チワワが食べやすいフードのサイズは?粒が大きく硬いフードはどうする
チワワの飼い主さんたちは、チワワの偏食に頭を悩ませることが多いことでしょう。
本当にチワワって奴は、生意気で好き嫌いがはっきりしています。
味も大事ですが、食べやすさもとても大事な注意ポイント。
大きさや硬さなどが問題となります。
チワワは超小型犬であり、口や歯も小さく噛む力も弱いときています。
だから基本、粒が大きく硬いドッグフードは苦手なわけです。
しかしドッグフードの粒の大きさは、とにかく千差万別でバリエーションが豊富です。
チワワたち小型犬には、小粒が適してしることは周知の事実。
しかしなかには、大粒で魅力的なドッグフードもあることでしょう。
そのような粒が大きく固いドッグフードをチワワに与えたいときの方法について考えてみましょう。
チワワへのドッグフードの与え方で、頭を悩ませている飼い主さんは、ちょっと参考にしてみて。
チワワへの粒が大きすぎたり硬すぎるフードの対処法
チワワのように、口や歯が小さく、顎の力が弱いワンちゃんには、粒が大きすぎたり硬すぎるフードは食べやすくしてあげるべきであり、その対象法は大別して2つあります。
それは、小さく砕いてあげる方法と、柔らくなるようにふやかしてあげる方法です。
順番に対処法を見ていきましょう。
「フードの砕き方」
対処法は3通りです。
1.包丁で細かく切る
包丁でドッグフードを細かく切る方法が、最もオーソドックスな方法と言えるでしょう。
包丁を使えばいとも簡単に、フードを細かく切り分けることができてしまいます。
注意点は、ドッグフードが飛び散ってしまわないようにすることくらいでしょう。
実は私も何度か試してみたことがあるのですが、なかには結構思った以上に硬いフードがあり、少し難儀したケースがありました。
例えば、オリジンなどのドッグフードはかなり硬いですよ。
このように硬いケースでは、時間がかかる以上に手元が危険です。
硬すぎるフードの場合は、他の方法を考えた方がいいかもしれません。
2.トンカチで叩く
一番簡単に手間いらずでできるのがこの方法となります。
でも意外に力がいりますよ。
コツは、直接トンカチでフードを叩いてしまえば飛び散ってしまうため、必ずジップロックなどの袋に入れて叩くことです。
また、袋の上にタオルなどをかぶせることも必須です。
直接叩いてしまうと袋がやぶれるし、大きな音がしてしまいます。
まあ包丁で切るように綺麗な断面とはなりませんが、一番楽なためおすすめです。
3.フードプロセッサー、ミルミキサー、すり鉢などを使用
フードプロセッサーやミルミキサーを使えば、それこそ数十秒であっという間に完了してしまいます。
時間短縮という面で言えば、一番おすすめかも知れません。
しかし見事に粉末になってしまうのが問題。
チワワも食べた時に、何の食感も味わうことができないため物足りなさを感じるでしょうし、まったく噛まないと歯も弱ってしまいます。
後困るのがドッグフードの臭いがこびりついてしまいます。
結構強いニオイが付くため、人間用とは分けて使用する必要があります。
このニオイは甘く見ない方がいいよと、経験者として語っておきましょう。
また粉末状態のフ-ドを食べさせると、見事に口の周りを汚していますから、しっかり食後に、口の周りを拭いてケアしてあげるのが必須となりますね。
まあ試してみた私の体験から意見を述べると、フードプロセッサーやミルミキサーなどで、ドッグフードを粉末にしてしまうのはあまりおすすめではありませんね。
「フードをふやかす」
フードをふやかすことには、4つのメリットがあります。
メリット1
当然の一番のメリットが、大きくて硬い粒のフードを柔らくして、チワワたち小型犬でも食べやすくしてあげることです。
メリット2
本来であれば水分をほとんど含まないドライフードに、水分を含ませられることができることです。
このため、フードから水分補給が可能となり、便秘対策などにも役立ちます。
メリット3
お湯を使ってふやかせれば、それを食べるチワワの身体を温める効果が生じます。
チワワは元来寒さが苦手で寒がりやさんな犬種のため、冬場の寒い時期などでは、ぽかぽかスープのイメージで、お湯を入れてあげるのも、時にはおすすめですよ。
メリット4
フードを柔らかくしてあげることで、消化や吸収がしやすくなります。
このためフードをふやけさせることは、チワワたち小型犬にフードを食べやすくするのみならず、噛む力が弱い子犬や高齢犬にも有効であり、特に胃腸が弱っているワンちゃんにも効果を発揮してくれます。
「正しいふやかし方」
フードをふやかす時には、お湯を使うのがおすすめです。
正直水だとなかなか上手くふやけてくれません。
ましてや冷水でふやかせるなんていうバカな真似は止めておきましょう。
効率が悪い上に、チワワの体が冷えてしまいます。
お湯は温度が大切です。
間違っても熱湯を使わないでください。
せっかくフードに含まれている、大切なタンパク質やビタミンが壊れてしまうからです。
さらにみなさんがよくやってしまうNG行為があります。
どうですか何か思い当たりませんか?
ここで素早く回答できない方は、かなりやらかしている可能性が高そうですね。
それはフードをふやかす時に出た水の処分です。
フードをふやかすために加えた水を、フードが全て吸収できないケースがよくあり、水が出てしまうことあります。
もしかしてあなた、まさかこの出た水を捨ててしまったりしてませんよね。
捨ててしまえば、せっかくの栄養分をわざわざ無駄にしたことになってしまいます。
当然ですが、この水分の中には、たくさんの溶けだした栄養が含まれているわけです。
なお、フードをふやかす温度は、40℃くらいの人肌と覚えておきましょう。
また、ふやかす時間は、10~15分程度がおすすめです。
ふやかし方の簡単なコツを少しだけ教えておきましょう
蒸気が漏れないように、しっかりサランラップで密閉してしまうことです。
こうすれば、ふやけるスピードもあがり、時間短縮もできてしまいます。
なおふやかしたフードは、水分を含むことですぐカビが生えやすく保存には向きません。
したがって、作り置きはしないでください、
また、チワワが食べ残したケースでは、必ず破棄するように心がけてください。
また、ドッグフードをふやかしたケースでは、ドッグフードが歯にこびりつきやすくなり、歯石が溜まってしまう可能性が高くなります。
歯石が溜まってしまうと、歯周病を発生させてしまう原因となってしまいます。
そのため、ふやかしたドッグフードを与える場合、注意点として食後の歯磨きをしてあげるようにしましょう。
チワワにおすすめの小粒のドッグフード
チワワに大粒の硬いフードを食べさす方法を紹介しましたが、できれば小型犬には小さい粒の比較的柔らかいタイプがおすすめとなります。
そのため、できればチワワには、小粒タイプのドッグフードを選んであげるのがおすすめです。
はたしてチワワにおすすめの小粒ドッグフードとは、どのような種類のフードなのでしょうかね。
当サイトでは特におすすめのドッグフードとして、7つのフードをS級フードとして紹介しています。
この7つのドッグフードの粒の大きさをみていきましょう。
<モグワンドッグフード>
モグワンドッグフードは小粒サイズの小型犬種用です。
大きさは10mm程度のドーナッツ型です。
ドーナッツ型で真ん中に穴が空いているため砕きやすく、ふやかすときもふやけやすいのが特徴。
ウチのチワワのビビもガツガツ食べており、おすすめの粒の大きさですね。
<カナガンドッグフード>
カナガンドッグフードは、小型犬にも食べやすい小粒サイズですね。
大きさは10mm程度のドーナッツ型で、モグワンとまったく同様ですね。
粒は不揃いです。
<ナチュロルドッグフード>
ナチュロルの粒の形は「円柱型」です。
大きさは直径約5mm、全長約10mmで、チワワたち小型犬にも食べやすい小粒サイズですね。
硬さもさほどなくて、爪で押しつぶせる程度ですよ。
<ピッコロドッグフード>
ピッコロドッグフードは小粒でドーナツ型、大きさや見た目がモグワンやカナガンと全く同じであり、それこそ混ぜてしまえばほとんど見分けがつかないほどです。
このためもちろん小型犬用です。
<オリジンドッグフード>
オリジンドッグフードは、粒の大きさが、直径13mmくらいあるので、残念ながらチワワのような超小型犬向きではありませんね。
またフードのかたさも硬いですよ。
ただし、パピー用は10mmの大きさとなっています。
<ネルソンズドッグフード>
ネルソンズドッグフードの粒の形は、ちょっと珍しいこだわりの独創的な三角形。
真ん中の中央部が膨らみ、このため見た目の感じはやや大き目に見えます。
実際の大きさは、厚さは約5mm。1辺は約10mm。
このため、中型犬向きのイメージですね。
小型犬には少し大きく感じられてしまいそうです。
特にチワワには、ちょっと苦しいかも知れませんね。
<アカナドッグフード>
アカナドッグフードは、全20種類という豊富なラインナップのため、粒の形状にも違いがあります。
粒の形の基本は丸型ですが、例えばアダルトラージ・ブリード(大型犬成犬用)のフードは三角形となっており、大きさも一辺が15mm程度あります。
さらに大きさもまちまちであり、成犬用では12~13mm当たりでしょうか。
またパピー用は、7mm程度の大きさです。
チワワには少し大きいサイズだと思われます。
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