オネストキッチンドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

 

オネストキッチンドッグフードの感想評価&商品解説

「記事の内容構想」
1.オネストキッチンドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。

2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。

3.愛犬にオネストキッチンを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「オネストキッチン」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にオネストキッチンを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

愛犬のために手作り食のオリジナルフードを与えてあげたいと考える方に、一押しなのが、オネストキッチンドッグフードです。

実際に手作りのドッグフードを作る場面で、一番心配となるネックが、栄養バランスの問題です。

その飼い主さん誰しもが抱く心配を解消してくれるのが、オネストキッチンの手作り食サポートフードです。

オネストキッチンは、ぬるま湯または水を加えてかき混ぜて、3分以上待つだけで手作り感覚のフードが簡単にできあがってしまいます。

ビタミン・ミネラルは計算されて配合されているため、ここにお好みの肉や魚などを加えることで簡単に総合栄養食が作れます。

野菜や果物は100%ヒューマングレイドであり、化学薬品や副産物、小麦やビートパルプなど、犬の体の健康に害をなす原料は一切使用していないオールナチュラルのドッグフードです。

そしてここに自分で動物タンパク質を厳選して加えるため穀類不使用となり、アレルギーをもつ犬や肥満傾向のある犬にオススメです

さらに製造は、人間用のFDA(米国食品医薬品局)認定を受けた食品工場で行われており安心できます。

今回はオネストキッチンのラインナップの中から「プレファレンス」をメインに取り上げ紹介します。

オネストキッチン(プレファレンス)の基本情報

原産国       アメリカ
メイン食材     サツマイモなどの野菜(ここに自ら肉や魚などの動物性タンパク質を加える)
価格        8,100円(1.36kg)
          15,120円(3.17kg)
販売会社      インターネット通販サイト

オネストキッチンドッグフードの品質

「オネストキッチンプレファレンスの原材料」
サツマイモ、エンドウ豆、キャベツ、ココナッツ、リンゴ、ホウレン草、カボチャ、バナナ、セロリ、ケルプ、ハチミツ、第3リン酸カルシウム、塩化コリン、キレートアミノ酸亜鉛、ビタミンD3サプリメント、ビタミンEサプリメント、ヨウ化カリウム、塩化カリウム、キレートアミノ酸鉄、キレートアミノ酸銅、チアミン硝酸塩

「オネストキッチンプレファレンス成分分析値」

成分             含有量
粗タンパク質         10.5%以上
粗脂肪            6.0%以上
粗繊維            10.0%以下
水分             10.0%以下
カルシウム          2.1%
リン             1.02%
マグネシウム         0.22%
ナトリウム          0.25%
カロリー           351kcal/100g

オネストキッチンプレファレンスの作り方

手順1
プレファレンス1に対して、2.5〜3倍の水またはぬるま湯でよく混ぜます。

手順2
成分を充分に戻すため、最低3分ほどそのままの状態で待ちます。
最初はスープの様になります。

手順3
3分ほど経ったらそこにお好みで、肉や魚などの動物タンパクやヨーグルト、オイルなど加えて出来上がりです。

水を加えることで、元の量の約4倍となります。

なお、沸騰したお湯を直接加えることはNG、酵素・栄養素を破壊する恐れがあるため、人肌のお湯にしてください。

この製品は、単体で与える場合AAFCOの栄養基準を満たしません、そのため必ず肉や魚の動物性タンパク源等と混ぜ合わせましょう。

また、一度水で戻したものは必ず冷蔵庫で保管し、2日以内に使用してください。

ワンちゃんが食べ残した分は、廃棄するようにしましょう。

「給与量目安」

犬の体重 1日に与える量
運動量の少ない犬 運動量の多い犬
本製品 水&ぬるま湯 肉&魚 本製品 水&ぬるま湯 肉&魚
4.5kg以下 24g 79ml 60g 16g 59ml 80g
13.5kg以下 48g 179ml 120g 32g 118ml 160g
22.5kg以下 96g 355ml 240g 64g 234ml 320g
31.5kg以下 107g 395ml 270g 72g 296ml 360g
40.5kg以下 129g 473ml 320g 96g 355ml 480g

 



オネストキッチンドッグフードおすすめポイント

「手作り食タイプのフード」

愛犬に手作りフードを与えてあげたいと考えた時にオネストキッチンドッグフードは、最高におすすめのフードと言えます。

特に忙しくて手作りできない時の補助や、手作り食で栄養バランスに不安を感じる時には最高です。

原料も人が食べれるほど安全性の高いヒューマングレードで、安心して与えてあげられます。

ただしオネストキッチンドッグフードは、あくまで手作り食タイプの補助フードであり、総合栄養食ではなく、肉や魚などの動物タンパク質を加えずに単体で与える場合、AAFCOの栄養基準を満たさないため、当サイトの評価はBランクのドッグフードとなっています。

「エディターズチョイスを受賞」

オネストキッチンは、その画期的なアイデアと優れたフード及び工場製造の安全性が高い評価を得て、2007年と2009年にはアメリカで人気の信頼性の高いペット誌として有名な米国「The Whole Dog Journal」誌から、毎年アメリカで最も信頼されるドッグフードに対して与えられる賞とされるEditor’s Choice(エディターズチョイス)を受賞しています。

「3分待つだけでOK」

それこそカップヌードルではありませんが、オネストキッチンは、水やぬるま湯を入れて3分待つだけで手作りドッグフードのベースが完成してしまいます。

他の類似のプレミックスフードの場合、水を加えてから数時間及び一晩待つ必要があったりしています。

わずか数分待つだけで完成してしまうこの手軽さは、大きな魅力となっています。

オネストキッチンドッグフードの気になる点

「低タンパク質」

オネストキッチン「プレファレンス」のタンパク質は、10.5%以上でありAAFCOの栄養基準を満たしません。

これは手作りフードの補助食というオネストキッチンドッグフードの性格上、動物タンパク質が含まれていないため当然の結果となります。

このように総合栄養食ではないため、必ず肉や魚などの動物タンパクを忘れず加えてください。

なお、オネストキッチン「ジール」は総合栄養食です。

このため白身魚をメイン食材としており、粗タンパク質も35.5%以上となっています。

「値段が高い」

市販されているドッグフードと比較してしまえば、値段が高いことがデメリットとしてあげられます。

良いフードだと感じながらも、二の足を踏む飼い主さんが多いかもしれません。

値段が高くなる理由は、ズバリ原材料の違いです。

市販の安価なドッグフードには、かさ増し材料として穀物や、4Dミートと呼ばれる人間は食べられないような廃棄すべきレベルの素材及び添加物が大量に使用されています。

このため単価が下がり、値段が安くなっているのです。

オネストキッチンは決して安いフードではありません。

オネストキッチンドッグフードは、1.36kg で8,100円となり、1kgに換算すれば約6,000円となります。

これはさすがに常食として継続するには、少し悩んでしまう価格といえるでしょう。

ただし、ドライフードと違って1回に使用する量が、小型犬から大型犬で約16g〜129gと少ないため、見た目ほどの印象よりは費用はかからないといえます。

しかしここにさらに肉などを加える必要があり、その分の費用がまたかさみます。

手作りフードを与えたくて補助として使いたいが、価格がどうしても気になってしまう飼い主さんは、同様のフードでオネストキッチンよりは安価な「ソジョーズドッグフード」を検討してみてもいいかも知れませんね。

ドッグフードには、ある程度の範囲の適正価格があると思えます。

つまり、安くても高くても困ってしまうのです。

安いに越したことがないと思うかも知れませんが、さすがに1kgで1,000円以下の安すぎるフードは問題となるケースが多いです。

添加物が大量に含まれ、粗悪な原材料を疑ってしまいます。

良質な原材料を使用すれば、価格が上がりますが、あまりにも高いケースでは、適正価格かどうか疑念が湧いてしまいます。

「ニンニク」

オネストキッチンの「ジール」にはニンニクが含まれています。

ニンニクは玉ねぎと同じ「ユリ科ネギ属」であり、「アリルプロピルジスルフィド」という成分を含み、赤血球を溶かし貧血を招くリスクがあります。

ただし、ニンニクは、スコルジニンを始めとした有効成分を多く含み、愛犬の元気がない時に与える飼い主さんも見えるほどで、ニンニクのサプリも販売されています。

このため、適量であれば問題がないともいわれています。

しかし、犬に対して有害となる成分を含んでいることは事実であり、ワンちゃんの体質や体重などの個体差によっても許容量は異なります。

仮に有益な働きが見込める食材であっても、同時に少しでも有毒な成分を含むケースでは、与えるべきではないと考えられます。

「グレインフリー(穀類不使用)ではない」

オネストキッチンの「ヘイル」には、穀物の「オート麦、キビ」などが含まれており、グレインフリーではありません。

ワンちゃんは穀物の消化が苦手なため、身体には多少なりとも負担がかかる可能性があり得ます。

ただし、小麦やとうもろこしのようなアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用しているため、穀物に敏感な犬でなければ影響は低いと思えます。

よくあるかさ増し目的ではなく、あくまで必要な栄養源として位置付け、食物繊維での整腸作用・ビタミンやミネラルの摂取を期待しています。

確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。

そうは言っても、愛犬の体質や体調にもよりますが、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実であり、必ず穀物に敏感な子もいるので下痢・軟便になりやすい可能性があります。

そのため、最初は必ず少量ずつ与えて愛犬の体調の変化がないか、確認してあげるのがおすすめです。

 



口コミ情報によるメリット・デメリット

「オネストキッチンの悪い口コミ」

ボーダーコリー

(メス)

とにかく問題は値段のみです。
もう少し安くならないですかね。
値段がだんだん上がっており、ついていけません。

ジャックラッセル・テリア

(メス)

プレファレンスの野菜のサイズが少し大きくて、うちでは事前に細かく切っているので、ひと手間かかって面倒です。
カインドリーはそんなことがないので、サイズをそろえて欲しいです。

 

ミニチュアシュナウザー

(オス)

オネストキッチンメインでいきたいのですが、さすがに経済的にきつくてドライフードとローテーションしています。
何とかもう少し安くならないですかね。

 

チワワ

(メス)

偏食で少食なため、トッピングの素材によって食べムラがあります。
ササミが好物なので問題ないのですが、魚をメインに入れた時にあまり食べてくれない時があります。
こんな高いフードを無駄にしたくないのですが、何度か処分しました。

 

「オネストキッチンの良い口コミ」

ミニチュアダックスフンド

(オス)

我が家は完全手作り食のため手放せません。
仕事で帰りが遅くなった場合などに利用しています。
時々オネストキッチンを利用することで、栄養バランスが安心できます。

 

パグ

(メス)

ソジョーズを食べさせていたのですが、オネストキッチンの方が種類が豊富なので、ローテーションしやすいと考え変更しました。
手作りにこだわっているので重宝しています。

トイプードル

(メス)

手作りをしたいけど自信がないと感じていたのですが、オネストキッチンを使って手作りしている友人に教えてもらい購入して感激しています。
栄養面も安心だし、簡単に作れてしまいます。
ただチョッピリ値段にはビックリしました。

キャバリア

(メス)

旅行先でも簡単に作れてとても助かります。
毎回美味しそうに食べてくれるので、こちらもトッピングが楽しみで仕方ありません。
オネストキッチンで手作り食にしてから、ほとんどお腹を壊すことがなくなりました。

 

「口コミ感想まとめ」

手作り食のフードとしては、ソジョーズと並んで双璧ですが、口コミではオネストキッチンの方が良く感じましたね。

オネストキッチンを知って、初めて手作り食に挑戦した方たちも多いみたいです。

一番の理由が、栄養バランスを気にする必要がない点をあげています。

手作り食の方たちからは、オネストキッチンを常備しておけば、忙しいときに安心で便利との声も多かったです。

マイナスイメージの声は価格の問題ばかりですね。

確かに常食とするには、価格が高いといえます。

ドライフードとローテーションするのが、現実的かも知れません。

こんな人たちにオネストキッチンはオススメ!
・本格的な手作り食にこだわる

・忙しい時に簡単に手作り食を作りたい

・手作り食の栄養バランスが不安

・100%ヒューマングレイドを望む

・値段が多少高くても愛犬の健康が第一

・グレインフリーにこだわらない

オネストキッチンドッグフードの種類

「ジール」

総合栄養食。主原料は白身魚(モンツキダラ・プタスダラ)と野菜で、ノーグレイン、ノーグルテン。

粗タンパク質35.5%以上、粗脂肪8.5%以上、カロリー380kcal/100g

「プレファレンス」


水で戻して肉や魚などの動物性タンパク質を加えて完成させる手作りフード。

主原料はサツマイモなどの野菜であり、グレインフリー。

「カインドリー」

水で戻して肉や魚などの動物性タンパク質を加えて完成させる手作りフード。

主原料はニンジン・セロリ・カボチャなどの野菜類で、ニンニクを含むところが少し気になります。

粗脂肪11.1%以上、粗繊維12.3%以下、カロリー3,850kcal/kg。

「ヘイル」

水で戻して肉や魚などの動物性タンパク質を加えて完成させる手作りフード。

全粒穀物が使用されており、野菜やフルーツも含んでいます。