状は生じると思えます。
1kg1,000円以下となるドッグフードは、どうしても愛犬の健康面では不安なフードとなってしまうと認識しておきましょう。
・成犬用
・7・11・13歳以上用
・ダイエット用
・成犬用
・7・11・13歳以上用
・ダイエット用
・成犬用
・7・11・13歳以上用
・ダイエット用