アディクションドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

 

アディクションドッグフードの感想評価&商品解説

「記事の内容構想」
1.アディクションドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。

2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。

3.愛犬にアディクションを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「アディクション」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にアディクションを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

アディクションは、下記の3つの理念を掲げています。

1. 人工保存料・香料・着色料等や副産物を一切使用しないこと
2. アレルギーに配慮した最高品質のたん白質源のみを使用すること
3. 未加工で最高品質の食材のみを使用すること

アディクションドッグフードは、理念に基き未加工で最高品質の食材のみを使用し、アレルギーに配慮した最高品質のたん白質源のみを使用するニュージーランド産のドッグフードです。

未加工で最高品質の食材のみを使用するアディクションですが、「ビバ・ラ・ベニソン」以外のフードのタンパク値が、AAFCOの幼犬用基準 22.5以上をかろうじて確保する程度の値であり、低タンパクである点が気になります。

最も栄養を必要とする成長期の子犬や運動量が多く活発なワンちゃんには、物足りなく感じられます。

カンガルー肉というNEWタンパク源を扱っているところは魅力的ですが、その反面定番のチキンがなくて残念に感じます。

さらに要求すれば、動物性タンパク質の含有量が公開されていると嬉しかったですね。

今回は、アディクションの中でも人気の高い「サーモンブルー」をメインとして紹介していきます。

アディクション(サーモンブルー)の基本情報

原産国         ニュージーランド
メイン食材       ドライサーモン
価格          450g: 1,566円
                                   1.80㎏: 4,320円
                                   9.00㎏: 19,224円
                                   15.0㎏: 27,540円
            ※楽天サーモンブルー
販売会社        ワイ・ケイ・エンタープライズ株式会社
住所          兵庫県赤穂市加里屋磯1120-117
電話番号        0791-42-9933
公式サイト       http://www.ykenterprise.co.jp/addiction/index.html

アディクションドッグフードの品質

「アディクションサーモンブルーの原材料」
ドライサーモン、エンドウ豆、ポテト、鶏脂肪(鶏たん白質除去)、タピオカ、フラックスシード、天然香料、塩化ナトリウム、ドライケルプ、ドライクランベリー、ドライブルーベリー、ドライほうれん草、ビール酵母、ビタミンE、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンA、硝酸チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、ビタミンB12、ビタミンD3、葉酸、タウリン、塩化コリン、硫酸マグネシウム、硫酸亜鉛、硫酸第一鉄、炭酸カルシウム、硫酸銅、硫酸マンガン、ヨウ素酸カルシウム、硫酸コバルト、亜セレン酸ナトリウム、酸化防止剤(緑茶エキス、ローズマリーエキス、スペアミントエキス、ミックストコフェロール)

「アディクションサーモンブルー成分分析値」

成分           含有量
たん白質                          24%以上
脂質                                13%以上
粗繊維                             3%以下
水分                                10%以下
灰分                                10%以下
代謝カロリー                    346.0.kcal/100g

アディクションドッグフードおすすめポイント

「低温乾燥フード」

アディクションドッグフードには、通常のドライフード以外に低温乾燥フードがあります。

低温乾燥フードは、ペットフードの新しい製法とされています。

新鮮な食材の栄養価を保持しながら、緩やかに脱水する製法です。

低温で水分を除去することで、微生物の繁殖での腐敗を防ぎ、食物の色や香りが落ちる褐色変化を効果的に防ぎます。

一般的なフードの場合、加熱することにより、食材の栄養価の大部分は失われてしまいます。

その点、「低温乾燥製法」で製造されたフードは、ビタミン類やアミノ酸、脂肪酸、抗酸化物質や酵素などの、様々な有用成分を保持することが可能となります。

低温乾燥フードは、ワンちゃんにいろんな給与方法で与えてあげられるのも魅力の一つと言えます。

まずはそのまま与えてあげましょう。

次に水を加えて与えてあげましょう。

37℃以下のお湯を注いで軽く混ぜれば出来上がりです。

良いニオイが漂い嗜好性が向上されます。

食い渋りが多く、太りやすい体質で、あまり水分を摂取しないワンちゃんにはおすすめです。

ドライフード・生食・ウエットフード全てにトッピングして与えてあげられます。

食事の栄養バランスに不安を感じている方には有効となります。

「アレルギー対策」

アディクションドッグフードは、主原料を肉・魚の一種類のみに絞った単一フードです。

このため、アレルギー持ちの愛犬にも安心して食べさせてあげられます。

アレルギー持ちのワンちゃんの場合、複数の肉が混じっていると食べられなくなるケースが多くなってしまいます。

また、仮にアディクションドッグフードでアレルギー症状が生じたケースでは、アレルゲンの特定を比較的容易に確定できるメリットもあります。

なお、単一フードを長く食べ続けてしまうと、その素材がアレルゲンとなってしまうケースが起こるため、単一フードでローテーションするのがおすすめです。

「カンガルー」

アディクションドッグフードには、野生のカンガルー肉が使用された種類があります。

オーストラリアの大自然で育った野生の「カンガルー」は、低脂肪、高タンパク、低コレステロールです。

ルーミートと呼ばれる赤身の健康食肉で、共役リノール酸を豊富に含み、貴重な新規タンパク源として注目されています。

アディクションドッグフードの気になる点

「タンパク質が低い」

アディクションドッグフードはオールステージフードであり、子犬からシニア犬までが対象となっています。

しかし前述したように、タンパク質が22%で、オールステージフードとするにはこの数値は少し低めであり物足りません。

「塩」

アディクションでは「塩」を使用しています。

正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。

犬の塩分摂取量は、人間の3割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。

さまざまな病気の原因となり、心臓や腎臓に負担がかかってしまいます。

塩の使用目的として、「嗜好性を高めるために塩を使用している」などとよく言われています。

確かにこれも理由の一つとなるでしょう。

この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。

しかしできれば、当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。

そのため、塩などで直接塩分をとる形のフードには、少し改善を望みたいと思います。

「天然香料」

アディクションドッグフードの原料には、天然香料が含まれています。

使用している食材が不明なことが気になります。

天然原料のため問題ないはずなので、一言何を使っているのか明記してもらいたかったです。

天然香料は、通常食品に香りを付ける目的で使用されます。

自然界に存在する植物や動物、魚介類などから得られる天然の物質となりますが、やはりどのような動物種や植物種などを使っているか判断できないと、食物アレルギーの問題もあり注意が必要となります。

ただし、当然どのような物をしようしていても、ヒューマングレードの食物が原料となっており、また、愛犬の体に影響を及ぼさない範囲と思える少量に抑えられているので、愛犬への健康に悪影響を与えるリスクは非常に低いと判断できます。

「ジッパーがついていない製品がある」

アディクションドッグフードは、ジッパーがついている製品が450gと1.8kgとなります。

これらの製品にジッパーをせっかくつけているので、全製品につけてもらいたかったです。

特に少量の製品にジッパーをつけて、9kgなどの大容量の製品につけていないのが疑問に感じられます。

アディクションは無添加にこだわり、ミックストコフェロールなどの天然酸化防止剤のみの使用としているため、通常のフードよりも酸化が進みやすくて保存に注意が必要となります。

フードは空気に触れた瞬間から酸化が始まるため、ジッパーが付いていない製品の場合、必ず、ジップロックなどのチャック付きの小分け袋などの適当な容器に入れ変えて、常温で日光が当たらない冷暗所に保存するのがおすすめです。

温度や湿度が高い場所は避けるように注意しましょう。

なお、冷蔵庫に保存するのは厳禁です。

フードの冷蔵庫からの出し入れや、トビラの開け閉めで生じる温度の上下変化の温度差で結露してしまい、ドッグフードが湿ってしまうためにカビの発生原因になる可能性が高まります。

適切な保存方法が知りたい人は、次の記事を参照してみましょう。

関連記事:「チワワのご飯の正しい保存方法!これで酸化、湿気、カビを防ぐ」



口コミ情報によるメリット・デメリット

「アディクションの悪い口コミ」

トイ・プードル(メス)

値段が高額で気になります。
1.8kgから9kgまでと容量が飛んでしまいます。
定番の3kgか5kgあたりの容量がないのも、さらにコスパを悪くしているように思います。
残念ながらリピはしません。

ミニチュアダックスフンド(オス)

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マルチーズ(メス)

美味しそうに食べていますが、粒が大きくて食べづらそうな感じです。
小型犬用の小さいサイズもあると嬉しいです。

コーギー(オス)

珍しいカンガルー肉に惹かれて購入してみました。
当然未知の味で不安もあったのですが、不安が的中してしまい、ニオイを嗅いだのみで食べてくれません。
他のフードに混ぜて、一生懸命食べさせていますが残念です。

 

「アディクションの良い口コミ」

ミニチュアダックスフンド(オス)

高齢犬となりフードをふやかして与えています。
アディクションの低温乾燥フードを知り、ドライフードをふやかして与えるより良いと考え購入しました。
やっぱり違いますね、食いつきがよくなり、完食してくれます。

トイプードル(メス)

アレルギー持ちで肉類がほとんどダメな子なんです。
そこでカンガルーを試してみました。
最初食いつきはそれほどよくなっかのですが、慣れたのかだんだん食べてくれるようになりました。
カンガルーは大丈夫で食べられました。
貴重なうちの子が食べられる肉なのでありがたいです。

ヨークシャーテリア(メス)

ローテーションさせながらいろいろなフードを試しています。
タンパク質が低めに感じたので、大丈夫なベニソンを購入しました。
食いつきなどを見ながら、自分の考える基準は満たしてくれました。
次は、低温乾燥フードに興味を抱いています。

ミニチュアシュナウザー(メス)

基準の厳しいニュージーランド産のフードを評価しています。
新しい味であるカンガルーを試してみました。
食いつきもよく満足しています。
ウンチも安定しています。
単一商品なのでローテーションしてみようと思います。

マルチーズ(オス)

気になっていた涙やけがおかげで大分よくなりました。
同じく涙やけで悩んでいた友人からの紹介だったので、うちの子にも効果が現れ一安心です。
今までのフードよりだいぶ値段が上がったのですが、効果があったので満足しています。
やはり安いフードを与えていてはダメなのかなと今回感じました。

 

「口コミ感想まとめ」

全体的に良い口コミが多いですね。

お決まりの食いつきがいい、毛質や涙やけの改善、ウンチが良くなったという声が多く、良質なフードであると感じとれます。

また、新しいタンパク源となるカンガルー肉にチャレンジしている点も見逃せません。

ウンチの量は減るみたいで、軟便になったという声も割と多めでした。

このあたりは個体差があり、生じて当然の声です。

極端に多くなければ問題ありません。

小型犬には少し食べづらいみたいで、もう少しサイズが小粒だとありがたい感じですね。

こんな人たちにアディクションはオススメ!

・食いつきがいいフードを求めている。
・新しいタンパク源を望む
・低温乾燥製法に興味がある
・毛並みが悪く、涙やけに悩んでいる
・ヒューマングレードを望む

アディクションドッグフードの種類

ドライフード・低温乾燥フード・缶詰フードの3つのラインナップがあります。

「ドライフード」

・ワイルドカンガルー&アップル

オーストラリアの大自然で育った高タンパク・低脂肪・低コレステロールな野生のカンガルー肉を使用。
たん白質22%以上、脂質11%以上、代謝カロリー 340.9kcal/100g

・ビバ・ラ・ベニソン

ニュージーランドの牧草地で育ち、ホルモン剤やステロイドを一切使用しない高品質なフリーレンジベニソン(鹿肉)のみを使用。
鹿肉は低アレルギー食材であり、高タンパク・低脂肪・低コレステロールです。
たん白質26%以上 脂質14%以上 代謝カロリー 428.5 kcal/100g

・サーモンブルー

太平洋を回遊する天然のサーモンを使用。
サーモンには、抗酸化作用の高いアスタキサンチンやオメガ3脂肪酸であるEPAとDHA、及びビタミン類が豊富に含まれています。

チキン、牛肉、ラム肉などのアレルギー対策にもおすすめです。
たん白質24%以上 脂質13%以上 代謝カロリー 346.0.kcal/100g

・ル・ラム

ニュージーランド産のホルモン剤やステロイドを使用していないフリーレンジラムの肉を使用。
ラム肉は高タンパク・低カロリーで、ビタミンB群が豊富に含まれています。
たん白質22%以上 脂質12%以上 代謝カロリー 324.0.kcal/100g

「低温乾燥フード」

規格は113g・300g・900g・3.6kgが揃っています。

・アウトバックカンガルーフィースト

オーストラリアに生息する野生のカンガルー肉を使用。
胃腸がデリケートなワンちゃんや、体重調整にも効果が期待できます。

・パーフェクトサマーブラッシュテイル

ニュージーランドに生息する野生のブラッシュテイル肉を使用。
体重・体型の維持や妊娠授乳期のワンちゃんにおすすめ。

・ニュージーランドフォレストデリカシー

ブラッシュテイル肉と鹿肉をブレンド使用。

・ホームスタイルベニソン&クランベリーディナー

低アレルゲンである鹿肉を使用し、ストルバイト結石でお悩みのワンちゃんのために、尿のpH を弱酸性にする作用があるクランベリーを使用。

・フィグリシャスベニソンフィースト

鹿肉を45%以上使用し、アレルギー症状でお悩みのワンちゃんのために、炎症を抑える成分を持つと言われているイチジクを使用。

・ハーブラム&ポテト

ニュージーランドの牧草地を自由に歩き回るラム肉のみを使用。
抗菌作用やラックス効果、マウスケア効果があるタイムなどの天然ハーブ類を使用し口臭ケアに期待できます。

・ステーキハウスビーフ&ズッキーニエントリー

ニュージーランド産のフリーレンジ牛肉を50%以上使用。
泌尿器ケアが必要なワンちゃんの為に、利尿作用があると言われるカリウムが豊富なズッキーニを使用。

・カントリーチキン&アプリコットディナー

ニュージーランド産のフリーレンジチキンを50%以上使用。
ワンちゃんの目の健康の為に、β-カロテンが豊富なアプリコットを使用

「缶詰フード」

・ニュージーランドブラッシュテイル&ベジタブル
・ニュージーランドベニソン&アップル
・ウナギ&シーウィード(海藻)
・キングサーモン&ポテト