チワワの急な下痢はご飯が原因?その対処法と改善策
突然の下痢への対処法
愛犬が突然、下痢をするケースはよくあります。
決まってぐったりして、元気がなくなってしまいます。
どうしようと、思わず心配になりますよね。
前日までは、嘘のように元気で跳ね回っていたのに、急変していきなり今日はまったく元気がなくなってしまい、ぐったりしているわけです。
あまりの急変にビックリです。
でも、人間の赤ちゃんなどもそうですが、ワンちゃんって本当にこのような突然の変化が珍しくないのです。
言葉が喋れないから、本当に困ってしまいます。
なお、季節によっては胃腸炎を患うこともあり、要注意です。
今回はワンちゃんが、下痢を起こしてしまった場合の対処法や一般的な原因を紹介します。
最初に行うべき対処
まずは、下痢の状態を確認してください。
「いつもと比べて少しやわらかい」
はっきり言って、この程度であるならば、下痢とはいいません。
いつもより、少し注意して様子をみていても問題ありません。
ウンチの形状がほぼ存在しないような、ゆるゆる状態であるなら下痢と判断します。
いきつけの動物病院があり、親しくしている獣医の先生がおり、電話で相談できるなら電話でしてみてもいいでしょう。
でも、下痢の症状となった場合、お忙しいでしょうが、一度直接行って診断を受けておくのがおすすめです。
下痢の症状の原因には、単なる食べ物の食べ過ぎなどと言う原因以外にも、ウイルスの感染などいろんな原因があるので、一度専門家に見てもらっておけば安心できます。
また、その時の症状に適した薬、注射などの手当てが受けられるため、効果も万全です。
なお、たまに聞く話なのですが、下痢に効くと考えて、人間の胃腸薬(ビオフェルミンなど)を、与えてしまう飼い主がいます。
これは絶対のNGだと知っておいてください。
人間に服用する薬は、犬には刺激が強すぎます。
どんな副作用の症状が出てしまうか分かりません。
薬はとっても怖いモノだと認識してください。
だから、必ず獣医からもらった薬だけを飲ませるように注意しましょう。
赤ちゃんに、大人用の薬を飲ませるのが、危険だといえばイメージできますよね。
今の話からわかるように、人間仕様のモノは、犬には刺激が通常大きいのです。
だから、人間が食べる物をワンちゃんにあげるのが、よくないわけなのです。
味付けがまず濃くて、太ってしまうなど体に悪いのです。
必ず守ってもらいたい点が、犬の下痢を見て勝手な判断をしないこと。
病気の判断など、素人の飼い主につくわけがないのです。
飼い主が適当に判断せず、必ず専門家の診察を受けることがまずは一番大切だと認識しておいてください。
体を温めてあげる
ワンちゃんが下痢を起こしたときには、震えているケースがよくあります。
このような時には、お腹を温めてあげることが有効です。
まず最初に、毛布でくるんであげてください。
とても効果があります。
犬が震えているケースでは、毛布でくるむことで、落ち着かすことができます。
・カイロをタオルで包む。
・湯たんぽを利用する。
これらの方法で、温かくなるように調整してあげましょう。
ドライヤーでお腹を温めてあげてもいいでしょう。
ただし、ドライヤーの音を怖がるようなワンちゃんは要注意。
日頃から、シャンプーの後ではドライヤーを使用しているでしょうから、苦手でないかの相性チェックをしておきましょう。
なお夏場であれば、毛布でなく、タオルケットなど夏用のものがおすすめです。
こまめな水分補給
下痢になった時の一番の注意が脱水症状です。
こまめな水分補給が大切になります。
元気がなくなり、なかなか水を飲んでくれないことも多くなります。
ワンちゃんが水を飲みたい仕草を見せたときは大チャンス、その時も弱っているので無理強いはせずに、自然に飲んでくれる量だけ与えてあげるのがコツです。
ここでも要注意なのが、勝手に飼い主が判断して、水ではなく、人間用のスポーツドリンクなどを与えてしまうこと。
獣医さんの話を聞くと、こういう飼い主が結構多いそうです。
もちろん飼い主のみなさんは、愛情を持っていいと思っておこなっているわけです。
しかし、常に人間用のモノは、犬には要注意だと覚えておきましょう。
判断は獣医に任せるべきなのです。
水さえ飲ませていれば、とりあえず水分不足は防げます。
混じりけのない水を飲ませておくのが良いと知っておきましょう。
その理由は、下痢の原因として、胃腸炎以外の病気が隠れている可能性があるからです。
迂闊な素人療法を行えば、かえって下痢をひどくしてしまうことだってあるのです。
ご飯が原因の下痢
下痢の原因は、たくさんありますが、ご飯について考えてみましょう。
ご飯が下痢の原因となっているケースでは、次のようなことが理由となります。
・ドッグフードの種類を変更した。
・子犬が初めて固形のフードを食べた。
・開封してから、時間が経ち変質していた。
・フード以外の物を、トッピングして与えた。
ドッグフードの種類を変更したケースでは、メイン食材が合わない急性アレルギーの可能性もあり得ます。
そのため、必ず1日は絶食してください。
そして、できるだけ早く獣医に相談するのがおすすめです。
なお、獣医の相談を受ける際には、必ず何を食べたか質問があります。
また、食べた量も大事です。
事前にできるだけ詳しく思いだし、メモっておくことが必要となります。
ドッグフードについては、ドッグフード名、主な含まれる食材などを書き出しておきましょう。
また、トッピングしたケースでは、その食材をメモっておきましょう。
とにかく獣医さんに、何を食べたのかをしっかり伝えるようにすることが大切になるのです。
下痢にならないためのご飯選び
具体に明記された良質な原材料を使用
ドッグフードを変更した時に、どうしてもお腹を壊して下痢になるケースが多いのです。
食いつきが悪い。栄養を考えてなどの理由から、他のドッグフードに変更したケースが最も多いようです。
また、今まで食べていたドッグフードでも、子犬用から成犬用に切り替えた時に、下痢を起こしてしまうケースもよくあります。
当然、同じメーカーでも種類を変えれば、普通にお腹を壊すケースが生じます。
このように可愛い愛犬が、お腹を壊して下痢を起こしてしまうケースはいろいろですが、少しでも下痢を起こす可能性を減少させる手段が、良質な原材料を使用したものを選ぶこと。
簡単にチェックする方法があります。
それは、ドッグフードのパッケージに記載してある「原材料名」の部分に注目して確認することです。
ちなみに、最初に明記されている原材料ほど、含まれる量が多く、メインとなると知っておきましょう。
ここで具体名がしっかり明記されていることが、大切となります。
つまり、原材料名がしっかりと、チキン・サーモンなどといったように、具体的に何を使用しているかが分かるように明記されているのが、良質な原材料であると判断できます。
ここで具体的な明記がなされていない商品はダメであり、危険が高いです。
つまりワンちゃんが、お腹を壊しやすいということです。
例をあげると、
・「○○ミート」
・「○○副産物」
このように、原材料がはっきりわからない明記となっているものはNGです。
間違いなく避けておくべきです。
あと注目しておきたいのが、ヒューマングレードの商品。
あなたは、自分の愛犬に与えているドッグフードを食べられますか?
ヒューマングレードとは、人間が食べられるレベルの原材料を使ったもののことです。
つまり人間が食べても安全だと言い張っているわけで、高い安全性を掲げてウリにしている商品なのです。
グレインフリーのご飯
犬は穀物の消化が苦手です。
安価な商品のドッグフードの場合、かさ増しのため小麦やトウモロコシなどの穀物がメインとなっている場合が多いです。
もはや、穀物が多く使われているドッグフードだと、犬の胃腸に負担を与えて、下痢になりやすいことは常識です。
だから今の時代、「グレインフリー」と呼ばれる種類の穀物不使用のドッグフードを選択することで、ワンちゃんの胃腸の負担を軽くしてあげるのが当たりまえです。
その上で、動物性タンパク質を何にするか考え、アレルギーを考慮しながら、メイン原材料を選びドッグフードを決定するべきなのです。
なお、メイン原材料にプラスされる原材料は、野菜やフルーツがおすすめで安心です。
それでもグレインフリーを選ばない飼い主さんは、もはや値段の問題なんでしょうね。
可愛いあなたの愛犬が、健康で元気に長生きしてもらいたいと考えた場合、グレインフリーと先ほど紹介したヒューマングレードの品質は車の両輪です。
メインの原材料が違うドッグフード
良質な原材料のものを選んだはずなのに、愛犬が下痢をしてしまうと頭を悩ませている飼い主さんもいることでしょう。
ワンちゃんは、いくらドッグフードが良質でも下痢を起こすケースがあります。
このようなケースでは、メインの動物性タンパク質の原材料を変えてみるのがおすすめとなります。
ワンちゃんにとっては、どうしても苦手な原材料があります。
ドッグフードが良質でも下痢を起こすケースでは、あなたのワンちゃんに、そのドッグフードの原材料が合っていない可能性があります。
例えばアレルギーの問題などがあり、ワンちゃんにとって、どうしても合わない食材の原材料があるものなのです。
だからチキンがメインであるなら思い切って、魚のサーモンをメインに変えて見る。
また、ターキーやラム肉主体に変えてみても良いでしょう。
良質な原材料のドッグフードを使用しているのに、下痢が続いてしまっている場合や、どうしてもゆるゆるのウンチになる場合は、食物アレルギーの可能性が高いです。
できれば一度アレルギー検査を受けてみるのがおすすめです。
アレルギーを持っていると、安易に変更するのも要注意ですからね。
検査を受ければ、獣医の意見も参考にできます。
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