コンボドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

 

コンボドッグフードの感想評価&商品解説

「記事の内容構想」
1.コンボドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。 2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。 3.愛犬にコンボを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

 

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「コンボ」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にコンボを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

 

コンボドッグフードは、旧ビタワンコンボのことであり、創業から50年以上という老舗の日本ペットフード社が販売する国産フードです。

スーパーなどの量販店などでよくみかけるお馴染みのドッグフードです。

ウリは財布に優しい激安商品で、小魚やジャーキー、角切りチーズなどを混合したドッグフードの先駆けとして誕生した商品というところでしょう。

価格が安いだけに、当然原材料はワンちゃんの健康無視でお粗末です。

メインはワンちゃんが苦手な穀類で、高アレルゲンの小麦やトウモロコシが主体で配合されています。

肉類は、粗悪なミールやパウダーが使用され、油は危険な動物油脂が使われています。

保存料には、発ガン性物質を発生させる恐れのある成分であるソルビン酸カリウムが使われ、ダメ押しにドッグフードには本来必要でない着色料が添加されている始末です。

今回は、角切りビーフ・野菜ブレンドをメインとして紹介していきます。

 

コンボドッグフード角切りビーフ・野菜ブレンドの基本情報

原産国      日本

メイン食材    穀類

価格       920g:603円

販売会社     日本ペットフード株式会社

住所       東京都品川区東品川2丁目2番4号天王州ファーストタワー5F

電話番号     03-5479-6400

 

コンボドッグフードの品質

「コンボドッグフード角切りビーフ・野菜ブレンドの原材料」
穀類(トウモロコシ、小麦粉、脱脂米糠、コーングルテンフィード)、角切りビーフジャーキー、肉類(チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー)、豆類(脱脂大豆、大豆粉末)、油脂類(動物性油脂、γーリノレン酸)、魚介類(小魚調整品、小魚粉末)、ビール酵母、野菜類(キャベツ、大麦若葉、カボチャ、トマト、ニンジン、ブロッコリー、ホウレンソウ、モロヘイヤ)、オリゴ糖、カゼインホスホペプチド、プロピレングリコール、ミネラル類(カルシウム、リン、ナトリウム、クロライド、鉄、銅、マンガン、亜鉛、ヨウ素、コバルト)、リンゴ酸、保存料(ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム)、ビタミン類(A、B2、B6、B12、D、E、パントテン酸、コリン)、着色料(二酸化チタン、食用赤色102号、食用赤色106号、食用黄色4号、食用黄色5号、食用青色1号)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、グルコサミン、アミノ酸類(アルギニン、メチオニン)、コンドロイチン

 

「コンボドッグフード角切りビーフ・野菜ブレンド成分分析値」

成分             含有量

タンパク質          20.0%以上

脂質             7.0%以上

粗繊維            4.0%以下

灰分             9.0%以下

水分             20.0%以下

カルシウム          0.8%以上

リン             0.6%以上

リノール酸          1.0%以上

カロリー           290kcal/100g

 

1日に与える給餌量

犬の体重      1日に与える量

1kg                        50g

2kg                        80g

3kg                        100g

4kg                        130g

5kg                        150g

6kg                        170g

8kg                        220g

10kg                        260g

20kg                              430g

 

「コンボのライフステージに合った与え方や注意点」

 

コンボドッグフードの1日の給餌量は、上記表の愛犬の体重を目安に従って運動量なども考慮して体重の増減をチェックしながら与えるようにしましょう。

また愛犬にエサを与える場合、体重と同時にライフステージに合った与え方も大事となります。

 

「成長期」2ヶ月齢~1歳未満(子犬の場合)

子犬の成長は早く、それこそ毎日成長する勢いです。

このため単純に月齢だけで判断せずに、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にすることが大切となります。

このような注意を図らないようにしないと、栄養過多や栄養不足のリスクが生じます。

上記給与量の2倍を上限に調整します。

餌の回数は、子犬は1度にたくさんの量が食べられないため、分量を少量にして与える回数を増やしてください。

目安は、生後10週までは1日分の量を4回に分けて与えます。

生後3ヶ月が過ぎた頃から、1日3回に分けて与えてあげましょう。

生後5~6ヶ月頃で、その犬種の体重の50%近くになったあたりで、エサの回数を1日2回程度にしていきます。

 

「成犬期」1歳~7歳

成犬は、上記給与量を目安に調整して、エサの回数は1日2回でOKです。

給与量は、ワンちゃんの運動量によっても大幅に変わってきます。

このため、体重と照らし合わせて調整することが大切です。

 

「シニア期」7歳以上

上記給与量の8~9割を目安に調整します。

老犬になると消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎてしまうと内臓や消化器官に負担を与えることとなります。

このため、成犬より量を減らすとともに、3回程度に分けてエサを与えることで1回分の量を減らし、消化器への負担を軽くしてあげましょう。

 



 

コンボドッグフードおすすめポイント

 

「リーズナブルな価格」

コンボは、1kg655円とかなり安価なフードです。

もちろんこれだけ安価な値段であれば、原料の品質に期待はできませんが、安ければ経済的に助かるのは事実です。

大型犬や多頭飼いしている家庭では助かりそうですね。

 

「購入しやすい」

コンボは、普通によくスーパーやホームセンターでも見かけるフードです。

またAmazonや楽天市場などのネット通販でも販売されています。

このため、手軽に手に入れやすい利便性に優れたフードといえます。

 

「豊富なトッピング」

コンボは、以下の通りの豊富な素材をトッピングすることでバランスがよく、ワンちゃんが飽きのこない味となっています。

・厳選ビーフ味

ビーフ本来の美味しさを引き出し、霜降り状に仕上げています。

 

・厳選ささみ粒

ささみ本来の美味しさを引き出し、ヘルシーに仕上げています。

 

・国産小魚

DHAやカルシウムが豊富な小魚を使用。

ワンちゃんが美味しく食べながら、カルシウムの補給ができます。

 

・角切りチーズ粒

風味豊かなチーズを食べやすい角切り粒に仕上げています。

 

・厳選キャベツ

ビタミンや食物繊維の豊富なキャベツを厳選使用。

栄養と健康を考えたおいしい素材です。

 

・国産小魚粒

DHAやカルシウムが豊富な小魚を食べやすい粒に仕上げています。

 

「安心の国内生産」

コンボドッグフードは、一貫した高品質管理に基づいて、日本ペットフード静岡工場で生産されています。

静岡工場は万全の品質管理を誇るペットフード専用工場のため、安全・安心です。

 

「健康に配慮した栄養設計」

・ビタミンや食物繊維が豊富な8種類の野菜をブレンドしており、栄養バランスにすぐれます。

・腸内の善玉菌を増やすオリゴ糖を配合して、お腹の健康を維持します。

・皮膚の健康と毛艶の健康維持に役立つ、γ-リノレン酸を配合しています。

・骨と関節の健康維持に役立つ、グルコサミン、コンドロイチンを配合しています。

 

「豊富なラインナップ」

コンボは、ワンちゃんの年齢やタイプに合わせた充実のラインナップを誇ります。

また、体重が気になる愛犬には低脂肪タイプもあります。

さらにワンちゃんの嗜好性を考慮して、ビーフ・ささみ・チーズ・野菜などの各種の自然な食材を生かした味を揃えており評価できます。

 

「γ−リノレン酸」

コンボは、油脂の中では良質であるγ−リノレン酸を含むことは高評価できます。

犬の健康維持に働くオメガ6を含みます。

 

コンボドッグフードの気になる点

 

「穀物がメイン」

コンボは、ワンちゃんが苦手な穀類がメインで使われおり、高アレルゲンの小麦、とうもろこし、大豆がそろい踏みです。

近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。

このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。

しかしコンボは、とうもろこしや小麦などの注意すべき穀物を大量に含んでおり心配です。

肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。

また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。

必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。

 

「ミール類」

コンボは、肉は生肉ではなくミール類を使用しています。

「ミール=副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位、例えばチキンミールであれば、トサカやくちばし、羽や爪などもすべて混ぜた肉類(副産物)を含んだ、一般的に粗悪なくず肉などの原材料が使用されているとされています。

実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスであり、何を使っているか分かりません。

ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。

このため、フードにミールが含まれているケースでは、副産物のような危険なものか、それとも粗悪な肉類でないかを確認することが大切となります。

ただしミールと言っても補助的に使用するなど、安全な乾燥された肉を粉末状にしたものもあるわけです。

世間では、ミール=副産物のイメージが強いため、原材料にこだわる良質なフードであれば、必ず公式サイトでミールの安全性に対して記載しているはずです。

なお、ミール使用でサイトに安全性の記載がないようなフードは信用がおけないため、副産物の可能性が高いと判断すべきです。

 

「動物性油脂」

コンボにはフードの表面によく吹き付ける動物性油脂が配合されています。

通常動物性油脂というと、一般的によくない原材料とされ危険視されています。

このため、何の動物の油脂を使用しているのかが明記されていないと問題といえます。

ドッグフードに使用される動物性油脂は通常、食肉使用した後の動物の廃棄物から脂肪を搾り取るレンダリングにより製造されます。

このため使用される動物や家畜がはっきりしないと、病気や屍肉であったり、抗生物質やホルモン剤、殺虫剤などが含まれた肉かも知れません。

動物性油脂のような世間のイメージが悪い食材を使用する場合、少しでも信頼を高めるためには、どのような動物を使用しているかを明確に記載する必要があります。

 

「ソルビン酸カリウム」

ソルビン酸カリウムは、発ガン性物質を発生させる恐れのある成分とされ危険視されています。

とくにハムやソーセージなどの、亜硫酸塩を含む食べ物と一緒に摂取すると危険であり、化学反応を起こして強力な発ガン性物質をつくり出すと指摘されています。

 

「デヒドロ酢酸ナトリウム」

デヒドロ酢酸ナトリウムは、過去には摂取数時間後から失調、嘔吐などの症状がみられ、3日後にはワンちゃんが死亡したという報告例もあるほど危険な物質です。

もちろんコンボに使用される量は、心配無用な量に抑えられていることでしょうが、それでも危険な余分といえる添加物は極力使用すべきではないといえます。

 

「着色料」

コンボには、着色料として、二酸化チタン、赤色102号、赤色106号、黄色4号、黄色5号、青色1号などが使われています。

二酸化チタンは、白色の着色料であり、ガン、アルツハイマー、不妊・妊娠合併症などを引き起こす恐れのある成分だとされています。

赤102号は、食用タール色素の一種であり、日本では洋菓子やソーセージなどにまだ使用が認められていますが、ベルギー、カナダ、アメリカなどの海外では、発がん性の危険性があるとして食用には禁止されています。

黄色4号の特徴は、熱・光・塩基などに強いことです。

日本ではゼリーやシロップなどに利用されていますが、アレルギー症状が出やすく、ノルウェーやスウェーデンなどの海外では食用に使用することが禁止されています。

青色1号は、発がん性は認められておらず、お菓子やジュースなどに利用されています。

そのため、着色料の中では安全なほうだとされており、日本やEU、アメリカなどでは食用に使用することができますが、ベルギー、フランス、ドイツ、スウェーデン、オーストリアなどでは食用に使用することが禁止されています。

本来ドッグフードに着色料は必要ありません。

それは犬が色を識別できないからです。

このためわざわざフードに色を付けて見栄えが良くしている理由は、購入者である飼い主さんにアピールしているためであり、ワンちゃんには何のメリットもありません。

 

「タンパク質と脂質が低い」

 

コンボのタンパク質は20.0%%以上であり、脂質も7.0%以上とどちらも少し低めです。

タンパク質は子犬期であれば30%以上、成犬期であれば25%以上、脂質最低でも10%は欲しいものです。

ちなみに、AAFCO(米国飼料検査官協会)によるタンパク質の最低基準は、子犬で22.5%以上、成犬で18.0%以上であり、脂質は子犬用基準8.5以上、成犬用基準5.5以上となります。

このため、成長期の子犬や、運動量の多い活発なワンちゃんには不向きといえます。

また、低脂質フードが良いと言われていますが、脂質はエネルギー源なので低いと元気がでません。

脂質が7.0%しかないようなフードを食べ続けていれば、脂質不足となってしまう恐れがあります。

 



 

口コミ情報によるメリット・デメリット

「コンボの悪い口コミ」

ミニチュアダックスフンド

(メス)

下痢になりました。

安さにつられましたが、あらためて原材料を見ると、調子が悪くなるのも当然の内容かなと思っています。

 

チワワ

(メス)

小魚が喉に引っかかってビックリしました。

特に老犬や口が小さい超小型犬は要注意だと思います。

ポメラニアン

(メス)

まったく無視で食べてくれません。

安さに目がくらんで購入しましたが、体に悪いよと訴えられているような気がしました。

 

「コンボの良い口コミ」

柴犬

(オス)

飽きることもなく、美味しそうに食べてくれます。

国産だし値段も安く助かります。

 

雑種

(オス)

コンボにしてから、少し痩せました。

肥満気味だったので嬉しいです。

食いつきも良いですよ。

 

「口コミ感想まとめ」

国産でスーパーなどで手に入りやすい身近なフードで安価なため、ついみなさん買っているようですね。

リーズナブルな価格は魅力でしょうが、1kg1,000円を切るようなフードは、愛犬の健康に害をなすリスクが高い事実を認識しておきましょう。

購入後あらためてじっくり源材料をチェックして、酷さに驚いた何ていう声もありましたが、やはり危険な着色料などを始めとする添加物を含むフードはせめて避けてもらいたいですね。

 

コンボドッグフードの種類

 

「グルメな愛犬に」

・角切りビーフ・野菜ブレンド

・角切りビーフ・キャベツブレンド

・角切りささみ・チーズブレンド

 

「体重が気になる愛犬に」

・低脂肪角切りささみ・野菜ブレンド

・低脂肪11歳以上角切りささみ・野菜ブレンド

 

「小型犬に」

・超小型犬用角切りささみ・野菜ブレンド

 

「シニア犬に」

・8歳以上角切りささみ・野菜ブレンド

・11歳以上角切りささみ・野菜ブレンド