トライプをメインで使うペットカインドドッグフードの評判と安全を徹底評価
ペットカインドドッグフードの感想評価&商品解説
2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にペットカインドを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ペットカインド」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にペットカインドを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ペットカインドドッグフードは、無添加なカナダ産のグレインフリーフードであり、一番の特徴は第一原材料にグリーントライプ(草食動物の胃)が使われている点です。
ペットカインドは、カナダ食糧検査機関(CFIA:Canadian Food Inspection Agency)認証の安全性の高いカナダ産の原材料が使われており、小麦・トウモロコシ・大豆などの穀物は不使用で、穀物の変わりとしては、スーパーフードとも呼ばれるキノアが使われています。
ただしキノアはヒユの一種である雑穀であり、厳密に言えば穀物に当たり、このため完全グレインフリーとは言えないと思います。
また、ペットカインドの気になるところは、七面鳥ミールが使用されており、原材料のこだわりから考えれば高品質なミールと推測されますが、そのような記載が公式サイトをチェックしている限り見当たらないところです。
ミールの場合、粗悪なくず肉や骨などの人間なら口にしない部位を使う副産物の可能性もあるため不安が残ります。
また、ペットカインドは、公式サイトにおいて、製法の特徴や工場の管理状態なども見当たらないので、このあたりの情報も公開してくれるとありがたいと感じられます。
なお先ほど記述したように、原材料は全てCFIA(カナダ食品検査庁)が認めた高品質の食材を使用していることは分かっています。
今回はペットカインドの「グリーントライプ&バイソン」をメインに取り上げ紹介します。
ペットカインドのグリーントライプ&バイソンの基本情報
原産国 カナダ
メイン食材 ビーフトライプ・バイソントライプ
価格 648円(230g)
2,268円(907g)
5,184円(2.72㎏)
10,368円(6.35㎏)
16,200円(11.34㎏)
対象ステージ 全年齢対応
会社名 リードバディー株式会社
住所 兵庫県神戸市東灘区深江南町3-4-14
電話番号 078-414-3255
ペットカインドドッグフードの品質
「ペットカインドのグリーントライプ&バイソン成分分析値」
成分 含有量
粗タンパク質 32%以上
粗脂質 16%以上
粗繊維 4%以下
粗灰分 8.5%以下
水分 10%以下
リン 0.8%以上
マグネシウム 0.1%以下
タウリン 2790mg/kg以上
オメガ6 3.0%以上
オメガ3 0.9%以上
カロリー 366.3kcal/100g
ペットカインドドッグフードおすすめポイント
「トライプ」
グリーントライプとは、羊や牛などの反芻(はんすう)動物の胃袋のことです。
トライプには消化酵素、乳酸菌、アミノ酸、必須脂肪酸であるオメガ3と6などが含まれており、さらに高品質なビタミン、ミネラル等が豊富であり、ワンちゃんの健康維持に効果を発揮する優れた食材です。
ちなみにグリーントライプに含まれるアミノ酸は、プロリン、アスパラギン酸、グルタミン酸、アラニン、アルギニン、グリシン、ロイシン、アラニンとなります。
野生の世界で肉食動物が草食動物を捕獲した際に、まず真っ先に食べる箇所こそがトライプなのです。
このような事実を見ただけで、いかにトライプが大切な栄養源であるかが必然に把握できます。
独特のニオイがしてワンちゃんの嗜好性も抜群であり、トライプを子犬の時期から与えていると、骨密度、筋肉量が増るそうです。
グリーントライプを第一主原料として使っているドッグフードはさほど多くなく、ペットカインドは貴重な魅力ある商品といえます。
「パッケージが豊富」
ペットカインドのパッケージサイズは、230g、907g、2.72㎏、6.35㎏、11.34㎏と細かく豊富に分かれており、小型・中型・大型のどのサイズの犬種を飼っていても、食事量に合わせて選ぶことが可能です。
また、最初に初めてペットカインドを購入する際には、230gの648円の商品を選べばお試し用として、手ごろな値段で愛犬の食いつき確認が行えて便利です。
「副原料が豊富」
ペットカインドは副原料として野菜や果物、ハーブなどの自然食材が豊富に含まれています。
サプリメントは抑えられており、豊富な自然食材から栄養素を補う趣旨のフードとなっており、人工栄養が気になる人には向いたフードといえます。
「無添加ドッグフード」
ペットカインドは、着色料や香料、酸化防止剤などの合成添加物は一切使用されていない無添加ドッグフードで安全安心できます。
酸化防止剤も、天然由来の混合トコフェロールとローズマリーを採用しており安心できます。
ペットカインドドッグフードの気になる点
「キノア」
ペットカインドドッグフードにはキノアが含まれています。
キノアはスーパーフードとも呼ばれ、低GI食材として注目されています。
しかしキノアは、南米アンデス山脈が原産のヒユ科アカザ属の植物であり、雑穀類となります。
このために厳密に言えば穀物となります。
したがって、ペットカインドはグレインフリーフードとしていますが、完全グレインフリーとは言えなくなるはずです。
これはとてももったいないと思います。
キノアがいくら優秀な食材であっても、穀物はワンちゃんにとっては消化が苦手な食べ物であり、消化不良を起こし便の回数が増加したり、軟便や下痢を起こすリスクが高まります。
また、穀物がアレルゲンとなりやすいのも事実です。
「塩化ナトリウム」
ペットカインドには、塩化ナトリウム(食)が含まれています。
正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。
犬の塩分摂取量は、人間の3割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。
塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。
ペットカインドに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。
ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。
犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。
そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。
AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。
この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。
そのためできれば、当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。
フードは毎日摂取するご飯のため、長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。
塩の使用目的として、「嗜好性を高めるために塩を使用している」などとよく言われています。
確かにこれも理由の一つとなるでしょう。
この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。
ただしそのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。
そのため、塩などで直接塩分をとる形のフードには、少し改善を望みたいと思います。
「ミール類を含む」
ペットカインドには、七面鳥ミールが含まれている点が気になります。
「ミール=副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた肉類(副産物)を含んだ、一般的に粗悪なくず肉や骨などの原材料が使用されているとされています。
実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスです。
ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。
特にペットカインドは、公式サイトにおいて「副産物不使用」の記載がないため不安が生じます。
ミール類が使用されている以上、低品質な副産物が使われている可能性を完全に否定することができません。
ドッグフードの品質を考える場合、いかに良い原材料を使用しているかという点よりも、粗悪な原材料を使っていない点の方がウェイトが高く、良質なフードと判定する基準となります。
いかにペットカインドが、トライプという優れた原材料を使用していようと、もしも低品質な副産物が含まれていれば大なしであり、そのフードの質が低下を招き評価も著しく下がってしまいます。
そのため、「ミール」のような危険な原材料を使用する場合は、必ず品質の良い安全な部位のみ使っているという明記が必要となります。
なおいくら品質が良いミールであってもミールはミールであり、生肉よりは評価は下がります。
「天然香料」
ペットカインドには天然香料が含まれています。
天然香料は犬の嗜好性を高めるために必要なものとなり、通常のケースではドッグフードに香りをつけ、ワンちゃんの食いつきをよくするのを目的として使用されます。
ただし、天然香料という表記では曖昧であり、何が含まれているのかわかりません。
そのため、粗悪な原材料が使用されている可能性だってありえます。
どのような動物種や植物種などを使っているか判断できないと、食物アレルギーの問題もあり注意が必要となり気になります。
このため、使用した原材料を明記して欲しいところです。
なお、このような天然香料を加えているということは、香料を加えないと嗜好性が今一物足りない可能性が高まります。
そのように考えた場合、天然香料が含まれていないフードの方が良いと判断できます。
「トウガラシ」
ペットカインドにはトウガラシが含まれていますが、これは犬の健康を害することとなり、ドッグフードには不要といえます。
配合している意味が分からないので、なるべく早く排除してもらいたいと思います。
唐辛子の辛み成分の正体は、「カプサイシン」です。
人間の場合であれば、カプサイシンは、肥満防止や食欲増進に期待が持て、整腸・整胃作用も働きますが、犬にとっては刺激が強すぎて内蔵に負担をかけてしまこととなります。
トウガラシは、中毒症状を起こす毒物ではありませんが、刺激物のため、愛犬が下痢を引き起こしたり、腎臓や肝臓に負担を掛けることにも繋がってしまいます。
口コミ情報によるメリット・デメリット
「ペットカインドの悪い口コミ」
グリーンラムトライプを与えていますが、あまり食べてくれません。
粒が大きくて食べにくそうなので、事前に砕いてあげており面倒です。
小型犬には粒が大きいと思います。
プレミアドッグフードだとこの程度の値段かも知れませんが、我が家にとっては少し厳しいです。
何とかもう少し安いと助かります。
あと今一うんちの状態が安定せず緩めなので、このまま続くようならリピは止めます。
よく食べて有難いのですが少し太ってきました。
もう少し運動させるべきなのでしょうかね。
トウガラシが入っているのが気になります。
うちのコはお腹の調子が悪くなり軟便になってしまいました。
だんだんひどくなってきている感じです。
食いつきは悪くないので、残念です。
「ペットカインドの良い口コミ」
偏食のうちの子が美味しそうに食べてくれて嬉しいです。
夏場には決まって食欲が落ちていたのが、ペットカインドは暑い時期でも比較的食べてくれて助かります。
今グリーンラムトライプを食べていますが、他の種類も与えてみようか考えています。
ただしチワワのような口の小さな小型犬には、粒のサイズが少し大きく食べにくそうな点がちょっと気になります。
お気に入りのフードでよく食べてくれます。
皮膚の調子がよくなり、体を痒がることが減ってきました。
毛艶も良い感じになりました。
涙やけが治ってきて良いフードと実感しています。
食いつきもいいし種類も多いので、ローテで回してみようかなと思ってます。
偏食気味のうちのコにしては、ビックリするほど食いつきがよいです。
毛艶も良くなり、トリマーに褒めてもらいました。
価格も標準かなと感じるし、トライプも体に良いみたいなのでしばらく続けてみます。
「口コミ感想まとめ」
食いつきが良いとの感想が多いフードであり、どうもトライプは美味しいみたいですね。
ローテしている人も多いようです。
確かにドライもウエットもラインナップが豊富で種類が充実しています。
トライプをメインとしたフードは珍しいので、興味がある方はローテーションの一つに考えてみても良いと感じます。
230gで648円というお試しに抜群のタイプがあるので、気楽に愛犬の食いつき具合をチェックしてみるとよいですよ。
値段もプレミアドッグフードとしては手ごろで、さほど負担にはならないでしょう。
小型犬には少し粒のサイズが大きくて、食べにくくしているという声が多かったので、小型犬用に小さな粒のサイズを検討して欲しいです。
みなさんトウガラシは気になっており、これは早くカットすべきと思います。
・ラインナップが充実したフードを探している。
・豊富なパッケージサイズを期待する。
・野菜や果物、ベリー、ハーブと多くの自然食材入りのフードを望む。
ペットカインドドッグフードの種類
ドライフード
「グリーンビーフトライプ」
新鮮なビーフトライプと牛肉が主原料。
粗タンパク質32%以上、粗脂質16%以上、カロリー365.7kcal/100g。
230g648円、907g2,268円、2.72kg5,184円、6.35kg10,368円、11.34kg16,200円。
「グリーンラムトライプ」
新鮮なラムトライプと七面鳥が主原料。
粗タンパク質30%以上、粗脂質16%以上、カロリー360.8kcal/100g。
230g648円、907g2,268円、2.72kg5,184円、6.35kg10,368円、11.34kg16,200円。
「グリーントライプ&バイソン」
新鮮なバイソントライプ、ビーフトライプ、七面鳥が主原料。
粗タンパク質32%以上、粗脂質16%以上、カロリー366.3kcal/100g。
230g648円、907g2,268円、2.72kg5,184円、6.35kg10,368円、11.34kg16,200円。
「グリーントライプ&ワイルドサーモン」
新鮮なラムトライプとサーモンが主原料。
粗タンパク質30%以上、粗脂質16%以上、カロリー359.6kcal/100g。
230g648円、907g2,268円、2.72kg5,184円、6.35kg10,368円、11.34kg16,200円。
「ベニソントライプ」
新鮮なベニソントライプ、ビーフトライプが主原料。
粗タンパク質30%以上、粗脂質16%以上、カロリー359.6kcal/100g。
230g756円、907g2,592円、2.72kg5,940円、11.34kg18,900円。
「ラムトライプSAP 小粒タイプ」
小粒タイプが新登場。
アレルギーに配慮することで、動物性タンパク質をラム1種類のみに限定使用したSAP(シングルアニマルプロテイン)です。
粗タンパク質26%以上、粗脂質14%以上、カロリー365kcal/100g。
230g756円、907g2,592円、2.72kg5,940円、11.34kg18,900円。
「グリーントライプ&レッドミート」
良質なタンパク質で低脂肪のレッドミート(赤肉)を使用しています。
粗タンパク質34%以上、粗脂質16%以上、カロリー368.2kcal/100g。
230g756円、907g2,592円、2.72kg5,940円、11.34kg18,900円。
ウエットフード
「ビーフトライプ」
ビーフトライプが主原料。
粗タンパク質5.8%以上、粗脂質9.7%以上、カロリー127kcal/100g
369g×12缶:8,359円
「ラムトライプ」
ラムトライプが主原。
粗タンパク質6.0%以上、粗脂質4.9%以上、カロリー101kcal/100g
369g×12缶:8,359円
「ワイルドサーモン」
ワイルドサーモン(野生のサケ)が主原料。
粗タンパク質5.9%以上、粗脂質7.8%以上、カロリー117kcal/100g
369g×12缶:8,359円
「ダック」
鴨肉が主原料.
粗タンパク質6.0%以上、粗脂質4.9%以上、カロリー101kcal/100g
369g×12缶:8,359円
「ベニソントライプ」
ベニソントライプが主原料。
粗タンパク質7.0%以上、粗脂質8.6%以上、カロリー122kcal/100g
369g×12缶:8,359円
「SAPラムトライプ」
動物性タンパク質をラム1種類のみの使用としてし、アレルギーに配慮。
粗タンパク質6.4%以上、粗脂質7.7%以上、カロリー116.8kcal/100g
369g×12缶:8,812円
「レッドミート」
ビーフ、ラム、レッドミートがタンパク源。
粗タンパク質7.0%以上、粗脂質8.6%以上、カロリー122kcal/100g
369g×12缶:8,359円
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