チワワに「牛肉」を与えるときにはアレルギー症状に注意!
最近愛犬に「生肉」を与えたいと考える飼い主さんが増えていると聞きます。
それは巷に、生肉がワンちゃんの消化吸収に優れ、栄養価も高く嗜好性が高いため食いつきも良いとの噂が流れ出しているからです。
ドッグフードに少し加えて、トッピングしてあげると体にいいのです。
あなたは肉と聞けば何肉が食べたいですか?
値段さえ気にしなければ、「牛肉」ですよね。
松阪牛や神戸牛の霜降りのサーロインステーキなんて、よだれが止まりません。
だから愛犬のチワワにも、どうせなら牛肉を食べさせてあげたい。
でも、愛犬に牛肉を与えてあげても大丈夫なのでしょうか?
最も気になるところでしょうが、明確に返事ができます。
結論を言えば、答えは問題なく“イエス”です。
ただし、チワワが牛肉アレルギーを持っている場合のみNGです。
チワワたちワンちゃんの祖先はオオカミ。
だから本来犬は肉食で、昔は小動物の鳥などをハントして食べていたわけです。
だからチワワは生肉と相性バッチリで、もちろん牛肉をはじめ、豚肉、鳥肉、馬肉など、どんな生肉でもOKなのです。
今回は、愛犬に牛肉を与えるときに知っておきたい知識を紹介していきます。
牛肉の栄養素
牛肉などの生肉のメリットは、高タンパク質で消化や吸収を助ける酵素が含まれていることです。
普段メインに与えるドッグフードは加熱処理されているために、酵素が含まれていません。
酵素は50℃以上の熱で壊れてしまうからです。
酵素には、免疫力のアップ、腸内環境を整える、肥満を抑制するなどの優れた効果があります。
牛肉の効果を、鶏肉、豚肉、馬肉と比較して見てみましょう。
栄養素(100gあたり) | 牛肉 | 鶏肉 | 豚肉 | 馬肉 |
エネルギー(kcal) | 193 | 105 | 216 | 110 |
α-リノレン酸 | 26mg | 24mg | 9mg | 91mg |
カルシウム | 4mg | 3mg | 4mg | 11mg |
鉄 | 1.9mg | 0.2mg | 0.9mg | 4.3mg |
ビタミンB12 | 1.5μg | 0.2 μg | 0.3μg | 7.1μg |
タンパク質 | 21.7g | 23g | 18.5g | 20.1g |
脂質 | 3.6g | 0.8g | 14.6g | 2.5g |
リン | 190mg | 220mg | 180mg | 170mg |
「エネルギー(kcal)」
牛肉と豚肉がカロリーが高く、鶏肉と馬肉が低カロリーでヘルシーです。
牛肉と豚肉は少し食べ過ぎによる肥満に注意した方が良さそうです。
「α-リノレン酸・カルシウム・鉄・ビタミンB12」
α-リノレン酸・カルシウム・鉄・ビタミンB12では、馬肉が他の肉よりも圧倒的に多く含んでいることが分かります。
α-リノレン酸には、必須脂肪酸である犬が体内で合成できないオメガ3脂肪酸が含まれ、
さらさらな血液にして流れをよくしてくれたり、悪玉コレステロールを抑えてくれます。
カルシウムは、骨や歯を形成するのに必要。
鉄やビタミンB12が豊富だと、免疫力が高まります。
改めて馬肉が健康に良い優れものだと認識できましたね。
「タンパク質」
タンパク質は三大栄養素のひとつ言われ、血液や筋肉などの体をつくる基本となる成分です。
タンパク質に関しては、どの肉もほぼ同じように豊富に含んでいます。
「脂質」
脂質は身体に蓄えられており、必要時に分解されてエネルギーとなります。
体温の調節や、働く力の元のエネルギー源となる大切な栄養素です。
ただし、摂取しすぎると太りすぎが心配になります。
鶏肉が少なく、豚肉に少し多く含まれています。
「リン」
リンは骨や歯を作る成分で、エネルギーを作り出す役目も担います。
それぞれの肉でほぼ同程度含まれています。
牛肉の部位特徴
牛肉はその部位によって特徴が異なります。
主な部位の特徴を簡単に紹介します。
「サーロイン」
上の図から分かるように、サーロインは背中の少し下あたりで、腰の上部にあたる部分の肉だったのですね。
ステーキなどで最も人気が高く美味しいとされるだけに、どの部分か興味津々だったんです。
牛の最高部位のひとつで、上質な脂身を含み、とにかくきめが細かい。
ステーキでは是非、1センチ以上の厚切りにして焼いてね。
こうすると肉汁が逃げないから最高です。
サーロインステーキを食べるなら散財覚悟、思い切って厚切りにして!
「ロース」
ロースは背中の筋肉部分の肉です。
これも人気のお肉。
背中の部分は美味しい肉が多いですね。
しゃぶしゃぶやすき焼きなどではよくメインで使われます。
肩ロースは脂肪が程良くあって、霜降り状に分散してます。
リブロースは脂肪が多く霜降りになりやすいから見栄えも良く、柔らかく、風味があり肉質はきめ細かいときちゃいます。
個人的にはちょっとおすすめしたい部位です。
「バラ」
バラは脂身が多めで、こってりとした味わいです。
ろっ骨にくっついている部分の肉。
肉質はきめが粗く硬めです。
赤身と脂肪が層になっているのが特徴。
シチューなど煮込み料理に多く使われますが、使い道は幅広いです。
「モモ」
モモは後ろ脚の付け根部分の肉。
全体的に赤身が多く、きめが粗く脂身はほとんど含まれていません。
比較的柔らかい部位のため、煮込み料理やローストビーフなどでよく使われています。
「ヒレ」
牛のバラとサーロインの間にある部位。
残念なことにわずかしか取れないため、貴重な最高級肉。
最も柔らかい肉質を誇ります。
とてもきめが細かく、脂肪や筋なんてほとんどありませんよ。
チワワに牛肉を与える時の注意点
「アレルギーに注意!」
最も注意すべきなのが牛肉アレルギーです。
実は牛肉は肉類の中でも、最もワンちゃんがアレルギーを起こしやすい食材の一つとされています。
だから、牛肉をはじめてチワワに与える場合、必ず様子を観察しながら少量を与えるようにしてください
そしてアレルギーが出ないかチェックしましょう。
主な症状は次の通り。
・下痢
・嘔吐
・湿疹
・皮膚の痒み
・目の充血
・元気がなくなってしまう
ワンちゃんによってはいろんな異変が生じますが、上記のような症状が出た場合には、牛肉アレルギーを疑ってください。
そしてすぐに動物病院で受診するのがおすすめです。
アレルギー検査を受けておくといいですよ。
「消化不良に注意」
生肉が消化がいいと言っても、初めての生肉を大量に食べさせてしまえば、チワアが消化不良を起こして下痢や嘔吐してしまう場合もあります。
特に生肉は食いつきがよく、与えるだけガツガツ食べてしまうことが多いので要注意です。
まずはそれこそスプーン一杯の量から始めるのがおすすめです。
そして様子を見て、大丈夫そうであれば徐々に量を増やしていってあげてください。
どうしてもお腹を壊してしまうような子のケースでは、慣らすために最初は加熱して与えてみましょう。
そしてだんだんレア状態にしていくのです。
このように注意を払って慣らしてあげれば、チワワは生肉が問題なく食べられるようになっていきます。
最終的にはドッグフードと生肉を、7:3程度の比率で与えてあげましょう。
この時のドッグフードは「モグワン」がおすすめです。
モグワンは無添加で、グレインフリー&ヒューマングレードなドッグフードであり、さらにトッピング自由にできるのが特徴のフードだから生肉との相性がバッチリなのです。
「与えすぎに注意!」
部位によって差はありますが、牛肉には脂質が豊富に含まれています。
そのため、与えすぎれば肥満の原因となってしまいます。
先ほども紹介したように、目安はドッグフードと生肉の比率を7:3程度です。
「骨に注意!」
骨付きの牛肉を与えるのは止めておきましょう。
他の肉でもとにかく骨付きはNGです。
骨はかみ砕くと、鋭く先が尖って削れたりしてしまいます。
そのため、喉や内臓を傷つけたりしがちです。
また、上手く消化されないと腸閉塞の原因になってしまうケースもあり、手術なんて大事になる場合もあります。
チワワへの牛肉の与え方
牛肉は生肉が魅力です。
特に生肉にはドッグフードには含まれない酵素が多く含まれており有効です。
ただし牛肉を生肉で与えるケースで注意願いたいのが食中毒です。
特に保存には細心の注意が必要となります。
うっかり夏場などに2~3時間も出しっぱなしにすれば、そく腐ってしまいます。
当然冷蔵保存が必要で、少なくとも2~3日以内には残さず食べてしまうことが大切です。
また、トキソプラズマなどの寄生虫も心配。
実は馬は牛や豚、鶏などと比較した場合、約 5~6 度も体温が高い動物なのです。
そのため、馬肉には寄生虫がつきにくいなんてメリットがあります。
あとあなたの愛犬チワワは、牛アレルギー大丈夫ですか?
牛肉は最もアレルギーを起こしやすい肉の一つなので、アレルギーには十分注意してください。
さてここまで、牛肉について詳しく紹介してきました。
あなたは牛肉に対してどのような感想を感じましたか?
現在、生肉が酵素を含み、食いつきが良く、ワンちゃんとの相性もいいことが分かってきています。
だから一番美味しそうな牛肉をチワワに与えたいと考え、牛肉について詳しく調べてきたのです。
ところがアレルギーが怖いなどの弱点が見えてきました。
実は生肉としてチワワに与えるとすれば、“馬肉”が最もおすすめだったのです。
人間が唯一安心して生で食べられるお肉が馬刺しです。
この点から考えても、馬肉が生肉としては一番適しているのは明白なのです。
馬刺しって美味しいですよね。
ユッケ食べれば活力でますよね?
あなたも生肉食べれば実感でしょうが、やっぱ肉を焼いてフレークしたのと生肉ではもらえるパワーが違います。
馬肉って牛肉などと比べても栄養価が高かったですね。
とくに老犬には持ってこいのおすすめです。
シニア期に入ったなら、必ず食べさせあげたいのが馬肉です。
馬肉には疲労回復の力が大きく働き、栄養価も高いので、高齢犬になって加齢で食が細くなったチワワでも、少し食べただけでも他の生肉よりずっと効果が期待できます。
それではどんな生肉がいいのという声に応えて紹介します。
あなたの愛犬や老犬に食べさせてあげて欲しい生肉が「馬肉パラパラミンチ」です。
馬肉パラパラミンチは、熊本県の馬刺し専門店が製造して販売しており、累計販売数が100万食を突破している大人気商品です。
この実績を見れば間違いなしですね。
何といっても他の商品と違うメリットが、実際に馬刺し専門店が製造して販売している事実です。
人間用に出す馬刺しの切れ端を使って製造しているから、その品質は申し分なしです。
しかも馬刺しだから、注文を受けてから初めてさばくというこだわりで、新鮮さがバツグンです。
また、通常であれば1キロ8,000円もする馬刺しの切れ端を使用することで、値段もグッと安価に抑えることができたのです。
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