ナチュラルハーベストドッグフードを徹底評価!口コミ評判と安全性
ナチュラルハーベストドッグフードの感想評価&商品解説
2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にナチュラルハーベストを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ナチュラルハーベスト」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にナチュラルハーベストを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ナチュラルハーベストは、「安心・安全」を第一に考えてこだわって開発されたアメリカ産のドッグフードであり、全ての原材料の産地を公表しています。
さらに、第三者機関で成分分析を行っており、安全面では高い評価を下すことができます。
ただし、穀物が使われておりグレインフリーでない点や、タンパク質が低く栄養素が低めなのが気にかかります。
今回は、ラインナップの中からベーシックフォーミュラの「メンテナンスラム」をメインに取り上げ紹介します。
ナチュラルハーベストベーシックフォーミュラ(メンテナンスラム)の基本情報
原産国 アメリカ
メイン食材 ラム
価格 4,700円(3.1kg)
対応年齢 全年齢対応
カロリー 320kcal/100g
販売会社 株式会社バンガードインターナショナルフーズ
住所 東京都渋谷区恵比寿3-1-7(本社)
電話番号 043-498-8410
公式サイト https://www.natural-harvest.co.jp/
ナチュラルハーベストドッグフードの品質
「ナチュラルハーベストベーシックフォーミュラ(メンテナンスラム)成分分析値」
成分 含有量
粗タンパク質 18.0%以上
粗灰分 6.0%以下
粗脂肪 8.0%以上
水分 10.0%以下
粗繊維 4.0%以下
代謝カロリー 320kcal/100g
1日あたりの給与目安量
体重 | 1kg | 2.5kg | 5kg | 10kg | 20kg | 30kg | 40kg | 50kg |
成犬 | 30g | 60g | 90g | 145g | 235g | 305g | 370g | 430g |
シニア犬 | 30g | 50g | 85g | 130g | 210g | 275g | 335g | 385g |
なお、避妊・去勢後は1割程度、ダイエットの際は2~3割減量して下さい。
ナチュラルハーベストドッグフードの特徴
「真空パッケージ」
ナチュラルハーベストは、真空パッケージになっているのが特徴の一つであり、完全真空のため見事にカチカチ状態になっています。
その他、不活性化ガスの充填など特殊な保存方法を採用しています。
もちろんこれは、ドッグフードの酸化を少しでも防ぎ、品質低下を防ぐための工夫であり、なるべく酸素に触れないように工夫を凝らしているわけです。
ナチュラルハーベストは、人工酸化防止剤を使用していないため、安全性を高める嬉しい工夫といえます。
ナチュラルハーベストのパッケージの表面は本当にシンプルで、製品名以外はほとんど何も書かれていません。
反対に裏面は、原材料、成分分析値、1日あたりの給与目安量、ご注意など多くの情報が記載されています。
また、横面には商品の特徴が書かれています。
パッケージで残念なのがジッパーが付いていないことです。
「関節ケア」
人間のサプリメントでもお馴染みの、関節ケア成分であるグルコサミン・コンドロイチンが含まれており、成犬期から補うことで老犬になってからの快適な生活を目指しています。
・グルコサミン:550mg/kg
・コンドロイチン:440mg/kg
「ヒューマングレードではない」
ナチュラルハーベストの公式サイトを確認していると、第三者機関による品質チェックを受け、原材料の産地を公表するなど原材料にはこだわり、良質な原材料を厳選して使用していると明記されています。
そのため、良質な原材料であることは疑いませんが、人間が食べられるレベルのヒューマングレードとの明記はされておらず、ヒューマングレードの品質とは言い切れません。
「豊富なラインナップ」
ナチュラルハーベストには、ベーシックフォーミュラ・プライムフォーミュラ・セラピューティックフォーミュラ・パウダーフードの4つのラインナップがあります。
ベーシックフォーミュラの特徴は、アレルギーに配慮したタンパク源を限定した総合栄養食であり、設計が低カロリー・低アレルギーとなっており、6種類揃っています。
プライムフォーミュラの特徴は、グレインフリーの総合栄養食であり、2種類あります。
セラピューティックフォーミュラの特徴は、食事療法食であることです。
6種類あります。
パウダーフードの特徴は、パウダータイプの総合栄養食であることです。
いつものフードに振りかけたり、水やぬるま湯を加えて食べさせてあげましょう。
2種類あります。
この他、ウエットフードも豊富にそろっており人気です。
ナチュラルハーベストドッグフードの気になる点
「グレインフリーではない」
ナチュラルハーベストベーシックフォーミュラメンテナンスラムには、精製白米、米ぬかなどの穀物が含まれており、グレインフリーではありません。
小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用しているため、穀物に敏感な犬でなければ影響は低いと思えます。
確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
しかし肉食であるワンちゃんは、穀物の消化が本来苦手であり、消化不良を起こしやすくなってしまいます。
また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
「海塩」
ナチュラルハーベストドッグフードは、海塩(塩)使用しています。
正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。
犬の塩分摂取量は、人間の3割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。
塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。
ナチュラルハーベストに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。
ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。
当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。
フードは毎日摂取するご飯であり長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。
塩を入れる多くのケースでの理由は、食いつきをよくするためです。
この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。
そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。
口コミ情報を見ていると、ナチュラルハーベストを食べ終わると大量の水を飲むとの声もあり、塩の影響とも考えられます。
犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。
そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。
AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。
この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。
「ミール類を含む」
ナチュラルハーベストには、「ターキーミール」「チキンミール」「メンハーデン(ニシン)ミール」などという具合に多くのミール類が含まれている点が気になります。
「ミール=副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた肉類(副産物)を含んだ、一般的に粗悪なくず肉や骨などの原材料が使用されているとされています。
実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスです。
ただし、ナチュラルハーベストは、第三者機関に品質チェックを受けるなど、原材料にはこだわって使用しているため、副産物を含まない良質な食肉のみを使用していると思えます。
しかしながら、ミールと表記されている場合、肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやくなります。
口コミ情報によるメリット・デメリット
「ナチュラルハーベストの悪い口コミ」
高いと感じていたのに値上がりしました。
さらにまだ値上がりするという噂も聞こえており、さすがにこれ以上高くなるなら浮気心が生じます。
ナチュラルハーベストに変えてから、便秘気味になっています。
食後にすごく水も飲むし、気になります。
今の分がなくなるまでは与えますが、その時まで便秘が改善しなければ止めます。
食いつきが悪い。
メンテナンスラムを与えていますが、チワワのような小型犬には粒が少し大きいですね、それと滅茶苦茶硬いです。
凄く噛み砕くのに苦労しているので、最近はお湯でふやけさせて与えています。
リピはなしです。
ニオイを嗅いだだけでプイっと横を向いて食べてくれません。
気に入らないと、まったく見向きもせず食べない子なので、またかという感じです。
缶詰を混ぜたり工夫していますが、一向に食べてくれません。
下痢ピーになりました。
うちの子とは相性が悪かったようですね。
そのくせ割と食いつきは良いのですがね。
「ナチュラルハーベストの良い口コミ」
健康診断で肥満を指摘され、ナチュラルハーベストを紹介されました。
確かにタンパク質も低く、今までのフードよりはカロリーも低いので効果が期待できそうです。
食いつきが良かったので一安心。
しばらくダイエット目指して与えてみます。
低カロリー低脂質なのでシニア犬にはちょうど良いと思って購入しました。
食いつきはいいですね。
前のフードの食べ具合が落ちてきていたので嬉しいです。
アレルギー持ちなのでナチュラルハーベストに変え、おかげで皮膚荒れも改善出来て体調が良いです。
毎回パクパク完食してくれています。
毛艶もとても良くなりました。
「口コミ感想まとめ」
ナチュラルハーベストは、結構獣医師にすすめられて始める方が多いようです。
良い口コミで多いのは、以下のような声です。
・アレルギー対策で与えている。
・シニア犬向き。
・ダイエット食として利用。
悪い口コミは、食いつきの問題ですが、こちらは個体差が生じ、どうしても生じる問題です。
後は値段を気にする声が割と上がっていましたね。
食後に水をよく飲むようになったという声もありますが、海塩で食いつきを良くして、味が濃い目なのでしょうかね少し気になります。
・シニア犬を飼っている
・肥満で悩んでいる
・グレインフリーにこだわらない
・ラインナップの充実を期待する
ナチュラルハーベストドッグフードの種類
ドライフード
ナチュラルハーベストのドライフードには、全部で4つのラインナップがあります。
「ベーシックフォーミュラ」
高品質な原材料を厳選し、シンプルな配合でアレルギーの原因となるタンパク源を限定し、消化性の高い低カロリー・低アレルギーに設計したシリーズ。
「プライムフォーミュラ」
動物性タンパク質を多く取り入れ多様性を持たせることで、本来の食事を取り戻させ、食材のみでの栄養基準適合を追求した、グレインフリーの総合栄養食であるナチュラルフードシリーズ。
「セラピューティックフォーミュラ」
最新の栄養学理論を積極的に取り入れて設計した食事療法食シリーズ。
キドニア以外は、AAFCO栄養基準を満たした総合栄養食です。
「パウダーフード」
高品質な原材料を厳選したパウダータイプの総合栄養食。
いつものフードに振りかけて食べさせればOK。
また、水やぬるま湯を加えて食べさせてあげましょう。
ウェットフード
・ラインナップレトルトフード [パテ ドシリーズ]
簡単手軽に毎日のおうちご飯をちょっと美味しくするお手伝い。
・レトルトフード [シンプレックス]
原材料を厳選してタンパク源を1種類に限定した総合栄養食。
・レトルトフード [リコピンプラス]
メインの肉、魚にはフレッシュミートを使用した総合栄養食。
・レトルトフード [ホームスタイル]
特殊製法でまるごと熱し、骨までホロホロと崩れるやわらかさです。
・レトルトフード [フェカリス1000]
厳選した1種の動物性タンパク源に、野菜、寒天でとろみをつけた総合栄養食。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません