ティンバーウルフドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性
ティンバーウルフドッグフードの感想評価&商品解説
2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にティンバーウルフを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ティンバーウルフ」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にティンバーウルフを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ティンバーウルフのコンセプトは、「犬はリビングに居るオオカミ」というユニークな考えであり、これはティンバーウルフのパッケージを見てもひしひしと伝わってきます。
犬の祖先はオオカミですが、最近のテストで、犬のDNAは狼のものと同じであることが分かっています。
この事実に基づき、野生の時の食事に近づけることによって、嗜好性が増して美味しくなり、栄養の吸収を一層効率よく出来るという考えの元、一般的なドッグフードよりも動物性タンパク質が数倍も多く、原材料の80%は肉と魚が含有されているのが特徴で、より野生の食事に近い作りのフードになっています。
ティンバーウルフは、 1995 年から野生の犬たちの自然界における食事を研究しており、それを再現したドッグフードとして有名です。
穀物不使用のグレインフリーに加えて、イヌリン、フラクトオリゴ糖・マンナンオリゴ糖などのプレバイオティクスや5種のプロバイオティクスとハーブを配合した消化吸収に優れた高タンパクのドッグフードです。
ティンバーウルフは、日本でも人気が高く、公式サイトや通販大手の amazon や楽天市場などでも在庫切れが続出し、一時国内では在庫切れ状態が続いており、「安定供給」ができないほどの人気のドッグフードです。
ついに2019年になると、日本の輸入元が販売を中止しており、現在Amazonや楽天からラインナップの一部を購入することができますが、この状態が続けば在庫は無くなり手に入れるのが困難になってしまいます。
なお、ティンバーウルフドッグフードは、2017年の11頃にリニューアルがなされ、ラインナップなどが大きく変化しています。
このため、当記事はリニューアル後の最新製品について評価を述べています。
今回は、ティンバーウルフのラインナップの中から、「オーシャンブルー」をメインとして取り上げ紹介します。
ティンバーウルフ(オーシャンブルー)の基本情報
原産国 アメリカ
メイン食材 ニシンミール、サーモン
価格 3,348円(1.36㎏)
10,368円(5.45㎏)
18,144円(10.9㎏)
ライフステージ 全年齢対応(小型犬~大型犬まで)
賞味期限 未開封の場合15か月、開封後は1か月
カロリー 406kcal/100g
会社名 株式会社フロントベル
住所 埼玉県越谷市谷中町4-170
電話番号 048-951-4880
ティンバーウルフドッグフードの品質
※レシチン・・・卵黄由来
「ティンバーウルフ オーシャンブルー成分分析値」
成分 含有量
粗タンパク質 34.0%以上
粗脂肪 16.0%以上
粗繊維質 4.0%以下
粗灰分 11.0%以下
水分 9.0%以下
オメガ6脂肪酸 3.0%
オメガ3脂肪酸 1.5%
カロリー 406kcal/100g
ティンバーウルフドッグフードおすすめポイント
「腸内環境に配慮」
ティンバーウルフでは、腸内環境を整える成分であるプレバイオティクスとプロバイオティクスが配合されています。
プレバイオティクスとしては以下の3種が含まれています。
・イヌリン
・フラクトオリゴ糖
・マンナンオリゴ糖
プロバイオティクスとしては、以下の5種が含まれています。
・ラクトバチルス・アシドフィルス菌
・バチルス・サブチリス菌
・ビフィドバクテリウム・サーモフィラム菌
・エンテロコッカス・フェシウム菌
・ビフィドバクテリウム・シュードロングム菌
プレバイオティクスとは、腸内に存在する善玉菌のエサになり、善玉菌の量を増やし活動を助ける成分のことです。
プロバイオティクスとは、乳酸菌などの腸内環境を整えて活躍する善玉菌のことで、便通や便の臭い改善に期待が持てます。
「高タンパク質」
一般的なドッグフードの場合、タンパク質が20%前後であることが多く、AAFCOのタンパク質の最低基準である子犬が22.5%以上、成犬が18.0%以上という基準もなかなかクリアーできなかったりしています。
ところが、ティンバーウルフのタンパク質量は、全製品が34%~38%という驚きの数字を誇っており、文句なしといえます。
野生の時の食事に近づけるとの考えに従い、原材料の80%が肉と魚によって占められている賜物でしょう。
タンパク質は体を作る元であり、健康維持にはタンパク質の摂取は欠かせず、筋肉強化に繋がります。
健康的な成犬や、運動能力の高いアグレッシブに動きまわる運動量が多いワンちゃんには、特におすすめです
また、成長期の子犬にも有効です。
ティンバーウルフドッグフードの気になる点
「ミール」
オーシャンブルーでは、第一原料がニシンミールとなっています。
通常、「ミール=副産物」とのイメージがあり、人間なら口にしない部位もすべて混ぜた肉類(副産物)を含んだ、一般的に粗悪なくず肉やくちばし・爪・羽・毛・角・鱗・骨などの原材料が使用されているとされています。
実はミールという記載に変更されたのは、2017年のリニューアル時からです。
ティンバーウルフの場合、原材料にこだわる良品質のフードとされており、わざわざイメージが悪い低品質な部位の使用が疑われるミールに記載変更した理由が分かりません。
ただし以前の旧製品時代も、噴霧乾燥白身魚や海魚などという記載があり、まったくどのような種類の魚を使っているのか判明せず、正直原材料の質に関して判断不能だったのです。
このため安全な良質原料だが、ヒューマングレードとは断言できないグレーな感じでもあったのです。
この曖昧表現の部分の原料が、ミールへと繋がったのかとも想像されます。
実際ミールは、直接食用にできない脂肪から油を作る工程から生まれる最後の残りカスです。
確かにミールと表記していても、なかには良質な食肉のみを使用しているフードも存在します。
しかしその場合は、通常であればヒューマングレードの表記がなされています。
ティンバーウルフオーシャンブルーの場合、その辺りが明白に記載されていないため、骨や鱗などの原材料が使用されている可能性もあり得ます。
ミールと表記されている場合、通常であれば肉や魚などの食材を粉にするということであり、その際にどうしてもある程度高音で調理されることとなり、栄養価が崩れやすくなるデメリットもあります。
「ハーブの香りがキツイ」
ティンバーウルフには、ハーブ系のナチュラル原料が配合されており、結構ハーブの香りがキツイようです。
その証拠に口コミ情報で、食いつきが悪いワンちゃんたちが、ハーブの強いニオイを苦手にしている感じるとの意見が多くあります。
確かに原材料の上位に明記されており、使用料もかなり多そうです。
もちろん香りに関しては、人工的な香料は一切使用されていないため、あくまでハーブの自然の素材による香りでしょうが、苦手とするワンちゃんも少なからずいる様子です。
「供給が不安定」
ティンバーウルフは人気の高いフードであり需要も多いのですが、ずっと在庫切れが続いたり、2017年のリニューアルにおいてはラインナップも変更があり、鹿肉フードの「ブラックフォレスト・レジェンド」や「ウィルダネスエルク・レジェンド」などの商品は、鹿肉の供給が不安定との理由から突然なくなってしまっています。
これは今まで気に入って食べていたワンちゃんにとっては大きな問題であり、突然他の違うフードに変更しなくてはならいことは、リスクが伴います。
さらに2019年になって遂に日本の輸入元が販売を中止してしまっています。
これからどうなるのかまだよく分かりませんが、このような販売供給が安定しない状態では、話になりません。
フード自体は素晴らしい評価が可能であり、人気もあり需要も多い商品だけに残念です。
「海塩」
ティンバーウルフには海塩が含まれています。
塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。
ティンバーウルフに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。
ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。
フードは毎日摂取するご飯のため、長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。
塩を入れる多くのケースでの理由は、食いつきをよくするためです。
そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。
犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。
そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。
AAFCO(米国飼料検査官協会)の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。
この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。
「リコール歴」
ティンバーウルフは、2008年に国内でリコールが生じています。
リコール問題が起こったのは、「ダコタバイソン」と「オーシャンブルー」という種類のフードです。
ティンバーウルフ社が独自に行ったリコールであり、使用者からの愛犬の軟便・嘔吐・食べないなどの苦情問題に対して行った模様です。
詳しいリコール件数などは発表されていませんが、大きな問題には発展しておらず、原因も不明ですがそれ以降のリコール問題は起こることがなく、通常販売されているため問題はないと思われます。
口コミ情報によるメリット・デメリット
「ティンバーウルフの悪い口コミ」
食いつきが悪く食べてくれません。
盛んにニオイを嗅いでいたので、私も気になるハーブの強いニオイの影響ではないかと思っています。
リニューアルに伴って、それまで購入していた「ブラックフォレスト・レジェンド」がなくなってしまいました。
気に入っていただけに残念です。
こんなこともあるのですね。
しかし突然の出来事であり参りました。
5.45㎏の大きなサイズにチャックがついていないのが不便。
あと苦情をいいたいのが、続けたいのにフードが欠品状態で、なかなか購入できないこと。
もっと流通を安定させてもらいたい。
「ティンバーウルフの良い口コミ」
食いつきよくガツガツ食べてくれています。
肉が80%もあるのは伊達ではありませんね、きっと美味しいのでしょうね。
お腹の調子が凄くよくなりました。
ただし、口臭が少し気になります。
これはフードのハーブのニオイの感じです。
アレルギーの痒みが収まってきました。
次は気になる涙やけの効果を期待しています。
ちなみに、毛並みもよくなりました。
「口コミ感想まとめ」
食いつきがよい、アレルギーやお腹の調子がよくなったなどの声が多く、フード自体は良い品質であることが分かります。
しかしみなさんが盛んに苦情を述べていたのが、安定供給ができていない点です。
リニューアル時には商品の変化もあり、鹿肉のフードが無くなってしまい、かなり困った人も多かったようです。
あと、ハーブにニオイが強く、食いつきが悪くなっているとの声が多かったです。
現在輸入が止まってしまっており、どうなるのか心配です。
・くいつきがよいフードを探している
・ラインナップ内でローテーションを行いたい
・愛犬のお腹を整えたい
・運動量の多いワンちゃんを飼っている
・子犬を飼っている
ティンバーウルフドッグフードの種類
「オーシャンブルー」
フィッシュベースのフードで、オメガ3(DHA・EPA)を豊富に含みます。
アレルギー、関節炎、ストレスを持った犬等にオススメです。
「ダコタ」
メイン食材はバッファローで、赤身肉で高タンパク・低カロリーです。
脂肪分が少ないため、体重管理にも最適です。
粗タンパク質:35.0%以上、粗脂肪:17.0%以上、カロリー:406kcal/100g
「ワイルド&ナチュラル」
メイン食材はチキンミール。
粗タンパク質が38.0%以上とラインナップ中最高で、成長期も子犬や活動的なワンちゃんには最高。
粗タンパク質:38.0%以上、粗脂肪:18.0%以上、カロリー:446kcal/100g
「メディットラム」
メイン食材はラム肉。
アレルギーで悩む犬におすすめです。
粗タンパク質:34.0%以上、粗脂肪:17.0%以上、カロリー:384kcal/100g
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