モッピープロドッグフードを徹底評価!口コミ評判と原材料&安全性
モッピープロ(モッピープロフェッショナル)ドッグフードの感想評価&商品解説
2.飼い主の心境にたち、自分の愛犬に素直に「食べさせたい」と思えるかとの観点から判断する。
3.愛犬にモッピープロを与える飼い主の口コミ情報を紹介する。
上記、3つのコンセプトに従いながら、今回「モッピープロ」の評価記事を書いてみます。
客観的な目線に立ち、「メリット・デメリット」を紹介し、商品の良いところ、問題なところを知ってもらえればいいなと思っています。
単なるオススメ記事にしないように考えています。
オススメ記事であれば、商品の公式サイトを見てもらえばよいので、客観的な立ち位置から眺めて、「役立つ点」「問題・改善点」「こんな人には向いている」「こんな気づきから嬉しいことがあった」など素直に感じた意見を紹介していきます。
また生の声として、実際にモッピープロを愛犬に与えている飼い主さんの口コミ情報を紹介します。
率直な意見を聞いて、少しでも参考にしていただき、ぜひ購入検討の資料として役立ててください。
モッピープロは、解禁されたブリーダー専用ドッグフードとして話題になりました。
有名なオーストラリアの大学教授であるコスタ博士が、世界で最も衛生に厳しいオーストラリアの厳選された原材料を使用して開発したナチュラルフードであり、日本の風土に合わせて考案されています。
アレルギーを起こしにくいラム&ライスが主原料となっており、モッピーアンドナナというオーストラリアの会社が製造し、黒龍堂という日本の会社が輸入販売しているドッグフードです。
モッピープロは、食品安全・衛生企画・ HACCP(ISO22000)の認証をもつオーストラリアの関連工場で、オーストラリアの原料を使用して厳密な品質管理のもとで生産されており安心できます。
モッピープロは、メイン食材として高アレルゲンで消化がしにくい小麦を使用しています。
また、それ以外にも動物性油脂、コーングルテンミールなどの気になる原材料が含まれています。
価格は1kgで1,000円程度のリーズナブルな価格ですが、品質を合わせて考えたケースでは、コスパは良いとは言い切れないフードです。
今回は、ラインナップの中から、レギュラーをメインに取り上げて紹介します。
モッピープロレギュラーの基本情報
原産国 オーストラリア
メイン食材 小麦
価格 1.2kg(1,366円)
2.5kg(1,969円)
15kg(7,475円)
賞味期限 開封後は1ヶ月
販売会社 株式会社黒龍堂
住所 東京都港区芝公園2丁目6番15号
電話番号 03-3432-0171
モッピープロドッグフードの品質
「モッピープロレギュラー成分分析値」
成分 含有量
タンパク質 20%以上
脂肪 12%以上
灰分 7%以下
粗繊維 3.5%以下
水分 8%以下
代謝エネルギー 320kcal/100g
1日に与える給餌量
犬の体重 1日に与える量
2kg 58g
4kg 97g
6kg 132g
10kg 193g
15kg 260g
20kg 325g
25kg 385g
30kg 440g
35kg 495g
40kg 547g
45kg 597g
50kg 645g
「モッピープロのライフステージに合った与え方や注意点」
モッピープロドッグフードの1日の給餌量は、上記表の愛犬の体重を目安に従って運動量なども考慮して体重の増減をチェックしながら与えるようにしましょう。
また愛犬にエサを与える場合、体重と同時にライフステージに合った与え方も大事となります。
「成長期」2ヶ月齢~1歳未満(子犬の場合)
子犬の成長は早く、それこそ毎日成長する勢いです。
このため単純に月齢だけで判断せずに、こまめに体重を測った上で給餌量を参考にすることが大切となります。
このような注意を図らないようにしないと、栄養過多や栄養不足のリスクが生じます。
上記給与量の2倍を上限に調整します。
餌の回数は、子犬は1度にたくさんの量が食べられないため、分量を少量にして与える回数を増やしてください。
目安は、生後10週までは1日分の量を4回に分けて与えます。
生後3ヶ月が過ぎた頃から、1日3回に分けて与えてあげましょう。
生後5~6ヶ月頃で、その犬種の体重の50%近くになったあたりで、エサの回数を1日2回程度にしていきます。
「成犬期」1歳~7歳
成犬は、上記給与量を目安に調整して、エサの回数は1日2回でOKです。
給与量は、ワンちゃんの運動量によっても大幅に変わってきます。
このため、体重と照らし合わせて調整することが大切です。
「シニア期」7歳以上
上記給与量の8~9割を目安に調整します。
老犬になると消化率や代謝率が低下するため、食べ過ぎてしまうと内臓や消化器官に負担を与えることとなります。
このため、成犬より量を減らすとともに、3回程度に分けてエサを与えることで1回分の量を減らし、消化器への負担を軽くしてあげましょう。
モッピープロドッグフードおすすめポイント
「HACCP認定工場による安全な生産」
モッピープロを生産する工場は、HACCP(ハサップ)に準拠した安全な工場です。
HACCPはアメリカではじまった食品の衛生管理に関する手法であり、HACCP認証されると、食品の包装や外箱などに「HACCP」というマークが付いています。
あなたも多分見たことがあるはずですよ。
HACCPとは、「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」「Critical(重要)」「Control(管理)」「Point(点)」という言葉の略語であり、食品を製造する際に安全を確保するための管理手法のことです。
日本語ではそのまま「危害分析重要管理点」と訳されています。
HACCPの特徴は、危険の事前察知です。
このため、原材料の段階から加工、出荷に至るまで常に起こりうる危険を事前に予測・分析して、対策を行う安全管理システムです。
例えば、異物混入が起きやすいのはどの工程であるかを事前に予測・分析して、被害を未然に防ぐのです。
このため、今まで行っていた、既に起きていた危険を確認する製品の抜き取り検査による安全確認とは大きく違うといえます。
「安全基準の厳しいオーストラリア産」
オーストラリアは、動植物に対する検疫が厳しいことで有名な国のため、安全基準の厳しいオーストラリアで製造されているドッグフードである時点で安心評価できます。
外国から輸入するのが厳しいイメージが確定されていますが、実は国内でも安全基準はとても厳しいのです。
「天然成分の酸化防止剤使用」
モッピープロは、天然由来成分のトコフェロール、ローズマリー抽出物を酸化防止剤に使っており安心できます。
また香料や人工保存料なども使用していません。
特に保存料は、BHAやBHTなど発がん性があるものもあり要注意です。
なお、酸化防止剤が天然成分で効き目が弱いため、開封後は1ヶ月しか持たないので注意しましょう。
「臭いを軽減」
モッピープロには、ユッカ(ハーブ)が配合されており、消臭効果があるため、愛犬の便臭や口臭を軽減します。
「高い嗜好性」
モッピープロは、ワンちゃんの嗜好性を高めて食いつきをよくするために、犬の嗜好性が高いと云われているコプラミール(椰子科植物の実)を配合しています。
モッピープロドッグフードの気になる点
「主原料が小麦」
モッピープロは、アレルゲンが高く消化も悪い穀物である小麦がメイン原料であり気になります。
またさらに、とうもろこしからデンプンを取り除き、安価なドッグフードによく用いられており、消化も悪く、遺伝子組み換え作物が用いられている可能性もあるコーングルテンミールも含まれています。
確かに近年の動物栄養学では、良質な穀類は腸活に良いという考えもあります。
このため、穀物が配合されるフードも多くなっていますが、それでも通常は、小麦やとうもろこしなどのアレルゲン性の高い穀物は使用されておらず、穀物の中ではアレルゲン性が低いものを使用するのが一般的です。
しかしモッピープロは、注意すべき穀物である小麦やとうもろこしを大量に含んでおり心配です。
肉食であるワンちゃんは、腸が短く、またアミラーゼという酵素が欠乏しているため、穀物の消化が本来苦手であり、穀物を摂取すると消化不良を起こしやすくなってしまい、便の回数が増えたり、軟便になったり下痢となることが多くなります。
また、穀物にアレルギー引き起こしやすいのも事実です。
必ず穀物に敏感な子もいるので、そのようなワンちゃんには注意が必要です。
「動物性油脂」
モッピープロにはフードの表面に吹き付ける動物性油脂が配合されています。
通常動物性油脂というと、一般的によくない原材料とされ危険視されています。
このため、何の動物の油脂を使用しているのかが明記されていないと問題といえます。
ドッグフードに使用される動物性油脂は通常、食肉使用した後の動物の廃棄物から脂肪を搾り取るレンダリングにより製造されます。
このため使用される動物や家畜がはっきりしないと、病気や屍肉であったり、抗生物質やホルモン剤、殺虫剤などが含まれた肉かも知れません。
「家禽肉との表記」
モッピープロの原料明記で、家禽肉と曖昧表記しているのが気になります。
説明書きでチキン・ターキー等と書いているので、鶏肉使用なのでしょうが、等とあるのが曲者で気になります。
等とある以上は、鶏肉以外も含まれているのでしょうが、粗悪な副産物が含まれていそうでグレーな感じです。
「タンパク質が低い」
モッピープロのタンパク質は20.0%と少し低めです。
タンパク質は子犬期であれば30%以上、成犬期であれば25%以上は欲しいものです。
ちなみに、AAFCO(米国飼料検査官協会)によるタンパク質の最低基準は、子犬で22.5%以上、成犬で18.0%以上となります。
このため、成長期の子犬や、運動量の多い活発なワンちゃんには物足りないフードです。
口コミ情報によるメリット・デメリット
「モッピープロの悪い口コミ」
モッピープロにしてから便がバサバサになり、持つと崩れてしまいます。
水分量も8%と少し少なめのフードで気になります。
お腹の調子が崩れて、下痢っぽい軟便になりました。
小麦が入っているのが気になります。
食いつきが悪くて食べさせるのが一苦労です。
高齢犬になり歯が抜けて弱っているので、硬くて食べるのがキツそうです。
フードから油臭い匂いがします。
目やにの量が増えました。
「モッピープロの良い口コミ」
美味しそうによく食べてくれます。
値段も安くて助かります。
モッピープロにして毛艶が良くなった感じです。
ドッグフード臭くないところも嬉しいです。
値段も安く常食にしています。
とにかく食いつきが良いので助かります。
「口コミ感想まとめ」
良い口コミは、リーズナブルな価格と食いつきが良い点です。
悪い口コミは、軟便や下痢になった、目やにが増えた、ウンチがパサパサになったなどいろいろありました。
水分量は少し少なめのフードなので、いつでも新鮮な水が飲めるようにしておきましょう。
モッピープロは、ラム&ライスでアレルギーを起こしにくいのをウリにしていますが、メイン原料が小麦である時点で疑問を感じてしまいますね。
無添加フードですが、第一主原料が小麦であるように、品質の期待はできないフードなので、値段の安さを優先する人向きと言えます。
・小麦にアレルギー反応を示さずラム肉が好き
・無添加フードで酸化防止剤は天然成分にこだわる
・オーストラリア産のフードを探している
モッピープロドッグフードの種類
「ハイエナジー(小粒・大粒)」
・幼犬、妊娠授乳期の母犬、活動犬
・1.2kg/2.5kg/7.5kg/15kg
「成分」
タンパク質26%以上、灰分7%以下、脂質15%以上、水分8%以下、粗繊維3.5%以下、代謝エネルギー360kcal/100g
「レギュラー(小粒・大粒)」
アダルト、1歳以上の成犬向きフード。
「ライトエナジー(大粒)」
体重が気になるダイエットが必要な犬向きフード。
・成犬(1歳~)肥満犬、高齢犬(7歳以上)
・1.2kg/2.5kg/7.5kg/15kg
「成分」
タンパク質18%以上、灰分7%以下、脂質8%以上、水分8%以下、粗繊維6%以下、代謝エネルギー295kcal/100g
「スーパーライトエナジー(小粒・大粒)」
・肥満犬、高齢犬(7歳以上)
・1.2kg/2.5kg/7.5kg/15kg
「成分」
タンパク質18%以上、灰分7%以下、脂質6%以上、水分8%以下、粗繊維6%以下、代謝エネルギー265kcal/100g
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