ドゥロイヤルドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性

 

ドゥロイヤルドッグフードの感想評価&商品解説

「記事の内容構想」
1.ドゥロイヤルドッグフードを、客観的に評価を下し、メリット・デメリットをきちんと明記し、単なるオススメ記事とならないようにと考えている。

2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。

3.愛犬にドゥロイヤルを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。

上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「ドゥロイヤル」の評価記事を書いてみます。

客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。

単なるオススメ記事にしないように考えています。

オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。

また生の声として、実際にドゥロイヤルを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。

率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。

ドゥロイヤルは、Janp(ジャンプ)が販売するセミモイスト(半生)なドッグフードです。

同社が販売する「ピュアロイヤル」をさらにグレードアップさせた最高級ドッグフードです。

その証拠に、粗悪なミールミートを使用せずに、良質な牛肉・鶏肉・豚肉などを第一主原料に使用しています。

また、低温の温風で長時間熟成・殺菌・乾燥するなど製造工程にこだわり、これらの情報も写真付きで開示しているとても良心的なフードといえます。

ただし原材料のこだわりなどが価格に反映し、1kg あたりの価格が約5,000円とこれはあまりにも高い驚きの値段となっています。

さすがに常食として継続するには困難な価格と言えます。

また、半生タイプの宿命として水分量が30%程度もあるため、危険な合成添加物である酸化防止剤(エリソルビン酸Na)や保存料(ソルビン酸K)などが使われています。

さらに、高アレルゲンである小麦粉やとうもろこし、大豆が含まれており気になります。

今回は、ラインナップの中から、「オリジナル」をメインに取り上げて紹介します。

ドゥロイヤルオリジナルの基本情報

原産国      日本
メイン食材     牛肉
価格       600g(3,000円)
         1.2kg(5,300円) (オリジナルのみ)
対応年齢     全年齢対応
会社名      株式会社ジャンプ
住所       大阪府茨木市島4丁目26番25号
電話番号     072-634-3501
公式サイト    http://www.janp-pet.co.jp/

ボッシュドッグフードの品質

「ドゥロイヤルオリジナルの原材料」
牛肉、おから、鶏肉、豚肉、小麦粉、マグロ、鮭白子、マッシュポテト、水飴、コーンスターチ、食物繊維、米糠醗酵粉末(ギャバ含有)、ミネラル類(Na、Cl)、L-カルニチン、酵母(亜鉛、鉄、銅、ヨウ素)、ササ抽出物、乳酸菌、ソルビトール、pH調整剤(リン酸塩(Na)、乳酸Na、DL-リンゴ酸)、リン酸Ca、酸化防止剤(エリソルビン酸Na、V.E)、オリゴ糖、グリセリン、保存料(ソルビン酸K)、乳酸Ca、発色剤(亜硝酸Na)

「ドゥロイヤルオリジナル成分分析値」

成分             含有量
粗タンパク質          20.0%以上
粗脂質             4.0%以上
粗繊維             4.5%以下
粗灰分             6.5%以下
水分              30.0%以下
カルシウム           0.7以上
リン              0.6%以上
代謝エネルギー         225kcal/100g



ドゥロイヤルドッグフードおすすめポイント

「主原料に生肉を使用」

ドゥロイヤルは、主原料に牛肉、鶏肉、豚肉などの生肉が使われ、粗悪なミール類となる副産物は使用されていません。

犬は動物性たんぱく質の摂取が大切であり、犬向きのフードとなっています。

「ソフトモイスト(半生)タイプ」

ドゥロイヤルは、通常のドライフードではなく、ソフトモイスト(半生)タイプのドッグフードです。

このため、ドライフードをあまり好まない犬や、噛む力が弱くなった老犬には柔らかくて、わざわざふやけさせたりしなくても食べやすくなっています。

「小分け包装」

半生タイプのドッグフードは、水分量が多いためすぐカビが生えてしまいます。

そのためドゥロイヤルは、100gサイズの小分け包装とするように工夫しています。

その結果、新鮮な状態で食べ切れ、劣化の心配が不要です。
また持ち運びが便利で、旅行などの際に便利で助かります。

「有胞子性乳酸菌配合」

ドゥロイヤルは、有胞子性乳酸菌を配合しています。

乳酸菌を配合するフードは多くありますが、実は一般的な乳酸菌は熱や酸、乾燥や酵素に弱い弱点があり、通常ケースにおいては腸に届く前に死んでしまいます。

そのため、乳酸菌配合であればお腹に良いとのイメージをみなさんお持ちでしょうか、実際にはほとんど効果がないのが現実だったのです。

その点有胞子酸乳酸菌は硬い殻に包まれているため、生きたまま直接腸まで届き、腸を整える作用が働きお腹の調子改善してくれます。

「クマ笹エキス」

ドゥロイヤルには「クマ笹エキス」が含まれています。

クマザサには免疫力を高める効果があるため、体が弱ってくる老犬には適しています。

また食物繊維を豊富に含み、便秘・整腸に効果が期待できます。

さらに葉緑素を含み口臭を抑える働きがあります。

その他にも、鉄、カルシュムなどのミネラルが豊富です。

ドゥロイヤルドッグフードの気になる点

「添加物の使用」

半生フードのため水分量が多く、柔らくて食べやすい反面、開封すればすぐにカビが生えてしまいます。

そのためそれを防止するために、多くの保存料が必要となってしまうのが避けられない宿命です。

したがってドゥロイヤルも例外にもれることなく、保存料(ソルビン酸K)、酸化防止剤(エリソルビン酸Na)などの気になる添加物が含まれています。

ソルビン酸Kは、発ガン性物質の発生を促す恐れがある成分だとされているため要注意です。

ハムやソーセージなどのような、亜硫酸塩を含む食べ物と一緒に食べることで、化学反応して発ガン性物質が生じるとされています。

エリソルビン酸Naは、発ガン性はないと言われていますが、突然変異や染色体異常を起こすリスクがある成分だとされています。

このように、かなり健康リスクに影響を与えてしまうと認識しておきましょう。

「穀物を多く含んでいる」

ドゥロイヤルは、アレルゲンが高い穀物である小麦粉やコーンスターチが含まれています。

また、小麦やとうもろこしと並び高アレルゲンである大豆も含まれています。

確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。

このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。

肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。

また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。

必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。

「値段が高価」

ドゥロイヤルは、1kg当たり約5,000円です。

生肉を第一主原料に使っているといっても、さすがにこの価格は高価すぎて、常食で継続するのは困難と言えます。

ドッグフードには、ある程度の範囲の適正価格があると知っておきましょう。

つまり、安くても高くても困ってしまうのです。

安いに越したことがないと思うかも知れませんが、さすがに1kgで1,000円以下の安すぎるフードは問題となるケースが多いのです。

利益をあげなくては成り立たない以上値段は正直であり、安くするためには安い粗悪な原材料を使う必要があります。

このため添加物が大量に含まれたり、安価な穀物をかさ増し目的で使用したり、4Dミートと呼ばれる病気や死んだりした動物の肉で、人間が食べられない規格の肉の粗悪な原材料の使用を疑ってしまいます。

また、原料や製造にこだわりすぎてしまっても、値段が高価になり過ぎてしまいます。

常食で続けられないような、家計を圧迫してしまう価格も、いくら品質にこだわるとしても問題となります。

「タンパク質と脂質が低い」

ドゥロイヤルのタンパク質は20.0%であり、脂質も4.0%とどちらも少し低めです。

タンパク質は子犬期であれば30%以上、成犬期であれば25%以上、脂質は最低でも10%は欲しいものです。

ちなみに、AAFCO(米国飼料検査官協会)によるタンパク質の最低基準は、子犬で22.5%以上、成犬で18.0%以上であり、脂質は子犬用基準8.5以上、成犬用基準5.5以上となります。

このため、成長期の子犬や、運動量の多い活発なワンちゃんには不向きといえます。

また、低脂質フードが良いと言われていますが、脂質はエネルギー源なので低いと元気がでません。

脂質が4.0%しかないようなフードを食べ続けていれば、脂質不足となってしまう恐れがあります。



口コミ情報によるメリット・デメリット

「ドゥロイヤルの悪い口コミ」

トイプードル

(メス)

ドライが苦手な子なので、トッピングとして使っていますが、それでもとにかく値段が高すぎます。

 

ミックス犬

(オス)

ドゥロイヤルにしてからウンチが緩くなり治りません。
肉は生肉を使っており文句無しですが、添加物を多く含み心配です。

 

ポメラニアン

(メス)

良質の生肉使用で美味しいはずなのですが、うちの子の好みには合わなかったみたいです。
これだけ高いフードなのに、食べてもらえないと泣けてきます。

 

「ドゥロイヤルの良い口コミ」

柴犬

(オス)

食いつきがよく、毛艶も良くなりました。
もう少し安いと有難いですが、美味しそうに食べてくれているし、良い肉を使っていると思うので、頑張って続けてみます。

チワワ

(メス)

老犬で歯が弱っているので柔らかいドゥロイヤルは食べやすそうです。
偏食が激しいのですが、このフードはお気に入りでよく食べてくれます。

ミニチュアダックスフンド

(オス)

ドゥロイヤルを混ぜることで、苦手なドライフードもよく食べてくれます。
良質の肉を使っているので、美味しいみたいです。

 

「口コミ感想まとめ」

ドゥロイヤルに対するみなさんの指示は、食いつきの良さが一番ですね。

偏食で食いつきが悪い子でも、食べてくれるという声が多いです。

かなり高価なフードですが、先ずは食べてくれることを望む人から評価されています。

悪い口コミでは、価格の高さと品質の不安があがっています。

実際に便が軟便や下痢になったとの声が多くあります。

残念ながら小麦を多く含み、合成添加物の使用が目立つフードといえます。

栄養面もタンパク質や脂質が低いです。



ドゥロイヤルドッグフードの種類

ドゥロイヤルの種類は次の3つです。

「オリジナル」


今回メインに取り上げ紹介したドゥロイヤルの定番商品です。
人気商品のため、通常の600gに加えて、1.2kgのサイズも用意されています。

「シニア」


・600g(100g x 6) 3,000円

「原材料」
ボックスにして
牛肉、おから、鶏肉、小麦粉、豚肉、マグロ、鮭白子、マッシュポテト、水飴、ミネラル類(Na、Cl)、酵母(亜鉛、鉄、銅、ヨウ素)、ササ抽出物、サメ軟骨抽出物、乳酸菌、ソルビトール、pH調整剤(乳酸Na、リン酸塩(Na)、DL-リンゴ酸)、グリセリン、リン酸Ca、酸化防止剤(エリソルビン酸Na、V.E)、オリゴ糖、保存料(ソルビン酸K)、乳酸Ca、発色剤(亜硝酸Na)、グルコサミン、DHA

「成分」
粗タンパク質21.0%以上、粗脂肪4.0%以上、粗繊維2.5%以下、粗灰分6.5%以下、水分
35.0%以下、カルシウム0.5%以上、リン0.4%以上、エネルギー255kcal/100g

「ライト」


・600g(100g x 6) 3,000円

「原材料」
ボックスにして
牛肉、おから、鶏肉、豚肉、小麦粉、マグロ、鮭白子、マッシュポテト、水飴、コーンスターチ、食物繊維、米糠醗酵粉末(ギャバ含有)、ミネラル類(Na、Cl)、L-カルニチン、酵母(亜鉛、鉄、銅、ヨウ素)、ササ抽出物、乳酸菌、ソルビトール、pH調整剤(リン酸塩(Na)、乳酸Na、DL-リンゴ酸)、リン酸Ca、酸化防止剤(エリソルビン酸Na、V.E)、オリゴ糖、グリセリン、保存料(ソルビン酸K)、乳酸Ca、発色剤(亜硝酸Na)

「成分」
粗タンパク質20.0%以上、粗脂肪4.0%以上、粗繊維4.5%以下、粗灰分6.5%以下、水分
30.0%以下、カルシウム0.7%以上、リン0.6%以上、エネルギー255kcal/100g