ビィ・ナチュラルドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

 

ビィ・ナチュラルドッグフードの感想評価&商品解説

「記事の内容構想」
1.ビィ・ナチュラルドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。

2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。

3.愛犬にビィ・ナチュラルを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ビィ・ナチュラル」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にビィ・ナチュラルを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

ビィ・ナチュラルは、オーストラリアの最高品質食材のすべてを人間用の食品商社から仕入れる、ヒューマングレードの原材料のこだわったドッグフードです。

極力原材料としてオーストラリアの場合はカンガルーやヤギ、日本ならニホンジカなどの捕獲された野生動物の安全な肉を使用することで、駆除された動物の命を大切にし、環境にも優しい

ドッグフードを目指しています。

また、野生の肉は抗生物質、成長ホルモン等の汚染の無いクリーンな肉となります。

ビィ・ナチュラルは、2017年10月にこれまで販売していた低アレルゲンフード「アレルカット」から切り替えて、さらにアップグレードさせた「ルートシリーズ」を販売しており、本記事は

新しいルートシリーズのフードを紹介しています。

ルートシリーズは共通してカンガルー肉をふんだんに使用したことから、オーストラリアでは一般的にカンガルーは「ルー(Roo)」と省略されることに注目し、カンガルーの魅力を訴えるために商品名を「ルート」としたそうです。

今回はビィ・ナチュラルのラインナップの中から「ルート・ブレンド」をメインに取り上げ紹介します。

ビィ・ナチュラル(ルート・ブレンド)の基本情報

生産国           オーストラリア
メイン食材         カンガルー肉、ヤギ肉、七面鳥、鶏肉
価格            1,836円(800g)
                                           3,240円(1.5kg)
                                           5,184円(2.8kg)
                                           7,344円(4.4kg)
                                           12,528円(8.6kg)
                                           ※楽天参考価格
販売会社          株式会社ビィ・ナチュラル
住所            大阪府門真市四宮4丁目1-13
電話番号          072-800-8204
公式サイト         http://www.be-natural.jp/

ビィ・ナチュラルドッグフードの品質

「ビィ・ナチュラルドッグフードルート・ブレンドの原材料」
肉類(カンガルー、ヤギ、七面鳥、鶏)、全粒ソルガム、全粒ライムギ、キャノーラ油(NO-GMO)、タスマニアサーモン、パン酵母、サトウキビ繊維、蔗糖、亜麻仁油、チコリー根(フラクトオリゴ糖)、サーモンオイル、オオバコ繊維、ユッカ抽出物、パン酵母抽出物、L-トレオニン、アボカドオイル、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)、ビタミン類(塩化コリン、A、D、B1、B2、B3、パントテン酸、B6、葉酸、B12、C、E)、ミネラル類(塩化ナトリウム、リン酸一ナトリウム、塩化カリウム、炭酸カルシウム、硫酸銅、ヨウ化カリウム、硫酸第一鉄、酸化マンガン、硫酸亜鉛、セレン)

「ビィ・ナチュラルドッグフードルート・ブレンド成分分析値」

成分             含有量
タンパク質          25.0%以上
脂質             12.0%以上
粗繊維            4.0%以下
灰分             9.8%以下
水分             10.0%以下
カルシウム          1.3%以上
リン             0.9%以上
オメガ6脂肪酸        2.5%以上
オメガ3脂肪酸        1.5%以上
代謝エネルギー        356kcal/100g



ビィ・ナチュラルドッグフードおすすめポイント

「原材料へのこだわり」

ビィ・ナチュラルのルートシリーズは、オーストラリア産原材料使用にこだわり、原材料の調達から加工まで一貫してオーストラリアで行っています。

動物性原材料は全てオーストラリア産であり、植物性原材料もその多くがオーストラリア産で、原材料は極めて安全性の高いものばかり使用しています。

また、人が食べても安心のヒューマングレードであり、遺伝子組み換え食品は一切使用していません。

さらにルートシリーズでは、最高品質の豊かなタンパク質源を少量ずつミックスすることで、効率よく各種のアミノ酸を消化でき、肝臓や腎臓に負担を与えることなく、健康な身体を維持できるように工夫しています。

「3タイプのフードの形状を用意」

ルートシリーズには、小粒、中粒、粉末状タイプと計3種類のタイプが用意されており、犬種別など愛犬の状態に合わせて適したフードのタイプを自由に選ぶことができます。

これで小型犬や大型犬が、粒の大きさで食べにくさを感じたりする不自由さを感じる心配もいりません。

また、歯がなくなったり、噛む力が弱く、咀嚼が困難な離乳期・高齢期の愛犬には、お湯でふやかして与えられる「パウダー」タイプがおすすめです。

「酸化防止への対策」

1.油脂を厳選

ドッグフードの酸化が早まる原因の一つが、嗜好性を高めるために吹き付ける油脂の量や品質です。

当然ですが、必要以上に多くの量の油脂を使ったり、品質が悪ければ酸化を促進します。

ルートシリーズでは、オーストラリア産最高品質の厳選したキャノーラ油、亜麻仁油、サーモンオイル、アボカドオイルを使用し、使用量も栄養を満たす程度の量に抑えています。

2.天然酸化防止剤を使用

安全性に考慮して、酸化防止剤には天然由来成分であるミックストコフェロールとローズマリー抽出物を使用しており、危険性の高い保存料や酸化防止剤などは使用していません。

さらに原材料にも気を配り、合成の酸化防止剤を使用していないもののみを厳選して使用するように心がけています。

3.パッキングに工夫

ルートシリーズでは、全サイズにおいて酸素バリア性に優れたアルミ袋を使用しています。

さらに、商品を開封するまでの酸化を防ぐための対策として、パッケージ内の酸素を除去して酸化を防ぐために、窒素充填と脱酸素剤の処置を行っています。

4.輸送方法にも配慮

海外のドッグフードの場合、心配の種の一つが商品輸送です。

ビィ・ナチュラルの場合、オーストラリアから日本へ輸送されるため、赤道を通る際にコンテナの内部が高温になり、ドッグフードの酸化を早め、品質が著しく低下してしまう心配が生じます。

このため、ビィ・ナチュラルの輸送には、温度管理が最も肝心となるワインを運ぶ際に使用する、温度を一定に保つことが可能となる定温コンテナを使用することでこの問題を解決して、品質をしっかりと維持しています。

「安全基準の厳しいオーストラリア産」

オーストラリアは、動植物に対する検疫が厳しいことで有名な国のため、安全基準の厳しいオーストラリアで製造されているドッグフードである時点で安心評価できます。

外国から輸入するのが厳しいイメージが確定されていますが、実は国内でも安全基準はとても厳しいのです。

「カンガルー」

野生のカンガルー肉は、抗生物質や成長ホルモンなどの汚染の無いクリーンな肉で、人間も食べれるヒューマングレードの原材料です。

また珍しい肉のため、ワンちゃんのアレルギー対策にも役立ちます。

ビィ・ナチュラルドッグフードの気になる点

「グレインフリーではない」

ビィ・ナチュラルドッグフードには、全粒ソルガム、全粒ライムギなどアレルゲンの可能性が高い穀物が含まれており、グレインフリーではありません。

なお、ターキー・ライトは、穀物が第一原料となっています。

確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。

しかし肉食であるワンちゃんは、穀物の消化が本来苦手であり、消化不良を起こしやすくなってしまいます。

またワンちゃんが、穀物にアレルギーを引き起こしやすいのも事実です。

必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。

「タンパク質が低い」

ビィ・ナチュラルドッグフードのルートシリーズのタンパク質は以下の通りとなります。

・「ルート・ブレンド」のタンパク質が25.0%以上。
・「ルート・ターキー」のタンパク質が21.0%以上。
・「ルート・ターキー・ライト」のタンパク質が18.0%以上。
・「ルート・ゴート」のタンパク質が21.0%以上。

AAFCOのタンパク質の最低基準は、子犬が22.5%以上、成犬が18.0%以上です。

ブレンド、ターキー、ゴートは、全年齢対応となっていますが、ターキー、ゴートは子犬の最低基準を満たしていません。

ライトは1歳以上に対応となっていますが、18.0%以上は成犬基準でもギリギリです。

本来成犬でも最低タンパク質は、25.0%以上は欲しいところといえ、運動量の多いワンちゃんであれば30%欲しいため、ブレンド以外のタンパク質の数値は少し低めであり物足りません。

「塩化ナトリウム」

ビィ・ナチュラルには塩化ナトリウム(塩)が含まれています。

正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。

犬の塩分摂取量は、人間の3割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。

塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。

ビィ・ナチュラルに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。

ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。

当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。

そのため、塩などで直接塩分をとる形のフードには、少し改善を望みたいと思います。

フードは毎日摂取するご飯であり長期的に摂取するため、塩が入っていると健康を害するリスクが高まります。

塩を入れる多くのケースでの理由は、「嗜好性を高めるために塩を使用している」といわれており、ワンちゃんの食いつきをよくするためです。

そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。

犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。

そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。

AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。

この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。

「蔗糖」

ビィ・ナチュラルには蔗糖が含まれています。

ワンちゃんは肉食のため、本来はタンパク質や脂質からのカロリー摂取がメインとなります。

そのため、肉食メインの食事であれば、食後の血糖値の上昇は緩やかとなります。

しかし、蔗糖が含まれていると、食後の血糖値が急激に上昇するリスクを含みます。

人間の場合、食後の急激な血糖値の上昇は、肥満やメタボに繋がり健康を害する要因となります。

このため、ワンちゃんにも同様のリスクの可能性が生じます。



口コミ情報によるメリット・デメリット

「ビィ・ナチュラルの悪い口コミ」

キャバリア

(オス)

開封した途端に強烈な匂いが漂いビックリ。
ルート・ゴートを購入したのですが、ヤギ肉ってこんなに臭いのですね。
フードを与える人間の方が参ってしまいます。
うちの子も多少ニオイが気になるのか、食いつきは今一つです。

柴犬

(オス)

アレルカットが廃番になり、新しくなったルート・ゴートを購入したのですが大失敗。
まさかこんなに臭いとは思いませんでした。
丁度妊娠中の娘がいて、つわりが起こっており、頼むからこのフードは止めてくれと訴えられました。
敏感な状態の娘は、愛犬からもヤギのニオイがすると言っています。
うちの子は普通に食べてくれていますが、人間の都合で止めます。

ラブラドールレトリバー

(メス)

下痢をしてしまいました。
原料を見ていても穀物が多く失敗したと感じています。
やはり穀物は、わんこには消化が悪いのだと改めて感じました。

 

ゴールデンレトリバー

(オス)

ルート・ターキーに変えたら体重が少し減りました。
ベスト体重と思っていただけにショックです。
運動量が多く活発なうちの子には、タンパク質は30%はなくてはダメかなと感じました。
カロリー327kcal/100gも前のフードよりは落ちていました。

 

「ビィ・ナチュラルの良い口コミ」

柴犬

(メス)

チキンアレルギーなのでルート・ゴートを購入してみました。
ニオイの臭さに驚きましたが、うちの子は残さず完食しています。
涙やけにも良いと聞いたので期待しています。

ミニチュアシュナウザー

(メス)

カンガルー肉に興味があったのと、原料は良いと感じて購入。
涙の量が減りました。
気になる涙やけも良くなってくれるのではと期待しています。
食いつきは問題なしです。
コスパもまあまあかなと感じるので、しばらく続けてみます。

 

ミニチュアダックスフンド

(オス)

高齢犬になって食欲も落ち、フードをよく口からぽろぽろ吐き出すので、粉末状のパウダータイプが気になり購入してみました。
食べやすくなったのか、食べる量が増えました。

 

コーギー

(メス)

ビィ・ナチュラルにして毛質が良くなりました。
カサカサだった毛に艶が出てきました。
涙やけに期待して購入したので、次は涙やけが良くなってくれることを願っています。

 

「口コミ感想まとめ」

涙やけに効果があったとする口コミが多く、良質なフードであることがうかがえます。

カンガルー肉、ヤギ肉と珍しいフードのため、アレルギー対策で食べさせている飼い主さんも多そうです。

なお、口コミを見る限り、ヤギ肉のニオイはかなり強烈そうなので注意が必要ですね。

タンパク質が低いのが気になるところで、活発な運動量の多い子や、成長が激しい子犬には向きませんね。

穀物が多いのも気になります。

お腹を壊したという声が多いのと関連があると思えます。

なお、小粒、大粒、パウダーとサイズに工夫しているところは嬉しいですね。

なかなか歯がなく粒が食べられない犬や、上手に噛むことができない犬にまで配慮していることはないからね。

こんな人たちにビィ・ナチュラルはオススメ!
・ヒューマングレードを望む

・グレインフリーにこだわらない

・カンガルー肉に興味がある

・アレルギー対策を期待する

・涙やけに効果を期待

・食べやすい粒の種類を望む

・歯がなくなった高齢犬を飼っている

ビィ・ナチュラルドッグフードの種類

「ルート・ブレンド」

野生カンガルー・タスマニアサーモン・野生ヤギ・七面鳥・鶏の5種類のタンパク源をトータルブレンドしたドッグフード。

タンパク質25%以上、脂質12%以上、カロリー356kcal/100g。

ルートシリーズの中で一番栄養価が高い。

「ルート・ターキー」


七面鳥・野生カンガルー・鶏の3種類のタンパク源を使用。

タンパク質21.0%以上、脂質9.0%以上、カロリー327kcal/100g。

全年齢対応だが、タンパク質が低く子犬には向きません。

成犬でも活動量の少ないワンちゃんに適しています。

「ルート・ターキー・ライト」

穀物を第1・2主原料に使ってタンパク質を抑えて繊維質を増やしています。

七面鳥・野生カンガルー・鶏を使用。

タンパク質18.0%以上、脂質6.0%以上、カロリー300kcal/100g。

「ルート・ゴート」

野生ヤギ・野生カンガルーの肉を使用。

珍しい肉のため、アレルギー対策の犬におすすめ。

タンパク質21.0%以上、脂質9.0%以上、カロリー321kcal/100g。

ビィ・プラス

ビィ・プラスは、おやつ感覚の本格的サプリメント。

半生だから柔らかくて食べやすく、幼齢や高齢の愛犬にもおすすめです。

・粒タイプ50g、110g
・ふりかけタイプ45g

主原料
・野生ニホンジカ
・鹿児島産さつまいも
・沖縄産さとうきび糖
・かつお節粉

「グルコリッチ」

「コンドロイチン」と「グルコサミン」を高配合して、骨・関節の健康を維持します。

タンパク質10.0%以上、脂質8.0%以上、カロリー295kcal/100g

「オメガリッチ」

毛並み・皮膚の健康を維持。

・炎症を抑える「亜麻仁油」配合
・脳の機能を向上させる「魚油」配合
・血流を良くする「ひまわり油」配合
・ビタミンEを豊富に含む「ベニバナ油」配合

蛋白質10.0%以上、脂質8.0%以上、カロリー295kcal/100g

「バイオティクス」

腸の健康維持、健康を保ち、免疫力維持。

・北海道産「青しそエキス」配合
・腸を浄化する「ユッカ」配合
・βグルカン・マンナン・核酸を含む「パン酵母抽出物」交配合
・「難消化性デキストリンフラクトオリゴ糖」交配合

蛋白質10.0%以上、脂質8.0%以上、カロリー300kcal/100g

「ベリィ*ベリィ」

目・尿路の健康を維持。

・目の健康に役立つ「ブルーベリー」配合
・尿路の健康を保つ「クランベリー」配合

蛋白質10.0%以上、脂質8.0%以上、カロリー298kcal/100g