スーパーゴールドドッグフードを徹底評価！口コミ評判と原材料＆安全性

2019年9月22日

スーパーゴールドドッグフードの感想評価＆商品解説

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「スーパーゴールド」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にスーパーゴールドを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

スーパーゴールドは、大手の森永乳業株式会社のグループ会社であるペットフード部門の「森乳サンワールド社」より販売されているアメリカ産のドッグフード

無添加で危険な人工添加物を使っていない比較的良好なドッグフードです。

しかし気になる点は、使用される原料についての情報が全くないことです。

また、原料も高アレルゲンのコーン（グレインフリー商品を除く）をはじめとして、コーングルテンミール、乾燥ビートパルプ、塩、グレープシードエキス、フィッシュダイジェスト、セルロースパウダーという具合に気になる素材が目白押しです。

このため、原料情報がないだけに、1kg1,000円を切る価格を見ても、コーンなどはカサ増し目的で使われている可能性も否定できず、心から安心できるドッグフードではありません。

ラインナップには、グレインフリー+機能性であるフィッシュ＆ポテト プラスで関節の健康に配慮、フィッシュ＆ポテト プラスライトで肥満・関節の健康に配慮の2種類と、グレインフリーで

あるフィッシュ＆ポテト 子犬・成犬用、フィッシュ＆ポテト ダイエットライト、フィッシュ＆ポテト シニアライトの3種類と、小麦グルテンフリーであるチキンプラス子犬用、チキンプラス成犬用、チキンプラスシニア犬用、チキンプラス体重調整用の4種類があり、最低でも小麦を使用しない小麦グルテンフリーにはなっています。

今回は人気のグレインフリーの「フィッシュ＆ポテト子犬・成犬用」をメインに取り上げて紹介します。

スーパーゴールドグレインフリーフィッシュ＆ポテト子犬・成犬用の基本情報

原産国　　　　　アメリカ
メイン食材　　　ポテト
価格　　　　　　800g(1,109円)
　　　　　　　　2.4kg(2,563円)
　　　　　　　　7.5kg(5,676円)
賞味期限　　　　未開封の場合1年、開封後は1か月
販売会社　　　　株式会社森乳サンワールド
住所　　　　　　東京都港区港南3-8-1森永乳業港南ビル4階
電話番号　　　　03-5479-7401
公式サイト　　　http://www.morinyu-pet.com/

スーパーゴールドドッグフードの品質

「スーパーゴールドグレインフリーフィッシュ＆ポテト子犬・成犬用成分分析値」

成分　　　　　　　　　　　　　含有量
タンパク質　　　　　　　　　　22.0％以上
脂質　　　　　　　　　　　　　12.0％以上
粗繊維　　　　　　　　　　　　4.0％以下
灰分　　　　　　　　　　　　　8.0％以下
水分　　　　　　　　　　　　　10.0％以下
代謝エネルギー　　　　　　　　355kcal/100g

１日に与える給餌量

「スーパーゴールドのライフステージに合った与え方や注意点」

スーパーゴールドドッグフードの1日の給餌量は、上記表の愛犬の体重を目安に従って運動量なども考慮して体重の増減をチェックしながら与えるようにしましょう。

また愛犬にエサを与える場合、体重と同時にライフステージに合った与え方も大事となります。

「成長期」2ヶ月齢～1歳未満（子犬の場合）

子犬の成長は早く、それこそ毎日成長する勢いです。

このため単純に月齢だけで判断せずに、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にすることが大切となります。

このような注意を図らないようにしないと、栄養過多や栄養不足のリスクが生じます。

上記給与量の2倍を上限に調整します。

餌の回数は、子犬は1度にたくさんの量が食べられないため、分量を少量にして与える回数を増やしてください。

目安は、生後10週までは1日分の量を4回に分けて与えます。

生後3ヶ月が過ぎた頃から、1日3回に分けて与えてあげましょう。

生後5～6ヶ月頃で、その犬種の体重の50%近くになったあたりで、エサの回数を1日2回程度にしていきます。

「成犬期」1歳～7歳

成犬は、上記給与量を目安に調整して、エサの回数は1日2回でＯＫです。

給与量は、ワンちゃんの運動量によっても大幅に変わってきます。

このため、体重と照らし合わせて調整することが大切です。

「シニア期」7歳以上

上記給与量の8～9割を目安に調整します。

老犬になると消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎてしまうと内臓や消化器官に負担を与えることとなります。

このため、成犬より量を減らすとともに、3回程度に分けてエサを与えることで1回分の量を減らし、消化器への負担を軽くしてあげましょう。

スーパーゴールドドッグフードおすすめポイント

「無添加フード」

スーパーゴールドは、合成保存料、香料、着色料、防腐剤といった人工添加物を使用していません

栄養のための合成のミネラルとビタミンと、酸化防止の天然成分であるトコフェロール、ローズマリーエキスのみしか含まれていない無添加フードです。

「ラインナップが豊富」

スーパーゴールドには、対応年齢別や機能性シリーズ、ダイエットフードなどラインナップが豊富です。

さらに、グレインフリーシリーズ、小麦グルテンフリーシリーズとそろっており、あなたの愛犬に適したフードを選ぶことが可能です。

スーパーゴールドドッグフードの気になる点

「コーン」

スーパーゴールドは、グレインフリーシリーズ以外だと、アレルゲンが高い穀物であるコーンが多く含まれており気になります。

またさらに、とうもろこしからデンプンを取り除き、安価なドッグフードによく用いられており、消化も悪く、遺伝子組み換え作物が用いられている可能性もあるコーングルテンも含まれており、スーパーゴールドに含まれるとうもろこしの量はかなり多いのではないかと懸念します。

確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。

このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。

しかしスーパーゴールドは、注意すべき穀物であるとうもろこしを大量に含んでおり心配です。

肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。

また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。

必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。

「サーモンミール、ホワイトフィッシュミール」

サーモンミールやホワイトフィッシュミールに含まれている油は、一般的に酸化しやすいため注意が必要とされています。

スーパーゴールドには、原料に対する情報がないため、油には日本では使用禁止である危険な添加物であるエトキシキンが使用されている恐れすらあります。

「塩」

スーパーゴールドドッグフードは、塩を使用しています。

正直なところ、塩の使用には賛否両論あります。

犬の塩分摂取量は、人間の３割以下が目安と言われるように、非常に注意が必要です。

塩は腎臓に負担をかける原料であり、過剰摂取してしまうと問題が生じ、高血圧や心臓病のリスクが高くなります。

スーパーゴールドに含まれる程度の量で健康被害が簡単に起こるとは考えにくいですが、本来塩は食材から自然摂取できる塩分のみで十分です。

ドッグフードにわざわざ人工的に添加すべきではありません。

当サイト一押しの「モグワン」などのように、理想は原材料に含まれているナトリウムから、自然に栄養基準を満たす量を摂取するのが望ましいと言えます。

フードは毎日摂取するご飯であり長期的に摂取するため、健康を害するリスクが高まります。

塩を入れる多くのケースでの理由は、食いつきをよくするためです。

この他に、単純に塩の使用量が少ないドッグフードであれば、塩分の調整を行っている可能性もあります。

そのようなフードに慣れてしまうと、塩が入っていないフードに切り替えが困難となってしまう危険性も生じ要注意です。

犬は汗腺が足の裏にしかなく、人間のように汗を大量にかきません。

そのため、塩分が汗と一緒に流れ出てしまうことが少なく、それほど多くの塩分摂取は必要としません。

AAFCO（米国飼料検査官協会）の基準では、子犬は最低0.3%、成犬は0.06%のナトリウムを必要とするとしています。

この程度の塩分であれば、原材料に含まれている塩分で十分摂取可能であり、わざわざ塩分を添加しているフードを食べることで過剰摂取となる恐れがあります。

「ビートパルプ」

スーパーゴールドには、サトウダイコンの搾りかすであるビートパルプが入っており気になります。

世間で言うようにビートパルプ＝危険ということではありません。

よく硫酸系の薬剤使用が取り沙汰されていますが、犬の食べ物であるドッグフードにそのようなビートパルプを使用することはできません。

ビートパルプは、ウンチを固めてくれる作用が働きます。

このため、軟便や下痢が治った錯覚を飼い主さんに与えてしまいますが、便を無理やり固める作用が働くだけであり、根本的に腸の環境が整って良くなったわけではなく、消化器官に負担を与えるケースもあります。

また、反対に愛犬が便秘になってしまうケースもあります。

このため出来ればビートパルプ無しで、便の状態が整うのが理想です。

ビートパルプで無理やり軟便が抑えられているケースでは、返って下痢を起こすことで気づける病気を見逃す危険性すらあります。

このような理由から、ビートパルプはあまりおすすめできません

「グレープシードエキス」

グレープシードエキスとは、ブドウの種から抽出した成分のことです。

ぶどうは犬には天敵で、急性腎不全で死亡例が生じているように、決して与えるべきではない食べ物として知られています。

そのため、グレープシードエキスも犬に何らかのよくない影響を与える可能性が大だと考えられます。

しかし多くのみなさんが、犬に害をなす可能性があるグレープシードエキスが入っているだけで不安に感じているはずです

何故わざわざ健康を害する可能性がある成分を配合するのか理由が理解できません。

口コミ情報によるメリット・デメリット

「スーパーゴールドの悪い口コミ」

「スーパーゴールドの良い口コミ」

「口コミ感想まとめ」

アレルギーが改善された、値段が安いあたりが多い良い口コミです。

反対に悪い口コミは、便が緩くなった下痢になった、涙やけの悪化といった具合です。

ビートパルプが含まれているので、結構うんちは固まるはずですが、それでも緩くなったとの声が多いため、かなり穀物の量は多く消化不良を起こしやすいフードだと感じます。

お腹が弱く、穀物が苦手な子はあまりおすすめできません。

なお使用するならば、グレインフリーシリーズがおすすめです。

アレルギーが改善したとの声もありますし、品質的には原料の説明がないので不安も残りますが、無添加、グレインフリーでここまでリーズナブルな価格のフードはあまりありません。
ローテの一つとして使ってみても良さそうですね。

スーパーゴールドドッグフードの種類

「グレインフリー＋機能性シリーズ」

グレインフリーに加えて、関節や肥満の健康などに配慮したフードです。

・フィッシュ＆ポテト プラス 関節の健康に配慮

内容量：800g　2.4kg　7.5kg
タンパク質26.0％以上、脂質10.0％以上、粗繊維6.0％以下、灰分7.0％以下、水分10.0％以下、代謝エネルギー330kcal/100g

・フィッシュ＆ポテト プラス 肥満・関節の健康に配慮

内容量：800g　2.4kg　7.5kg
タンパク質26.0％以上、脂質6.0％以上、粗繊維14.5％以下、灰分7.5％以下、水分10.0％以下、代謝エネルギー277kcal/100g

「グレインフリー」

・フィッシュ&ポテト　子犬・成犬用

内容量：800g　2.4kg　7.5kg

タンパク質22.0％以上、脂質12.0％以上、粗繊維4.0％以下、灰分8.0％以下、水分10.0％以下、代謝エネルギー355kcal/100g

・フィッシュ&ポテト　ダイエットライト

内容量：800g　2.4kg　7.5kg
タンパク質18.0％以上、脂質5.0％以上、粗繊維8.0％以下、灰分8.0％以下、水分10.0％以下、代謝エネルギー310kcal/100g

・フィッシュ&ポテト　シニアライト

内容量：800g　2.4kg　7.5kg
タンパク質24.0％以上、脂質7.0％以上、粗繊維6.0％以下、灰分8.0％以下、水分10.0％以下、代謝エネルギー326kcal/100g

「小麦グルテンフリー」

・チキンプラス　子犬用

内容量：800g　2.4kg

タンパク質28.0％以上、脂質20.0％以上、粗繊維4.5％以下、灰分9.0％以下、水分10.0％以下、代謝エネルギー380kcal/100g

・チキンプラス　シニア犬用

内容量：800g　2.4kg　7.5kg
タンパク質21.0％以上、脂質9.0％以上、粗繊維5.5％以下、灰分7.0％以下、水分10.0％以下、代謝エネルギー330kcal/100g

・チキンプラス　体重調整用

内容量：800g　2.4kg　7.5kg
タンパク質20.0％以上、脂質6.0％以上、粗繊維6.0％以下、灰分7.0％以下、水分10.0％以下、代謝エネルギー310kcal/100g