ファーストチョイスドッグフードを徹底評価!口コミ評判と安全性
ファーストチョイスドッグフードの感想評価&商品解説
2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にファーストチョイスを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ファーストチョイス」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にファーストチョイスを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
ファーストチョイスは、日本の室内で飼われる運動量が少ない小型犬に合わせて、余分な脂肪をカットした脂肪設計でつくられた1990年に生まれたカナダ産のドッグフードです。
PLBというカナダの会社が製造し、日本のアースペットという会社が輸入販売しています。
危険な合成添加物などが一切含まれていない良好なドッグフードです。
ただし原料は、コーンや大豆、ビートパルプなど、できれば避けたい気になる原料が多く使われています。
品質が明記されていないため、コーンなども「ひげ・皮・芯」などの部分が使われている可能性が否定できません。
ラインナップはかなり豊富であり、今回はその中から、「成犬1歳以上 小粒 チキン」をメインに取り上げて紹介します。
ファーストチョイス成犬1歳以上 小粒 チキンの基本情報
原産国 カナダ
メイン食材 コーン
価格 770円(1.2kg)
1,196円(2.7kg)
2,167円(6.7kg)
賞味期限 未開封の場合1.5年、開封後は1か月
会社名 アース・ペット株式会社
住所 東京都港区新橋4-11-1 A-PLACE新橋
電話番号 0120-911330
ファーストチョイスドッグフードの品質
「ファーストチョイス成犬1歳以上 小粒 チキン成分分析値」
成分 含有量
タンパク質 24%以上
脂肪 9%以上
粗繊維 5%以下
灰分 9%以下
水分 10%以下
代謝エネルギー 333kcal/100g
ファーストチョイスドッグフードおすすめポイント
「低脂肪の配慮」
ファーストチョイスドッグフードは、子犬用などを除き低脂肪設計となってしまいます。
脂肪は、糖質やタンパク質とともに3大栄養素であり、活動のエネルギー源となり大切な栄養素のひとつですが、摂りすぎてしまうと健康上のリスクを伴います。
このためファーストチョイスは、海外の犬に比べて室内飼育の小型犬種が多く、消費するカロリーが低くなりがちな日本犬向けに、余分な脂肪はカットして脂肪の量を低めにしています。
「ラインナップが豊富」
ファーストチョイスのラインナップは充実しており、とても豊富です。
例えば、チキン小粒を例にとってみても、幼犬・成犬・高齢犬という具合に全年齢に対応可能に分かれています。
このため、あなたの愛犬に適したフードを選ぶことが可能となっています。
「トレーサビリティの確保」
ファーストチョイスは、原材料のトレーサビリティが確保されており、製品番号を確認すれば原材料の仕入れからの流れが特定できます。
完成商品もロットごとに安全性や品質を検査し、安全確保する安全な工場システムで生産され、もちろん原材料は厳しい検査基準に合格したものだけが使用されており安心できます。
「無添加フード」
ファーストチョイスは、合成保存料、香料、着色料、防腐剤といった人工添加物は一切使用していません。
使用されているのは、栄養強化のための合成のミネラルとビタミンのみです。
ファーストチョイスドッグフードの気になる点
「コーン」
ファーストチョイスは、アレルゲンが高い穀物であるコーンが第一主原料である種類が多く気になります。
またさらに、コーングルテンミールも含まれており、ファーストチョイスに含まれるとうもろこしの量はかなり多いのではないかと懸念します。
確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。
しかしファーストチョイスは、注意すべき穀物であるとうもろこしを大量に含んでおり心配です。
肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。
また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
「ビートパルプ」
ファーストチョイスには、サトウダイコンの搾りかすであるビートパルプが入っており気になります。
世間で言うようにビートパルプ=危険ということではありません。
よく硫酸系の薬剤使用が取り沙汰されていますが、犬の食べ物であるドッグフードにそのようなビートパルプを使用することはできません。
ビートパルプは、ウンチを固めてくれる作用が働きます。
このため、軟便や下痢が治った錯覚を飼い主さんに与えてしまいますが、便を無理やり固める作用が働くだけであり、根本的に腸の環境が整って良くなったわけではなく、消化器官に負担を与えるケースもあります。
また、反対に愛犬が便秘になってしまうケースもあります。
このため出来ればビートパルプ無しで、便の状態が整うのが理想です。
ビートパルプで無理やり軟便が抑えられているケースでは、返って下痢を起こすことで気づける病気を見逃す危険性すらあります。
このような理由から、ビートパルプはあまりおすすめできません
「たん白加水分解物」
たん白加水分解物とは、タンパク質をアミノ酸のレベルにまで分解した肉のことです。
このように分解することで消化がしやすくなり、さらにアレルギー反応が起こりにくいという効果が期待できます。
ただし、一般的に加水分解の方法としては、塩酸を用いるため心配が生じます。
分解が終わった後の塩酸は、通常アルカリで中和することで食塩のかたちで除去しますが、
塩酸などによる酸分解によって製造されているケースでは、発がん性物質が含まれる危険性が指摘されています。
このため、ドッグフードのように毎日長期的に摂取する場合は危険性が高まり、また、腸内細菌のバランスを崩してしまう可能性もあります。
「脂分の疑問」
ファーストチョイスは、運動量が少ない室内で飼われている日本の小型犬用に低脂肪フードとしているのがウリです。
脂肪は9%以上と、確かに標準値とされる10%より少し抑えられた数値となっています。
しかし詳しく原料をチェックしていると、鶏脂や魚油がかなり前半の部分に含まれており、通常であれば脂分がやや多めのフードとなりそうな感じです。
この配合で低脂肪フードにしていることに疑問が感じられてしまいます。
実際脂肪は9%以上と低めの数値となっている以上、どこかで脂肪を減らしているわけです。
当然回答は、ワンちゃんにとって一番大切な動物性タンパク質である肉類のカットとなってしまうため、バランス配合が不明なので心配が生じます。
「値段」
ファーストチョイスの成犬1歳以上 小粒 チキンは、1.2kg で770円であり、1kgに換算すれば641円です。
安いと言って飛びつきたくなる値段ですが、ドッグフードには、ある程度の範囲の適正価格があると知っておきましょう。
つまり、安くても高くても困ってしまうのです。
安いに越したことがないと思うかも知れませんが、さすがに1kgで1,000円以下の安すぎるフードは問題となるケースが多いのです。
利益をあげなくては成り立たない以上値段は正直であり、安くするためには安い粗悪な原材料を使う必要があります。
このため添加物が大量に含まれたり、安価な穀物をかさ増し目的で使用したり、4Dミートと呼ばれる病気や死んだりした動物の肉で、人間が食べられない規格の肉の粗悪な原材料の使用を疑ってしまいます。
口コミ情報によるメリット・デメリット
「ファーストチョイスの悪い口コミ」
ファーストチョイスにしてから、ウンチの回数が増え便量も増えて気になっています。
食いつき自体は悪くはありません。
最初からあまり食いつきはよくありませんでしたが、だんだん食べなくなり、今ではニオイすら嗅ぎません。
便が臭くなりました。
体を痒がっており、アレルギーが出た感じです。
「ファーストチョイスの良い口コミ」
飽きずに食べてくれるし、何と言っても値段が安い。
低価格なフードにしてはそれほど原料は悪くないと思えます。
便が良く出るようになりました。
特に下痢とかもしません。
値段が魅了で購入しましたが、安価すぎるため不安もあったのですが、特に問題もなく、美味しそうに食べてくれるので継続してみます。
ウンチも整い、気になっていた食糞がなくなりました。
食いつきも悪くないし、このフードは合っているようです。
低脂肪のフードを探していたため、ファーストチョイスを選びました。
小粒で食べやすそうで、食いつきもいいです。
無添加なので安心して食べさせてあげられます。
「口コミ感想まとめ」
このフードのみなさんの一番の評価は低価格といえます。
圧倒的に安くて助かるという声が多いですね。
ただし、原料を見ていると穀物が多く、コーンをはじめとしてかなり気になる原料も含んでいます。
家計的には魅力溢れるフードのため、ローテーションの一つとして使用したり、他のフードに加えるなどの形で利用すると良いのではないかと思えます。
ファーストチョイスのみで継続するのは、少し将来に不安が生じます。
穀物を多く含むフードにしては、消化不良による下痢などの悪い口コミが少ないですね。
ビートパルプが含まれているだけにその影響が懸念されます。
ビートパルプの配合が無く、このようにあまり便の不調が聞こえてこないと安心なんですがね。
・穀物にアレルギーを示さない
・低脂肪なフードを探している
・原材料のトレーサビリティの確保を評価する
・豊富なラインナップを望む
ファーストチョイスドッグフードの種類
「子犬(幼犬)」
・小粒 チキン
・中粒 チキン
タンパク質27%以上、脂質16%以上、粗繊維5%以下、灰分9%以下、水分10%以下、代謝エネルギー371kcal/100g
容量:1.1kg / 2.3kg/6kg
「成犬」
・小粒 チキン
・中粒 チキン
・小粒 ラム&ライス
タンパク質21%以上、脂質9%以上、粗繊維4%以下、灰分10%以下、水分10%以下、代謝エネルギー338kcal/100g
容量:2.3kg/6kg
・ダイエット(去勢・避妊した犬) 小粒 チキン
・ダイエット(去勢・避妊した犬) 中粒 チキン
・小粒 体重5kg以下 小型犬用 チキン
・小粒 インドアドッグ フレッシュチキン&オーガニック野菜
タンパク質26%以上、脂質9%以上、粗繊維4%以下、灰分10%以下、水分10%以下、代謝エネルギー336kcal/100g
容量:1.8kg
・アレルゲンケア 小粒 白身魚&スイートポテト
・アレルゲンケア ダイエット 小粒 白身魚&スイートポテト
タンパク質21%以上、脂質7%以上、粗繊維8%以下、灰分9%以下、水分10%以下、代謝エネルギー309kcal/100g
容量:1.8g/3.2kg
「シニア犬」
・高齢犬(7歳以上) 小粒 チキン
・高齢犬(7歳以上) 中粒 チキン
タンパク質21%以上、脂質7%以上、粗繊維4%以下、灰分8%以下、水分10%以下、代謝エネルギー327kcal/100g
容量:1.2kg/2.7kg/6.7kg
・高齢犬(7歳以上)ダイエット(去勢・避妊した犬) 小粒 チキン
・ハイシニア(10歳以上) 小粒 チキン
タンパク質21%以上、脂質8%以上、粗繊維4%以下、灰分8%以下、水分10%以下、代謝エネルギー329kcal/100g
容量:1.1g/2.3kg/6kg
・アレルゲンケア 小粒 白身魚&スイートポテト
「成犬~シニア犬」
・ダイエタリーケア食物アレルゲンケア 小粒
タンパク質19%以上、脂質15%以上、粗繊維5%以下、灰分8.5%以下、水分10%以下、代謝エネルギー361kcal/100g
容量:800g/2.4kg
・ダイエタリーケア下部尿路の健康維持 小粒
タンパク質17%以上、脂質14%以上、粗繊維3%以下、灰分6%以下、水分10%以下、代謝エネルギー370kcal/100g
容量:1kg/3kg
「生産終了商品」
・ハイシニア小粒チキン体重5kg以下
・高齢犬小粒チキン体重5kg以下
・成犬小粒チキン体重5kg以下ダイエット
・高齢犬小粒インドアフレッシュチキン&オーガニック野菜
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