C&Rドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性
C&R(旧S.G.J.Products)ドッグフードの感想評価&商品解説
2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にC&Rを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「C&R」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にC&Rを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
C&R (シーアンドアール) ドッグフードは、旧S.G.J.Productsドッグフードからリニューアルされたドッグフードです。
生まれ変わった内容は、愛犬のアレルギーに配慮し、グルテン排除を行い、グルテンフリーフードとなった点があげられます。
なお、原材料、成分等の大幅な変更はありません。
C&Rはオーガニック認定工場で生産され、オーストラリアの食材を使ったオーガニックドッグフードです。
オーストラリアは検疫が徹底されており、BSEや鳥インフルエンザが未発生国ということで、その安全性は折り紙付きです。
C&Rは無添加オーガニックであり、原材料には残留農薬やホルモン剤、抗生剤などの投与がない家畜肉である安全なオーストラリアの食材を使い、また主原料には肉を使って副産物なども使用せず安全性が確保されていました。
しかし残念なことにC&Rは、2015年に異物混入問題が発生し、安全性について疑問が生じてしまいました。
今回はラインナップの中から、プレミアムドッグ・スモール(小粒)をメインに取り上げ紹介します。
C&R (シーアンドアール)(プレミアムドッグ・スモール(小粒))の基本情報
原産国 オーストラリア
メイン食材 ラム肉
価格 1,890円(900g)
4,114円(2.27kg)
7,149円(4.54kg)
12,452円(9.08kg)
27,075円(22.7kg)
対応年齢 全年齢対応
カロリー 386kcal/100g
販売会社 SGJプロダクツ株式会社
C&Rドッグフードの品質
「C&Rドッグフードプレミアムドッグ・スモール(小粒)成分分析値」
成分 含有量
粗タンパク質 20.0%以上
粗脂肪 8.0%以上
粗繊維 5.0%
粗灰分 8.0%以下
水分 10.0%以下
カロリー 386kcal/100g
C&Rドッグフードおすすめポイント
「無添加オーガニック」
C&Rは、安全性の高いオーストラリア産の食材のみを使用したオーガニックフードです。
オーガニックとは、農薬や化学薬品などを使用せずに育てた植物のことであり、肉類の場合は、オーガニックの飼料で飼育された動物が該当します。
また、C&Rに使用されている肉は、ホルモン剤や抗生物質を投与されていません。
添加物も合成ビタミンや合成ミネラル以外は、一切使用していません。
「粒の大きさにバリエーション」
C&Rの粒の大きさにはバリエーションがあります。
スモールサイズの粒とレギュラーサイズ(普通粒)の粒がそろっており、小型犬から大型犬まで全犬種が食べやすくなっています。
スモールサイズの粒は、直径が約8~9mm、厚さ4~5mmと小粒になっているので、小型犬などに適した大きさのドッグフードになっています。
「パッケージに工夫」
C&Rのパッケージの特徴は、高気密脱酸素方式になっていることです。
そのため、酸素と触れにくい構造となっており、フードの酸化を遅らせるメリットが働きます。
C&Rは無添加にこだわり安全を追求しており、合成保存料が含まれていないため、パッケージの工夫で長く保存できるようにしています。
「原材料の種類を明記している」
C&Rのプレミアムドッグ・スモール(小粒)は白身魚を使っていますが、「ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ」という具合に、はっきりと使っている魚の名前を明記しています。
多くのフードにおいて、白身魚とかフィシュミールなどのような曖昧な表現明記が多く、実際に使っている魚の種類が分からないケースが多いものです。
そうなると、特にアレルギー持ちのワンちゃんの場合、与えて大丈夫なのか判断に迷ってしまう場合も生じてしまいます。
その点C&Rドッグフードは明確に魚の名前を明記しており、アレルギー対策を万全に考えた、犬への安全性に配慮した良心的フードとの評価ができます。
C&Rドッグフードの気になる点
「グレインフリー(穀類不使用)ではない」
C&Rドッグフードは、リニューアルに伴いグルテンフリーフードに生まれ変わりましたが、グレインフリーではありません。
また穀物が5種類程度も入っており、これは通常のドッグフードと比較しても多いと言えます。
入っている穀物は、アレルゲンが低いものが選ばれていますが、ワンちゃんは穀物の消化が苦手なため、身体には多少なりとも負担がかかる可能性があります。
C&Rの場合、よくあるかさ増し目的ではなく、あくまで必要な栄養源として位置付け、食物繊維での整腸作用・ビタミンやミネラルの摂取を期待しています。
しかしそうは言っても、愛犬の体質や体調にもよりますが、下痢・軟便になりやすい可能性があります。
そのため、最初は必ず少量ずつ与えて愛犬の体調の変化がないか、確認してあげるのがおすすめです。
「栄養価が低い」
プレミアムドッグ・スモール(小粒)の場合、タンパク質が20.0%以上、粗脂肪が8.0%以上となっています。
AAFCO(米国飼料検査官協会)のタンパク質の最低基準は、子犬が22.5%以上、成犬が18.0%以上、脂肪の最低基準は、子犬が8.5%以上、成犬が5.5%以上です。
このため、栄養価が少し低いといえます。
タンパク質は体を作る元であり、20%のタンパク質では物足りません。
第一主原料には、動物タンパク質であるラム肉が使われていますが、穀物の種類が多いこともあり、かさ増しとは思いませんが、肉の含有量が少ないと推測できます。
低脂肪フードが望まれがちですが、脂肪は体を動かすために必要であり、低すぎるとエネルギー源の不足を招いてしまい、体の動きが鈍くなり体力不足となってしまいます。
こちらも、10%を切る脂質では物足りません。
これでは、毛艶が悪くなり、皮膚病の恐れが生じます。
「保存方法に注意」
C&Rの魅力の一つが、900g・2.27kg・4.54kg・9.08kg・22.7kgという豊富な容量サイズです。
しかしC&Rは、無添加にこだわり安全を追求しており、天然由来の酸化防止剤のみの使用であり、合成保存料が含まれていません。
このため、パッケージを高気密脱酸素方式として酸素と触れにくい構造とすることで、フードの酸化を遅らせる工夫を行い、保存期間を延ばしています。
しかしさすがに22.7kgの大容量サイズの場合、保存が不安になります。
特にC&Rは魚類も豊富なため、不飽和脂肪酸が含まれ、空気に触れた場合酸化が早まります。
大型犬や多頭飼いしているケースであれば問題はありませんが、大容量のお買い得につられて、小型犬の飼い主が購入している場合は心配です。
そのようなケースでは必ず小分け保存して、空気に触れない工夫を行ってください。
口コミ情報によるメリット・デメリット
「C&Rドッグフードの悪い口コミ」
ローテーションの一つに取り入れてみたのですが、C&Rを食べていると毛艶が落ちて毛がパサパサになってきます。
タンパク質や脂肪が少ないからでしょうかね。
食いつきはいいのですが、うんちの量が増えて、毛がパサつくようになってきました。
気になり肉を少し加えています。
オーガニックフードで材質はいいはずだと思うのですが、栄養が足りない感じです。
うちの子には相性が悪く、プイと横を向いてしまって食べてくれません。
トッピングしてみてもダメですね。
涙の量が増えて涙やけが悪化しました。
初めてのオーガニックだったので期待していたのに残念。
「C&Rドッグフードの良い口コミ」
オーストラリア製品でオーガニックなので、安心して与えています。
食いつきも良くいつも美味しそうに完食してくれます。
C&Rに変えて正解、アレルギー性皮膚炎が収まりました。
さすがオーガニックと感じています。
ちょっと高いと感じますが、健康第一なので続けていきます。
驚くほどよく食べてくれます。
お腹の調子も良くなり、便が安定しました。
気になっていた涙やけも良くなり万歳です。
添加物とかが入っていないので安心できます。
子犬の時から気に入ってずっと愛用しており、リニューアルして名前が変わった時は心配でしたが、中身は変わらず一安心しました。
おかげでシニア期に入った今でも病気もなく健康に過ごしています。
「口コミ感想まとめ」
オーガニックでオーストラリア製品のフードのため、安心してワンちゃんに与えることができるとのみなさんの評価が高いです。
長く愛用して続けている方も多い製品といえます。
涙やけや、皮膚アレルギーが改善したという声も多く聞かれました。
悪い口コミとしては、栄養が低い、毛質やウンチの状態が悪くなったという声が聞こえてきます。
肉などを加えている方もみえ、コスパ評価はオーガニックであれば悪くないとするものが多かったのですが、素材をプラスすればコスパも悪くなるため注意が必要です。
個人的には、安全性は高いと評価できますが、栄養価の低さが気になるフードといえます。
穀物をもう少し減らして、肉を増やしてもらえば評価が上がります。
・涙やけや皮膚アレルギーが気になっている
・グレインフリーにこだわらない
・オーストラリア産にこだわる
C&Rドッグフードの種類
「プレミアムドッグ・スモール(小粒)」
主要タンパク源はラム肉と魚類(ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ)。
粒の大きさは、直径約8~9㎜、厚さ4~5㎜と粒が小さめに出来ています。
旧SGJプロダクツ「プレミアムドッグ(小粒)」。
粗タンパク質20.0%以上、粗脂肪8.0%以上、カロリー386kcal/100g
「プレミアムドッグ・レギュラー(普通粒)」
主要タンパク源はラム肉と魚類(ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ)。
旧SGJプロダクツ「プレミアムドッグ(普通粒)」。
粗タンパク質20.0%以上、粗脂肪8.0%以上、カロリー386kcal/100g
「セミベジタリアン」
新鮮な穀物が主原料のフードで、様々なハーブや野菜も使用しており、動物性タンパク質には白身魚(ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ)を使用しています。
旧SGJプロダクツ「セミベジタリアンドッグ」。
粗タンパク質18.0%以上、粗脂肪6.0%以上、カロリー349kcal/100g
「ビーフ&ミレット」
主要タンパク源は牛肉と魚類(ギンヒラス、シロギス、豪州真ダイ)。
旧SGJプロダクツ「ビーフ&バーリー」から、大麦がひきわりミレット(キビ)に変更され、にんにくも除外されてグルテンフリーとなり、アレルギーに配慮された設計となりました。
粗タンパク質20.0%以上、粗脂肪8.0%以上、カロリー381kcal/100g
「オーガニックドッグ」
主要タンパク源は牛肉とラム肉で、100%オーガニック食材のみを使用。
旧SGJプロダクツ「ピュアオーガニック」。
粗タンパク質20.0%以上、粗脂肪8.0%以上、カロリー321kcal/100g
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