チワワはアセロラを食べて大丈夫!メリットと与え方や注意点!
アセロラは、ビタミンCが豊富な果実ですが、日本ではアセロラドリンクの登場で一躍有名になった果物といえます。
このため、ジュースを始めとして、ジャムやゼリーなどがお馴染みですが、熟した果実は生で食べることもできます。
食べるとさわやかな甘酸っぱさが楽しめますが、皮が薄いため熟したら2~3日しか持ちません。
このため、スーパーなどで見かけることはほとんどなく、原産地以外では生でアセロラを食べたことがあるという人は、残念ながら少ないと思えます。
このような理由から生のアセロラを手に入れることは困難ですが、冷凍アセロラや半液体状のアセロラピューレなどであれば、入手することが可能になってきています。
少しデコボコとした形が特徴であり、直径が2cm前後の小さな果物です。
日本へは、沖縄に1958年に入ってきたとされています。
美味しいアセロラの選び方は、果皮が濃い赤色に染まれば食べ頃であり、果皮に張りがあって、傷や黒ずみがないものを選んでください。
チワワにアセロラを食べさせて大丈夫?
答えを言えば大丈夫です。
ただしいくつか注意点はあります。
アセロラに含まれる成分
実際にどのような成分がアセロラに含まれているのか紹介します。
アセロラの成分(100gあたり)
成分 含有量
エネルギー 36 kcal
水分 89.9g
タンパク質 0.7g
脂質 0.1 g
炭水化物 9.0 g
カリウム 130 mg
カルシウム 11mg
マグネシウム 10mg
リン 18mg
鉄 0.5 mg
亜鉛 0.5 mg
ビタミンB2 0.04mg
ビタミンC 1,700 mg
葉酸 45μg
食物繊維 1.9 g
アケビの主な栄養素
「ビタミンC」
アセロラの大きな特徴が、「ビタミンCの王様」と呼ばれるほど豊富に含まれていることであり、ビタミンCの量は何と1,700 mgであり、これはレモンの17倍もの量となります。
ビタミンCは、抗酸化作用が働き、老化の元である活性酸素の発生を抑制し、また皮膚や粘膜の健康維持にも効果があり、紫外線による肌ダメージの回復などにも役立ちます。
しかし、水に溶けやすく熱に弱いという特徴があるため、加熱してしまうと減少してしまい思ったより摂取しにくい成分です。
ただしビタミンCは、ワンちゃんの体内で生成される非必須ビタミンです。
「βカロテン」
βカロテンには抗酸化作用があり、有害な活性酸素を消去してくれて免疫力をUPさせ、がん予防に期待が持てます。
チワワの体内で酵素によってビタミンAに変わります。
また、必要に応じてビタミンA不足を補うかたちで変換するため、よく言われる中毒や過剰症などを引き起こす心配はありません。
視力や皮膚、喉、鼻などの粘膜を正常に保ち健康維持に効果を発揮します。
「アントシアニン」
ポリフェノールの1種の天然色素であるアントシアニンが、アケビの果皮には豊富に含まれています。
アントシアニンは、ブルーベリーに含まれることがよく知られており、活性酸素を除去する抗酸化力の働きで、白内障の予防や目の疲れによいことで有名です。
この他にも、花粉症の予防や目の老化を防ぐ、抗炎症作用・抗潰瘍作用、コラーゲンを安定させ角膜の保護、内臓脂肪の蓄積を抑える効果などが知られています。
「カリウム」
アセロラにはカリウムが130 mgも含まれています。
カリウムは、代謝や神経の働きをサポートすることで、情報を正しく伝達してくれ、体の中の不要な水分や塩分を体外に排出してくれます。
また、高血圧の予防にも効果を発揮します。
カリウムが不足すると、脱力感が生じ、神経過敏となり、不整脈などを発症しやすくなります。
犬の健康を維持する上でカリウムは、欠乏しても過剰になっても悪影響を与えてしまいます。
「ケルセチン」
アセロラにはケルセチンが豊富に含まれており、以下のような多くの効果が期待できます。
・肥満を改善
・がんを予防
・炎症を抑える
・血管と血圧を改善
「葉酸」
葉酸は、妊娠初期に必要となる栄養素としてよく知られています。
その理由は、細胞の生成に必要な栄養素だからです。
また葉酸は、正常な遺伝情報を持つDNA細胞の生成に深くかかわり、そのため胎児の先天異常のリスクを減らしてくれます。
さらに、生まれてくる子犬の発育にも役立つため、妊娠中の母犬には積極的に摂取して欲しい栄養素です。
ビタミンB12とともに造血のビタミンと呼ばれ、細胞や新しい赤血球を作り出すため、貧血を予防する効果があります。
犬は腸内細菌によって多少の葉酸が作られるそうですが、犬の1日の必要量を満たしているとはいえないようです。
チワワにアセロラを食べさせる際の注意点
「種に注意」
アセロラは2cmほどと小さい果物のため、ついそのまま与えがちですが、中には種が入っているので、まるごと犬に与えるのはNGです。
誤飲して気管に詰まらせてしまう可能性があります。
このため必ず除去してください。
「与えすぎない」
アセロラには、犬が消化できない食物繊維が1.9 gも含んでいます。
そのため食べ過ぎてしまうと、消化不良を引き起こし、下痢や嘔吐の原因となってしまいます。
「アセロラの加工品は与えても大丈夫?」
日本国内ではなかなかアセロラ自体を入手することは困難といえます。
このため、アセロラジュースなどの加工品を入手してしまう人が多いと思います。
アセロラジュースやゼリーなどの加工品には、香料や甘味料、着色料、保存料などが含まれていることが多いといえます。
このため加工品は、愛犬に与えないように注意しましょう。
与えるのであれば、アセロラ本来のパワーを期待して、冷凍またはピューレタイプのものをチョイスする必要があります。
アセロラはどこで入手可能なのか?
アセロラは、生で流通することが少なく、まずスーパーなどで見かけることはありません。
これはアセロラの保存が効かないためであり、収穫してから3日ほどで直ぐ傷んでしまいます。
アセロラを購入したい場合は、アセロラの旬である5月~8月にネット通販で購入するのがおすすめです。
また、産地である沖縄の農園では、産地直送で送ってくれるケースもあります。
なお、ピューレタイプであれば、1年を通して販売されており、手軽に入手が可能です。
完熟した果実をそのまま冷凍にしたものや、冷凍したピューレがおすすめです。
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