オリジンドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性
オリジンドッグフードの感想評価&商品解説
2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にオリジンを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「オリジン」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にオリジンを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
オリジンは、3年連続で「ペットフード・オブ・ザ・イヤー」という国際的な賞を受賞しており、こだわりの原材料の品質の高さが、世界的にも評価されているドッグフードです。
そのため、他フードより割高とされるコストながら注目を浴びており、日本でも確実にファンを増加させています。
オリジンにはドッグフードとして7つのラインナップがそろっています。
この中のオリジンオリジナルドッグフードをメインとして紹介していきます。
オリジンドッグフードの種類
以下の通り7つのラインナップがあります。
なお、2017年に行ったリニューアルで、「アダルト」という商品は現在は販売されていません。
「オリジンパピー:子犬用」
オリジンパピーは幼犬用のドッグフード。
原材料は、放し飼いの鶏肉や七面鳥肉、天然の魚、鶏卵などの肉類をたっぷり使用。
子犬が本来必要とする良質なタンパク質と脂肪を含んでいます。
・[340g] 1,300円(税抜)
・[2kg] 6,000円(税抜)
・[5.9g] 14,500円(税抜)
・[11.3kg] 21,000円(税抜)
「オリジンパピーラージ:子犬用」
オリジンパピーラージは大型犬の幼犬用のドッグフード。
原材料は、放し飼いの鶏肉や七面鳥肉、天然の魚、鶏卵などの肉類をたっぷり使用。
子犬が本来必要とする良質なタンパク質と脂肪を含んでいます。
大型犬用の子犬の筋肉量を満たすタンパク質を確保した上で、健康な体重を維持できる低カロリーに制限しています。
・[5.9kg] 14,500円(税抜)
・[11.3kg] 21,000円(税抜)
「オリジンシニア:高齢犬用」
オリジンシニアはシニア犬に適したドッグフード。
動物タンパク質、カロリー、炭水化物を制限した上で、放し飼いの鶏肉や七面鳥肉、天然の魚、鶏卵などの肉類をたっぷり使用。
・[340g] 1,300円(税抜)
・[2kg] 6,000円(税抜)
・[5.9g] 14,500円(税抜)
・[11.3kg] 22,000円(税抜)
「オリジンオリジナル:子犬から高齢犬まで」
オリジンオリジナルは、幼犬からシニア犬まで、オールステージの犬が対象年齢になったドッグフード。
原材料は、放し飼いの鶏肉や七面鳥肉、天然の魚、鶏卵などの肉類をたっぷり使用。
・[340g] 1,300円(税抜)
・[2kg] 6,000円(税抜)
・[5.9g] 14,500円(税抜)
・[11.3kg] 21,000円(税抜)
「オリジンレジオナルレッドドッグ:子犬から高齢犬まで」
オリジンレジオナルレッドドッグは、幼犬からシニア犬まで、オールステージの犬が対象年齢になったドッグフード。
地元で牧草飼育されたアンガスビーフ、イノシシ、ボーアヤギ、ラム、ヨークシャー豚などの新鮮な肉類が配合されたドッグフード。
・[340g] 1,300円(税抜)
・[2kg] 6,300円(税抜)
・[5.9g] 15,000円(税抜)
・[11.3kg] 22,000円(税抜)
「オリジン6フィッシュドッグ:子犬から高齢犬まで」
オリジン6フィッシュドッグは、幼犬からシニア犬まで、オールステージの犬が対象年齢になったドッグフード。
大西洋産の多様な魚をたっぷり使用。
魚好きのワンちゃんは見逃せられません。
・[340g] 1,300円(税抜)
・[2kg] 6,300円(税抜)
・[5.9g] 15,000円(税抜)
・[11.3kg] 22,000円(税抜)
「オリジンフィット&トリムドッグ:子犬から高齢犬まで」
オリジンフィット&トリムドッグは、幼犬からシニア犬まで、オールステージの犬が対象年齢になったドッグフード。
特徴が、室内で飼われた運動不足な肥満犬の健康対策として、ダイエット向きの高タンパク&低カロリーのフードとなっています。
原材料は、放し飼いの鶏肉や七面鳥肉、天然の魚、鶏卵などのたっぷりな肉類に、かぼちゃ、リンゴ、スクワッシュなどの食物繊維を加えています。
・[340g] 1,300円(税抜)
・[2kg] 6,300円(税抜)
・[5.9g] 15,000円(税抜)
・[11.3kg] 22,000円(税抜)
分かりやすくラインナップの特徴や愛犬の利用ステージが紹介されており、あなたのワンちゃんに合ったフードを探すに役立ちます。
オリジンドッグフードは、オリジンパピーラージを除いてすべて最小容量が340gとなっています。
まずはこの容量でお試しするのがおすすめです。
オリジンドッグフードの基本情報
商品名 | オリジン |
販売者 | チャンピオンペットフーズ社 |
生産国 | アメリカ合衆国・カナダ |
ヒューマングレード | 〇 |
人工着色料・人工添加物 | 〇 |
グレインフリー | 〇 |
オリジンドッグフードのこだわり特徴
「オリジンの哲学」
オリジンの考え方の哲学は “Biologically Appropriate”。
これは「生物学的に適正」という意味。
つまりシンプルに、本来犬が食べていたご飯を与えるべきだという考え方です。
ワンちゃんはハイイロオオカミを祖先に持ち、小動物をハントして食べていた肉食動物で
す。
だから、肉を食べるのに適した体の構造をしており、穀物に含まれる炭水化物の消化が苦手
な動物なのです。
そのためオリジンは肉にこだわり、肉や魚の動物性タンパクの割合をすべてのラインナッ
プで80~85%として、さらに2/3以上を生の新鮮な肉とするようこだわっています。
「信頼できる生産者」
オリジンは、食材の調達を地元の生産者にこだわっています。
そのため、信頼する地元の農場主・牧場主・漁師からのみ食材を調達することで、明確にいつ・誰が・どこで作った食材かを知ることを可能として、安全をキープしています。
さらに、使用される肉は人間用食材として認定を受けており、通常、農場からキッチンまで3日以内に搬送された後、2日以内にオリジンフードに使われます。
「グレインフリーで穀物の心配無用」
オリジンはグレインフリーのドッグフードです。
グレインフリーであることが、オリジン哲学の「生物学的に適正なフード」とするコンセプトの中の考え方で、次のように語られています。
オリジンは「肉類80%:フルーツと野菜20%:穀物0%」という比率で作っている。
一部の種類のフードにおいては少し割合が異なりますが、穀物はすべてのオリジンラインナップでゼロであり、一切100%無使用です。
オリジンがグレインフリーを採用している根拠は、生物学的な適正に基づいた犬のご飯は、本来のワンちゃんの肉食の体に合わせた食事に近いものにするためです。
このため穀物を使用しないフードにしているのです。
だからオリジンは、高品質の新鮮な肉とハーブ、フルーツ類のみで形成されており、安心して愛犬に食べさせることができます。
「自社キッチン(工場)で作るこだわり」
多くのドッグフードが、一般的には他社に製造を委託しています。
しかしオリジンは、チャンピオンペットフード所有のSQF、SFSFなどといった認証を取得した、最新の設備を持った自社工場で製造しています。
そのため徹底した品質管理を実施しており、さらに他社のフードは一切作らないとのこだわり持ち、製造しているのは自社ブランドであるオリジンとアカナのみとしています。
「ディハイドレート肉&乾燥肉(レンダーフリー)」
オリジンは、レンダリング処理をした原材料を使用せず、こだわりのディハイドレート肉と乾燥肉(レンダーフリー)を使用しています。
ディハイドレート肉の特徴は、新鮮肉を低温で時間をかけて低温調理することで、空気乾燥により水分を飛ばすため、栄養を逃さないで美味しさと栄養を最大限に引き出すことです。
また乾燥肉とは、時間をかけて徐々に温度を上げて低温90℃で乾燥させたものです。
2017年の大幅リニューアルまとめ
1.原産国変更
カナダからアメリカのケンタッキー州の工場生産へと移った。
カナダで仕入れていた原材料の変化が気になるところ。
カナダ産からアメリカ産に変わります。
当然、同品質確保と発表しています。
2.原材料の配合変化
肉80%:野菜果物20%→肉85%:野菜果物15%へと変更。
肉類の配合率が増えました。
3.食材の変更
高GI値の食材がなくなりました。
低GI値食材のみの使用へと変更。
4.栄養添加物の変更
亜鉛1種類のみとしました。
ビタミン・ミネラルなどすべてなくなりました。
5.価格の変更
残念ながら容量が減少したため、100gあたりの値段価格が値上がりしました。
参考:口コミ情報
値上がりに不満の声が当然のごとく上がっていますが、それ以上に愛犬の食いつきが悪くなったとの声が上がっています。
実際には、肉の含有量がさらに増えているのですが、好みが分かれる模様。
粒が固くなった感じ、ニオイも弱くなったとの声が多い。
オリジンドッグフードの品質
「オリジンドッグフード成分分析値」 |
|
成分 | 含有量 |
粗タンパク質 | 38%以上 |
粗脂肪 | 18%以上 |
粗繊維 | 4%以下 |
水分 | 12%以下 |
オメガ6脂肪酸 | 3.3%以上 |
オメガ3脂肪酸 | 0.8%以上 |
DHA | 0.25%以上 |
EPA | 0.25%以上 |
グルコサミン | 700mg/kg以上 |
コンドロイチン硫酸 | 600mg/kg以上 |
代謝エネルギー | 3940kcal/kg |
オリジンは、肉類が85%、野菜類が15%の割合配合となっています。
また、本来犬が自然界で獲物を丸ごと食べていたようなご飯を与えるべきとの考え方より、原材料には、レバー・心臓・腎臓といった臓器及び、粉砕した骨や軟骨などまでも使用しています。
そのため、「丸ごと〇〇」という表記が目立つのです。
「添加物」
合成保存料は無使用。
合成添加物はなんと驚きの亜鉛のみ。(6フィッシュのみ亜鉛と銅)。
酸化防止剤として天然成分のミックストコフェロールを使用しているのみで安心できます。
「粗タンパク質が高い」
オリジンは、粗タンパク質が38%とかなり高め。
また、カロリーも3,940kcal/kgと高めです。
このため、成長期の子犬や、運動量が多いワンちゃんにはおすすめです。
タンパク質は一般的には、ワンちゃんのほとんどの条件下において高いほうが良いです。
しかし病気や、加齢でほとんど動けなくなったようなワンちゃんにおいては、負担となることもあります。
そのようなケースでは飼い主さんは、愛犬の体重や体調を確認した上でカロリー管理を行い、適正な給与量を厳守してフードを与えてあげる必要があります。
口コミ情報によるメリット・デメリット
「オリジンの悪い口コミ」
オリジンを前のフードと同じ感じで与えていたら太ってしまった。
やっぱ栄養がいいのでしょうか。
給餌量管理が悪いと言われればそれまでですが、おデブになってしまいました。
ウンチが下痢気味になりました。
何か口臭や体臭まで気になります。
どうも合わないみたいです。
よく食べてくれるので、やったぁと思っていたのに・・・。
下痢になって、水ばかり飲んでます。
実はチワワには粒が大きすぎた。
ビックリ!
何と食糞を目撃。
今まで食糞何んてしなかったはずなのですが?
栄養が良すぎるのでしょうか?
期待していたのですが、食いつきが悪い。
今アカナと混ぜて試していますが、どうもダメです。
リニューアルで見事に食いつきが悪くなった。
何か粒が固くなった感じで、以前よりニオイも弱いみたい。
そして最大の問題点が、今までも値段が辛かったのにさらに高くなったこと。
残念ながら、変更検討中。
「オリジンの良い口コミ」
現在、モグワン、アカナ、オリジンでローテーションしていますが、一番食いつきがいい感じ。
また、安心して食べさせられるフードが増えました。
ガツガツ食べてくれます。
排便快調、食べるとすぐ出ますね。
高額ですが、健康第一です。
皮膚が気になっていたのが改善。
食いつきは最高。
次はオリジンシニアに変えようかと考えてます。
いよいよシニア犬になっちゃいました。
毛並みが良くなった。
便臭は強くなったが、形などは下痢することもなくいいです。
結構好き嫌いが激しい子なのですが、食いつきがいいのが最高。
ニオイがいいのか、エサの準備段階で近寄ってきます。
「口コミ感想まとめ」
思った以上に悪い口コミも多かったです。
一番が値段の問題。
リニューアルでさらに上がったのは辛いところです。
まあ、それにも増して食材の魅力は十分あります。
便が臭くなるという声が圧倒的に多いです。
これは、とても肉が多い比率のためで仕方がないところでしょうね。
食いつきにはみなさん満足しているようです。
ラインナップが豊富で、ステージ別に選んであげることもできますね。
粒の大きさが、直径1.3cmくらいあるので、チワワのような超小型犬向きではありませんね。
こんな人たちにオリジンはオススメ!
・動物性タンパク質が多いものを探している。
・食いつきの悪さに悩んでいる。
・ステージ別のフードを探している。
・大粒サイズ(1.3cm)を探している。(パピー用は1cm)
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